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ソプゲン＝ナプトー - (2021/02/14 (日) 23:24:11) の１つ前との変更点

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#divclass(infobox){{
#divclass(countryNameJa){ソプゲン＝ヴンダーグ＝シャ＝アイユヴァン＝ナプトー}
#divclass(countryName){soprren-bunda^rr-sha-aiuban-naptou}

#divclass(thumbbox){
#image(なぷとー.png,width=295px)
やる気を感じさせない風貌が得意
}

|生年月日|シンテーア暦1765年5月19日&br()ガールン暦3696年上2月2週5日|
|出生地|ニーネン＝シャプチ&br()セストナウ|
|没年月日|[[黄色くなって死ぬ]]|
|死没地|様々|
|出身校|セストナウ大学|
|前職|正教院長官|
|称号|[[すらんち]]大王&br()無能大臣&br()置物&br()現代のヴンドゥイ&br()宇宙のスペランカー&br()無限自罰装置&br()亜人盟約を破壊した男&br()全ての元凶|
|配偶者|残念ながらいない|
|親族|--|
|リスポーン地点|サクサヴァスの自宅前|
|サイン|&image(ソプゲン＝ナプトーのサイン.png,width=200px)|
}}
/////////////////////
　&bold(){ソプゲン＝ヴンダーグ＝シャ＝アイユヴァン＝ナプトー}（ダン＝ラ＝ハン語：&bold(){soprren-bunda^rr-sha-aiuban-naptou}）は、[[ニーネン＝シャプチ]]の政治家、思想家、宗教指導者、言語研究家、すらんち哲学者。1779～1790年の&bold(){第一次ソプゲン政権}のリーダーであり、ニーネン＝シャプチ星衛主席。過去には大宇宙連合総会議長も務めた。
　政府公式マスコットキャラクターの「[[すらんちくん]]」というキャラクターを考案した人物としても知られており、大宇宙国際すらんち倫理委員会委員長を務める。国民からよく辞任を求められていることで有名。

#divclass(indexbox){
目次
#contents()
}

*略歴
**生い立ち
>「ばうー（産声）」　―ナプトー

　ナプトーはタイエネルヴァーグの郊外にある工業地帯に生まれた。タイエネルヴァーグは母のヒューミの実家であり、母方の経営するスガイユンの近くで育てられた。父のダグ＝ヌーティエもそこに勤務していた。
　幼少期は両親共に仕事で忙しく、母方の祖父母や叔母などの親戚がナプトーの面倒を見た。

**少年時代
>「ぼくもおかねもちになりたい！（[[拝金主義]]）」　―ナプトー

　ナプトーは他人を恐れない人懐っこい性格だったため、客に気に入られたり、スガイユンの職員や関係者ともすぐに親しくなった。スガイユンを経営していた祖父タイフェルと祖母シタンフィエを尊敬していた。
　近所で「&bold(){お小遣いをあげる}」という騙し文句に引っかかりあっさりとシ＝ギーラムマフィアの手先に誘拐されたこともあった。これが原因で引っ越すこととなった。

**アイユヴァン時代
>「一度でいいから開拓地に行ってみたい！」　―ナプトー

　ナプトーが物心つく頃には、ソプゲン家はアイユヴァン郊外に移住した。セタウ人の宗教でいう「悪地」に度々踏み入れたことでベッドに人型のカビを生じさせ&sup(){[[［要出典］]]}、ナプトーがセタウ人の宗教を知るきっかけとなった。
　また、この頃テラフォーミングに興味を持ち、テラフォーミング学者になることを目標にするようになった。
　思春期にはナプトーは一度不良になったが更生し、遠くの学校に自力で通っているうちにわずかな忍耐力と体力をつけた。その甲斐もあって、セストナウ大学に合格した。

**セストナウ時代
>「…ああ、ヴンドゥイよ…私を笑ってくれ…」　―ナプトー

　セストナウの大学に進学したナプトーは親戚中の自慢になった。自身としては大したことがないと思っていたが、その噂は親戚中に広まり、本人の知らないところで尾ひれがついて、非常に期待されていた。ナプトーはセストナウの地下コロニーの一区画を借りて生活が始まった。
　しかしながら、ナプトーは友人たちに囲まれながら、恋人に夢中になったり遊んだりしていたため勉学がおろそかになり、生態系工学で有名なアーフェン分校への所属選考に落ちた。あまりのショックから精神を病み、恋人や友人たちからも見放され、テラフォーミング学者になるという夢を諦めた。
　精神を病んだナプトーは故郷から遠く離れたセストナウで孤独に苦しめられ、自暴自棄に陥った。蒸したままのユグムをユグム蒸し器の中で1年近く放置するなど、生活も荒れていたとされる。
　紆余曲折を経て正教院で勤務することになった。

**正教院時代
>「ほんと、[[ジエール>ジエール帝国連邦]]はこれからなんで、そう信じてるんで、お願いします！」　―[[ジヒラート8世]]

　正教院でのナプトーは真面目に働き、チャグマ＝ダプラ正教院副長官となったが、正教院長官マリョーン＝チェプガニーシとの対立を発端として作業の質の悪さを指摘され、正教院本部長官と対立し罷免された。
　ナプトーはこの件ですっかり情熱を失い、またしばらく荒れた生活を続けていたが、ある時「[[すらんち]]」という概念を思いつく。そして、「&bold(){すらんち探しの旅}」が始まった。この旅で[[ジエール帝国連邦]]に訪れ、[[ジヒラート8世]]と出会ったことが転機となり、政界に進出する。

**政界へ
>「ガブっとされたいのかー？」　―[[スニャールフィエ>シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]

　政界に進出することを決意したナプトーは、「[[すらんち]]」の概念を整備するなどした功績を認められ、次第に発言力を高め、遂には[[大宇宙国際すらんち倫理委員会]]（L.D.S.G）を創立し、初代委員長に就任。この影響もあり、大宇宙連合総会の議長に就任した。

　国内では愛国党に入党し、十六人委員会政治顧問に就任。テラフォーミング事業には参加せず、主に政治的な調整を行っていた。この頃に[[スニャールフィエ>シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]と出会う。ナプトーは主に貴族家の利権確保に奔走していたことから、シャプチ主義者のスニャールフィエには蛇蝎の如く嫌われていた。
　1778年の選挙ではシンクタンクによる調査によると当初ナプトーが当選するのは3%程度だと見積もられていたにも関わらず、十六人委員会の[[大貴族>ニーネン＝シャプチ/貴族家]]たちの協力のため、奇跡の大逆転を起こして当選した。1779年に「&bold(){第一次ソプゲン政権}」として星衛主席に就任した。

