登録日：2011/10/03(月) 22:55:38
更新日：2025/03/10 Mon 12:21:24
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UFOキャッチャー……それは誰もがやったことがあると思われる夢のマシンである。
ある時はゲーセン、ある時はデパート、ある時は温泉、
ある時はホテルなど意外なとこに置いてあったりする……それがUFOキャッチャーである。
一言に『UFOキャッチャー』と言うが、これはセガが発売した機種の名前で商標であり、ジャンル全般としては『クレーンゲーム』という呼び名が正しい。
しかし過去に一大ブームになった頃の火付け役となった機種がこれなので、現在でも
総称として用いている人は多い。
色々なタイプがあるが基本的には箱の中に入ったプライズ商品をアームを操作して二本、または三本の爪でキャッチ、
そしてその商品を取り出し穴にぶち込むだけという非常にシンプルな
ゲーム。
だがその景品を取るまでの過程に様々なストーリーがある。
「なんだコレ！ 持ち上がらねーじゃねぇか！」
「あれ……アームが届かないぞ……」
「ちょまww これめっちゃ簡単そうじゃんww 百円で取れねwww」
10分後
「クソ！ ……あれ？ 俺財布に二千円入ってなかったっけ？」
と様々。そこが奥深い。
まずなんといっても自分の好きなぬいぐるみやフィギュア等、欲しくなるような景品が入ってる事、これが重要である。
透明な板を境に、手を伸ばせば届きそうなのに届かない……そんな状態が我々の欲望を駆り立ててくれる。
次に落とした時の快感。
ぬいぐるみなり箱物なり落とした時の爽快感……。
届きそうで届かなかった景品を取り出し口に落とした時……我々は何とも言えない快感を得られるのである。
ちなみにその快感に魅入られた者達、
つまりゴトン中毒に陥る事がUFOキャッチャー中毒への第一歩である。
大して欲しくない……でもあの落とした時の快感を得たい……ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝしたい……。
そうやって金を突っ込むようになるとアナタも立派なUFOキャッチャー中毒者である。
地域やゲーセンなどそこそこによって違うと思うが、
箱に入ってるフィギュアやでっかい人形を百円、
もしくは二百円設定の台のもので一発で取る！ という考え方は捨てた方がいい。
勿論台の設定やその人の技術、ラッキーなどで一発で取れる事はあるが一発取りというのはなかなか難しいものがある。
特に最近景品として出まくってるワンピースだったりの漫画やアニメなどの人気作品は一般的な認知度も人気も高いのでワーコレなど中々お金をかける設定が多い。
景品の下にストッパーを付けたり、規定額に達するとパワーが強くなったり、アームパワーはクソ強いのに穴の形状やガードの存在で潰されたり……。
お店によってはお金をかけさせた挙げ句「この景品……実は取れないんすよね……」なんてこともあるがこれは一種の詐欺みたいなものなので注意しよう。
尚、お金をかけたにもかかわらず景品が取れなかった場合はお賽銭や貯金箱と一部では言われたりする。
色々あるのだがあくまで一般的に広まってるもの、誰でも今すぐ使えそうな一部を紹介する。
あくまで初歩的なもの、常識的なものなので最近は置き方が様々で使えない、
設定によっては使えない、そもそも取るのが無理など色々注意してほしい。
○人がやるのを待つ
生け贄。財布に優しく、アームパワーなど必要な情報を簡単に入手出来る。
台の見極めも出来たら素晴らしい。
○掴んで持ち上げるor引っ張る
一番メジャーな方法。
但し最近のは持ち上がらない、持ち上がってもアームが揺れて振り落とされる可能性が高い事にも注意。
ペラ輪付きのは簡単に見えたりするがあれも案外難しい。
○紐に引っ掛ける
景品にある紐に爪を引っ掛ける方法。
取れる可能性は高いが最近のは紐が使えない設定だったり。
○爪押し
名の通りアームの爪で景品を押してあげる方法。最近はこれが前提になってる置き方も多い。
景品をズラして取るタイプも箱の角を爪で押してあげる事で大きく動いたり、
景品が穴に出てたりするのに有効だが下降制限などで取れなかったり。
また、キャッチャー本体で押すのも中々有効。
○ぶっさし
名の通り箱の蓋の隙間や穴などを狙って爪で刺す方法。
特に蓋の隙間へのぶっさしが成功した場合ほぼ確実に取れる。
止まるボタンが最高に活躍する。
しかし全ての隙間をテープでふさいで対策していることもある。
○店員召還
究極にして最高の方法。
優しい店員さんなら一発で取れるような位置にしてくれたり。
但し、中には余計悪化させたりこちらが不快になる店員もいたりする。
