12日目夜・(非)日常パート

≪メンバー≫「生き残り11人」
人吉善吉(超高校級の生徒会長?)
苗木誠(超高校級の幸運)
安心院なじみ[?年](超高校級の???)
戦刃むくろ(超高校級の軍人)
桑田怜恩(超高校級の野球選手)
●弐大猫丸[二年](超高校級のマネージャー)
狛枝凪人[二年](超高校級の幸運)
九頭龍冬彦[二年](超高校級の極道)
球磨川禊[三年?](超高校級の過負荷)
不二咲千尋(超高校級のプログラマー)
七海千秋[二年?](超高校級のゲーマー)
●朝日奈葵(超高校級のスイマー)
●不知火半袖(超高校級の影武者)
名瀬夭歌(超高校級の生体工学者)
●音無涼子→江ノ島盾子(超高校級の絶望)


≪保有スキル≫
お母さん直伝サバット】戦闘補正+2
【大博打・改】コンマが1~4なら0個、5~0なら7個のアイテムを手に入れられる。
【七光り】ミス時のダメージ減少
【詭弁】発言力の最大値増加
【アルゴリズム】発言ウィークポイントが3個以内になる。
【草食系】対人コンマ判定に+2
【情報通】書庫での情報収集時のコンマ判定に+1
【剛腕】遠距離戦闘コンマで+1
【生存本能】撤退コンマ判定に+2
【分析力】捜査時に、重要な証拠のある場所や人物が思い浮かぶ。

≪保有アイテム≫
【男のマロン】【松田の似顔絵】【星の砂】【財部ちゃんのパンツ】【無限タンポポ】【包帯】【須木奈佐木のマスク】
【熊の髪飾りの少女】【イン・ビトロ・ローズ】【シークレットブーツ】【週間少年ジャンプ】【須木奈佐木 咲のデビューシングル】
【球磨川がなくしたうさぎのぬいぐるみ】【手ぶらジーンズ写真集】【希望の乾パン】【黒神めだかのブロマイド】



≪12日目・夜≫

桑田「男子会だ!」

全員が苗木の部屋に集まると同時に桑田は堂々と言った。まあ球磨川と九頭龍がいないので、俺と苗木と桑田と狛枝だけなのだが。
たった5人とはいえ、全員それなりの体格だ。苗木の部屋では少し狭いような気もするが、ぎりぎりセーフだ。

狛枝「はは、そんなに大きな声で言わなくてもわかるよ」

桑田「にしても、お前が来るとは思わなかったけどな……」

桑田は狛枝の顔を見る。
狛枝先輩は第一の事件の実質クロなのだから、その態度は仕方ないだろう。

狛枝「僕としても、超高校級であるみんなと一緒に過ごすだなんておこがましいにもほどがあるとは思ったんだけどね……でも、今日こんなものを企画したのは交流のためだけじゃないんでしょ?」

苗木「えっと、あはは……」

善吉(やっぱこの人鋭いよな)

桑田「おいおい、何俺をおいといて勝手に盛り上がってんだよ! 何の話なわけ?」

狛枝「今夜中にはわかると思うよ」

桑田「んだよ気になるじゃねーか」

初めこそ教えろと言っていた桑田だったが、そこまで深く考えるタイプではないのかまあいいやとあっさり引いた。


善吉「」
さて、何をしようか?
↓1

恋バナ

桑田「で、これだけ男子がそろったらやることと言ったら」

善吉「恋バナだな」

苗木「う、うん……」

みんな妙にノリノリだった。
まあ、ここにいる女子は全員妙にレベルが高い。盛り上がるのも仕方ないことだろう。

狛枝「うーん、僕はあんまり話に入れないだろうけど、君たちがしたいならそれでいいと思うよ?」

善吉(この人って恋バナとかすんのか?)