**シュプタイ事件
>「残念だったな！　俺はお前たちのような[[俗悪]]が嫌いで嫌いで堪らねえんだ！」　―ナプトー

　1773年、元々公社派寄りの政治を期待されて当選したナプトーであったが、当選直後に愛国派に寝返り、公社派議員の主導者層56名を粛清した。背景には十六人委員会の権益を確保することを条件に実行されていた。スニャールフィエを味方につけることに成功し、招民院諜報機関”サナト”の工作員がこれを実行した。

**公社派の粛清
>「あんた、案外あたしのこと分かってんなー」　―スニャールフィエ

　50年代から60年代にかけて公社派寄りの政治で腐敗したニーネン＝シャプチ経済を立て直すべく、ナプトーは「5年以内に1750年代の経済水準にまで立て直す」とし、シュプタイ＝ドラヴァング宣言を行う。シャグマ＝ラゴン入植事業の一部制限を発表。三大公社はこれを批判した。
　シュプタイ＝ドゥラヴァング宣言での改革によって、増加する失業者を軍事技術の研究と製造に当たらせるべく、全的就業を目的とした執政院下部組織「&bold(){ヴンドゥヤナツェーグ}」が設置された。新旧の宇宙艦艇や軍事技術の売却を行い、外貨獲得によって景気悪化に歯止めをかけることに成功し、わずかな好景気の時代に突入した。
　翌1774年には&bold(){優生人工獣人法}を施行。第二世代不死技術と人工獣人技術を組み合わせた優生人工獣人への手厚い保護と秘密裏に行われていた製造の量産化についての法律を制定。大量の優生人工獣人が製造され、シャグマ＝ラゴン星で三大公社に配属される。
　星衛評議会で「[[マグラン＝ガラン]]は私に弱者救済の使命を思い出させてくれた」と演説したため、スニャールフィエがナプトーを気に入ったと言われている。
　翌月にはこの法案に反対意見を唱え続けていた十六人委員会のドフィエ＝シャ＝ラニル家当主、サッツェタータ家当主が殺害される&bold(){ダイユンヴァール事件}が発生。プダージのダイユンヴァールにある十六人委員会本部が第二ガイユの特務工作員によって襲撃され、コロニー区画の爆発した。貴族階級の強い反発を招いたが、中産階級以下はこれを歓迎した。事件の背景にはスニャールフィエが関与していると見られた。十六人委員会は事実上閉鎖されることとなった。
　ちなみに、ドフィエ＝シャ＝ラニル家の当主の死亡で父を失った娘のアルチェは[[[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）]]を引き起こし、植民地政府首班としてナプトーに対して復讐を企てることになる。

　1775年、「すらんち概念」の集大成として[[すらんちくん]]の量産を開始。各地にすらんち園が開園した。

**軍拡
>「今こそニーネンの栄光を取り戻す時だ。」　―ナプトー

　ナプトーは[[ロフィルナ>ロフィルナ連邦共同体}]]と[[サニェーラ>サニェーラ独立国]]がニーネン＝シャプチの主導する[[亜人盟約>大宇宙の陣営/亜人盟約]]の連帯を裏切り、エフューラフトの仮想敵国である[[サーヴァリア>サーヴァリア企業連合]]や[[ファルトクノア>ファルトクノア共和国]]との接近することを非常に警戒していた。また、シャプチ強権化によって陣営内結束が弱くなることも危惧していた。
　同年、ナプトー政権は軍事的結束の強化のためにロフィルナ政府に働きかけ、招民院シャグマ＝ラゴン方面軍第一護衛艦隊"エナトラート＝クタ＝プナイユート"とロフィルナ連邦宇宙軍内惑星艦隊ツォルマール方面軍第1防空機動隊、第2防空機動隊、第3防空機動隊による合同軍事演習を行った。その後両国の長官との会談を行った。この会談ではロフィルナがニーネンとの同盟関係を再確認させる狙いがあり、当時ナプトーはロフィルナがニーネンから離反し、サニェーラとの内通を疑ったからともされている。
　また、更なる軍事力増強のため、主力戦艦20隻、護衛戦艦40隻、トラーム80隻の建造計画である&bold(){41計画}が一部政府関係者にのみ公表される。
　1776年には、ナプトーは更なるロフィルナとの連帯のためにルドラトリア、フォーリーメード、テオトラの三大連邦首都にニーネン＝シャプチ遠星系軍軍事基地の設置を求め、合意した。
　1777年、集産市場の開設し、全惑星規模の臨時の配給制度を設置した。ナプトーは招民院警察「プナ＝タイユ＝ウェグナ」を通じてシャグマ＝ラゴン星でプロパガンダを行い、愛国主義への傾倒と、三大公社への批判を展開した。
　1778年、三大公社への批判は元老院からの非難の的となり、星衛主席告発決議の発案を画策したが、星衛評議会での愛国党議員らによる妨害工作によって未然に防がれる。星衛主席告発決議の報復として、業を煮やしたナプトーは招民院諜報機関"サナト"の工作員を元老院本部送り込み、強制執行を以て元老院を閉鎖した。
　1780年、新兵器シチャルト・シールドをサニェーラ独立国とロフィルナ連邦宇宙軍府、アクース連合に試作型と設計図を輸出。
　ロフィルナ政府側（連邦理事会側）には輸出されなかった。この件に関して連邦理事会は要請したが、ナプトーは「この対応はロフィルナ国内の情勢不安を懸念したものである」とし、フリートン政権が連邦宇宙軍府への態度がより強硬にしたことを懸念したための動きでもあるとした。
　1782～1784年にはシャグマ＝ラゴン飢饉が起こり、シャグマ＝ラゴン星の天候不順による不作と電力供給不足により30万人が死亡。死者は貧困層に集中した。三大公社は穀物の市場放出を拒否し、ニーネン＝シャプチ本国政府による食糧援助が行われなかったため深刻化した。
　ナプトーは三大公社を強く非難し、救貧政策の実行を計画した。
　1783年　天命安息地公社集団自殺事件が発生。
　三大公社の労働者たちは次々に辞職して援助を受けたため、三大公社は政府に対して再三援助を求めた。しかしナプトーはこれを黙殺し、83年には三大公社の一つ、天命安息地公社が経営破綻し経営陣が集団自殺する事件が起こった。
　この事件は国内に大きな波紋を起こし、シャグマ＝ラゴンの人民たちは（自分が政府からの援助を受け取っておきながらも）政府に対する批判を展開する風潮になった。
　1783年、シャグマ＝ラゴンの人民たちは「自分たちが辛苦に耐えて開拓を続けたにも関わらず、政府は楽をして（しかも我々のご機嫌取りをしながら）それを自分たちのものにしようとしている」という主張の下、「ナプトーの魔の手からシャグマ＝ラゴンを守らねばならない」としてデモを決行。魔の手運動が起こる。数度の大規模デモが行われ、参加者は合計で1200万人。デモ隊と政府の軍隊との衝突で2000人近くが死亡した。この運動の背景にはアルチェが関与しているとされる。

