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ヴラド三世/性能 - (2021/04/15 (木) 09:48:57) の編集履歴(バックアップ)


『Fate/Apocrypha』に登場した黒のランサーがなぜかバーサーカーで実装。第一章ではバーサーク・ランサーとして登場する。
バランス型のステータス、防御寄りのスキル構成、Arts2枚にArts宝具と、バーサーカーらしからぬ文字通り異色のサーヴァント。

Arts宝具が多段ヒットするため、NP獲得量が他のサーヴァントに比べて著しく低く設定されており、かつ通常攻撃はヒット数が少ないのでNP効率が悪い。
そのためNPはカード構成を生かしてアーツチェインで稼ぐのが中心となる。
パーティを組むときはArtsのカードが多くなるように意識したいところ。
狂化のランクはEXと最高ランクのためBusterでダメージを稼ぐこともできる。

狂化により受け入れた吸血鬼ドラキュラとしての面が強く出ており、属性は混沌・悪・地。
国に殉じた串刺し公としての自身が秩序・善・人であるのとは対照的。また、その特攻対象にもなっている。

スキル

スキルは「吸血A」「変化C」「戦闘続行A」の3つ。
17/5/25に2つ目の幕間の物語が実装され「変化C」が「鮮血の伝承A+」へと強化された。

【スキル1】吸血A CT:8-6
敵1体のチャージ減+NP獲得の複合スキル。最大30%のNP獲得でヴラドの低いNP効率を補える。
また、他のサーヴァントのチャージ減スキルや宝具と組み合わせることで、敵にずっと宝具を撃たせないことも可能。 

【スキル2】変化 C→鮮血の伝承 A+ CT:7-5
自身の攻撃力と防御力を3ターンの間30%UPさせる高性能なスキル。
CTが最短で5まで縮まるため、気軽に使っていける。耐久の低いバーサーカーには嬉しいスキル。

【スキル3】戦闘続行 A→戦慄の不死者 A+ CT:9-7
自身に5T持続するガッツ状態を付与する。
鮮血の伝承の切れ目の保険に使ったり、敵の宝具をやり過ごすために使ったりと、地味であるが安定感をもたらしてくれる。
強化クエストをクリアすることで、 重複可能なガッツ (1回・1ターン)とNP獲得量UP(3ターン、20%~30%)が追加。
NP獲得量バフは根本的に性能が低いAカードのフォローとしては物足りないが、宝具後のリチャージ量を8%~10%向上させるため、宝具を連射するための補助スキルとしては十分な効果を発揮する。
一方で、重複ガッツは使い方によって複数回のターゲッティングによる事故や相手の全体攻撃→通常攻撃を凌ぐことも可能になるが、1Tしか持続しないため有効活用できるタイミングが限られる。
1Tガッツが空撃ちになったとしても元々持っている保険としての5TガッツとNP獲得量バフが無駄になるわけではないため、過度に出し惜しむよりは積極的に使っていきたいスキル。

宝具「 血塗れ王鬼 (カズィクル・ベイ)

宝具はArts属性単体攻撃。追加効果としてOC100%で20個のスターを獲得する。
ヴラドはバーサーカーであるためスター集中率が極端に低い。そのため、ヴラド以外へのスター配布としても使うことができる。
また攻撃が多段ヒットするため、ある程度のNPのリチャージが可能。

しかし、この宝具には表記に反して威力倍率が低いという問題が存在する。
1つ目の幕間の物語で宝具強化はすでにされているが、 実際は強化されていない単体宝具と同じ倍率 であることに注意されたし。

2021年4月14日に2回目の強化クエストが実装され、Arts単体宝具として標準的な強化済み倍率に引き上げられ、攻撃後にArts耐性ダウンが追加される。

総評

相性の良い礼装

運用

単純なバーサーカーアタッカーとしても一定の仕事は出来るが、クー・フーリン〔オルタ〕坂田金時ガラテアなど強烈なライバルが多い。
バーサーカーにもかかわらずBが2枚止まりためBusterブレイブチェインが狙えず、火力が伸び悩むことも多い。

ヴラドを運用する場合、Artsを通常攻撃2枚+宝具と多めに持つことを生かしたパーティ構成が求められる。
最もオーソドックスなのが☆5キャスターである玉藻の前および諸葛孔明との組み合わせであり、敵のチャージ攻撃までに倒せないほどの超高HPを持つ高難度クエストなどで度々使用されてきた。

Arts寄りのカード構成のため、玉藻の前を筆頭としたキャスターなど補助能力の高いサーヴァントとの共同運用によって戦術の幅を広げられる数少ないバーサーカーといえる。
耐久は出来ないが宝具で出したスターを活用できる新宿のアーチャーシャーロック・ホームズとも相性が良い。
前者は「邪智のカリスマ」で相性が良く、後者は宝具で味方全体にクリティカル・防御無視バフを配ることが出来る。
特に近年では、アルトリア・キャスターの二重起用によって、最上位難易度の周回クエストに増加した単体敵ウェーブの連続突破なども可能となっている。