サヴァン - アルカナアリアwiki

基本情報

【名前】サヴァン
【種族】エルフ
【性別】男性
【年齢】かなりの高齢
【所属】エルニア帝国第十九軍団《リウ》
【職業】軍団長
【容姿】髪はすべて白くなっており、真っ白な髭は整えられている。かなりの強面。
【一人称】俺

概要

　第十九軍団の軍団長を務めていた老人。年齢に反しかなり姿勢が良い上に顔が怖いため非常に威圧感がある。性格も見た目にたがわず生真面目で厳格、自分にも他者にも厳しい。プライベートでは多少甘くなるもののそれなりの付き合いが無いとわからない程度には変化が小さかったようだ。軍人としては卓越した指揮能力と戦術眼を有し、本人も優れた地属性の魔法使いであった。中でも守勢を何よりも得意とし、攻勢を確実に受け止め小さな被害で抑えることに関してはエルニア帝国でも屈指の実力を誇った。
　アヴェントゥラと同じ部族の出身であり、最古参の忠臣の一人。ノルザンツとも非常に長い付き合いであり、大逆の時忠誠派に属したのも古い友人が正気を以てアヴェントゥラに逆らうとは考えられなかったため。その優れた指揮能力と魔法を以てエルニア帝国のためにと様々な戦果を挙げる。特に劉帝国遠征において大きな活躍をし、その功績によって第十九軍団長に任ぜられた。しかしその後の秋津遠征においては能力の相性の悪さから参加を断念、アヴェントゥラの背後を守ることに集中し、帝国の撤退時には撤退経路の確保なども行った。その後は東マジョリアの鎮護のため螭北に駐屯、不安定な東マジョリアの安定化の為に奔走する。ノルザンツの大逆の時は忠誠派に属するも戦争の参加などは距離と土地の不安定さから断念し、実質的に不関与の立場をとることとなった。アルカナ団蜂起の時も内心では馳せ参じたいと思っていたが東マジョリアを守護することが陛下の勝利につながると考え、ひたすら反乱を鎮圧していた。アヴェントゥラの死を聞いたときは助けられなかったことを心から恥じ自刃も考えるが、それは責任からの逃走であると判断しアルカナ団に降伏。兵士たちを可能な限り多く助命した後、極刑に処されその人生を終えた。

「第十九軍団軍団長のサヴァンだ。ここでは軍団長と呼ぶように」
「総員、出撃。反逆者どもを叩き潰せ」
「彼奴が陛下に逆らうはずがあるまい。よって今回の件は敵国や魔王などによる計略だと見るべきだ」