*開戦
>「ススティウの泥濘これを踏み越えて　我こそ王者スナエード　エシュトの民を導かん」　―ナプトー

*戦局の悪化
>「クソッ…どうしてこうなった！？　負けるくらいなら退却を禁止しろ！」　―ナプトー

*終戦後
>「だひー」　―ナプトー

*人物
#divclass(thumbbox){
#image(へなちょこ.png,width=200px,height=200px)
[[すらんちくん]]のイラスト
}
　　　&i(){詳細は「[[すらんちくん]]」を参照}

　中世拝女教群的思想に強い影響を受けており、宗教均衡を目的とした「[[すらんち]]」の概念の整備、公式表記の決定を行った人物として知られる。また、[[俗悪]]（ダン＝ラ＝ハン語：&bold(){balhlanch}）を強く憎悪し、長らく論争となっていた「俗悪の定義」を決定づけた。
　政界では執政院と元老院の対立が深まりつつある現在で、彼らの仲裁役としての星衛主席の地位を持ち、その優柔不断さから「置物」と揶揄されている。星衛主席という役職上「強権を振りかざすことは却って国内の対立を深める」という通説があることから、一部では肯定的な意見として捉える動きもある&sup(){[[［要出典］]]}。

***健康と精神
　精神的に貧弱な著名人としても有名で、他者からはもちろん、自身の発言によっても「黄色くなって」死亡する&sup(){[[［要出典］]]}。この「死亡」とはあくまで精神的な死亡の比喩であり、実際に生命活動が停止するわけではない&sup(){[[［要出典］]]}。また、怠け者モードの時に進捗の話をされると甲高い声を上げて動かなくなると言った現象も報告されている&sup(){[[［要出典］]]}。最近は恐怖を感じると妙にビブラートした声で「&bold(){ばう～～～}」と鳴くとされる。
　ナプトーの健康状態は年々悪化しており、肉体は節々に爆弾を抱えている。長年俗世から身を引いた生活を繰り返していたことから首の骨の形状がストレートネックになり、よく首が炎症化し痛めることがある。また、急に立ち上がると胸骨がメリメリメリと軋み音を鳴らす場合がある。

***食事習慣
　[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）前までは規則正しくバランスの良い食事を行っていたが、戦局が悪化するにつれてより手早く体に悪い食事をとるようになった。現在は無気力となり、小さなテーブルで無表情、&bold(){もっちゃもっちゃ}とインスタントユグムを食べている。

***言動
　普段は非常に流されやすく、むしろ会話以外においても無抵抗である。
　稀に[[俗悪]]を発見すると、戦時中の姿に戻り、絶滅や廃止を宣言することがある。ただし、既に権力は失われているので実行されることはない。

*交友関係

**すらんちくん
　[[すらんちくん]]はナプトーの眷属でありペットであり相棒である。ナプトーがいるところではすらんちくんは[[黄色くなって死にくくなる>黄色くなって死ぬ]]。
　ナプトーが本気を出すとすらんちくんも本気を出し、お互いに連携しながら敵と戦う。
　表情がリンクすることでも知られており、よく一緒にもっちゃもっちゃ状態になる。ナプトーかすらんちくんのどちらかが[[黄色くなって死ぬ]]ともう片方も[[黄色くなって死ぬ]]。

**スニャールフィエ
　[[シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]はナプトーが本気を出していた頃を間近で見ていた数少ない人物。ナプトーの懐刀として数々の有力者の暗殺を主導しており、[[[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）]]の終戦も国民とナプトーのためにプナウィム秘密協定を締結するなど、様々な活動を行った。
　ナプトーが愛国党に入ったばかりの頃は彼のことを蛇蝎の如く嫌っていた。
　現在ではナプトーのことを気に入ってはいるが、恋愛感情は抱いていない。スニャールフィエの甘噛みの餌食になって[[黄色くなって死ん>黄色くなって死ぬ]]だり、個人所有のナプトー専用艦を勝手に乗り回してナプトーを困らせる。
　また、ラーオルと結託してナプトーを[[黄色くして>黄色くなって死ぬ]]遊んでいる。
　だけど本当は本気を出していた頃のナプトーに戻って欲しいと思っている。

**ジヒラート8世
　[[ジエール帝国連邦]]の建国に貢献した[[ジヒラート8世]]とは長い付き合いであり、数少ない友人であるとされる。
　[[拝金主義]]の撲滅については彼直伝のものである。

**ヴァンス・フリートン
　ロフィルナの第10代常任最高議長[[ヴァンス・フリートン]]とは、共に[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）を戦い抜いたことや共に戦後没落したため戦友として長い付き合いがある。
　お互いがまだ現職だった時代では両者は対立しており、ロフィルナが独自外交路線を展開しようとするとナプトーがロフィルナに軍事基地を設置し、ニーネン軍の監視の隙を突いてフリートンは他国と外交を行った。反目し合っていた二人だったが、終戦後しばらくして両者が会うと、お互いの国が健闘したことを讃え合い、友情が芽生えた。
　ナプトーはフリートンをアリウスおばさんの魔の手から救出するためよろよろとしばしばロフィルナ連邦理事会に赴くが、ナプトーは[[アリウスおばさん>アリウス・エルク・デミソルトインフリー]]ににこやかに挨拶されただけで勝手に[[黄色くなる>黄色くなって死ぬ]]し、フリートンはアリウスおばさんにシバかれるしで救いようのない世界が展開される。

