ジェットコースター殺人事件(名探偵コナン)

登録日:2012/04/04 Wed 13:30:17
更新日:2023/01/09 Mon 18:16:44
所要時間:約 10 分で読めます






オレは探偵を書きたいんじゃない…

なりたいんだ!!

平成のシャーロック・ホームズにな!!



『ジェットコースター殺人事件』とは、『名探偵コナン』の記念すべき第1話。単行本1巻に収録されている。
週刊少年サンデー』1994年5号掲載。アニメ版は1996年1月8日に放送された。
わずか38ページ(30分)の中で3つもの事件が起きたボリューム満点の1話である。

2009年4月4日に再放送され、この日から放送時間が月曜日19時台前半から土曜日18時台前半に移動している。
なお、放送時間を土曜日に変更しての最初の本放送でのエピソードは『都市伝説の正体』である。

2016年にアニメ化20年を記念し、原作者・青山剛昌の全面監修の元、
リメイク版『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』が12月9日に初放送された。
蘭と新一がトロピカルランドを訪れ、彼が小さくなってしまう大筋の話は同じだが30分の内容ではなく、その時に実は何が起こっていたかを追加し2時間スペシャルで描かれた。
レギュラーキャラに関しては現在と同じ声優だが、1話の時点にゲスト出演したキャストは声優が変更されている。
更に第1話当時は登場もしていなかった灰原哀*1を初めとする後から追加されたキャラクターも登場している。(安室透のように台詞が無いか、EDダイジェストでのみ登場したキャラクターも多いが)


◇資産家夫人殺害事件(アニメでは銀行頭取殺人事件)

大きなお屋敷の奥様(アニメでは八菱銀行頭取の山崎哲)が何者かに殺害された事件であり、犯人は窓から逃亡したと考えられていた。
窓の間は5メートル離れており、内部の犯行は不可能かと思われていたが、壁づたいに屋根に登れば実は2メートルもないという事実が発覚。
その特殊な構造を知っていて、犯行が行われたであろう時間に誰にも怪しまれずに家中を動きまわれた人物として、屋敷の主人に容疑がかけられる。

屋敷の主人は「わしは車椅子だぞ」と弁明。
しかしながら高校生探偵工藤新一は先回り。主人の主治医に彼の足は完治していると言質をとっていた。
追いつめられて走って逃げる主人だが、偶然床にあった地球儀を蹴りこむ新一、地球儀は犯人の頭に見事ゴール。
事件は解決した。アニメでは主人の足を確かめる為に新一が地球儀をぶつけようとし、避けたことで動けることが判明(ちなみに目暮も裏を取っていた)。最終的にはその壊れた地球儀を逃走する主人に向かって蹴った。



【事件関係者】

  • 旦那さま(リメイク版では瀬羽尊徳)
声:渡部猛(リメイク版:秋元羊介)
この事件の犯人であり、この作品において最初に描かれた犯人でもある
歩けないことを装っていたのに、車椅子を蹴飛ばされた時につい足で立っちゃったうっかりさん。
追い詰められ逃走を図るも、新一の蹴った地球儀が直撃し倒れ、あえなく御用。
壁づたいに屋根に登ったり、警察の目の前で堂々と逃走したりなど、年の割になかなかアグレッシブな人である。
原作では殺人の動機は不明だったが、アニメ版は被害者の山崎を殺した動機が金の貸し借りで揉めていたことだったと目暮の口から語られている。
リメイク版では原作、アニメ共になかった名前が「瀬羽尊徳」と設定されている。
また、事件前に鈴木邸に呼ばれており、そこで新一と知り合うシーンが追加された(しかし事件で再会するまで顔を忘れていた)。
その時の車いすが暴走する騒動で、咄嗟に自分の足で止めようとした様子を新一に目撃されており、それが足の完治、ひいては犯人だと断定される根拠となった。


◇ジェットコースター殺人事件

ジェットコースターに乗っていた男性の頭部が切断されたショッキングな事件。
当初はただの事故だと思われたが……。

偶然居合わせた高校生探偵、工藤新一はピアノ線を被害者の首にかけ、反対側をコースターのレールに引っかけることにより、コースターの力を利用した殺人事件だと推理。

犯人はコースターが暗闇の中にいる間に被害者の首にピアノ線をかけていたのだ。

は、横には流れないんですよ…

この台詞が犯人へのトドメになったのだが、決定的な証拠なのかは微妙なところ。
確証の無いところで“涙”と言い切れるのが名探偵たる由縁だろう。
この言葉が犯人に自白させたことは間違いない。


