歴史遮断

No.1919

歴史遮断
サポートカード
配置:リーダー
条件:慧音2
呪力2

[充填フェイズ・戦闘フェイズ・起動フェイズ]常時
自分の捨て札置き場に置かれているイベントカードと同名の自分のイベントすべては使用できず、自分の捨て札置き場に置かれている『配置:シーン』を持たないサポートカードと同名の自分のサポートすべては配置できない。
[充填フェイズ/攻撃時]手札2
このサポートを捨て札置き場に置く。

イラスト:心太

考察

自分の捨て札にあるイベントと一部サポートの使用を禁じるが、手札を捨てると解除出来る特殊なリーダーサポート。

上効果により、既に捨て札置き場に存在するイベントと非シーンサポートの使用を禁じる。
基本は相手に配置する事になるので、参照されるのは相手の捨て札置き場になる。
単純に霊撃などライフを詰めるためのイベントを2連発出来なくなったり、デッキアウト狙い相手なら先読みなどを連発出来なくなったりと細部で悪影響を及ぼし得る。
同名サポートの配置も禁じられるがシーンは封印出来ず、隠蔽などで上手く手札破壊が決まらないと制約を掛けにくい。
確実にサポートの配置を防ぎたいならサポートを除去する手段が必要だろう。

下効果により手札を捨てると解除されてしまい、歴史喰いと違い呪力消費もない。
しかし、手札コストとして捨てられたスペル以外の同名カードが上効果による制限を受けるようになる。
また、消費する手札枚数自体は歴史喰いよりも多く、隠蔽との併用でハンドレスに近づけやすい。

歴史喰いと同様、再配置出来る里守とは好相性。
下効果によるあっさりと破棄されてしまう欠点を解消し、更に下効果の代償で捨てた同名カードに制約を掛けられる。

ポルターガイストなどの弱点は歴史喰いとも共通しているが、2枚目以降のこのカードを配置出来れば2枚目以降の対策カードは封じられる。

相手のデッキを削るのと並行してこのカードを配置すると上効果での封殺対象を大きく増やす事が出来る。
ただ、手札破壊手段が必然的に少なくなるので下効果であっさり剥がされやすい。
加えて、デッキアウト狙いのデッキで採用率の高い香霖堂時間加速が下効果の手札代償を補填してしまうので相性は良くない。

頭突き隠蔽と手札拘束の方向性が異なり、下効果を使ってくれないと手札を減らせない点では不安要素を抱える。
このカードで使用を禁じられたイベントやサポートも、三種の神器により付与された手札代償や、隠蔽効果では処分出来てしまう。
どのイベントも1回通ればいいと判断されてこのカードを無視されてしまい、結果的に機能せず終わるといった事態も考えられる。
天敵となるサポート除去にも単独で対抗出来るなど、独自の強みこそあるが、上記の抜け穴もあって使いこなすのはそれなりに技量が必要である。

公式FAQ

Q:「歴史遮断」が配置されている状態で「暴食」を手札代償にして「暴食」を使用することはできますか?
A:できます。
最終更新:2020年07月14日 23:02