**トゥーオル・ラーオル
　[[サニェーラ独立国]]の最高指揮官である[[トゥーオル・ラーオル]]とは同じチャグマ＝ダプラ文明人としての関わりがある。
　ラーオル最高指揮官はよくスニャールフィエと結託しナプトーを[[黄色くさせて>黄色くなって死ぬ]]遊んでいる。
　ただし、ラーオルが[[すらんちくん]]を食べようとするとナプトーが急に現職時代の気迫のある顔に戻り「&color(#FF0000){&bold(){やめろ}}」と制止し、すらんちくんを奪い取るとそこら辺に置く。そして「&color(#FF0000){&bold(){食べ物ではないのだ。分かるな？}}」と威迫すると、さすがの最高指揮官も食べようとすることをやめる。一瞬スニャールフィエがかつてのナプトーの姿を見て目を輝かせるものの、数秒後には元のもっちゃもっちゃしたナプトーに戻ってしまうため、ジト目でナプトーをどつくなどして[[黄色くさせる>黄色くなる]]。

**アポラス・サヴェリネムス
　[[アポラ星系国際連盟]]の星連本部長。謎のライバル関係があり、[[アポラス・サヴェリネムス]]はナプトーのことを「&bold(){ケモ耳ポン付け野郎}」と罵り、ナプトーはアポラスのことを「&bold(){頭ポン付け野郎}」と罵り合っている。
　ナプトーが調子に乗って煽りすぎるとアポラスのAIコアがバグって「ｺ ﾛ ｽ ... ｺ ﾛ ｽ ...」としか言わなくなってしまう。しかし大抵ナプトーが[[黄色くなって死ぬ]]。

**アウィリム・スターセル
　[[スカリア星団共和国]]の政治家として知られる[[アウィリム・スターセル]]は「&bold(){人間のSAN値を強制的に虚数にする}」ことのできる危険な人物としてナプトーを連続で8キルくらいできるほどの殺傷力を持つ。スターセルがナプトーのリスポーン地点に立っていると…？
　「&bold(){ﾆﾌﾞﾆﾌﾞ…}」という音が聞こえてくるだけでナプトーは卒倒し[[黄色くなって死ぬ]]。
　死没年月日が複数あるという共通点があり、ナプトーは密かに親近感を抱いているが、話しかける前に[[黄色くなって死ぬ]]。

**アリウス・エルク・デミソルトインフリー
　ロフィルナ最強の筆頭公爵。ナプトーとフリートンは影で「&bold(){アリウスおばさん}」と呼んでいる。ナプトーに対しても非常に親切で物腰穏やかに話しかけるが、ナプトーはアリウスのフリートンに対する&bold(){恐ろしい一面}を知ってしまっているため、アリウスがどんなに優しく話しかけても[[黄色くなって死ぬ]]。
　アリウスがいないところでは強気に「アリウスおばさん」、「ドモホルンリンクル」などと言って茶化しているが、本人の足音が聞こえると恐怖のあまり卒倒し一週間ほど意識を失ってしまう。

**シュラウスくん
　ナプトーは可愛いと思っているがシュラウスくんはそれを知らない。

*語録
「[[黄色くなって死ぬ]]」 - 大宇宙番付において「最も死亡しやすい国家元首」第一位に選出された。
「[[俗悪]]を滅ぼさねばならない」 - 特に有意味な文脈でなくても使用する癖がある。
「[[すらんち]]」 - 鳴き声の一種とする説が有力。
「[[ぴすてぃる>>https://www63.atwiki.jp/undeerl/pages/39.html]]」 - 異文化に影響されやすい。
「だひー（HGS創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体）」 - 特定の書体でないと無効であると言われる。
「ふふふ…詰んでる」 - ナプトーには絶望的な状況を楽しむ奇妙な嗜好がある。
「ひもじぃ…ひもじぃ…」 - ナプトーは怠惰と貧困でしばしばこの状態に陥る。
「えーっと、なんだっけアレ…アレしようとアレ」 - 記憶力が乏しい。
「これはインド屋だな」 - アース連邦旅行時に見かけたインド料理店を見かけて。語彙力が貧弱であることも有名。
「理想の国家を動かすものとは、優れた歯車ではなく優しい感情である」 - ナプトーはごく稀にまともそうなことを言って世間を混乱させる。
「あ、悪い船だ」 - 違法小型宇宙船を発見した時のナプトー。状況認識が6歳児童並と言われていたりいなかったりなどする。
「店長の気まぐれシェフ」 - 「シェフの気まぐれ料理」と言いたかったにも関わらず、「シェフって店長なんだっけ？」という疑問を挟んで生まれた言葉
「前番が順後した」 - 「順番が前後」してしまっている。
「パリンコチャクられた」　-　アース連邦にて自転車を奪われた時のナプトーの発言。
「井の中の知らず大海を蛙」　-　アース連邦のことわざがよく分からないとされている。
「左方向先、右方向です」　-　ナプトーは案内が非常に下手であることが知られている。
&bold(){「俺以外みんな無能」}　-　「俺以外みんな有能」と「俺は無能」が混ざって大変な煽り文句になってしまった伝説的名言。問題発言としては痛恨の一撃級である。
「ノンケは許されない」　-　レプネタイユ＝サナヤウ教徒の教えを実践しているとされる。実際はただラブストーリーが嫌いなだけである。
「もっちゃもっちゃ」　-　虚無に陥りながら食事をしている姿とされる。食物だけでなく、この世の無常さも噛み締めている。咀嚼力は低め。

*関連項目
・[[ニーネン＝シャプチ]] - こう見えてもニーネン＝シャプチの元首である。
・[[すらんち]] - ソプゲン＝ナプトーが発明した概念。
・[[すらんちくん]] - ソプゲン＝ナプトーが書いた落書き。
・[[俗悪]] - すらんちの対義語。
・[[ジヒラート8世]] - 親交のある人物。ソプゲン＝ナプトーの思想は彼の影響も大きい。
・[[黄色くなって死ぬ]] - 大宇宙で最もよく死ぬ人物の一人として認知されている。
・[[ロリコンおじさん>モニエ＝フタウ＝チェディシ]] - ソプゲン＝ナプトーがよくネタにしている歴史上の人物。本当は尊敬していると言われる。
・[[大宇宙国際すらんち倫理委員会]]
・[[なりたい構文]]
・[[人物一覧]]
・[[ニーネン＝シャプチの記事一覧]]