運が良いと店員さんと仲良くなることができ、景品だけでなく店員さんの心もGETできる……？
これ以外にも方法があるが上述も含めて文章で読むよりも一度映像などで見た方が分かりやすい。
ググれば沢山出るので確認してみよう。
お客様！土台は景品ではないので困ります！あーっ！
同じようなものばかりでは客も飽きるし、攻略法も固まってしまう。
そこでゲームセンターも趣向を凝らし様々なパターンを用意している。
○橋渡し
景品が細い棒の上に乗っており、はみ出ている部分を持ち上げて落ちるように動かしていく。
乗っているのは棒のみならず、チューブや剣山とかだったりすることもある。
○反動台
景品は持ち上がることは持ち上がるが重心の関係で絶対に獲れないようになっており、取り落とした際の反動で徐々に進ませて落としていくというもの。
どこを持てば落とした時に進むかとてもわかりにくく、後戻りすることもある。
○バウンド台
掴んだ景品をボールに落下させ、バウンドさせて穴に落として獲得する。
最初は獲れそうに見えるがなかなか獲れない。
お客様！ボールは景品ではないので落とされては困ります！あーっ！
○
ピンポン玉
たこ焼き器やそれに繋がる坂道などにピンポン玉を落とし、指定された場所の穴に入れると獲得。
ボウルを半分に割ったような
スコップが取り付けられるなどの掬いやすい改造がなされていないと球を掬うだけで大変面倒。
また何度も挑戦するとピンポン玉自体が掬いにくくなるため適宜店員を召還する必要がある。
○ビー玉、
パチンコ玉
玉を掬ってブロックスライダーや自作コースに流し、指定された場所に落ちれば獲得。
ピンポン玉より重く小さいのでアームはデフォルトのものが多く、掬うのはかなり大変。
ていうかこのブロックスライダー普通に欲しい
他にも色々なものがある。店員が頑張って設置してくれたものなので、見かけたら遊んであげよう。
鬼畜難度や作業ゲーだったり強度が甘かったりすることが多々あるが
機種によってはアームを回転させたり、降下途中で止められるものがあったりと色々ある。
リングを爪で押していくタイプもあるがあれに関しては地道に、丁寧に交互にやっていくのが良かったり。
他にも上述のもののように、置き方一つでアームパワーが強くてもキツくなったりする。
ただ純粋に重くてキツいというものもある。イセエビとかオマールエビとか。
これについては店員も獲って食べてもらうために普通に飼育しなきゃいけないのでキツいが
余談で
確率機というものが存在する。
詳しくは該当の記事を参照してほしいが、UFOキャッチャーにおいては
投入額がある一定の金額に達すると、アームが景品ゲットに必要なパワーを得るというものになっている。
それまではアームパワーが弱く持ち上げられないか、持ち上げても途中でパワーを抜いてその場に落とすので、よほど特殊な条件が絡まない限り
絶対に取ることができない。
金額は店側が自由に設定できる上に、現在の到達状況を知る術もないので、からくりを知っている人からの評判はすこぶる悪い。
特に3点爪タイプは全て設定されていると思った方が良いだろう。
そういったものについては
プライズゲームも参照のこと。
基本的に最近の景品はお金をかけて取る事が多い。
あとちょっとで取れる所まで来ているのに百円が足りない……。
そして両替機に向かうのだが、それを見計らってやろうとする人も存在する。
勿論たまたまもあるのだろうが、他人がプレイ中の台を横取りするのはマナー違反であり、UFOキャッチャーをプレイする者達にとって最低の行為である。
この状態なら一発で取れる！ という時もあるが、そういう場合は両替している人がいないかちょっと注意してからプレイしてほしい。
場所によってはコイン投入口に「両替中」という札などを付けられるようにしていたり、ゲーム機自体にそのような機能が付いていたりもする。
また、場合によってはギャラリーが出来る事もある。
取れた場合は拍手してくれたりみんなで感動を分かち合えたりするため大変楽しいが、
プレッシャーに繋がる事が多いため、あからさまに嫌がってたらやめてあげよう。
ここまで書いたが諦めるという選択肢も重要である事に注意してほしい。
多額のお金を投じた後だとコンコルド効果でなかなか止められなくなるものだが、取れないものはいくら頑張っても取れないし、仮に取れても「かけた金額に見合う収穫なのか……」という後悔の念が喜びを上回ることもあるのだ。
尚、景品の原価は法律によって八百円までと決まっている(景品法)。
ただしあくまでも直接的に獲得できる景品が対象なので、例えば「空箱を入れておき、獲得したら中に封入されたハガキを送り後で景品を郵送する」といった方式がグレーゾーンでギリギリセーフとなっている。
現在では2022年3月1日付の警察庁の通達により千円に変更された。