桑田「で、人吉はここの女子ならだれが好みよ?」

善吉「んー、強いて言ったら……」


誰?
↓1

不二咲

善吉「不二咲とかかな」

桑田「へー、意外じゃん。てっきり安心院あたりがお気に入りかと思ってたのによ」

善吉「なんでそうなんだよ」

桑田「だってよー、裁判のときだって安心院のやつお前にばっか話しかけてるじゃん。あれは気に入られてるだろ?」

苗木「確かにそうだよね」

善吉「それとこれとは別だって。安心院がいなきゃヤバかったとこも多いし、すっげえ助かってるけどよ」

桑田「かー! お前それ本人の前で言えるのかっての!」

狛枝「僕としては、不二咲さんを選んだ理由が気になるかな」

苗木「確かに可愛いと思うけど……」

桑田「で、どのあたりが気に入ったわけ? 貧乳か?」



理由は?
善吉「」
↓1

貧乳

善吉「貧乳だな!」

桑田「うおお……言い切りやがった……」

善吉「いや、俺の幼馴染がでかいから新鮮だっつーか、小動物っぽい雰囲気が可愛いと思うぜ」

苗木「確かに小動物っぽいよね」


桑田「ちなみに! 俺のイチオシは七海だな。意外と胸でけーし、母性があるっつーか」

狛枝「桑田君はマザコンなのかな?」

桑田「んでそうなるんだよ!」

苗木「僕は特にいないかな……」

桑田「そこは空気読めよ……」

苗木「ご、ごめんね」

一通り話したあと、俺たちの目線はある人物のほうに向いた。


狛枝「ボクが気になってる人かな?」

誰か?
↓1

球磨川

狛枝「……球磨川禊が気になるね」

「「「……」」」

善吉(な、なんだと?!)

これはネタなのかシリアスなのかゲイなのか。
発言者が狛枝なだけに特定できなかった。

善吉「おい、これはどう反応したらいいんだ……?」ボソッ

苗木「さ、差別はよくないんじゃないかな」ボソッ

第一回緊急会議を苗木と開いたが、結論はでない。おい、どうしてくれるんだこの空気。
当の本人はにこにこ笑いながら俺たちの様子を見つめていた。

桑田「ちょ、ホモかよお前っ! キモっ!」

善吉(桑田あああ!?)

俺たちの難航する会議をよそに、微妙な空気を桑田が笑いながら一刀両断した。

狛枝「大体負け犬の球磨川禊が希望ヶ峰学園にいるということ自体おこがましいよね……予備学科のほうがマイナスじゃない分まだましだよ……あんな男が希望になるなんて絶望的なことはありえないし……でもあれが希望ヶ峰に来たのは事実なんだよ。いったい彼はどんな理由があってこんなところに来たのかな? 気になるよね」

善吉「……そうですね」

苗木(なんか、突っ込んだらいけない気がする……)

これ以上話していたら藪蛇になりそうな気がした。

狛枝「なんて、冗談だよ」




善吉「」
さて、次は何をしようか?
↓2

王様ゲーム

善吉「こんなこともあろうかと!」

俺はポケットから、食堂にあった割り箸で作った王様ゲームセットを取り出した。

桑田「いや、ここ男しかいねーんだけど」

善吉「まあ、別にいいじゃねーか。何かほかにやりたいこととかあるか?」

桑田「いや、ねーけどさ」

桑田は時計を確認しながら言った。

狛枝「うーん、王様ゲームのルールからして、これは僕と苗木くんの再戦ってことになるのかな?」

苗木「ええっ?!」

善吉「まあ、とりあえずやろーぜ」


俺たちはいっせいに棒を引いた。


直下コンマ判定。
1~2 善吉 3~4 桑田 5~6 苗木 7~0 狛枝

4

桑田「よっしゃあ!」

狛枝「あはっ、さすがは超高校級の野球選手だね」

苗木(それってくじ運と関係ないよね……?)

善吉「一回目は桑田か。どうする?」

桑田「そうだな……」



桑田の命令
↓2

三番が黒歴史暴露

桑田「じゃあ3番が黒歴史暴露ってことで!」

俺の数字を確認する。1番だ。指名されていない。

狛枝「あはは、どうやら僕みたいだったね……」

善吉(あんたかー!?)