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やる気を感じさせない風貌が得意
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|生年月日|シンテーア暦1765年5月19日&br()ガールン暦3696年上2月2週5日|
|出生地|ニーネン＝シャプチ&br()セストナウ|
|没年月日|[[黄色くなって死ぬ]]|
|死没地|様々|
|出身校|セストナウ大学|
|前職|正教院長官|
|称号|[[すらんち]]大王&br()無能大臣&br()置物&br()現代のヴンドゥイ&br()宇宙のスペランカー&br()無限自罰装置&br()亜人盟約を破壊した男&br()全ての元凶&br()売国奴|
|配偶者|残念ながらいない|
|親族|--|
|リスポーン地点|サクサヴァスの自宅前|
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/////////////////////
　&bold(){ソプゲン＝ヴンダーグ＝シャ＝アイユヴァン＝ナプトー}（ダン＝ラ＝ハン語：&bold(){soprren-bunda^rr-sha-aiuban-naptou}）は、[[ニーネン＝シャプチ]]の政治家、思想家、宗教指導者、言語研究家、すらんち哲学者。1779～1790年の&bold(){第一次ソプゲン政権}のリーダーであり、ニーネン＝シャプチ星衛主席。過去には大宇宙連合総会議長も務めた。
　政府公式マスコットキャラクターの「[[すらんちくん]]」というキャラクターを考案した人物としても知られており、大宇宙国際すらんち倫理委員会委員長を務める。国民からよく辞任を求められていることで有名。

#divclass(indexbox){
目次
#contents()
}

*略歴
**生い立ち
>「ばうー（産声）」　―ナプトー

　ナプトーはタイエネルヴァーグの郊外にある工業地帯に生まれた。タイエネルヴァーグは母のヒューミの実家であり、母方の経営するスガイユンの近くで育てられた。父のダグ＝ヌーティエもそこに勤務していた。
　幼少期は両親共に仕事で忙しく、母方の祖父母や叔母などの親戚がナプトーの面倒を見た。

**少年時代
>「ぼくもおかねもちになりたい！（[[拝金主義]]）」　―ナプトー

　ナプトーは他人を恐れない人懐っこい性格だったため、客に気に入られたり、スガイユンの職員や関係者ともすぐに親しくなった。スガイユンを経営していた祖父タイフェルと祖母シタンフィエを尊敬していた。
　近所で「&bold(){お小遣いをあげる}」という騙し文句に引っかかりあっさりとシ＝ギーラムマフィアの手先に誘拐されたこともあった。これが原因で引っ越すこととなった。

**アイユヴァン時代
>「一度でいいから開拓地に行ってみたい！」　―ナプトー

　ナプトーが物心つく頃には、ソプゲン家はアイユヴァン郊外に移住した。セタウ人の宗教でいう「悪地」に度々踏み入れたことでベッドに人型のカビを生じさせ&sup(){[[［要出典］]]}、ナプトーがセタウ人の宗教を知るきっかけとなった。
　また、この頃テラフォーミングに興味を持ち、テラフォーミング学者になることを目標にするようになった。
　思春期にはナプトーは一度不良になったが更生し、遠くの学校に自力で通っているうちにわずかな忍耐力と体力をつけた。その甲斐もあって、セストナウ大学に合格した。

**セストナウ時代
>「…ああ、ヴンドゥイよ…私を笑ってくれ…」　―ナプトー

　セストナウの大学に進学したナプトーは親戚中の自慢になった。自身としては大したことがないと思っていたが、その噂は親戚中に広まり、本人の知らないところで尾ひれがついて、非常に期待されていた。ナプトーはセストナウの地下コロニーの一区画を借りて生活が始まった。
　しかしながら、ナプトーは友人たちに囲まれながら、恋人に夢中になったり遊んだりしていたため勉学がおろそかになり、生態系工学で有名なアーフェン分校への所属選考に落ちた。あまりのショックから精神を病み、恋人や友人たちからも見放され、テラフォーミング学者になるという夢を諦めた。
　精神を病んだナプトーは故郷から遠く離れたセストナウで孤独に苦しめられ、自暴自棄に陥った。蒸したままのユグムをユグム蒸し器の中で1年近く放置するなど、生活も荒れていたとされる。
　紆余曲折を経て正教院で勤務することになった。

**正教院時代
>「ほんと、[[ジエール>ジエール帝国連邦]]はこれからなんで、そう信じてるんで、お願いします！」　―[[ジヒラート8世]]

　正教院でのナプトーは真面目に働き、チャグマ＝ダプラ正教院副長官となったが、正教院長官マリョーン＝チェプガニーシとの対立を発端として作業の質の悪さを指摘され、正教院本部長官と対立し罷免された。
　ナプトーはこの件ですっかり情熱を失い、またしばらく荒れた生活を続けていたが、ある時「[[すらんち]]」という概念を思いつく。そして、「&bold(){すらんち探しの旅}」が始まった。この旅で[[ジエール帝国連邦]]に訪れ、[[ジヒラート8世]]と出会ったことが転機となり、政界に進出する。

**政界へ
>「ガブっとされたいのかー？」　―[[スニャールフィエ>シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]

　政界に進出することを決意したナプトーは、「[[すらんち]]」の概念を整備するなどした功績を認められ、次第に発言力を高め、遂には[[大宇宙国際すらんち倫理委員会]]（L.D.S.G）を創立し、初代委員長に就任。この影響もあり、大宇宙連合総会の議長に就任した。

　国内では愛国党に入党し、十六人委員会政治顧問に就任。テラフォーミング事業には参加せず、主に政治的な調整を行っていた。この頃に[[スニャールフィエ>シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]と出会う。ナプトーは主に貴族家の利権確保に奔走していたことから、シャプチ主義者のスニャールフィエには蛇蝎の如く嫌われていた。
　1778年の選挙ではシンクタンクによる調査によると当初ナプトーが当選するのは3%程度だと見積もられていたにも関わらず、十六人委員会の[[大貴族>ニーネン＝シャプチ/貴族家]]たちの協力のため、奇跡の大逆転を起こして当選した。1779年に「&bold(){第一次ソプゲン政権}」として星衛主席に就任した。

