人吉善吉(超高校級の???)
苗木誠(超高校級の幸運)
安心院なじみ(超高校級の???)
戦刃むくろ(双子の妹の超高校級のギャル江ノ島盾子の変装中)
桑田怜恩(超高校級の野球選手)
弐大猫丸[二年](超高校級のマネージャー)
狛枝凪人[二年](超高校級の幸運)
九頭龍冬彦[二年](超高校級の極道)
ほか7人
≪保有スキル≫
【お母さん直伝サバット】【大博打】【七光り】
【脱出装置の効果補足説明】
脱出装置が発動するのは即死コンマが出た場合もしくはクロに狙われた場合です。プレゼントとして渡すことで、ほかキャラも使用することが可能です。
【補足説明】
めだかちゃんは15人の中にはいません。善吉は体育館で一応それを知っています。
【食堂】
起床後、朝食をとるために食堂に向かうと、争う声らしきものが聞こえた。
「だからんなもんしねえっていってるだろうが!」
「いいからついて来いと言っているんじゃあ!」
騒いでいたのは桑田と弐大だった。
善吉「弐大先輩もう大丈夫なのかよ」
安心院「へーもう動けるだなんておどろいたなー」
善吉「絶対に驚いてないだろ……」
安心院は相変わら棒読みだった。こいつが驚くなんてことこの先あるのだろうか……
安心院「それよりも、桑田君と弐大君はずいぶん仲良くなったようだね」
善吉「いや、むしろ悪いだろあれは」
桑田と弐大は相変わらず言い争っていた。
両者とも無駄に声がでかいから余計に激しく見える。
桑田「野球なんてだっせえもんもうしねえっつってるだろ!」
弐大「何を言っておるんじゃああああ! それほどの才能に恵まれた肉体はワシも見たことがない!」
桑田「正直飽きたんだよ! 大体俺何もしなくても勝てるし? これ以上鍛えても意味ないっつーかさあ」
弐大「馬鹿もんがぁぁぁぁぁぁ!! 何を腑抜けたことをいってるんじゃあああ!」
あ、弐大が切れた。
と他人事のように思った。
善吉(超高校級のマネージャーっていうからには才能を腐らせたくないのか? にしても意外と強制的なんだな……何かあそこまで入れ込む理由があったのか?)
桑田の名前なら俺もよく知っている。何せ甲子園の花形プレーヤーだ。
しかし当の本人は野球など辞めてミュージシャンになりたいようだ。
善吉(カッ、ぜいたくなもんだ)
でもまあ、頂点に立つものの気持ちなど俺には分からないのだから、否定もしないことにした。
弐大「そんな腑抜けた根性はワシが叩き直してやる!」
桑田「え、ちょ、知らねえからな!!」
強制的に体育館にでも連れて行かれそうな雰囲気でも感じたのだろうか。桑田は素早く逃げ出した。
弐大も追いかけるのかと思ったが、予想に反して弐大は椅子から立ち上がらなかった。
善吉「追いかけないんですか?」
弐大「……あいつに追いつけるほどの体力はもどっちょらんからなあ」
どこか他人事のように弐大は言った。
安心院「僕の【自然血癒】は怪我は治せても体力までは戻せないからね。昨日の今日で動けるまでに回復できた弐大君が特別(スペシャル)なのさ」
弐大「がっっはっはっはっは! ただの気合じゃあ!」
だから桑田を追いかけなかったのか……よく見たら弐大の指先もすこし震えてるように見える。
というか、なんでそこまでの体力バカの弐大先輩自身が選手じゃないんだと死ぬほど突っ込みたくなった。
苗木「じゃあ僕が弐大君を部屋まで送っていくよ」
ちょうど朝食を食べ終わった苗木が弐大に声をかけた。
善吉「おいおい、大丈夫なのか?」
苗木と弐大の体格差を見て不安になったが、弐大に異存はないようだ。何かに手をついているだけでもだいぶましらしい。
弐大「ガハハ! 礼をせねばならんな! 体調が戻ったらすぐにでもアレをしてやるわい!」
苗木「あ、アレ?」
弐大「アレはアレだ、ワシのアレをアレしてだな」
苗木「……うん、そうだね!」
善吉(苗木のやつ解読をあきらめて適当に返事したな……)
苗木と弐大は食堂を出て行った。
狛枝「弐大君の怪我、本当に治ってるみたいだね。あんな大けがだったのに1日で完治させるなんて……安心院さんはいったいどんな才能を持っているんだろうね」
善吉「狛枝先輩。おはようございます」
それと入れ替わるように狛枝がキッチンから台所に出てきた。今日の食事当番は狛枝だったらしい。
善吉「おはよう。才能っつーかファンタジーに近かったっすけどね」
狛枝「何か知ってるの!?」
狛枝先輩は想像以上に強く食いついてきた。
あれほどの大けがが感知することなど常識的に考えたらありえない。やはり気になるのだろう。
善吉「いや、でも俺もよくわからなかったですし。本人に聞くのが一番いいと思いますよ」
狛枝「うん、そうさせてもらうよ。ありがとう人吉君!」
狛枝先輩は嬉しそうに食堂を出て行った。
善吉「さて、今日はどうするか……」
何をしようか?