三と書かれた割り箸を見せてきたのは狛枝先輩だった。
この人の黒歴史は、笑えないような気がしてならない。もしくは異常に重いとか。

善吉(というか現在進行形で黒歴史を生産してるこの人に黒歴史なんてあんのか……?)


狛枝の黒歴史
狛枝「」
↓2

両親死んでから1ヶ月で自殺を百回程やったけど全部何らかの幸運?不運?で失敗した

狛枝「両親死んでから1ヶ月で自殺を百回程やったけど、全部運の悪いことに……いや、運のいいよとにかな? 失敗しちゃったんだよね」

善吉(重いぃぃぃぃ!!)

少なくともこんな場で暴露すべきことではない。

苗木「えっと……」

桑田「あー」

善吉(おいおい、桑田も苗木も引いてるし……)

狛枝「手首って、切っても意外と死なないんだね。たまたま場所がよかっただけなのかもしれないけど」

善吉「……すみません先輩、それ黒歴史って言わないです」

狛枝「……そうなの?」

心底驚いた、といった表情で狛枝先輩は返事した。これも演技なのかもしれないが……

善吉(まあ、こういう人だと思えば意外とつきあえる……のか?)

桑田「さてと、そろそろだな……」

桑田は時間を確認しながら言った。

善吉「何かあるのか?」

桑田「なんだ? 知りたいか?」

桑田はやたらにやにやしている。

善吉(ロクなことじゃなさそうだ)

狛枝「桑田君、君はいったい何を待っていたのかな?」

桑田「ふっふっふ、聞いて驚け! 俺は超有益な情報を得ているんだよ!」

苗木「超有益な情報……?」

桑田「それは!」


桑田「今日の12時過ぎに、女子全員が大浴場で風呂に入るんだよ!!」



苗木「……え?」

狛枝「……」

善吉(やっぱりか……)


直下コンマ判定
5以上なら……?
【草食系】+1
【日数経過】+1
【裸エプロン先輩】+1

1(+3=4)

狛枝「うーん、そういうことなら僕は下りさせてもらおうかな」

桑田「はああ!? なんでだよ!? 女子風呂だぞ?」

狛枝「いや、僕の運からして……僕以外の人が犠牲になることでボクだけ見つからない、なんてことがおきそうだし」

苗木(……み、見に行かないのかな?)

善吉「あー、先輩の運ってピーキーなんでしたっけ」

狛枝「そういうことだから、遠慮しようかな」

狛枝先輩が部屋を出ようと苗木の部屋を出ようとすると、廊下には不二咲がいた。

不二咲「わっ!?」

狛枝「不二咲さん……? どうしたのかな」

不二咲「えっとお、お風呂に行った七海ちゃんの様子が気になって……」

善吉「ん? 不二咲か? 七海の様子が気になるなら見に行けばいいじゃねーか」

不二咲「そ、それは……」

不二咲は困ったように目線をそらした。

不二咲「ご、ごめんねぇ……」

善吉「なんであやまるんだよ!?」

不二咲「あ、あのぉ……みんなにお願いがあるんだけど」

善吉「なんだ?」

不二咲「僕と一緒に大浴場にいってほしいんだ!」

善吉「え」

桑田「マジかよ!?」

苗木「な、なんでそんなこと……」

不二咲「七海ちゃんが長時間お風呂に入るのはめったにないから……名瀬さんがいるとはいえ心配でねぇ。1人じゃ勇気が出なくて……」


承諾する?
↓1

承諾

善吉「いいぜ」

狛枝「男子会からの話の流れでよく承諾できるよね……さすがは人吉君だね」

善吉「そうか? でも、七海に何かあったら大変だろ」

苗木「確かにそうだよね」

桑田「うおおお……こいつらちゃんとついてるのか……?!」

不二咲「ついてるって何が?」

桑田「や、何でもねえよ」


七海の様子を見に行くことにした。


みんなで大浴場に向かうと更衣室には一人だけ女性がいた。

だれ?
↓1

名瀬ちゃん

直下覆面判定
5以上なら……?