**シュプタイ事件
>「残念だったな！　俺はお前たちのような[[俗悪]]が嫌いで嫌いで堪らねえんだ！」　―ナプトー

　1773年、元々公社派寄りの政治を期待されて当選したナプトーであったが、当選直後に愛国派に寝返り、公社派議員の主導者層56名を粛清した。背景には十六人委員会の権益を確保することを条件に実行されていた。スニャールフィエを味方につけることに成功し、招民院諜報機関”サナト”の工作員がこれを実行した。

**公社派の粛清
>「あんた、案外あたしのこと分かってんなー」　―スニャールフィエ

　50年代から60年代にかけて公社派寄りの政治で腐敗したニーネン＝シャプチ経済を立て直すべく、ナプトーは「5年以内に1750年代の経済水準にまで立て直す」とし、シュプタイ＝ドラヴァング宣言を行う。シャグマ＝ラゴン入植事業の一部制限を発表。三大公社はこれを批判した。
　シュプタイ＝ドゥラヴァング宣言での改革によって、増加する失業者を軍事技術の研究と製造に当たらせるべく、全的就業を目的とした執政院下部組織「&bold(){ヴンドゥヤナツェーグ}」が設置された。新旧の宇宙艦艇や軍事技術の売却を行い、外貨獲得によって景気悪化に歯止めをかけることに成功し、わずかな好景気の時代に突入した。
　翌1774年には&bold(){優生人工獣人法}を施行。第二世代不死技術と人工獣人技術を組み合わせた優生人工獣人への手厚い保護と秘密裏に行われていた製造の量産化についての法律を制定。大量の優生人工獣人が製造され、シャグマ＝ラゴン星で三大公社に配属される。
　星衛評議会で「[[マグラン＝ガラン]]は私に弱者救済の使命を思い出させてくれた」と演説したため、スニャールフィエがナプトーを気に入ったと言われている。
　翌月にはこの法案に反対意見を唱え続けていた十六人委員会のドフィエ＝シャ＝ラニル家当主、サッツェタータ家当主が殺害される&bold(){ダイユンヴァール事件}が発生。プダージのダイユンヴァールにある十六人委員会本部が第二ガイユの特務工作員によって襲撃され、コロニー区画の爆発した。貴族階級の強い反発を招いたが、中産階級以下はこれを歓迎した。事件の背景にはスニャールフィエが関与していると見られた。十六人委員会は事実上閉鎖されることとなった。
　ちなみに、ドフィエ＝シャ＝ラニル家の当主の死亡で父を失った娘のアルチェは[[[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）]]を引き起こし、植民地政府首班としてナプトーに対して復讐を企てることになる。

　1775年、「すらんち概念」の集大成として[[すらんちくん]]の量産を開始。各地にすらんち園が開園した。

**軍拡
>「今こそニーネンの栄光を取り戻す時だ。」　―ナプトー

　ナプトーは[[ロフィルナ>ロフィルナ連邦共同体}]]と[[サニェーラ>サニェーラ独立国]]がニーネン＝シャプチの主導する[[亜人盟約>大宇宙の陣営/亜人盟約]]の連帯を裏切り、エフューラフトの仮想敵国である[[サーヴァリア>サーヴァリア企業連合]]や[[ファルトクノア>ファルトクノア共和国]]との接近することを非常に警戒していた。また、シャプチ強権化によって陣営内結束が弱くなることも危惧していた。
　同年、ナプトー政権は軍事的結束の強化のためにロフィルナ政府に働きかけ、招民院シャグマ＝ラゴン方面軍第一護衛艦隊"エナトラート＝クタ＝プナイユート"とロフィルナ連邦宇宙軍内惑星艦隊ツォルマール方面軍第1防空機動隊、第2防空機動隊、第3防空機動隊による合同軍事演習を行った。その後両国の長官との会談を行った。この会談ではロフィルナがニーネンとの同盟関係を再確認させる狙いがあり、当時ナプトーはロフィルナがニーネンから離反し、サニェーラとの内通を疑ったからともされている。
　また、更なる軍事力増強のため、主力戦艦20隻、護衛戦艦40隻、トラーム80隻の建造計画である&bold(){41計画}が一部政府関係者にのみ公表される。
　1776年には、ナプトーは更なるロフィルナとの連帯のためにルドラトリア、フォーリーメード、テオトラの三大連邦首都にニーネン＝シャプチ遠星系軍軍事基地の設置を求め、合意した。
　1777年、集産市場の開設し、全惑星規模の臨時の配給制度を設置した。ナプトーは招民院警察「プナ＝タイユ＝ウェグナ」を通じてシャグマ＝ラゴン星でプロパガンダを行い、愛国主義への傾倒と、三大公社への批判を展開した。
　1778年、三大公社への批判は元老院からの非難の的となり、星衛主席告発決議の発案を画策したが、星衛評議会での愛国党議員らによる妨害工作によって未然に防がれる。星衛主席告発決議の報復として、業を煮やしたナプトーは招民院諜報機関"サナト"の工作員を元老院本部送り込み、強制執行を以て元老院を閉鎖した。
　1780年、新兵器シチャルト・シールドをサニェーラ独立国とロフィルナ連邦宇宙軍府、アクース連合に試作型と設計図を輸出。
　ロフィルナ政府側（連邦理事会側）には輸出されなかった。この件に関して連邦理事会は要請したが、ナプトーは「この対応はロフィルナ国内の情勢不安を懸念したものである」とし、フリートン政権が連邦宇宙軍府への態度がより強硬にしたことを懸念したための動きでもあるとした。
　1782～1784年にはシャグマ＝ラゴン飢饉が起こり、シャグマ＝ラゴン星の天候不順による不作と電力供給不足により30万人が死亡。死者は貧困層に集中した。三大公社は穀物の市場放出を拒否し、ニーネン＝シャプチ本国政府による食糧援助が行われなかったため深刻化した。
　ナプトーは三大公社を強く非難し、救貧政策の実行を計画した。
　1783年　天命安息地公社集団自殺事件が発生。
　三大公社の労働者たちは次々に辞職して援助を受けたため、三大公社は政府に対して再三援助を求めた。しかしナプトーはこれを黙殺し、83年には三大公社の一つ、天命安息地公社が経営破綻し経営陣が集団自殺する事件が起こった。
　この事件は国内に大きな波紋を起こし、シャグマ＝ラゴンの人民たちは（自分が政府からの援助を受け取っておきながらも）政府に対する批判を展開する風潮になった。
　1783年、シャグマ＝ラゴンの人民たちは「自分たちが辛苦に耐えて開拓を続けたにも関わらず、政府は楽をして（しかも我々のご機嫌取りをしながら）それを自分たちのものにしようとしている」という主張の下、「ナプトーの魔の手からシャグマ＝ラゴンを守らねばならない」としてデモを決行。魔の手運動が起こる。数度の大規模デモが行われ、参加者は合計で1200万人。デモ隊と政府の軍隊との衝突で2000人近くが死亡した。この運動の背景にはアルチェが関与しているとされる。

