このページはCataclysm Bright Nightsのゲーム内タイムラインです。
以下にネタバレあり! Factionsの設定変更に伴い、大幅に修正予定。
タイムライン
T-6年
警察活動にドローン配備(監視ボット)。
T-4年
個人用義体が富裕層および要職にある政府関係者を中心に広く普及。
T-3年
中国およびDPRK(朝鮮民主主義人民共和国)における緊張の高まりにより「冷戦」状態に突入。両陣営とも防衛研究を最優先する。
DARPAの研究者によって、第4軸に沿った転位技術が発見される。
限定地域において、ロボット警察官が実務に投入される。
T-30か月
第4次元のトポロジーが解明される。特定の領域が第4軸方向で「下方」にあることが判明し、関心のある地点へ比較的低いエネルギーで転位できることが分かった。
T-28か月
第4軸に沿った物質の収集が開始される。初の汚染が発生するが、転位装置を備えた2つの研究施設内に限定され、その量もごくわずか(数十分子程度)であったため、特に注目されることはなかった。
T-25か月
公共の安全が向上したと見なされた結果、銃規制法が大幅に緩和される。
T-20か月
ロボット警察官が全警察署の95%で導入される。
T-18か月
新たな連邦機関「異次元エネルギー防衛研究機関(XEDRA)」が設立され、中西部各地に散在する12の新たな第4軸研究施設の建設および運用を監督する。
その他の機関名:
- HYDRA(高次元防衛研究機関:HYperdimensional Defense Research Agency)
- ATMAR(転位力学・活動研究機関:Agency for Transitional Mechanics & Activity Research)
- APRA(異常現象研究機関:Abnormal Phenomena Research Agency)
T-16か月
中国およびDPRKにおける脅威の高まりに対応して、プラズマ兵器が開発される。
T-15か月
異次元研究の進展に伴い、生体サンプルの回収が開始される。特に「XE037(ブロブ)」が含まれる。時間の経過とともに、より巨大で、より高次元的なモンスターが次々と回収されていく。
T-15か月~T-5か月
XEDRAは内部で次第に政治化が進み、研究予算を巡って複数の部門が競合するようになる。また、監督スタッフ間でも研究の方向性や目的について意見が対立する。
T-13か月
固定式の研究設備を用いた短距離テレポーテーションが現実化する。
T-12か月~T-6か月
XEDRAは高次元生命体、特にXE037の保管を開始し、それらを次世代兵器として利用する可能性について研究を始める。
T-10か月
中国およびDPRKの大規模な軍隊の動きが米空軍(USAF)の展開を引き起こす。史上初めて、平時において徴兵制が導入される。
T-10か月
XEDRAの成果を受け、予算が大幅に増加し、適地に数百の新たな研究・生産施設が建設される。
T-9か月
徴兵に対する市民の不満が広範にわたり発生する。
T-7か月
兵士たちが最先端の義体システムを装備して配備を開始。しかし、諜報によれば、中国側の開発速度には及ばない。
T-6か月
XEDRAの権限はますます制限を越えて拡大する。死刑判決を受けた囚人が実験対象として使用され、その後、無期懲役の囚人も同様に使用されるようになる。
T-5か月
XE037のゾンビ化作用が発見される。
T-3か月~T+0
市民の不満が大規模な暴動へと発展。複数の地域で限定的な戒厳令が敷かれ、秩序維持のためロボット警察の配備が増強される。
T-4か月~T-1か月
XEDRA内部での腐敗が蔓延し、その行動の合法性が頻繁に無視されるようになる。XEDRAの重要性や、市民の不満・暴動という緊急事態を理由に、こうした越権行為の多くは見過ごされている。
T-30日
DPRKの軍隊が動きを見せ、まもなく攻撃が行われる可能性が示唆される。ミサイル発射により韓国南部の港湾都市が攻撃され、武力行使の意思表示がなされる。これに対応して、米軍の展開が大幅に強化され、米本土内の軍事プレゼンスは大きく低下する。
T-15日
XE037の突発的増殖が発生。XE037は、XEDRAの探査活動に反応して拡散した。この増殖はすべてのテレポーテーション施設で同時に発生。この事象により、XE037が地下水を汚染し、「コロニー」(スライムの穴)を確立する。中国やDPRKの施設でも同様の増殖が起きたかどうかは不明。転位実験が可能な設備を保有しているかどうかも確認されていないためである。