【事件関係者】
  • ひとみ
声:引田有美(リメイク版:天野由梨)
この事件の犯人。体操部所属の大学生。
動機は痴情のもつれ。
最初にデートした場所で、もらったネックレス(ピアノ線)で、新しい彼女に罪をかぶせて殺すつもりだった。
彼女のバッグからは大量の睡眠薬も発見され、その後に自殺するつもりだったらしい。

犯人だが我々にサービスをみせてくれた記念すべきパンチラ第一号。
パンツの色は純白

ちなみにリメイク版の声優である天野由梨は初代沖野ヨーコ役だった。

  • 岸田(きしだ)
声:千葉一伸(リメイク版:石川英郎)
この事件の被害者。
白いスーツとピンク色のワイシャツを着用した男性で、新一と蘭の乗るジェットコースターの後ろから2番目に座っていた。
おそらくひとみと同じく大学生と思われる。

新一がひとみに話しかけていただけにも関わらず、大声で怒鳴り散らしたりするなど、あまりガラが良い人物とは言えない。
…とはいえ、連れであるひとみの手を唐突に掴んで推理ショーを始め、しかもスカートがめくれた時に見たパンチラ両足付け根のアザが推理の根拠であることを嬉々として語っていた新一にもそうとう問題はあるので、一概に粗暴とは言い切れない部分もあるが。(実際、新一がこの事を語った時ひとみは顔を赤らめて恥ずかしがっている)

暗闇のトンネルに入った中で、昔の彼女だったひとみに、かつてプレゼントしたネックレスを線路と首に繋げるようにかけられ、その結果首を吹っ飛ばされて殺害された。

ひとみを捨て、別の女性と付き合ったため殺害された。
でも首チョンパは正直やり過ぎな気が……。

そのグロテスクな死にざまから、最初のアニメでは白いビームが首から出ているような形に変更されていた。放映時間が夜7時半のゴールデンタイムだったことを考えれば致し方なかっただろう。

しかし後の『エピソードONE』では放映時間が夜9時だったためか、
(切断面は流石に隠していたものの)血を吹き出しながらコースターが進んでいくように描写されており、ギリギリまで原作に寄っている。
隣にいた愛子もそうだが、目の前にいたウォッカもかなり驚いていた。

『コナン』初期の被害者で、かつ1話自体は何度かリメイクされていることから、被害者としての知名度はそこそこあると思われるが、原作ではまともなセリフが1つしかない。

ちなみに本放送で岸田を演じた千葉とリメイク版で演じた石川は、のちに『標的は警視庁交通部』で逮捕する側と逮捕される側で共演するシーンがある。

  • 愛子(あいこ)
声:まるたまり(リメイク版:百々麻子)
岸田の現恋人。人前で堂々とキスをするほどのバカップル熱愛ぶり。
いつの間にかバッグに包丁を入れられていたため、犯人と疑われた。
リメイク版の声優は栗山緑役でもある。

  • 礼子
声:長沢直美(現・永澤菜教)(リメイク版:河原木志穂)
岸田らの友人。眼鏡をかけた女性。
原作では「友人A」という仮称だけだったが、アニメ化の際に名前が設定された。
新一の推理披露中、ジンウォッカを指して「あの人たちの方が簡単にできるんじゃない?」と、後から考えるとかなり立場が危ない発言をしている。
リメイク版の中の人は某作で痴情のもつれから首をぶった斬られて鮮血を迸らせたキャラを演じていた。

◇拳銃密輸脅迫事件

事件として世の表舞台に出てはいないだろうが、この事件こそが長く続く名探偵の誕生のきっかけである。

拳銃を密輸していた会社の社長(声:辻親八)を脅し、謎の黒い組織のエージェントが証拠の写真フィルム*2と引き換えに1億円以上の現金を受け取った。
リメイク版でのバーボンによると、暴力団泥惨会とつるんでいた模様*3
また、ウォッカの台詞から脅迫で得た金は新しいラボ(研究室)を作る予定のものだとされている。

その現場を抑えた高校生探偵工藤新一。しかし、その男の仲間に見つかり後頭部をバー・ルノヨー・ナモノ(リメイク版では所持していた警棒)で一撃。
ウォッカはリボルバーを懐から出して銃殺しようとするも警察が近くにいるからとジンに止められ、代わりに毒薬を飲まされてしまう。
犯人一味は逃走し、依然として捕まってはいない。

