ゼルトマルク家 - アルカナアリアwiki

概要
神聖イルニクス帝国の有力貴族家門。家門名の由来であるゼルトマルク公領を中心に多くの所領を一門・分家で保有するほか、帝国内外の様々な要職を獲得してきた。
本家を中心とする血縁・地縁その他の縁故は緩やかだが広範な紐帯として西マジョリア全体に広がり文明の運営を円滑ならしめてきた、と家門の有力者たちは自負している。
時には敵対者を縁故による見えづらい網で絡めとり破滅させるような真似もするため、「帝国の蜘蛛」と呼ばれ畏怖されている。もちろんゼルトマルク家出身者全員が家門の利益のため行動するなどあり得ないが、敵対者にとっては一定の抑止力となる。
系譜はエルニア帝国文明の受容以前に独自の学問所を開いていた先進勢力(当時の西マジョリアの人族基準)、ゼルト族の首長家にまで遡れる。

関係者
オイゲン五世…本家の家長。ゼルトマルク公領を治める。曲者爺。
ヨーゼフ・オットー・ニコラウス・フォン・ゼルトマルク…アルカナ教団枢機卿。出家状態にあり家長に従う義理は無い。
ピョートル1世…分家の一つミサロフ家の家長。オイゲン五世の息子。ノヴォユーリア城伯領を治める。政治の武器になるほどの好色さの持ち主。
ズンブルト1世…分家の一つカルツェン家の家長。オイゲン五世の弟。カルツェン森林伯領を治める。半分勘当状態。
エーディト・フォン・ゼルトマルク＝ピッツ…分家の一つゼルトマルク=ピッツ家の最後の一人
クリストバル2世…最も有力な婚姻同盟相手の一人。強力な軍事貴族。