支援会話集 ヴィオール×サーリャ
支援C
【サーリャ】
…………
…………
【ヴィオール】
…………
…………
【サーリャ】
…猫になりなさい。
…猫になりなさい。
【ヴィオール】
ふにゃ～お。
ふにゃ～お。
【サーリャ】
うふふ…上手よ。次の呪いは…
深い眠りの淵へといざなう…
うふふ…上手よ。次の呪いは…
深い眠りの淵へといざなう…
【ヴィオール】
ぐぅ…
ぐぅ…
【サーリャ】
うふ…うふふふ…こんなに呪術に
耐性のない人は初めて…逸材だわ。
うふ…うふふふ…こんなに呪術に
耐性のない人は初めて…逸材だわ。
【ヴィオール】
ぐぅ…おぉう、これは…
美しい…すぐ、に…婚礼の…むにゃ。
ぐぅ…おぉう、これは…
美しい…すぐ、に…婚礼の…むにゃ。
【サーリャ】
…目覚めなさい。
…目覚めなさい。
【ヴィオール】
はっ。私としたことが、
こんなところで眠ってしまうとは…
しかし惜しいことをした。
もう少しで誓いの口づけを
交わすことができたというのに。
甘美な夢は幻のごとく…か。
はっ。私としたことが、
こんなところで眠ってしまうとは…
しかし惜しいことをした。
もう少しで誓いの口づけを
交わすことができたというのに。
甘美な夢は幻のごとく…か。
【サーリャ】
…………
…………
【ヴィオール】
おっと、これはサーリャくん。
私になにかご用かな？
おっと、これはサーリャくん。
私になにかご用かな？
【サーリャ】
貴方…いいわ。
貴方…いいわ。
【ヴィオール】
なんと、まさか君のような
美しいご婦人からそのような
麗しの言葉をいただけるとは。
先ほどの夢は正夢だったということか。
なんと、まさか君のような
美しいご婦人からそのような
麗しの言葉をいただけるとは。
先ほどの夢は正夢だったということか。
【サーリャ】
…くだらないことを言ってないで
向こうの小川に橋でも架けなさい…
…くだらないことを言ってないで
向こうの小川に橋でも架けなさい…
【ヴィオール】
…はっ、仰せのままに。
…はっ、仰せのままに。
【サーリャ】
うふふ…すごいわ…難しい呪術も
おもしろいように成功する…。
うふふ…すごいわ…難しい呪術も
おもしろいように成功する…。
支援B
【サーリャ】
…営舎の壁を直しなさい…
…営舎の壁を直しなさい…
【ヴィオール】
はっ。
はっ。
【サーリャ】
千人分の兵糧を…調達しなさい。
千人分の兵糧を…調達しなさい。
【ヴィオール】
はっ。
はっ。
【サーリャ】
次は…どうしようかしら…
次は…どうしようかしら…
【ヴィオール】
なんなりとお申し付けください。
なんなりとお申し付けください。
【サーリャ】
！？ 貴方…今なんて？
！？ 貴方…今なんて？
【ヴィオール】
なんなりとお申し付けください、と。
なんなりとお申し付けください、と。
【サーリャ】
待ちなさい…貴方、これまでの
行ないを…自覚しているの…？
待ちなさい…貴方、これまでの
行ないを…自覚しているの…？
【ヴィオール】
えぇ、もちろん。
えぇ、もちろん。
【サーリャ】
そんなはずは…呪いにかけられた者は
その間の記憶などもたないはず…
そんなはずは…呪いにかけられた者は
その間の記憶などもたないはず…
【ヴィオール】
おっと…呪いとは、
そういう仕組みだったか。
なにぶん、こういうことは
初めての経験なものでね。
おっと…呪いとは、
そういう仕組みだったか。
なにぶん、こういうことは
初めての経験なものでね。
【サーリャ】
貴方まさか…
呪いにかかったふりを…！？
なぜ…そんなことを…
私を馬鹿にしているの…？
貴方まさか…
呪いにかかったふりを…！？