T-15日~T-5日
実験室以外での初のゾンビ化事例が発生。XEDRAがこれを隠蔽することもあれば、そもそも気づかれず、ゾンビ化した個体は単なる暴力的な暴動者として再撃破される場合も多い。
T-3日
XE037と昆虫類との融合が発生し、急速な変異が進行する。
T-3日~T+0
米国内各地で、核爆弾や生物兵器を用いた一連のテロ攻撃が発生。NPRKおよび中国の潜入工作員による犯行が疑われる。
T+0
ゾンビの発生が大規模化し、制御不能な臨界点に達する。制圧・排除の速度を上回る勢いで増加するゾンビ集団が出現。
T+18時間
パニックが広がり、死亡が急速かつ大規模に発生。
T+36時間
人口の50%がゾンビ化または死亡。
T+48時間
人口の90%がゾンビ化または死亡。
T+56時間
正体不明の攻撃者による米大都市への爆撃が開始される。機能不全に陥った防衛インフラは、ほとんど対応できない。
T+60時間
ほとんど壊滅状態となった州兵が、強化されたバンカーおよび飛行場へと後退する。
T+72時間
人口の99%がゾンビ化または死亡。
T+5日
ゲームの開始。ここから、あなたは一人きりだ。
T+3日
国家が最高警戒態勢に入った。理由は不確かだ。まもなく攻撃が行われるという噂が広がっている。報道機関は、薬物を使用した狂人が民間人を襲撃したとの断片的な情報を流したが、それはすぐに「侵略の可能性」に関する憶測に覆い隠されてしまった。
T+2日
憶測は続いている。新たなストリート系薬物が人間を暴力的で残忍な殺人者に変えるという噂がある。森では奇妙で巨大な攻撃的な昆虫が目撃されているが、当局からの正式な確認はいまだない。
T+1日
殺人者の背後には、人々を殺人者に変えていく生物的攻撃が、少しずつ社会に広がっているという疑いが持たれている。一方、こうした噂を根も葉もないデマとして一蹴する者もいる。政府はコメントを避け、「調査を進めており、状況を精査している」とだけ述べている。僻地の野原にポータルが開いたが、政府は迅速に対応し、この出来事に関する情報の公表を抑止した。
T+0日
爆弾が投下された。ニューイングランド地域の多くの都市が高威力爆薬による攻撃を受けた。攻撃を知らせるはずのサイレンは鳴らず、打撃は極めて正確に標的を捉えていたが、一見して爆撃された地域に特段の重要性は見られない。実際には、主要な次元操作実験の中継を担う無数の小型研究所のうちいくつかで、直ちに周辺にゲートウェイが出現し、機械類が停止不能になる事象が発生していた。施設内の職員はたちまち異次元の恐怖に飲み込まれた。今回の攻撃は、すでに制圧された研究施設、共振装置がなお稼働している地点、あるいはポータルが開いたとされる場所に対して行われたものだ。高威力爆薬による高エネルギー爆発によってポータルを崩壊させ、あるいは少なくとも開口を可能にする装置を破壊することが期待されている。多くの場合、これは成功する。しかし一方で、攻撃が状況を悪化させ、ポータルの挙動が変化してしまうケースもあった。
これらの攻撃のうちいくつかにおいて、ポータルは爆発エネルギーを吸収し、より巨大で不安定な裂け目へと変化した。これにより、有害な異星由来の化学物質が巨大な煙雲となって噴出し、周囲に広がった。直近にいた人々の皮膚はただちに水ぶくれを起こし、煮えたぎるように腫れ上がり、剥離して落ちていく。化学物質は迅速に大気中に拡散した。また、他の地域ではポータルが灼熱の地獄と化したり、極度の低温領域に変質したりしている。内部情報を持つ科学者らは、研究施設ネットワークの破壊が次元的な弱点を恒久的に生じさせ、下層次元への接続に加え、周辺の複数の次元平面への脆弱性も拡大したと仮説を立てている。だが、これらは一般市民にとってはほとんど意味をなさない。彼らの多くは、単に地上に地獄が降りてきたと感じているにすぎない。
ニューイングランドにおける新たなポータルの発生数が着実に減少する一方で、世界中の各地で追加のポータルが出現し始める。爆撃で生き残った、あるいは拡大した、あるいは攻撃を逃れたポータルから現れた生物たちが、次々と外界へと進出し、見つけた人間を皆殺しに始めた。ひとつのポータルが突然激しく膨張し、爆発と共に大量の胞子を空中に巻き散らしてから、永久に閉鎖された。これらの胞子は風に乗って漂い始め、そのうちいくつかはやがて適した場所に定着する。
