大宇宙超文明仮説は大宇宙銀河に存在していたとされている先進的な古代星間文明のことである。
 大宇宙連合会議加盟国の惑星各地に残された痕跡からその存在が認められているものの、超文明が存在していたことを示す直接的な証明は非常に少なく、憶測とオカルトの域を出ない。


ラフィル超文明

 ラフィル超文明は少なくともタシュトヘム宙圏ないしレーウス宙圏付近に存在していたとされる古代超文明である。大宇宙銀河系にルーツを持つ超文明かどうかは明らかではないが、少なくともニーネン=シャプチヒューヴル女王国に入植していたと考えられている。
 ラフィル超文明の担い手はラフィル人と呼ばれ、現代では平和と調和を重んじる民族性があるとされている。
 ラフィル超文明は途中でニーネン=シャプチで入植を行っていたと考えられ、その様子はスモラヌンプラエ世界上空の庭園(宇宙船)に始まるテラフォーミングと啓蒙の物語として古代スモラヌンプラエ教始祖神話に残っている。しかし何らかの原因によって入植は中断され、(おそらくヴェシパの赤い夜が象徴される原住民との反発や衝突などと考えられる)途中で宇宙船が去っていった(庭園崩壊)と予想されている。
 その後、いくつかの入植への試みと失敗を繰り返すなどして、ヒューヴル女王国の惑星アヴァイトラールに入植したラフィル人はアヴァイトラールの気候と生活に適応するようになり、以前持っていたほぼ全てのテクノロジーを失った。それより新しい入植の痕跡が発見されていないことから、ラフィル人はアヴァイトラールを安住の地として選んだと見なされている。
 少なくともロフィルナ旧暦3500年以降に滅んだと考えられており、ラフィル人の一部はツォルマリア文明統一機構に所属するようになったと考えられている。

ツォルマリア文明

 詳細についてはロフィルナの歴史の先ツォルマリア期及び先ロフィルナ期を参照

 ツォルマリア文明ロフィルナ連邦共同体及びサニェーラ独立国ギールラング星域戦国軍事同盟の成立に影響を与えたとされる。ロフィルナの歴史ではツォルマリア文明の移民集団のことを特に文明統一機構移民船団といい、当時唯一の生存者である始祖ロッフィーナがロフィルナ人類の創造主であるとされている。ロッフィーナが新天地*1に到達してから約6100年後、存続戦争末期に成立した後発隊が第9次移民船団として先住の旧諸国と接触している。これらの国のいくつかはロフィルナ連邦を成立させ、後のパッションベルム独裁政権時代に惑星統一を果たした。
 数次に渡る移民船団の一部は集団とはぐれ、漂流するうちにサニェーラ独立国フェイ・サーフェイに不時着したと考えられる。その一行は巨大な立方体で構成された避難コロニーの中でシンテーア暦5000年以上もの間、細々と生活していた。その後、ツォルマリア人の漂流民のリーダーのみが生き残り、建国者にして国家元首であるトゥーオル・ラーオルと出会い、サネェラ共同体を形成していったと言われている。
 海賊艦隊ゴルヴェドーラはギールラング宙軍を構成する正規軍の一つであり、その成立は旧ツォルマリア文明の宇宙進出期にまで遡る。超空間生物ロムジェ・トルメレーナー*2との接触から、存続戦争末期に至るまで領有星系の防衛を担ったが、文明圏の縮小は避けられず、移民船団を構成する一集団として長きにわたる大航海の時代を迎えた。更に数千年後、新たに成立した系列諸国に対抗してギールラング国家を建国する。

リーエス超文明

 リーエス超文明は惑星ラヴェルトに存在したとされる超文明。戦争か災害によって統治システムは失われたものの、いくつかの先進的なテクノロジーを継承することに成功したため、大宇宙銀河系の他国よりも早い段階で宇宙進出を可能にしたのではないかと言われている。