第六軍団《バエティン》 - アルカナアリアwiki

　エルニア帝国において六番目に編成された正規軍団。エルニア帝国においては主に現在のバエティン半島に駐屯し、エルニア帝国の勢力維持と魔物の制圧、殲滅等を得意とした正統派の軍団であった。基本的には近傍の海を担当していた第十軍団《クンぺリア》の第三船団と連携し、魔物や魔王に対処することを主な職務としていた。第三船団とは管轄地域が近いこともあり非常に関係が深く、ほぼセットで行動していた。
　エルニア帝国拡大期に編成された軍団であり、バエティン半島の鎮護を目的として成立した。その性質上侵略においては大きな戦果は見られないが、対魔物などではいくつも成果を挙げていた。ノルザンツの大逆においては忠誠派に与し、ダークエルフへと堕ちた大逆派に対して幾つも戦果を挙げた。アルカナ団の蜂起では、エルニア帝国軍として第三船団とともに何度もアルカナ団と矛を交えた。しかし本国が敗れたと聞くと、これ以上争う意味は無いと判断し、第三船団とともに降伏。最終的に所属人員の多くは『皇帝』の興した国でその経験を振るうこととなる。