ついにサイレンが鳴り響き、生物的攻撃が正式に発表された。混乱は極度に悪化し、矛盾した情報が飛び交う。軍が展開され、状況の収拾を図ろうとする中、戒厳令が布告された。死んだ者が間もなくして再び立ち上がり、忌まわしい存在が街路を闊歩している事実は、もはや無視できないものとなっていた。
多くの人々が避難シェルターと地下壕へと向かう一方で、夜が訪れるやいなや、最初の強酸性の雨が降り始めた。ポータルの裂け目からなおも噴出する異星由来の化学物質が、遠方まで運ばれて地上に還ってくるのだ。この致死的な降雨は約9時間にわたり続き、避難中に屋外にいた者のほとんどが命を落とした。
T-1日目:
残念ながら、その間に与えられた被害はもはや甚大なものとなっていた。さらに悪いことに、ごく少数の怪物はこの新たな平面に驚くほど適応し、積極的に拡大を始めている。また、ゾンビ化を引き起こす粘性物質などは、異次元との接続範囲外でも生存・拡散可能な形態へと適応しつつある。
怪物、酸性雨、あるいはその他新たに現れた脅威によって殺された者たちは、次々とゾンビとして蘇る。そして、銃弾や通常の武器で倒されたゾンビですら、間もなくよみがえる。
大量のアンデッド人間およびさまざまな異界の恐怖に立ち向かうため、自動化された警備部隊は迅速に再プログラミングされ、従来の『拘束』から『脅威の排除』へと行動基準を大幅にかつ攻撃的なものに変更し、脅威と見なす範囲も著しく拡大した。しかし、この措置は逆効果となる。確かにアンデッドは脅威として正しく識別され、いくつかのケースでは成功裏に迎撃されたものの、新たな設定により、警備ネットワークを運用していた人間の『不法侵入者』までもが標的にされてしまった。ネットワーク化された警備システムは、生きている人間であればほとんどすべてを排除すべき敵対的存在と判断するようになる。まもなく、大規模なネットワーク自体が崩壊。設定を元に戻す手段は失われ、各警備ユニット(警察署、軍用タレット、自律型ハンター車両など)は最後に受け取った命令の下、独立制御モードへと移行してしまった。
国家は大規模災害を宣言し、FEMAキャンプの設立が進められ、大規模な避難行動が展開された。その最中でも、他の地域でポータルが開いているとの報告が当局に相次いで届いていた。しかし、避難キャンプは死の罠と化してしまう。そこには致死的な生物が引き寄せられやすく、さらに警備部隊からは『違法な非公式キャンプ』と見なされ、攻撃対象とされてしまうのである。
T-2日目
ニューイングランド地域への国家支援は撤回され、この地域は救いようのない失地として見捨てられた。その一方で、米国各地で新たに出現するポータルの制圧に向けた対応が強化されている。
酸性雨は断続的に降り続く。降雨後の酸は地表に達してから比較的速やかに分解されるが、依然としていくつかのポータルが開いたままとなっており、苛烈な物質を大気中に吐き出し続けている。火山のごとく、しばらく静かだったポータルが突如として巨大な有毒雲を噴き上げることもあれば、他のポータルは絶え間なく、不快なほどの細流を垂れ流し続けることもある。
少数の軍事パトロールが最初の真菌生物(ファンガス)と遭遇した。兵士のひとりが地面から噴出したものに殺害され、部隊は近くの農家に退却した。彼らは、ほぼ人の背丈ほどの巨大な菌類の発生と、その周辺一帯を覆うもやのような存在を報告した。数時間のうちに、細かな粉が周囲のあらゆる表面を覆い尽くした。日の終わりまでには、尖塔状の菌体(スパイア)は著しく成長し、農家を取り囲むファンガスの数は限りなく増殖し続けていた。兵士たちからの最後の報告では、隊員たちに異常な症状が現れ始め、エンジン内部にも菌類が蔓延して車両の始動を不可能にしていると伝えていた。その後、彼らの消息は途絶えた。
トリフィドは、現地の森林に張り巡らされた既存の根ネットワークを基盤として成長する奇妙な植物状の生物である。複数の場所でその成長が確認されており、これは1つまたは複数のポータルから脱出した「トリフィド種子走茎」によって運ばれたものと見られる。トリフィドは新たな環境に急速に順応し、多くの森林地域が徐々にトリフィドの林へと変化し始めた。トリフィドとファンガス(真菌生物)の間に何らかの関連性があるように思われる。
巨大昆虫たちの拡散も始まる。それらは粘性物質にとって有効な媒体となりつつも、原始的な衝動の多くを維持している。巨大な巣、穴、コロニーの建造が各地で始まっている。
最終更新:2025年08月31日 14:08