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ちばドリームエクスプレスの形式称号

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ちばドリームエクスプレスの形式称号 (ちばドリームエクスプレスのけいしきしょうごう)とは、ちばドリームエクスプレス(以下、 cdx )における形式称号を定義したものである。


形式称号とは

形式称号 (けいしきしょうごう)とは、鉄道車両の種類や用途などを表す記号である。cdxに限らず日本国内の全ての車両に刻印され、管理されている。

cdxにおける形式称号の表し方


特急形電車

特急形電車の形式は、4桁または5桁の数字で表している。

クロハ 38906

系列名は5桁ないし4桁の数字で呼ぶ。
  • クハ38001 → 38000
  • モハ8151 → 8000

先頭の記号のうち、「ク」は車両の種類を示し、「ロ」は車両の用途を示す。
  • 車両の種類を示す記号
記号 種類 運転台 モータ
クモ 制御電動車
電動車 ×
制御車 ×
付随車 × ×
  • 車両の用途を表す記号
記号 用途
グリーン車(特別車両)
普通車

5桁の数字のうち、百の位は車両の種類と用途を示し、十の位と一の位は製造番号を示す。
  • 車両の種類と用途を示す番号
番号 種類 用途 備考
0 制御車 普通車 クハ (Tc)に相当
1 電動車 普通車 モハ (M)に相当
2 電動車 普通車 モハ (M')に相当
3 付随車 普通車 サハ (T)に相当
4 付随車 普通車 サハ (T')に相当
5 制御電動車 普通車 クモハ (Mc)に相当
6 制御電動車 普通車 クモハ (M'c)に相当
7 制御車 普通車 クハ (T'c)に相当
8 制御車 グリーン車 クロ クロハ (Tsc)に相当
9 電動車 グリーン車 モロ モロハ (Ms)に相当
10 電動車 グリーン車 モロ モロハ (M's)に相当
11 付随車 グリーン車 サロ サロハ (Ts)に相当
12 付随車 グリーン車 サロ サロハ (T's)に相当
13 制御電動車 グリーン車 クモロ クモロハ (Msc)に相当
14 制御電動車 グリーン車 クモロ クモロハ (M'sc)に相当
15 制御車 グリーン車 クロ クロハ (T'sc)に相当

番号の組み合わせによって桁数を増やすことがあるため、場合によってはインフレナンバーとなることがある。
  • 例) サロハ3811201
    • この場合は、38000系の付随車でかつグリーン車( Ts )、製造番号が200番台の1番目を表す。
    • 車両番号は「さんまんはっせん の じゅういち の にひゃくいち」と読む。
    • 桁数が増えるとややこしくなるため、日本の鉄道車両では珍しく、検査標記に 「系列」 という項目があり、''「系列 39000系」'' の様に標記している。

一般形電車

一般形電車の形式は、1桁または2桁の数字で系列を表し、それにつづく数字を組み合わせて表している。

クモハ2253112

先頭の記号のうち、「クモハ」の表し方は特急形電車に準じる。
  • 車両の種類を示す記号
記号 種類 運転台 モータ
クモ 制御電動車
電動車 ×
制御車 ×
付随車 × ×
  • 車両の用途を表す記号
記号 用途
普通車

小文字の部分のうち、「20」は系列を表し、「5」は車両の種類と用途を示す。
  • 系列
番号 電気方式  
0~39 直流
40~69 交直流
70~89 交流
90~99 区別無し 試作車
三桁 区別無し 事業用車両
(JRの中古車を除く)
  • 車両の種類と用途を示す番号
番号 種類 用途 備考
0 制御車 普通車 クハ (Tc)に相当
1 電動車 普通車 モハ (M)に相当
2 電動車 普通車 モハ (M')に相当
3 付随車 普通車 サハ (T)に相当
4 付随車 普通車 サハ (T')に相当
5 制御電動車 普通車 クモハ (Mc)に相当
6 制御電動車 普通車 クモハ (M'c)に相当
7 制御車 普通車 クハ (T'c)に相当

末尾の数字は製造番号を表す。製造番号は3桁以上で表す。
  • 0番台で1番目に製造された車両 → クモハ85 001
  • 1000番台で1番目に製造された車両 → クモハ85 1001

気動車

気動車の形式は、4桁の数字で表し、先頭にエンジンの使用燃料の種類を表している。
電車とは異なり、特急形も通勤形も同じ様に表す。

キハ D1003
キハ M35001

先頭の記号のうち、「キ」は気動車であることを意味し、「ハ」は車両の用途を示す。「M」はエンジンの使用燃料の種類を示す。
番号の部分は特にこれといった決まりはないが、百の位で車両の構造を分類し、下二桁で製造番号を表している。

  • 車両の用途を表す記号
記号 用途
グリーン車(特別車両)
普通車
  • エンジンの使用燃料の種類を表す記号
記号 使用燃料
M メタノール( M ethanol)
G ガス( G as)
D 軽油( D iesel)

ハイブリッド電車

cdxにおける「ハイブリッド電車」とは、電車に発電用エンジンを搭載した車両を示す。
どちらかと言えば電車に近い車両だが、ハイブリッド車両の形式は気動車の形式称号の表し方に準拠している。

キクモハ EM5102

先頭の記号のうち、「キ」は気動車であることを意味し、「ハ」は車両の用途を示す。
「E」は電車であることを示し、「M」はエンジンの使用燃料の種類を示す。
番号の部分は特にこれといった決まりはないが、百の位で車両の構造を分類し、下二桁で製造番号を表している。

  • 車両の用途を表す記号
記号 用途
グリーン車(特別車両)
普通車
  • エンジンの使用燃料の種類を表す記号
記号 使用燃料
M メタノール( M ethanol)
G ガス( G as)
D 軽油( D iesel)

例外

JR各社から購入した中古車の一部は、JR時代の形式をそのまま使用している。

クハネ 583-99

2007年9月現在在籍する車両のうち、JR時代の形式を使用しているのは以下の系列である。

かつてJR時代の形式を名乗っていたのは、以下の系列である。
  • 103系電車 (現:1系電車。更新改造時に形式変更)
  • 207系電車 (現:7系電車。購入時に形式変更)
  • 415系電車 (現:41系電車。購入時に形式変更)
  • 455系電車 (現:70系電車。但し、種車は165・167・169・453・455・457系電車)

形式称号の標記

形式称号は、以下の場所に標記する。
  1. 車体側面(両側2箇所)
  2. 車体連結面(検査標記)
  3. 車内妻面(デッキがある車両は、客室内妻壁面)
但し、気動車とJRの形式称号を使用する車両を除き、車体側面では「クハ」や「モハ」といったカタカナの記号は省略する。
  • 車内: クロハ38855 → 車外: 38855
  • 車内: モハ21014 → 車外: 21014
  • 車内: キハM3101 → 車外: キハM3101
  • 車内: クハ185-3001 → 車外: クハ185-3001

フォントは特に規定していないが、新設計車両のほとんどが Frutiger Helvetica (カタカナの部分は ヒラギノ角ゴシック )を使用している。

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車両
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