登録日：2010/02/14(日) 17:10:09
更新日：2023/12/17 Sun 10:06:36
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尾張ステークス（S）とは、中央競馬の年内最終開催日に中京競馬場で開催されるレースである
【歴史】
尾張特別時代を含めると1986年から続いている。この頃は900万下条件戦（現在の1000万下）であり、開催も8〜11Rという普通の特別戦であった。
1991〜1997年までは500万下に降格されるも、1998･2000年は一転1600万下に昇格（99年は未開催）。
メインレースにもなり冬の中京最終開催を飾ることになる。
レース名も尾張Ｓに変更されるが、2001年は1000万下になった。
（レース名も尾張特別に戻るが、中京最終のメインレースのポジションは変わらず）
なお、この年まではローカルは東西メイン（中山と阪神）よりも１週間早く開催が終わっていた。
つまり、有馬記念が開催される年内最終週に中京ではレースが行われていなかったのである。
【2002年〜】
2002年からは中京も有馬記念と同週まで開催されるようになり、
このレースは中山のハッピーエンドＣ、阪神のファイナルＳと共に年内の最終レースを飾ることになる。
2002〜2005年は500万下であったが、2006年からオープン特別に格上げ、レース名も再び尾張Ｓになった。
では何故このレースが最終レースになったのか、その理由は名前にある。
尾張
↓
おわり
↓
終わり
そう、ダジャレである。
中京という地の利を活かしたダジャレにより、ただのオープン特別でありながら、その地位を不動のものにしている。
JRAはそういう意図があると特に公言していないが、偶然にしては出来すぎた話である。
【荒れるレース】
最終レースになってからの尾張Sは荒れるレースとしても有名である。
2006
1.スピニングノアール 4人
2.タニノマティーニ 7人
3.サチノスイーティー 9人
単勝 730円
三連単 250,070円
2007
1.トーセンザオー 8人
2.トールハンマー 14人
3.テンイムホウ 7人
単勝 1,940円
三連単 3,381,520円
2008
1.ヘイローフジ 10人
2.サープラスシンガー 2人
3.アーバンストリート 1人
単勝 2,000円
三連単 77,990円
2009
1.ヘッドライナー 9人
2.アポロフェニックス 6人
3.ケイアイアストン 1人
単勝 1,590円
三連単 119,870円
と、ファンに少し早いお年玉をプレゼントする粋なレースである。
※なお、荒れやすいからと言って今年も荒れるとは限らないので、馬券購入はくれぐれも自己責任で。
最終更新：2023年12月17日 10:06
