ファイアーボット(トランスフォーマー)

登録日:2025/11/07 Fri 00:19:42
更新日:2025/11/07 Fri 02:01:46NEW!
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その頃、ガルバトロン出撃の情報をキャッチしたロディマスは、
3人のファイアーボットを引き連れ、ビースト星に到着した!

ファイアーボットとは『トランスフォーマー』シリーズに登場するサイバトロンの1部隊。海外名は「モンスターボット」。


【概要】

トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』第5話「ビースト星の反乱」にて初登場した、全員が火炎を吐けるモンスターにトランスフォームするチーム。
ロディマスコンボイに率いられる形でトレインボットに搭乗し、デストロンに支配されたビースト星へと向かい、地下工場のビーストフォーマーたちを開放してメガザラックの設計図を入手。
デストロンをビースト星から追い出した後も、いつまた平和が脅かされるかもしれないがために、ロディマスからの命令でビースト星に残る事となった。


お前たち、万一に備えて残ってくれるか?

いいですよ、住みやすそうな星だし。

オレも、気に入ったよ!

遊びではない!任務は厳しいぞ!

やがて、ビースト星が平和になった後はサイバトロンと再合流したようで、第22話「友情のヘッドフォーメーション」と第24話「ウルトラマグナス死す!!」に登場している。
ちなみに初登場した第5話は、捕まっていたダニエルとウィーリーとビーストフォーマーたちの救出がメインだったこともあってか肝心の戦闘シーンは無く、第22話からであった。同回では3体揃ってオボミナスに火炎を浴びせている。

海外作品「ザ・リバース」には未登場だが、海外CMでは新規のアニメーションが製作されている。


【メンバー】


・火炎攻撃員ダブルクロス

「このバケモノめ!」
CV:戸谷公次(右首)、池水通洋(左首)

テックスペック
体力1 知力6 速度2 耐久力10 地位6 勇気9 火力6 技能8 合計48

双頭のドラゴンに変形する。
二本の首それぞれに別の意思が存在しており、常に話し合ってから行動するが、お互いの意見がバラバラであるためいつも喧嘩している。
第22話では、火災の消火活動をしようとするものの、自分たちは火しか吐けない為に失敗に終わった。
その他第24話ではホラートロンと対決し、互いの首を励ましあっている様子が見られたが、敗北している。
時速128㎞で飛行できるほか、火炎攻撃「クロスファイアー」が得意技。
武器は敵を腐蝕させることができるクロスライフルと鋭い歯。
デストロン側のキャラが多いドラゴンに変形するTFでは珍しいサイバトロン側。
名前の由来は「裏切り」を意味する「doublecross」から。

・火炎戦略員グロテス

「あった!あっちに逃げるんだ!」
CV:佐藤正治

テックスペック
体力7 知力9 速度4 耐久力6 地位8 勇気10 火力7 技能8 合計59

翼が生えたサーベルタイガーに変形する。海外名はグロタスク。
ウィーリーやビーストフォーマー達に敵と勘違いされた際には「援軍だよ援軍!」と言って安心させたほか、敵に囲まれた時には別の逃げ道へ誘導する活躍を見せた。
玩具設定によれば、何者も恐れないが、マヌケな性格で鏡に映った自分の姿を恐れてしまっている。全てのものが冗談だと思っている。
一度に4.8kmも跳躍できるジャンプ力を持ち、火炎攻撃「グロテスファイアー」が得意技。
武器は敵の燃料をガス化できるグロテスキャノンと無敵の牙。
アニメ設定画ではロボットモードは翼を外したデザインになっている。
名前の由来は「奇怪」を意味する「grotesque」から。

・潜伏員リパッグ

「オレ、探してみるよ!」
CV:小林通孝

テックスペック
体力5 知力9 速度2 耐久力9 地位6 勇気10 火力2 技能8 合計51

昆虫モンスターに変形する。海外名はリパグナス。
よく気が回って良く動く性格で、真っ先に仲間を探しに向かったほか、敵に囲まれた事を報告している。
昆虫モードの両手にはカマキリを思わせる鎌がついているほか、口から吐く「リパッグファイアー」が得意技。
玩具設定によれば、外見と同じく不快かつ反抗的な性格を持っているが故に周囲から嫌われており、何度もサイバトロンから追放されているものの、他のサイバトロンがやりたがらない汚れ仕事を喜んで引き受けることもあってか、必要な時には呼び戻されているという。
ビーストモードでは赤外線とX線による視覚センサーが搭載されており、両目からはストロボ効果を発する。両手の鎌には化学・電磁・音響センサーが内蔵されており、ほぼあらゆる物質を切り裂くことが可能。
ちなみに初期設定ではゴキブリがモチーフだったらしい…。
武器は脳のインパルスを遅らせるヴェノムレーザーを発射するクレージーガン。
名前の由来は「嫌気」を意味する「repugnance」から。

【玩具】

1987年にダブルクロスが「C-100」、グロテスが「C-99」のナンバーで発売されたが、リパッグはカタログでは「C-98」のナンバーが振られているものの国内では一般販売されず、ビーストフォーマーのキャンペーンアイテムだったほか、超神マスターフォースの放映中に通販限定で発売された。

その最大の売りは何といっても、スイッチが押されることで、ダブルクロスでは胸部、グロテスとリパッグではビーストの口に内蔵された火打石から火花が発射されるというもの。
当時の玩具安全基準がまだ緩かったからこそできたギミックと言えるが、現在オークション等で出回っているものは火打石が経年劣化したことでギミック不動のものが多い。
また翌年も、火打石による発火ギミックを備えたスパークダッシュが発売されている。

後に2017年に『トランスフォーマーレジェンズ』にてダブルクロスがターゲットマスター&ヘッドマスター仕様でリメイク化されており、ヘッドマスターはサイバトロンビーストフォーマーのリーダー・ホワイトレオがモチーフとなっている。
ターゲットマスターのヘイワイヤーはロボットモードの手に持たせられるほか、ビーストモードの胸部にも合体可能。先に発売されていた海外版の「タイタンズリターンシリーズ」ではこのギミックが存在しない。
ちなみにヘイワイヤーは元々海外限定だったターゲットマスター版ブラーのパートナーであり、発売済みの同シリーズのブラーにも勿論装備可能。

2年後の2019年には同シリーズでグロテスとリパッグがセット販売され、リパッグのヘッドマスターはヘッジホッグ、グロテスはプラチナタイガーがモチーフ。
新武器として、リパッグには背中の羽が変化したソードが、グロテスには二丁のライフルが付属し、それぞれで合体させることでヘッドマスターを搭載できるウエポンビークルになる。
また付属コミックでは、ヘッドを外してビーストモードの頭部を起こすことで「ビーストマスターモード」となっていた。



追記ぃ~!

バカ!追記じゃない修正するんだ!

ああそうか、追記ぃ~!

また!マヌケ!

(左首、項目に追記する)

何だよお前こそ!

しまった、オレ達は追記しかできないんだった!?

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最終更新:2025年11月07日 02:01