FfH2 040p タスンケさん、馬で大陸制覇するの巻 その1
これまでに書いたレポ
- FfH2 040z 支配の塔を建てる者たち
- FfH2 041g バシウムさんを呼び出すまでが勝負です
- FfH2 041g ハイボレム閣下、悪魔的芸術で勝利するの巻
- FfH2 041g(MODMOD) エチゴの上杉謙信、混迷の異世界に降り立つ
前置き
MOD「Fall from Heaven II」のヒッパス文明の指導者タスンケを使用したプレイレポです。
この文明は宮殿に馬資源をもち、文明特性によりすべての騎乗ユニットに「名馬」の昇進を与え、移動速度と退却率を強化します。まさに馬による馬のための文明。
また九人衆ギルドによって雇える傭兵がさらに強力な「傭騎兵」という特殊ユニットに変わっているのも特徴。
中でもタスンケは侵略志向によって与えられる昇進「特別奇襲」により敵地でもその速度が損なわれることがなく、全文明指導者中最速の進軍速度を持っていると言っても過言ではありません。
今回はこの騎乗ユニットを中心に、制覇勝利を目指します。
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最終的な結果
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設定など
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FfH2 040p
-天帝
-サイズ標準・パンゲア・気候温帯・海面中・海岸線ランダム
-速度普通
その他デフォルト設定です。
指導者
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タスンケ(ヒッパス文明・中立)
今回使用する文明指導者です。
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テッサ(リョースアールヴ文明・中立)
森を残したまま改善できる内政力の強いエルフ文明の指導者
東に居住。
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カプリア(バンノール文明・善良)
北に居住。
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マヘイラ(ドヴィエロ文明・邪悪)
北西に居住。
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アーチュラス・ソーン(カザード文明・中立)
北東に居住。ドワーフ。今回は終始仲良くしてます。
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均等なるヴァレディア(アムリテ文明・中立)
強力な魔法部隊を擁する文明の指導者。今回の最大の敵。
西に居住。
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おまけ:白のエスネ(エロヒム文明・善良)
知らない間に滅んでいたひと。
全体的に、今回使用するタスンケと同じ中立が多いため、属性による外交ペナルティがつきにくく、比較的やりやすい状況だと言えそうです。
すべては首都から始まる
私のプレイスタイルでは、序盤は第二都市を作らないため首都の立地が重要になります。
ハンマーと食料があり、丘の上であることが条件。タイルを改善しなくてもそれなりに機能する必要があります。
特に丘の上…丘陵都市であることは重要です。なぜなら、天帝では即座に宣戦布告されることが多いからです。そのため、防御力のあがる丘が重要になるわけです。
今回の首都は氾濫原2、丘の上に豚、近くにワイン、生命のマナ(衛生+1)を供給するスケルスの鉱泉となかなかの好立地です。
生産は戦士4体を設定。
研究は神秘主義へ。社会制度はそのまま。
人口は幸福値の限界である5になったら成長をとめます。
探索は特に行いません。あとで他の文明に世界地図をもらえば済むことです。
◆首都しか作らないワケ◆
第二都市以降を自力で作らないのは、防衛力を分散させない・初期に下手に都市を増やすと研究力が下がる・開拓者に消費されるハンマーの節約などの理由があります。
「都市は作るのではなく奪うもの」というプレイができるのがタスンケさんの特徴でもあります。
