第十一軍団《セクリト》初代軍団長。第二十軍団《パルゼナ》軍団長。エルニア帝国「第二代皇帝」。アヴェントゥラの長子。アデリーヌの姉。
母より最も信を置かれた子で群臣や民衆からも後継者として期待されていた。ただし母のような規格外の力は持たずあくまで「優秀なエルフ」どまり。軍団長としても第十一軍団創設過程で組織運営の力を見せたが第二十軍団での戦功は周囲の期待ほどは振るわなかった。その分を行政経験で補うことを目指し、いくつかの植民都市の建設を指揮している。勅許自由都市ジルブニスブルクもこの際に建てられた。
アルカナ団により帝都が陥落すると、母の首級を陣営に投げ込まれたことが精神的決定打となって戦意喪失。「自らの皇帝即位を宣言した上で和平交渉を行い戦争の終結を試みる」という意図のもとで帝都イルニアを占領するアルカナ団に軍団まるごとの降伏を申し入れた。
これに対しアルカナ団は応じようとしたが、降伏に反対するエルフたちによって暴動が発生、暴動は内戦に発展し、第二十軍団も崩壊して帝都を含む南イルニア地域は無政府状態に陥った。消耗していたアルカナ団は泥沼の内戦に介入することは不可能と判断して南イルニアから撤退、こうしてアルカナ団の蜂起は終わりを迎えたのであった。
母より最も信を置かれた子で群臣や民衆からも後継者として期待されていた。ただし母のような規格外の力は持たずあくまで「優秀なエルフ」どまり。軍団長としても第十一軍団創設過程で組織運営の力を見せたが第二十軍団での戦功は周囲の期待ほどは振るわなかった。その分を行政経験で補うことを目指し、いくつかの植民都市の建設を指揮している。勅許自由都市ジルブニスブルクもこの際に建てられた。
アルカナ団により帝都が陥落すると、母の首級を陣営に投げ込まれたことが精神的決定打となって戦意喪失。「自らの皇帝即位を宣言した上で和平交渉を行い戦争の終結を試みる」という意図のもとで帝都イルニアを占領するアルカナ団に軍団まるごとの降伏を申し入れた。
これに対しアルカナ団は応じようとしたが、降伏に反対するエルフたちによって暴動が発生、暴動は内戦に発展し、第二十軍団も崩壊して帝都を含む南イルニア地域は無政府状態に陥った。消耗していたアルカナ団は泥沼の内戦に介入することは不可能と判断して南イルニアから撤退、こうしてアルカナ団の蜂起は終わりを迎えたのであった。