*開戦
>「ススティウの泥濘これを踏み越えて　我こそ王者スナエード　エシュトの民を導かん」　―ナプトー

*戦局の悪化
>「クソッ…どうしてこうなった！？　負けるくらいなら退却を禁止しろ！」　―ナプトー

*終戦後
>「だひー」　―ナプトー

*人物
#divclass(thumbbox){
#image(へなちょこ.png,width=200px,height=200px)
[[すらんちくん]]のイラスト
}
　　　&i(){詳細は「[[すらんちくん]]」を参照}

　中世拝女教群的思想に強い影響を受けており、宗教均衡を目的とした「[[すらんち]]」の概念の整備、公式表記の決定を行った人物として知られる。また、[[俗悪]]（ダン＝ラ＝ハン語：&bold(){balhlanch}）を強く憎悪し、長らく論争となっていた「俗悪の定義」を決定づけた。
　政界では執政院と元老院の対立が深まりつつある現在で、彼らの仲裁役としての星衛主席の地位を持ち、その優柔不断さから「置物」と揶揄されている。星衛主席という役職上「強権を振りかざすことは却って国内の対立を深める」という通説があることから、一部では肯定的な意見として捉える動きもある&sup(){[[［要出典］]]}。

***健康と精神
　精神的に貧弱な著名人としても有名で、他者からはもちろん、自身の発言によっても「黄色くなって」死亡する&sup(){[[［要出典］]]}。この「死亡」とはあくまで精神的な死亡の比喩であり、実際に生命活動が停止するわけではない&sup(){[[［要出典］]]}。また、怠け者モードの時に進捗の話をされると甲高い声を上げて動かなくなると言った現象も報告されている&sup(){[[［要出典］]]}。最近は恐怖を感じると妙にビブラートした声で「&bold(){ばう～～～}」と鳴くとされる。
　ナプトーの健康状態は年々悪化しており、肉体は節々に爆弾を抱えている。長年俗世から身を引いた生活を繰り返していたことから首の骨の形状がストレートネックになり、よく首が炎症化し痛めることがある。また、急に立ち上がると胸骨がメリメリメリと軋み音を鳴らす場合がある。

***食事習慣
　[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）前までは規則正しくバランスの良い食事を行っていたが、戦局が悪化するにつれてより手早く体に悪い食事をとるようになった。現在は無気力となり、小さなテーブルで無表情、&bold(){もっちゃもっちゃ}とインスタントユグムを食べている。

***言動
　普段は非常に流されやすく、むしろ会話以外においても無抵抗である。
　稀に[[俗悪]]を発見すると、戦時中の姿に戻り、絶滅や廃止を宣言することがある。ただし、既に権力は失われているので実行されることはない。

*交友関係

**すらんちくん
　[[すらんちくん]]はナプトーの眷属でありペットであり相棒である。ナプトーがいるところではすらんちくんは[[黄色くなって死にくくなる>黄色くなって死ぬ]]。
　ナプトーが本気を出すとすらんちくんも本気を出し、お互いに連携しながら敵と戦う。
　表情がリンクすることでも知られており、よく一緒にもっちゃもっちゃ状態になる。ナプトーかすらんちくんのどちらかが[[黄色くなって死ぬ]]ともう片方も[[黄色くなって死ぬ]]。

**スニャールフィエ
　[[シャ＝ファウチャプガリェプネンチ＝スニャールフィエ]]はナプトーが本気を出していた頃を間近で見ていた数少ない人物。ナプトーの懐刀として数々の有力者の暗殺を主導しており、[[[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）]]の終戦も国民とナプトーのためにプナウィム秘密協定を締結するなど、様々な活動を行った。
　ナプトーが愛国党に入ったばかりの頃は彼のことを蛇蝎の如く嫌っていた。
　現在ではナプトーのことを気に入ってはいるが、恋愛感情は抱いていない。スニャールフィエの甘噛みの餌食になって[[黄色くなって死ん>黄色くなって死ぬ]]だり、個人所有のナプトー専用艦を勝手に乗り回してナプトーを困らせる。
　また、ラーオルと結託してナプトーを[[黄色くして>黄色くなって死ぬ]]遊んでいる。
　だけど本当は本気を出していた頃のナプトーに戻って欲しいと思っている。

**ジヒラート8世
　[[ジエール帝国連邦]]の建国に貢献した[[ジヒラート8世]]とは長い付き合いであり、数少ない友人であるとされる。
　[[拝金主義]]の撲滅については彼直伝のものである。

**ヴァンス・フリートン
　ロフィルナの第10代常任最高議長[[ヴァンス・フリートン]]とは、共に[[第二次宇宙大戦]]（[[シャグマ＝ラゴン戦争]]）を戦い抜いたことや共に戦後没落したため戦友として長い付き合いがある。
　お互いがまだ現職だった時代では両者は対立しており、ロフィルナが独自外交路線を展開しようとするとナプトーがロフィルナに軍事基地を設置し、ニーネン軍の監視の隙を突いてフリートンは他国と外交を行った。反目し合っていた二人だったが、終戦後しばらくして両者が会うと、お互いの国が健闘したことを讃え合い、友情が芽生えた。
　ナプトーはフリートンをアリウスおばさんの魔の手から救出するためよろよろとしばしばロフィルナ連邦理事会に赴くが、ナプトーは[[アリウスおばさん>アリウス・エルク・デミソルトインフリー]]ににこやかに挨拶されただけで勝手に[[黄色くなる>黄色くなって死ぬ]]し、フリートンはアリウスおばさんにシバかれるしで救いようのない世界が展開される。