なぜ…そんなことを…
私を馬鹿にしているの…？
【ヴィオール】
まさか。女性の要求には
否を申さぬ主義なのだよ、私は。
まさか。女性の要求には
否を申さぬ主義なのだよ、私は。
【サーリャ】
だったら、私が言えば、貴方
私のために命を投げ出せるの？
だったら、私が言えば、貴方
私のために命を投げ出せるの？
【ヴィオール】
必要とあらば。
必要とあらば。
【サーリャ】
必要…それでごまかしたつもり？
口ほどにもないのね…つまらない。
必要…それでごまかしたつもり？
口ほどにもないのね…つまらない。
【ヴィオール】
私は、戯れは言っても
偽りを口にすることはない。
時が来れば、
おのずとわかるさ。
私は、戯れは言っても
偽りを口にすることはない。
時が来れば、
おのずとわかるさ。
【サーリャ】
…ふん…
…ふん…
支援A
【サーリャ】
貴方…馬鹿なの…！
貴方…馬鹿なの…！
【ヴィオール】
お叱りはごもっとも…
もう少しうまく対処するつもりだったが
無様な姿を見せてしまった。
淑女の前で情けない…
お叱りはごもっとも…
もう少しうまく対処するつもりだったが
無様な姿を見せてしまった。
淑女の前で情けない…
【サーリャ】
そういうことを
言ってるんじゃないわ！
どうして…？
そういうことを
言ってるんじゃないわ！
どうして…？
【ヴィオール】
…なにか不思議なことでも？
…なにか不思議なことでも？
【サーリャ】
どうして、私なんかをかばったの？
敵に…刺されてまで…！
どうして、私なんかをかばったの？
敵に…刺されてまで…！
【ヴィオール】
決まっている。
必要があったからさ。
決まっている。
必要があったからさ。
【サーリャ】
私が…命をかけられるのかって…
言ったから？
私が…命をかけられるのかって…
言ったから？
【ヴィオール】
そういう…ことになるかな。
そういう…ことになるかな。
【サーリャ】
なぜ…そんなことが
…できてしまうの？
自ら命をかけてまで…
呪術を使っても不可能なのに…
呪われてもいない貴方が…
なぜ…？
なぜ…そんなことが
…できてしまうの？
自ら命をかけてまで…
呪術を使っても不可能なのに…
呪われてもいない貴方が…
なぜ…？
【ヴィオール】
…私はかつて、多くの人間の命を
預かる立場にいた。
しかしヴァルム帝国の侵攻を
止めることができず…
守るべき人たちを不幸にしてしまった。
許されざる罪を背負ったのだ。
だから、誰かが自分に
なにかを求めるのであれば…
それに応える生き方をしよう、
そう心に誓ったのだよ。
たとえそれが、意味のない
贖罪だったとしても…ね。
…私はかつて、多くの人間の命を
預かる立場にいた。
しかしヴァルム帝国の侵攻を
止めることができず…
守るべき人たちを不幸にしてしまった。
許されざる罪を背負ったのだ。
だから、誰かが自分に
なにかを求めるのであれば…
それに応える生き方をしよう、
そう心に誓ったのだよ。
たとえそれが、意味のない
贖罪だったとしても…ね。
【サーリャ】
…理解できないわ。
…理解できないわ。
【ヴィオール】
ははっ、正直な人だ。
だが、そこがまたいい。
ははっ、正直な人だ。
だが、そこがまたいい。
【サーリャ】
…なんだというの、貴方は…
…なんだというの、貴方は…
【ヴィオール】
この通り、
非の打ちどころのない紳士だが？
この通り、
非の打ちどころのない紳士だが？
【サーリャ】
死にそうに青白い顔をして…
紳士が聞いてあきれるわ…
死にそうに青白い顔をして…
紳士が聞いてあきれるわ…
【ヴィオール】
これは手厳しい。
しかしそれもまた魅力的で…
これは手厳しい。