また、他の文明では騎乗兵を作るのに馬資源が必要ですが、ヒッパス文明では首都の宮殿に馬資源が最初からあるため、馬を求めて領地を広げる必要がありません。
29ターン。ENTER連打で時計を進めています。
いくつかの文明が接触してきました。
こちらは4体目の戦士を作り終え、次に防護柵を作っているところです。防御力を上げる事が重要。
初期ユニットとあわせ、戦士は5体になりました。
神秘主義は研究中です。
初期ユニットの斥候はどこかでお亡くなりになったようですが気にしません。
39ターン目。神秘主義を研究しおえ、絶対王政への革命後、教育を研究します。
絶対王政は首都の生産力を上げてくれるので、首都しかない序盤では非常に有用です。
生産は防護柵の後、労働者を1体作っています。
労働者を作り終えたら長老会議へ。研究の促進のためです。
宣戦布告されても慌てない
45ターン目。エルフのテッサが宣戦布告してきました。なかなか好戦的です。
こちらの防衛は最初の戦士5体だけ。ボーっと防衛してます。 戦士が減らされたら補充します(めったに減らされませんが)
長老会議を作り終えたら、都市画面で賢者を配置します。偉大な賢者(BTSの偉大な科学者相当)を輩出するためです。
最初の偉大な賢者は「アカデミー」の建設に使用し、研究を促進します。
55ターン目。エルフの位置が判明しました。右側に住んでいるようです。
あとで攻めようなどと考えつつ、敵に殺されない場所で労働者によるタイル改善を行ったりします。 敵が1ターンで踏み込めない場所で、労働者が1ターンで首都に帰れるなら、戦争中でも改善はできます。
どこかで白のエスネさんとドワーフがケンカしているようですが、特に気にしません。
60ターン。エルフのスタックが集まっています。戦士6に斥候4の計10体。うろうろしてなかなか攻めてきません。
こちらは相変わらず戦士5体ですが、問題はありません。
65ターン。エルフとの交戦により、戦士が1体減ったので補充します。
教育を研究完了、徒弟制への革命後、騎乗に向かいます。 徒弟制は新規ユニットに経験値+2してくれるので、昇進をひとつつけることができます。
馬が出たら反撃開始。それまで我慢…
80ターン。偉大な賢者が出ました。アカデミーをたてて、研究を促進します。
専門家の賢者+アカデミーで、研究力が毎ターン+28になりました。
戦士は6体に増えていますが、なくても耐えられるようなら無駄になりますので、必要ありません。
95ターン。北方のカプリアにまで宣戦布告されていますが、こちらはのんきにタイル改善中。
丘と戦士と防護柵があれば、たとえ全文明に宣戦布告されても耐えることはできます。これには「シダー天帝OCC」での経験が生きています。(ちなみに、私はFfH2 Sidar Always War OCCを書かれた方とは別人なのであしからず)
研究は騎乗まであと1ターン。馬ができれば反撃…首をあらって待っていろッ!
102ターン。厩舎の完成まであと1ターン。
研究は交易に向かっている途中です。交易は、戦争に勝ったときにテクノロジーを受け取るためのもの。
吸血鬼のカラビム文明がいればまっさきに交易を研究してくれるので、こちらが自分で研究せずに済むことがありますが、今回は居ないので自力です。
104ターン。カプリアのスタックがやってきました。斧兵2体を含んでいます。
こちらは戦士7体のみですが、問題はありません。
114ターン。カプリアの斧兵6体を含むスタックがやってきました。
こちらは騎乗兵3体しか準備できていません。まだ雌伏のとき。忍耐あるのみ。
120ターン。カプリアがマヘイラとソーンからケンカを売られてます。これはチャンス!
こちらは騎乗兵を5体用意できました。
カプリアに侵攻するため、テッサと停戦。後方の憂いを絶ちます。
軍事力評価では、われらがタスンケさんは最低クラスのまま。相手となるカプリアはこちらの3倍ほど。
白のエスネさんがいつのまにか滅んでますが気にしません。
次回からは戦乱の歴史の幕開けとなります。
- コメント欄です
- OCCって敵文明は複数都市じゃないの? --
- そうなんですね。カスタムゲームをやらないので理解してなかったようです。修正しておきます。 --
- 細かい事ですが、ヒッパスの宮殿から馬資源が支給されるのは書いていたほうが良いかもしれません。 --
- 馬に関して「首都しか作らないワケ」に追記しました。ご指摘ありがとうございました~ --