**トゥーオル・ラーオル
　[[サニェーラ独立国]]の最高指揮官である[[トゥーオル・ラーオル]]とは同じチャグマ＝ダプラ文明人としての関わりがある。
　ラーオル最高指揮官はよくスニャールフィエと結託しナプトーを[[黄色くさせて>黄色くなって死ぬ]]遊んでいる。
　ただし、ラーオルが[[すらんちくん]]を食べようとするとナプトーが急に現職時代の気迫のある顔に戻り「&color(#FF0000){&bold(){やめろ}}」と制止し、すらんちくんを奪い取るとそこら辺に置く。そして「&color(#FF0000){&bold(){食べ物ではないのだ。分かるな？}}」と威迫すると、さすがの最高指揮官も食べようとすることをやめる。一瞬スニャールフィエがかつてのナプトーの姿を見て目を輝かせるものの、数秒後には元のもっちゃもっちゃしたナプトーに戻ってしまうため、ジト目でナプトーをどつくなどして[[黄色くさせる>黄色くなる]]。

**アポラス・サヴェリネムス
　[[アポラ星系国際連盟]]の星連本部長。謎のライバル関係があり、[[アポラス・サヴェリネムス]]はナプトーのことを「&bold(){ケモ耳ポン付け野郎}」と罵り、ナプトーはアポラスのことを「&bold(){頭ポン付け野郎}」と罵り合っている。
　ナプトーが調子に乗って煽りすぎるとアポラスのAIコアがバグって「ｺ ﾛ ｽ ... ｺ ﾛ ｽ ...」としか言わなくなってしまう。しかし大抵ナプトーが[[黄色くなって死ぬ]]。

**アウィリム・スターセル
　[[スカリア星団共和国]]の政治家として知られる[[アウィリム・スターセル]]は「&bold(){人間のSAN値を強制的に虚数にする}」ことのできる危険な人物としてナプトーを連続で8キルくらいできるほどの殺傷力を持つ。スターセルがナプトーのリスポーン地点に立っていると…？
　「&bold(){ﾆﾌﾞﾆﾌﾞ…}」という音が聞こえてくるだけでナプトーは卒倒し[[黄色くなって死ぬ]]。
　死没年月日が複数あるという共通点があり、ナプトーは密かに親近感を抱いているが、話しかける前に[[黄色くなって死ぬ]]。

**アリウス・エルク・デミソルトインフリー
　ロフィルナ最強の筆頭公爵。ナプトーとフリートンは影で「&bold(){アリウスおばさん}」と呼んでいる。ナプトーに対しても非常に親切で物腰穏やかに話しかけるが、ナプトーはアリウスのフリートンに対する&bold(){恐ろしい一面}を知ってしまっているため、アリウスがどんなに優しく話しかけても[[黄色くなって死ぬ]]。
　アリウスがいないところでは強気に「アリウスおばさん」、「ドモホルンリンクル」などと言って茶化しているが、本人の足音が聞こえると恐怖のあまり卒倒し一週間ほど意識を失ってしまう。

**シュラウスくん
　ナプトーは可愛いと思っているがシュラウスくんはそれを知らない。

*語録
「[[黄色くなって死ぬ]]」 - 大宇宙番付において「最も死亡しやすい国家元首」第一位に選出された。
「[[俗悪]]を滅ぼさねばならない」 - 特に有意味な文脈でなくても使用する癖がある。
「[[すらんち]]」 - 鳴き声の一種とする説が有力。
「[[ぴすてぃる>>https://www63.atwiki.jp/undeerl/pages/39.html]]」 - 異文化に影響されやすい。
「だひー（HGS創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体）」 - 特定の書体でないと無効であると言われる。
「ふふふ…詰んでる」 - ナプトーには絶望的な状況を楽しむ奇妙な嗜好がある。
「ひもじぃ…ひもじぃ…」 - ナプトーは怠惰と貧困でしばしばこの状態に陥る。
「えーっと、なんだっけアレ…アレしようとアレ」 - 記憶力が乏しい。
「これはインド屋だな」 - アース連邦旅行時に見かけたインド料理店を見かけて。語彙力が貧弱であることも有名。
「理想の国家を動かすものとは、優れた歯車ではなく優しい感情である」 - ナプトーはごく稀にまともそうなことを言って世間を混乱させる。
「あ、悪い船だ」 - 違法小型宇宙船を発見した時のナプトー。状況認識が6歳児童並と言われていたりいなかったりなどする。
「店長の気まぐれシェフ」 - 「シェフの気まぐれ料理」と言いたかったにも関わらず、「シェフって店長なんだっけ？」という疑問を挟んで生まれた言葉
「前番が順後した」 - 「順番が前後」してしまっている。
「パリンコチャクられた」　-　アース連邦にて自転車を奪われた時のナプトーの発言。
「井の中の知らず大海を蛙」　-　アース連邦のことわざがよく分からないとされている。
「左方向先、右方向です」　-　ナプトーは案内が非常に下手であることが知られている。
&bold(){「俺以外みんな無能」}　-　「俺以外みんな有能」と「俺は無能」が混ざって大変な煽り文句になってしまった伝説的名言。問題発言としては痛恨の一撃級である。
「ノンケは許されない」　-　レプネタイユ＝サナヤウ教徒の教えを実践しているとされる。実際はただラブストーリーが嫌いなだけである。
「もっちゃもっちゃ」　-　虚無に陥りながら食事をしている姿とされる。食物だけでなく、この世の無常さも噛み締めている。咀嚼力は低め。

*関連項目
・[[ニーネン＝シャプチ]] - こう見えてもニーネン＝シャプチの元首である。
・[[すらんち]] - ソプゲン＝ナプトーが発明した概念。
・[[すらんちくん]] - ソプゲン＝ナプトーが書いた落書き。
・[[俗悪]] - すらんちの対義語。
・[[ジヒラート8世]] - 親交のある人物。ソプゲン＝ナプトーの思想は彼の影響も大きい。
・[[黄色くなって死ぬ]] - 大宇宙で最もよく死ぬ人物の一人として認知されている。
・[[ロリコンおじさん>モニエ＝フタウ＝チェディシ]] - ソプゲン＝ナプトーがよくネタにしている歴史上の人物。本当は尊敬していると言われる。
・[[大宇宙国際すらんち倫理委員会]]
・[[なりたい構文]]
・[[人物一覧]]
・[[ニーネン＝シャプチの記事一覧]]