1 モノクママシーン
2 誰かと過ごす
3 そのほか(指定必須)
↓1
1
モノクママシーンに挑戦することにした。
現在の保有アイテム
【男のマロン】【ザクマシンガン】【脱出装置】
保有スキル
【大博打】:コンマが1~5なら0個、6~0なら6個のアイテムを手に入れられる。
コンマ↓1 スキルを使うかどうかも選択してください。
2,しない
何のアイテムが出てきたか
↓1
武神のお守り
≪【武神のお守り】を手に入れた≫
時間はまだある。
何をしようか?
↓1
球磨川禊(超高校級の過負荷)出現
中学時代の記憶はあるほうで。
改心前か改心後はまかせます。
ぞくり、と背を這うような悪寒がした。
振り向いてはいけない、そう思った。
『あれ! 君ってどこかで会ったことあるっけ?』
なのに、振り向いてしまった。
その直後、俺は後悔することになる。
善吉「球磨川禊……!?」
球磨川『そんな他人行儀な呼び方はやめてよね! 僕と善吉ちゃんの仲じゃないか!』
球磨川禊。そいつはこの世の悪性と欠点と理不尽と害悪と呪いのすべてを持っているような男だった。
球磨川『あはは』『震えておびえちゃってる善吉ちゃんかわいそー!』
球磨川はこちらの顔を覗き込みながら話しかけてきた。
善吉「ッつうう―――!!!」
思わず一歩引いてしまった。
俺のすべてがこの男と対話することを拒んでいる……!!
善吉「大体! なんでお前がこんなところにいるんだ!」
球磨川『なにって』『僕も超高校級のうちの一人だからに決まってるじゃないか!』
善吉「なっ……」
この男が? 生まれる前から、勝負する前から、何もかもに負けているようなこの男が超高校級の生徒だとでもいうのだろうか。
善吉「ウソだろ……!?」
こんな男と閉鎖空間で一生暮らすくらいなら死んだほうがましだ。
冗談にならない環境だというのに、心のそこからそう思ってしまった。
球磨川『おいおい』『どうして疑うのかな』『僕は生まれてこの方一度も嘘をついたことがないのが自慢なんだぜ』
善吉「何を」
球磨川『嘘だよ』
球磨川は表情一つ変えずに近づいてくる。
球磨川『むしろ僕は善吉ちゃんがここにいることのほうが驚きなんだけどな』『ほら』『君って恥ずかしいくらいの長所も誇れるような欠点もないじゃないか』
善吉『カッ! お前よりは100倍ましだぜ、球磨川先輩!』
球磨川『……』『超高校級の過負荷』『それが僕の肩書だ』『生を知るために死を知るように』『知を知るために無知知るように』『真実を知るために嘘を知るように』『安堵を求めるために誰かを見下すように』『希望ヶ峰学園は希望を求めるために絶望を』『つまり才能を知るために欠点を知りたがったのさ』
善吉「……」
球磨川『さあ次は君の番だ』『平凡で何の長所も短所も異常も欠点もない善吉ちゃんはどんな理由でここにいるのかな』
善吉「……カッ! 教えるつもりもねえよ!」
球磨川『ひどいよ!』『差別なんてよくないよ!』
善吉「俺はあんたが嫌いだ。だから教えたくない」
球磨川『……』『ひどいなあ』『思わず死にたくなっちゃうくらいには傷ついたよ』
球磨川は全く傷ついてなさそうな顔をしてつぶやいた。
プレゼントを渡しますか?
↓1
ザクマシンガン
≪【ザクマシンガン】をプレゼントした≫
球磨川『!』『いいの?』『えーほんとほんとー?』『ありがとう善吉ちゃん!』『この恩は一生忘れないぜ!』『君と僕は友達だ!』
これほどまでに信じられない言葉はなかなかないぞ……
球磨川『……』『ねえ善吉ちゃん』
善吉「なんだよ」
球磨川『僕殺されてあげようか?』
善吉「な!?」
球磨川は突然そんな提案をしてきた。
善吉「何を企んでやがる。お前に何の得があるんだ!」
球磨川『ぷっ』『もしかして今の言葉信じちゃった?』『ははは、善吉ちゃんってまれにみる馬鹿だよね』『尊敬するよ』
善吉「……お前の洒落は洒落にならねえんだよ」
やはり、こいつのことは好きになれそうにない。こんな状況でさえなければ今すぐ逃げ出すか蹴りつけるかしたいくらいだ。
球磨川『でもね』『僕は殺されるつもりも殺すつもりもないんだ』『そんな恐ろしいことできるわけないじゃないか!』
善吉「信用できるわけねーだろ」
球磨川『ははっ』『ひどいなあ』
球磨川『でも僕は過負荷なんだよ』『誰かを殺して悪役を倒して』『かっこよく脱出したりかっこよく死んでいくのはプラスの役目だ』『だから』『君の分まで僕はかっこ悪く生きていくよ』
なぜ俺が死ぬ前提で話を進めてるんだ……
善吉「やっぱりあんたとは仲良くなれそうにないな」
球磨川『えー』『善吉ちゃんひどーい』『さっき騙したの根に持ってるの?』『やーい未練たらたら男』『略してみれおー』
善吉「……」
そのあとしばらく球磨川の相手をしていた。
スキル【詭弁】を手に入れました。
学園裁判パートでの発言力の最大値がアップします。
まだ時間はありそうだ……何をしようか
↓1(キャラ指定なら2人まで可)
ちーたんと会話
トイレの前できょろきょろしている少女を見つけた。
善吉「どうしたんだ?」
?「わあっ!」
少女はこちらを見上げながら、小動物のような目で見つめてくる。
というか今にも泣きだしそうだ。
善吉「わ、悪い! 何かしたか!?」
?「ううん。ごめんねぇ、僕が弱いから……」
そんな反応をされるとますます気まずいな……
善吉「俺は人吉善吉だ。よろしくな!」
不二咲「えっと、ボクは不二咲千尋だよ。えへへ、よろしくね」
これが天使のような笑みなのか……と妙に納得しながら挨拶を交わした。
プレゼントをしますか?