高校生探偵工藤新一は表舞台から姿を消し、現場には1人の少年が残されていた。

頭から血を流し倒れていたが、命に別状はなく警察が保護しようとした。


【主要人物】

帝丹高校2年。高校生探偵として新聞の一面を飾るなど大活躍。ファンレターもたくさん届いているようだ。
蘭から「本命は一人にしなさいよ」と言われると彼女の顔を見たり、蘭がデート中に泣き真似をすると焦って勝手な妄想を始めるなど意識している様子ではあった。
シャーロック・ホームズを尊敬している推理オタクでもある。
冒頭から事件を解決し、その名探偵ぶりを見せつけるが、遊園地でデート中に行方不明となる。
ちなみにアニメでは蘭の蹴りを躱した際に彼女のパンツを見ている。しかも翻ったスカートを頭に被ってなんてHな奴だ。

帝丹高校2年。
登校中に、事件解決してファンレターを手にデレデレする新一に嫉妬して空手道具を投げつけたり、
小五郎の仕事が奪われたと怒っていないと言いつつも笑顔で電柱に穴を開けたり、百烈脚を使うヒロイン

空手の都大会で優勝したご褒美に新一と行った遊園地で、事件に遭遇した。
ホームズのことばかり話す新一を怒鳴りつけ、泣き真似をして彼をからかうも楽しみにしていたのは本当だった。
新一が蘭にとっては興味のないホームズのことを話すのは、本作から一年前のNYの事件でも同じだったようである。
自分の斜め後ろの座席に座っていた人の首が切断されるというショッキングな出来事に巻き込まれ、ずっと泣いていた。まあ、当然の反応ではある。

「よくあることだから」と探偵で数多の殺人現場に立ち合ってきた新一になだめられるが、「ないわよ、こんな事!!」とツッコミを入れていた。

しかし、これからは本当によくある事になってしまうことを彼女はまだ知らない…人って、慣れてしまうのね。

走り去る新一を追おうとして靴紐が切れてしまい、新一には二度と会えないような悪い予感がしたそうだが、本当になってしまった…かのように一時思えた。
だが実際には何度か新一と再会できている他、作中時間は本事件が起きてから半年しか経っていないことになっているが。え?お花見に行ったりホワイトデーのお返しをもらった?はて、なんの事やら……

まだ起きてる迷探偵。
第1話では名前は明かされず、蘭のお父さんとなっている。出番も吹き出しの中の1コマのみ。
アニメでは早速登場し、新一を取り上げた新聞記事に対し自分の仕事を奪われたと激怒していた。
だが自分に才能がないための八つ当たりに過ぎず、娘には「しょうがないじゃない。新一は優秀なんだから」とバッサリ返される体たらく。
リメイク版では妻・妃英理と電話で喧嘩しており、電話内容からの捜索が3匹、大女優と大物プロデューサーの浮気現場に乗り込むなど、現在とは違い多くはないが依頼はあった模様。その後、蘭の空手の都大会の応援に訪れていた。

高校生探偵に頼りっぱなしの警視庁捜査一課の警部。

「いつもいつもすまんのー」

警部も頑張ってください。
第2の事件では、恐ろしいスピードで現場に到着している。
裏取引の情報でも入っていたのだろうか?
新一による事件再現劇では被害者役を演じており、この先度々この役割があてがわれることに。

怪しい黒ずくめの2人組。
この時点ではまだ名前は判明していない。
取引相手が1人で来ているかを確認するため、ジェットコースターから確認するという面倒なことをしたために、殺人事件に巻き込まれて容疑者に。
首ビームにはさすがにウォッカも驚いていた他、死体を前にして「あ、兄貴…」と声を震わせながらジンの腕にしがみついていた。かわいい。

アニメでは以後の登場エピソードの幾つかは別キャラに変更されている。

ジェットコースターに乗る際に子供を押しのけて割り込んだり、
警察の登場に「や、やべ……」とやけにおどおどしたり、周囲を確認したにも関わらず後をつけられたりするなど、どうにも失態が目立つ。このようにあからさまに怪しいが、警察には目をつけられていない。

職務質問や身体検査が行われていたら物語は始まる前に終わっていた(拳銃&毒物&密輸のフィルム所持)。ある意味名探偵のスピード解決は自分の首を絞める結果になったのか。

警部はもう少し頑張ってください(2回目)。

ちなみに今現在のジンのクールなイメージとかけ離れている理由は、当時作者が長期連載になるとは思っていなかったかららしい*4
それにしたってこの時の言動は殆どチンピラそのもの。アニメ版では多少口調は修正されているがそれでもやはり小物臭は若干漂っていた。
なお、ウォッカが謎の星を出しながら子供を蹴り飛ばしていた場面は「どけどけ!俺達が先だ!!」と喚きながら早歩きでジェットコースターへと割り込む姿に改変され、死体に背を向けながら震え声でジンの名を呼びつつ腕を握り締めていたシーンは完全に抹消された。

