第二十軍団《パルゼナ》 - アルカナアリアwiki

　エルニア帝国において二十番目に編成された正規軍団。パルゼン地方で抵抗するオークを征服するために編成された。エルニア帝国末期に成立した軍団であるためお世辞にも質が良いとは言えず、当時のエルニア帝国の国力不足が伺える組織である。当然そんな中途半端な軍団では精鋭たるパルゼン地方を打ち倒すことはできず、決定的打撃を与えることはできなかった。結果として第二十軍団はパルゼン攻めを止め、宙ぶらりんな立場となる。具体的な職務もなく燻っているときにアルカナ団が反乱し、その対処に出動することとなる。彼らにとってアルカナ団は山脈にこもりゲリラ戦を繰り返すオークよりは幾分か対処しやすかったらしく、多少の戦果も挙げることができた。しかし彼らの戦いも虚しく、エルニア帝国はアルカナ団に敗する。これを受けて軍団長はアルカナ団に下ることを決定するも半分程度の兵士がその判断を不服とし、徹底抗戦すべきと主張した。結果として第二十軍団は抗戦派と降伏派で真っ二つに分かれ、相争うこととなる。両派閥の戦いは過酷なものとなり、最終的に第二十軍団は内乱で壊滅することなった。