5

桑田「なっ!? 全裸!?」

善吉「……え?」

狛枝「誰かな?」

脱衣所には、下着姿の見知らぬ美人の女性がいた。
見たことないはずだが、どこか自分の幼馴染を思い出させる顔だった。

?「……」

見知らぬ女性は苦々しい顔をして舌打ちをした。

?「ったく、こーいう反応が求めてねーんだけどな」

善吉「あんた誰だ……?」


不二咲「名瀬さん!」


善吉「……名瀬さん?」

見知らぬ女性は、驚くことにかの覆面女性名瀬夭歌だった。

桑田「えー……えー……」

名瀬「ったく、これだから俺は自分の顔が嫌いなんだよ……。まあいい。ちーちゃんがここに来た理由は七海ちゃんのことだろ?」

不二咲「うん、そうだよ」

名瀬「ちょくちょく調子見つつやってたが、完璧だぜ。調子よさそうだったから、俺も医療セットを置いて入ろうかと思ってたところだ」

名瀬先輩は脱衣所のロッカーを後ろ手に閉めながら言った。

不二咲「よかったぁ……」




さて、どうしようか?
↓2

医療セットって何があったんだ?と訊ねる

善吉「医療セットって何があったんだ?」

名瀬「ああ、七海ちゃんの調子が悪くなった時のオペ道具だよ。薬の材料がたりねーから、大した処置はできねーけどよ……」

善吉「……七海ってAIじゃなかったのか?」

苗木「えっ!?」

善吉「あれ、苗木知らなかったのか?」

苗木「知らなかったもなにも初耳だよ!」

名瀬「気づかなくて当然だな。七海ちゃんは俺とちーちゃんの共同開発だ。人格と知能はちーちゃんが。機械と肉体との結合はこの俺が作ったんだからな」

狛枝「なるほど……七海さんの肉体面に問題があった時は、人間の体を持っているから人間用の道具で治すんだね」

名瀬「そういうことだ。まあ、出番はなさそうだけどな」

善吉「ところで服は着ないのか……」

名瀬「どうせ今から風呂に入るんだから来たって無駄だろ。じゃーなちーちゃんとその他。さっさと寝ろよー」

それだけ言うと名瀬先輩は浴場に入って行った。

不二咲「よかったぁ。名瀬さんがああ言うなら安全だね」

桑田「あーあ、名瀬の裸見れたのは収穫だけどなんか盛り上がりに欠けんな」



俺たちの存在が名瀬先輩に知られてる以上見つかる可能性は高くなりそうだが……覗く?
↓1

覗く

善吉「……!?」

な、なんだこの胸に広がる欲望は……!?
こう、男の何かがあふれ出てくるような……

善吉「の、覗くか……?」

桑田「おっ!?」

善吉「いやいやいやいや! 何言ってんだ俺!? なんだかんだ言って結局は裸見たいだけの男か俺は?!」

桑田「そうだよ男はみんなそういうもんだって! ほら! やるぞ!」

善吉「……そうだな!」

不二咲「ええっ!?」

そうだ。さっきだって名瀬は裸を見られても平気そうだったし、別に悪いことじゃない! ……はずだ。

桑田「ほら、二人も来るよな?!」

苗木「ええ!?」

狛枝「……」

不二咲「えっと……その……男なら見るものなの?」

桑田「あったりまえよ! あ、ほかの女子には黙っといてくれよ?」

不二咲「お、男なら……」

不二咲「ボクも手伝うよ!」

苗木「ええ!?」

狛枝(もしかして不二咲さんって……)

桑田「まじかよ! よし! じゃあ覗くぞ!」

「「「おー!」」」

苗木「おー……?」

狛枝「……」



直下コンマ判定
5以上で見える。誰が見えたか安価と同時に。
【存在発覚済み】-1

3(-1=2)

善吉(見え……いや見えない? 見える? ……だめだ見えねえ!!)