リメイク版では取引までの経緯が描かれており、男二人でジェットコースターに乗っている際にウォッカが取引相手が一人で来ていることを双眼鏡で確認してジンに伝え、その後彼が仲間が来ていることを想定し待機していたキャンティとコルンに「撤収しろ」と指示を出している。当然ながら性格も口調も一貫してクールで冷徹なものになっている。そしてチンピラっぽい台詞はすべてウォッカの発言となった。
また目暮警部に身体検査を受けそうになり、ポケットからおそらく拳銃を出しかけるも新一が推理披露に入ったため有耶無耶になった様子。
なお、キャンティは出番がないことに悔しがっていたがコルンは観覧車を見つめ乗りたい様子だった。

2人とも新一は死んだと思っており、『満月の夜の二元ミステリー』では新一に化けて現れた服部平次にウォッカは驚いていたが、
ジンは「殺した奴の顔なんかいちいち覚えていない」と忘れていた。

  • 謎の少年
遊園地付近で発見された少年
なぜかぶかぶかの洋服を着ており、頭から血を流しているところを警察に発見された。

アニメ版ではこの話が初登場。朝っぱらから新一を起こそうとして騒音を出して怪我を負い、彼に手当してもらっていた。

博士と同じくアニメ版ではこの話が初登場。
三人とも冒頭の新一の事件解決のテレビを見ていた後、トロピカルランドに遊びに来ており、
ジェットコースターに乗ろうとした時には帰りの電車賃しかなかったので歩美の提案でジェットコースターのタダ乗りを企て、コースター内に潜入した矢先に事件に巻き込まれる。
その際に歩美がネックレスの真珠を拾っておりそれが事件解決のヒントになった。
真珠を拾う直前にぶっ飛んできたもう一つのナニカについては見ずにすんだ模様。
とは言え、タダ乗りを企てた件のお咎めはどうなったのかは結局不明なままである。

2008年のOVA『名探偵コナン MAGIC FILE2 工藤新一 謎の壁と黒ラブ事件』は本編から3年前の時系列にあたり、新一と3人は対面していたことが判明する。
命がけの復活 帰ってきた新一』で新一が3人に声をかけた時は知らなかったが、探偵団は当時4歳なら無理もないか。コナンになる前の思い出と思われるOP第41弾『謎』では新一と蘭の前を横切っていた。
リメイク版ではトロピカルランドには遊びに行っていないが、買い物に行く新一と蘭に遭遇。



【総評】

第1話にして主要人物がほぼ登場しており、完成度の高い話である。

パンチラ、キスシーンも2つあり、お色気も満載。

しかしながら首を切断され、血が噴水のように流れるなど、
当時『金田一少年の事件簿』によるミステリーブームの影響で連載開始された事もあり、そちらを彷彿とさせるシーンなど、特に初期は少年誌とは思えないほどグロいところも。苦手な人は注意しよう。
アニメ版では、当時は19時30分というゴールデンタイムの放送という事もあって、首が飛ぶシーンは白い光が吹き出すような表現になっており、血が噴き出す描写は無い。
だがリメイク版では金曜ロードショー枠という事もあって、周囲に派手に血が飛び散っている。

当時は、「コナン? 名探偵コナンいねーじゃん」
と、作品タイトルの意味不明さが騒がれたとか騒がれなかったとか。
なお、本当の姿である工藤新一の名前がタイトルで表記されたのは『空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件』で、連載開始から4年、21巻である。


【余談】

ジェットコースター殺人事件については、
「加速したジェットコースター上で、暗いトンネルの中にいる数秒~10秒程度の時間で、2つ後ろの席にいる被害者にネックレスをかけ、フックをレールにかけ、元の席に戻る」という一連の犯行が不可能ではないか?との指摘がある*5
間違って1つ後ろの席の新一にネックレスをかけてしまわないとも限らない。
そもそも、証拠のネックレスが回収できないため、乗る前と後でネックレスが無くなっている女性として、すぐ怪しまれてしまう。