しかしそれもまた魅力的で…
【サーリャ】
…もういいわ。
その軽い口を閉じなさい…
重い傷口といっしょに
縫い合わされたくなければね…
…もういいわ。
その軽い口を閉じなさい…
重い傷口といっしょに
縫い合わされたくなければね…
支援S
【ヴィオール】
サーリャくん。
先日の愛情深き看護、とても感動した。
ついては、返礼にこんなものを
用意してみたのだが
受け取っていただけるかな？
サーリャくん。
先日の愛情深き看護、とても感動した。
ついては、返礼にこんなものを
用意してみたのだが
受け取っていただけるかな？
【サーリャ】
…指輪…？ それを贈ることが…
どういう意味かわかっているの…？
…指輪…？ それを贈ることが…
どういう意味かわかっているの…？
【ヴィオール】
もちろん。君のために
命を投げ出すいう約束を果たすため
常にそばにいてその機会を待つのが
最善だと考えたのだよ。
もちろん。君のために
命を投げ出すいう約束を果たすため
常にそばにいてその機会を待つのが
最善だと考えたのだよ。
【サーリャ】
…ひとつ聞くけど…もし私以外の人間が
命を投げ出せと言っていたとしても…
貴方は同じことをするの…？
…ひとつ聞くけど…もし私以外の人間が
命を投げ出せと言っていたとしても…
貴方は同じことをするの…？
【ヴィオール】
いや…ここしばらく、
それについて考えてみたが…
どうやら私は、君のためでなければ
命までは投げ出せないようだ。
いや…ここしばらく、
それについて考えてみたが…
どうやら私は、君のためでなければ
命までは投げ出せないようだ。
【サーリャ】
…なぜ、私なの…？
…なぜ、私なの…？
【ヴィオール】
男と女が惹かれ合うことに
理由を求めるのは無粋というもの。
ただ、強いて言うのであれば
君の優しさに惹かれた。
男と女が惹かれ合うことに
理由を求めるのは無粋というもの。
ただ、強いて言うのであれば
君の優しさに惹かれた。
【サーリャ】
私が、優しい…？ 冗談でしょう。
私が、優しい…？ 冗談でしょう。
【ヴィオール】
君が私に橋を架けさせたのは
近くの子どもたちのため。
営舎の壁の修復や、兵糧の調達は
この軍のため。
自分の意のままに動く男を使って
他人の利益を考えた君は
とても優しく…
すばらしい女性だと思う。
そんな君と交わした約束は
私にとって最高の名誉になる。
君が私に橋を架けさせたのは
近くの子どもたちのため。
営舎の壁の修復や、兵糧の調達は
この軍のため。
自分の意のままに動く男を使って
他人の利益を考えた君は
とても優しく…
すばらしい女性だと思う。
そんな君と交わした約束は
私にとって最高の名誉になる。
【サーリャ】
そう…でも、悪いけど…
約束は破棄するわ…
そう…でも、悪いけど…
約束は破棄するわ…
【ヴィオール】
おっと…私から名誉を奪うと
おっしゃるか。
おっと…私から名誉を奪うと
おっしゃるか。
【サーリャ】
代わりに…
新しい約束をあげる…
これからは…
私のために…生きなさい。
代わりに…
新しい約束をあげる…
これからは…
私のために…生きなさい。
【ヴィオール】
！ それで、よろしいのか？
！ それで、よろしいのか？
【サーリャ】
えぇ…ただし…この約束は
永遠に失効することはないわよ。
えぇ…ただし…この約束は
永遠に失効することはないわよ。
【ヴィオール】
それこそまさに私の望みとするところ。
このヴィオール、身命を賭して
君のために生き続けることを
約束しよう。
それこそまさに私の望みとするところ。
このヴィオール、身命を賭して
君のために生き続けることを
約束しよう。
