シュッツケーゲル(防護錐体)
神聖イルニクス帝国やアルカナ教団で武具として普及している装置。内部に魔晶石を組み込まれた大小様々なトンガリという形は共通していて、細かい点は千差万別。
主な効果は、可視だっり不可視だったりする負の魔力の力場を頂点から展開、脅威から力場内部を守るというもの。具体的な防護力はものによって異なり、天然の火だけ防ぐものから物理・魔法・精神とあらゆる攻撃を寄せ付けないものまで様々。
負の魔力を叩きつけることで被害者の魔力を封じるタイプはアルカナ教団で多用される。
防護型の場合、力場の形状の問題で保護したい人員の頭上にある方がよく機能する。何を遮り何を入れるか、脅威に対してどのくらい抵抗するか(「あのゴブリンの投げ槍は勢いをある程度殺して鎧で受ければ負荷を軽減できるな」という判断ができる)は使用者の側で融通を効かせられる。その融通の効きぶりを含めて品質が判定される。
力場は処理能力が飽和すると内部構造ごと砕け散るので、適宜攻撃を素通りさせた方が良い場面も多い。ゴブリンの大群が数任せに突っ込んできた時とか。一定以上の質量のある物体が継続的な推進力を得て突っ込んでくる(≒突撃からの白兵戦)状況では意外と脆く、質量的にはそれほどでもない物体が瞬間的な高速でぶつかってくる(≒ブレスなどの飛び道具)状況では意外と硬い。
神聖イルニクス帝国やアルカナ教団で武具として普及している装置。内部に魔晶石を組み込まれた大小様々なトンガリという形は共通していて、細かい点は千差万別。
主な効果は、可視だっり不可視だったりする負の魔力の力場を頂点から展開、脅威から力場内部を守るというもの。具体的な防護力はものによって異なり、天然の火だけ防ぐものから物理・魔法・精神とあらゆる攻撃を寄せ付けないものまで様々。
負の魔力を叩きつけることで被害者の魔力を封じるタイプはアルカナ教団で多用される。
防護型の場合、力場の形状の問題で保護したい人員の頭上にある方がよく機能する。何を遮り何を入れるか、脅威に対してどのくらい抵抗するか(「あのゴブリンの投げ槍は勢いをある程度殺して鎧で受ければ負荷を軽減できるな」という判断ができる)は使用者の側で融通を効かせられる。その融通の効きぶりを含めて品質が判定される。
力場は処理能力が飽和すると内部構造ごと砕け散るので、適宜攻撃を素通りさせた方が良い場面も多い。ゴブリンの大群が数任せに突っ込んできた時とか。一定以上の質量のある物体が継続的な推進力を得て突っ込んでくる(≒突撃からの白兵戦)状況では意外と脆く、質量的にはそれほどでもない物体が瞬間的な高速でぶつかってくる(≒ブレスなどの飛び道具)状況では意外と硬い。
神聖イルニクス帝国では、軍旗の竿の先っぽや騎士の兜のてっぺんに置かれる。優勝旗やプロイセン軍のツノ付きヘルメットを想像していただきたい。当然後者の方が防護性能が高く、前者の方が力場が広い。
皇帝を頂点として偉い貴族ほど良い職人を割り当ててもらえる。爵位の上下ではなく実情として。例えばバエティン辺境伯のものはそんじょそこらの公爵のものより上。
この装備の存在により神聖イルニクス帝国は西マジョリア各地に派兵しても人的損耗を抑えることができているほか、兜も紋章も違う各諸侯軍が「頭がとんがってるから友軍だな」「旗竿が丸っこいから魔王軍だな」と敵味方を識別する一助になっている。形だけ寄せても独特の力場の有無を魔術兵に確認されたらバレバレだぞ。
皇帝を頂点として偉い貴族ほど良い職人を割り当ててもらえる。爵位の上下ではなく実情として。例えばバエティン辺境伯のものはそんじょそこらの公爵のものより上。
この装備の存在により神聖イルニクス帝国は西マジョリア各地に派兵しても人的損耗を抑えることができているほか、兜も紋章も違う各諸侯軍が「頭がとんがってるから友軍だな」「旗竿が丸っこいから魔王軍だな」と敵味方を識別する一助になっている。形だけ寄せても独特の力場の有無を魔術兵に確認されたらバレバレだぞ。
アルカナ教団では、中身が破損しないように外装をガチガチに固めた上でメイスやフレイルとして扱う。このタイプは殴られた側の魔法やそれに類する行為を封じることができる。
殴られた側が莫大な魔力を有していたり妨害対策法に秀でていると、封じられなかったりすぐに復帰されたりする。そこは自分の得物の質と相手に関する情報を突き合わせてどれほど有効か考えるべし。どんな戦い方にも言えることではあるが。
本当にガチガチで大きく重いので、これで人間の魔術師を殴ったら魔封じもクソも無く即死する。あくまで魔物を討つための武器である。
殴られた側が莫大な魔力を有していたり妨害対策法に秀でていると、封じられなかったりすぐに復帰されたりする。そこは自分の得物の質と相手に関する情報を突き合わせてどれほど有効か考えるべし。どんな戦い方にも言えることではあるが。
本当にガチガチで大きく重いので、これで人間の魔術師を殴ったら魔封じもクソも無く即死する。あくまで魔物を討つための武器である。
冒険者は、見習い職人が練習で作ったとか戦場で欠けたとかで帝国や教団の基準を満たさなくなったものを購入できる。一握りの信頼篤い冒険者なら正規品を買えるとか。
騎士たちのように頭上に置きたいところだが、前述の通り識別上の問題があるので場合によっては軍から怒られる。一般的にはネックレスや指輪として販売されているようだ。
これにより、RPGでたまにある「着けると何らかの防御ステータスが上がるアクセサリー」的なものとなる。もちろん、シュッツケーゲルと関係ないそういったアクセサリーは無数にある。
騎士たちのように頭上に置きたいところだが、前述の通り識別上の問題があるので場合によっては軍から怒られる。一般的にはネックレスや指輪として販売されているようだ。
これにより、RPGでたまにある「着けると何らかの防御ステータスが上がるアクセサリー」的なものとなる。もちろん、シュッツケーゲルと関係ないそういったアクセサリーは無数にある。