追記、修正は5000円以上貢いでからお願いします。
- クレーンゲームは景品を取らせる義務がある機械ではないので､例え取れない設定になっていても詐欺にはなりません｡確率設定機で獲得確率ゼロ設定が可能な機械も存在します -- 名無しさん (2013-05-19 14:50:02)
- 龍が如くじゃポンポン取れるのに… -- 名無しさん (2013-09-06 23:59:24)
- ゼルダの夢島で「いまはやりのゲーム」ってあったけど、当時「流行り」という言葉を知らなかったから「イマハヤリってどういう意味？」と思ったっけなぁ…。 -- 名無しさん (2013-11-24 14:55:36)
- たまにやるけど、チャレンジするより買った方が早いし安いです、はい。 -- 名無しさん (2013-11-24 20:59:11)
- 昔ＳＱシリーズのシェリルの箱の隙間狙ったら一回で取れて4個取ったらその店の箱ﾓﾉ全て隙間にテープ貼られた -- 名無しさん (2013-11-24 21:25:53)
- 伊勢エビが釣れるUFOキャッチャーがあったのももはや昔の話となりつつあるのか…。 -- 名無しさん (2013-11-25 00:12:51)
- 熱帯魚のは今でもあるらしいよ -- 名無しさん (2013-11-27 12:41:18)
- 取れる台と取れない台、店の見極めができないと死ぬ。店はナムコタワーとかショッピングモールのしっかりしたゲーセン一択だと思う -- 名無しさん (2014-02-07 01:45:24)
- >あとちょっとで取れる所まで来ているのに両替～ ゲーセンによっては両替待ち中投入口にフタしておけるようになってるとこあるね -- 名無しさん (2014-08-13 13:34:51)
- 俺はテレビで達人達が大量に取ってるのに憧れて中毒になったな -- 名無しさん (2014-08-13 14:16:00)
- 千葉の道の駅で生きてるサザエが景品になってるの見たな。 -- 名無しさん (2014-08-13 14:36:39)
- ポケモングッズでコロッとまんまるぬいぐるみっていうシリーズがあるんだけどそれのルカリオのぬいぐるみをとろうとやっけになってたらいつの間にか人だかりできてプレッシャーかかったわ。んでとったらとったで狙ってたであろう子供にイヤ～な視線で見られて気まずかったｗ -- 名無しさん (2014-08-13 14:51:59)
- 確率機は大きい数字より?を狙うと取れることをしった18の夜 -- 名無しさん (2014-10-27 23:01:35)
- 個人的に2回やれば、取れるか取れないかがわかる。 -- (2015-12-02 03:08:46)
- 今でも爪を刺す穴を開けられる様に、フィギュアの箱側面にミシン線が入ってるけど全く無意味だよね -- 名無し (2018-06-01 18:05:22)
- 「100円で景品を撫でるゲーム」って表現が本当に言い得て妙だと思う… -- 名無しさん (2018-06-01 21:36:00)
- 普通に考えて秋葉原のオタクショップで購入した方が安く済む。わざとアーム緩くしてること考えると実際にプレイするのはリスクが高すぎる -- 名無しさん (2020-10-09 23:42:58)
- 古い旅館だと今もなおソニックの曲を流しながら稼働してたりする -- 名無しさん (2021-01-20 06:50:25)
- ちなみにUFOキャッチャーという名前はセガのもので、一般的にはプライズゲームという名称で表されることが多い -- 名無しさん (2021-01-20 06:58:14)
- 最近のUFOキャッチャーは握る力を強くして天井まで持ち上げたときの衝撃で落とす つかんで持ち上げることができる分中毒性が上がってる -- 名無しさん (2021-01-20 10:16:14)
- たこ焼き型で当たりの穴以外全部埋めたことある -- 名無しさん (2021-01-20 15:32:04)
- ＞景品の原価は法律によって八百円までと決まっている。 最近、千円に上がったらしいよ -- 名無しさん (2022-06-05 19:36:42)
- ↑6 問題は別に買いたいわけでもないってことか -- 名無しさん (2023-11-22 22:47:40)
- 3本爪は極稀に後ろに置かれてる積み重なったぬいぐるみが取れるというディスプレイ取りが出来る事がある。実際1度だけネッシーのぬいぐるみでこれが出来た事があった。勿論それを見てた店員さんがすぐ出来ないように修正したが -- 名無しさん (2024-02-24 19:59:06)
最終更新：2025年03月10日 12:21