桑田「くそ! ターゲットを変更するぞ三等兵!」ボソッ

苗木「えっ?」

不二咲「了解であります曹長!」ボソッ

苗木「えっ?」


まだばれない……と思うが……

直下コンマ判定
5以上で見える(ちなみに2以下で覗きがばれる)
【存在発覚済み】-1
【時間経過】-1

9(-2=7)

成功!!!
誰が見えた?
↓1

七海

その時、七海が動いた―――!!
湯船の端にいた状態から、反対側の端の方へと泳ぐように移動したのだ!

善吉「見えた!」ボソッ

桑田「うおおおおおお」ボソッ

不二咲「大丈夫そうでよかったぁ……」ボソッ

苗木「い、意外と……」ボソッ

桑田「意外となんだよ?」ボソッ

苗木「な、なんでもないよ!」ボソッ

狛枝「へー、意外と大きいんだね」

七海の体はロボットだということを忘れてしまうくらいには人間らしかった。
湯船につかっていたからか肌は少し赤らんでいるし、いつもの眠そうな目も、一段とうるんでいた。
胸が桑田が言っていた通り予想以上に大きく、そしてやわらかそうだ。こう、月並みな表現だがマシュマロみたいな……

名瀬先輩とはまた違った無頓着さと身体の成熟さのギャップ。
普段ははねている髪が濡れて肌に張り付いている様子。
頭にタオルを乗せ無邪気に泳いで移動しているしぐさ。
なによりも湯船につかっているせいで見えそうで見えなくて……ぎりぎり見えるこの感じが!!

善吉(デビルいい!!!)



もう少し見るか直下コンマ判定。ターゲット変えるなら安価指定含む。
5以上なら成功、2以下なら覗きがばれる。
【存在発覚済み】-1
【時間経過】-2

5(-3=2)

失敗


直下逃走判定
5以上なら逃げ切れる。4以下なら……
【生存本能】+1

6(+1=7)

むくろ「誰だ?!」

善吉(やべえ!?)

風呂に入っていたメンバーの中で……というか男子も含めたメンバーの中でもトップクラスに強い戦刃に感づかれた。
はしゃぎすぎたようだ。

桑田「やっべえ!? て、撤退だ!」ボソッ

不二咲「了解であります課長!」ボソッ

桑田「それ階級じゃねえよ!」ボソッ

狛枝「了解であります係長」

桑田「てめえはわざとだろ!?」ボソッ

苗木「ま、待ってよ!?」

俺たちはいっせいに逃げ出した。少し遅れて、あわてて苗木も逃げ始める。

むくろ「……誰かいたような気がしたんだけど」

俺たちが宿舎の個室の通路に逃げ込んだと同時に戦刃の声がした。
おそらく裸の状態のまま脱衣所に行ったのだろう。声が聞こえる。

安心院「さあ。気のせいじゃないかな? ほら、覗こうなんてする不届き物はさっき僕がしつけておいてあげたからね」

むくろ「気のせいだったのかな?」

安心院「さあ、湯冷めはよくないよ。冷えないうちにもどらないと」

むくろ「……うん」

善吉(覗こうなんてする不届き物……?)

今覗きに参加していたメンバーは一人も欠けていない。では安心院の言っているのはどういうことなのだろうか。

善吉(方便か?)

悩んで、息を整えながら周りをみると、ほかのメンバーも息を整えていた。

善吉(……というか何やってるんだ俺!? さっきなにをやってた!? うわあああ! 恥ずかしい! 恥ずかしい!!)

さっきまでのことを思い出して、俺は頭を抱えて悶絶した。
結局なんだかんだ言って俺はただのエロいことに興味津々な高校生じゃねえか。
……こんな危険な環境で何をやっていたのだろう。

善吉(いや、気の迷いだったんだよ! そうだ! そうにちがいねえ!)

勝手に自己正当化して、自分の心を守った。
さっきまでは確かに何かがおかしかった。

善吉(……悪い七海)




その後、俺たち覗き同盟は解散しそれぞれの個室に戻った。こうして男子会は終わった。



直下事件発生コンマ
5以上なら……?

4


事件発生




≪12日目≫終了

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最終更新:2013年01月04日 19:00