↓1
武神のお守り
不二咲「わああ、ありがとう。大事にするよ!」
喜んでもらえたみたいだ。意外にこういうものが好きなんだな……もっとかわいらしいものが好みかと思ったんだけどな。
不二咲「……」
善吉「どうしたんだ不二咲?」
不二咲「えっとぉ、その、あのね。人吉君は、僕のことどう思う?」
善吉「……は?」
不二咲「だ、大事なことなんだ! えっと、その……」
これはもしやそういう感じのフラグなのだろうか。
善吉(いやいやいやいや落ち着け俺!! そうじゃないだろ!!)
なんと返事しようか
↓1
デビル可愛いぜといったところで
七海千秋がくる。
不二咲と七海の関係はお任せします
善吉(お、漢善吉! ここは上手くやるんだ!)
善吉「デビル可愛いぜ!」
不二咲「あっ……ええっと……うん、やっぱり僕なんか……)
善吉(地雷踏んだー!? どこだ!? どこがいけなかったんだ!?)
気まずい空気が流れる。
それを壊したのは一人の少女だった。
?「あ、お父さん」
その少女は眠そうな顔をしてこちらを見ていた。
唐突な告白だが、俺こと人吉善吉は童貞である。
ああいうこともそういうことも人並みに興味はあるが、童貞である。
パソコンがウイルスでフリーズする経験だってある。だが童貞である。
なぜ突然このような恥ずかしい告白をしているかというと、すべてはこの謎の少女のせいである。
七海「私は七海千秋」
善吉「いきなり名乗った!?」
七海「……だと思うよ」
善吉「疑問形!?」
突然現れた七海は、今まで知り合った人物の中でもトップクラスにマイペースだった。
先ほどの七海の発言―――お父さんとはどういうことなのだろうか。
ちなみに俺ではない。童貞だ。
不二咲「えっ……そ、そのぉ……七海ちゃんは僕の作ったAIで……一応体は別の人に作ってもらったんだけど……その……」
善吉「AI!?」
AI、すなわち人工知能。
それがこの少女の正体だというのか。
七海「お父さんは超高校級のプログラマーだから、こんなの朝飯前なんだ……と思うよ」
いろいろ聞きたいことはあるが、聞いたところで俺には理解できない気がするぞ……
嘘をついているようにも見えない。
善吉「そっかー、生みの親だからお父さん呼びなのかー」
不二咲を見る。どう見ても女性である。
善吉「……お父さん?」
七海「……お父さん」
……WHY?
善吉「……」
不二咲「あ、あのぉ……そのぉ……ぼ、ボク……」
不二咲はもうすでに半分泣いているも同然だった。
どう反応すべきだろうか
↓1
「体つきがコンプレックスなら弐代に鍛えてもらえばいいんじゃないか?」
善吉「体つきがコンプレックスなら弐大に鍛えてもらえばいいんじゃないか?」
不二咲「えっ……」
発言や言動からから推測するに、不二咲はどうやら自身の容姿がコンプレックスのようだ。
下手に肯定したり否定したりしてもまずいかもしれない。―――ならば、アドバイスをすればいい。
善吉「ほら、弐大先輩って超高校級のマネージャーだろ? 不二咲にあうスポーツや鍛え方もすぐにわかると思うぜ!」
不二咲「……」
不二咲は黙っている。困らせてしまっただろうか。
不二咲「人吉君、ありがとう……! 今度会ったら頼んでみるよ!」
善吉「その時はぜひ俺もつきあせわてくれ」
不二咲「うん! ボクがんばってみるよ!」
不二咲は嬉しそうだ。
不二咲と七海と一緒にスポーツについて話した。
スキル【アルゴリズム】を手に入れました。
学級裁判時のダミーセリフが減ります。
直後コンマ判定
0
0 異常なし
3日目が終了します。
最終更新:2013年01月04日 02:49