ウルリヒ・フォン・ランズドルフ - アルカナアリアwiki

基本情報

【名前】ウルリヒ・フォン・ランズドルフ
【種族】人族
【性別】男
【所属】神聖イルニクス帝国
【職業】貴族/軍人
【髪色】栗色
【一人称】私
【二人称】君

概要

　兜による蒸れでは説明のつかない規模の10円ハゲのある栗色の髪と金色の目、よく使い込まれ色褪せた先祖伝来のフローレンシア式甲冑が特徴のイルニクス帝国の軍人貴族。元々は均整のとれた逞しい体つきであったが晩年は不健康な太り方をしていた。
　ランズドルフ家の長男として産まれたため、メローニャの森の決闘?事件により父が亡くなると家督を継承。ニコラス三世の仲介で下手人ヴァイロン卿?から受け取った莫大な賠償金を元手に軍事力強化…の基礎となる各種の地味な改革に乗り出した。具体的な成果としては、長妹をクリストバル2世の5歳の孫と婚約させ、見返りとしてより正確な領民台帳作成のノウハウを持つ顧問の派遣を引き出したことが挙げられる。
　だが、その矢先に西方反乱戦役が発生、自領に侵攻してきた農民軍の迎撃に出た際に戦死してしまう。内政ではド素人である彼は自室にこもりきりで夜食を食べながら徹夜も厭わず執務に勤しむことで改革を成功させようとしており、この生活習慣の乱れにより実力を発揮できなかったことが敗因とされる。
　彼の改革は一定の成果を納めたが、本来皇帝集権派に近いランズドルフ家の立場を失念しクリストバル2世に助けを求めるなど詰めの甘さが目立つ。改革が十分に身を結ぶには後を継いだ地頭の良い妹シャルロッテ・フォン・ランズドルフの統治を待たねばならなかった。