また新一の推理通りだとすると、犯行の際に新一の真上に犯人が身を乗り出していたことになるが、彼は犯人に全く気付いた様子が無い。
そもそも、いくら体操部でも、高速で走行し*6、しかも激しく揺れるジェットコースターの上に、振り落とされずに立つのは困難を極める。当然ながら下手したら自分が転落するリスクを強く孕んでいる。現実で考えると非常に危ないし難しい。
そして「いくらなんでも新一一人で全てのトリックを解明するのは難しい」と判断されたからか、前述のような展開に変更されている。
セーフティーが簡単に解除されたら欠陥どころでは済まないだろとか、彼女の犯行には諸々拙い部分も多い。
後に睡眠薬で自殺を図ろうとしていたあたり、ほぼ無理心中に近い心境で行っていたのだろう。

劇場版では『名探偵コナン』という作品の概要を解説するため、タイトルコールの後でほぼ必ず「俺は高校生探偵工藤新一……」から始まる『ジェットコースター殺人事件』でのデートシーンの一部と新一が殴られコナンになってしまうシーンが挟まれる。新一役の山口によると、これは第1話の使い回しではなく毎年新録しているとの事である。
実は本編でこの台詞を言ったことはないが、山口は毎回「俺は高校生探偵……」という台詞を言い新一のキャラを確認してからアフレコに挑んでいる。
ある意味このフレーズは新一の代名詞と言っても過言ではない。

ジンが新一を襲う際、連載当時は右手で鉄パイプを持っていたが、後の事件で左利きということが明らかになったため、
近年の映画でこのシーンが流れる際は、鉄パイプが左手に持ち直されている。

  • 瞳の中の暗殺者』では冒頭にて、トロピカルランドでのデートの詳細が描かれた。
  • ベイカー街の亡霊』ではゲーム内の蘭がデート中に関わらずホームズの話をしていることを思いだした。
  • 漆黒の追跡者』では蘭がデート中に新一の言った言葉を思い出し拳銃の弾を避けるヒントを掴んでいる。
  • 絶海の探偵』では回想シーンで蘭が遊園地で迷子になり新一が探し出していたことが描かれた。2人がジェットコースターに乗ったのは夕方なため殺人事件が起きた後なのか別の遊園地なのかおかしくなっている。

工藤新一水族館事件』は本話に繋がるプロローグとなっている。
同話では(新一時代にも関わらず)スマホを所持している一方、
本話が掲載されていた時期はスマホは勿論カメラ付きの携帯電話すらなかったが、何年も続いている漫画ではよくある事なのでいちいち気にしてはいけない。
蘭によると全部新一のおごりとのことで、新一は「お小遣いがやばい」と渋っていたことから本話でも新一のお小遣いからすべて支払ったことになる。

オープニング26作目の『Everlasting Luv』では悲しげに観覧車に乗る蘭の姿が描かれており、新一と別れた後に乗ったと思われる。
なお、オープニング曲がこの曲になったのは本作の再放送回からだが、第1話の本作と第2話『社長令嬢誘拐事件』の再放送回でのオープニング映像は過去のものを使用している。

リメイク版では上記の水族館の事件後のデートの約束や『瞳の中の暗殺者』のデートシーンが追加されており、2人がテレながらも互いを意識する描写が強調されている。

スピンオフ漫画である『犯人の犯沢さん』4巻に収録されている『地獄』に岸田と愛子は登場しており、原作と同様に人前でキスをしていた為に犯沢さんは2人を殺そうと思ったが、「こんな奴ら殺して何になる」と思い、冷静になった*7

まじっく快斗』1巻にあるエピソード『怪盗キッドの忙しい休日の巻』にもトロピカルランドは登場しているが、コースターのデザインが違っている。

ゲームで発売された『地下遊園地殺人事件』にも同名の事件があるが、内容は全くの別物である。

ちなみにコナンのトレーディングカードゲームにもこの事件が取り上げられているが、イラストが岸田が首を切られ白いビームを出しているシーンとなっている。隣で驚いている愛子の顔もどこかシュール。


オレは項目を書きたいんじゃない…

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最終更新:2023年01月09日 18:16

*1 当時は幼児化していないため、正確には宮野志保(シェリー)。

*2 『エピソード“ONE”』においても改変はされずフィルムのまま。データとかではないのか……。

*3 バーボンの登場はジンのイメージシーンのみで、バーボン役の古谷徹による声の出演はなし。

*4 作者は『コナン』をどれくらい続ける予定だったのかという質問に対し「長くて半年(笑)」とぶっちゃけている。それがまさか2023年現在102巻に至るほどになるとはな……。

*5 ハンドバッグにフックが入るか?という問題もあった。

*6 ジェットコースターの平均速度は80~120km/h以上。

*7 殺そうとしても凶器は持っていなかった。