大宇宙という名は我々の傲慢ではないだろうか。宇宙はこれほどにも大きいのに。—メレンナーデ・アイユファルト—
 大宇宙(エミュンス語:gions:antveed、略称:GSV)とは「創作世界観『大宇宙』」の舞台になっている宇宙の領域の一部である。

各言語の大宇宙

  • Gions:antveed:エミュンス語
  • La-ta-jait:ダン=ラ=ハン語
    近年ではIle-jaitとも。
  • livinoim anocautel naavelaap (livinoim.a.n.):ロトン語
    直訳でリヴィノイム宇宙領域。リヴィノイマンとも。

所在

銀河『walstlegion』

 銀河「ワルストレギオン(エミュンス語:walstlegion)」は大宇宙の世界観が存在している銀河であり、直径およそ10万光年のグランドデザイン(渦の構造がはっきりとしている)渦巻銀河である。銀河の構造はSint.1800時点の科学技術で観測されているもので2つの巨大な渦状腕とそれに付随する小さな4つの腕からなる。それぞれ████腕、████腕、████腕、████腕、████腕、████腕である。このうち大宇宙は████腕の末端、いわゆる銀河の端である████に存在している。大宇宙からおよそ9万████光年離れた銀河系の中心には強力な電磁波源となっている巨大質量ブラックホール██████、別名「深淵の大渦」が存在している。
 ワルストレギオンの周囲にはいくつかの伴銀河が存在しており、その中でも我々の銀河にほぼ接した位置に存在する矮小不規則銀河である██████は有名で、このうち中心にあると推測されている巨大ブラックホール██████に対しては「ギグローノスの繭」という愛称がついている。このほかにも██████や██████などの伴銀河が存在している。また、ワルストレギオンは局所銀河群に存在しており、この局所銀河群は██████銀河、██████銀河など近隣の6つの渦巻銀河に代表される約███の銀河によって構成されている銀河のグループである。局所銀河群はさらに、近隣の銀河群である████銀河群や████銀河群などともに████超銀河群を構成している。

星間領域『gions:antveed』

 大宇宙と呼んでいる文明圏の大きさはおおよそ直径800光年の球状の空間である。この空間には3つの巨大な恒星によって代表される恒星間バブルの████が存在し、それぞれツォルマリア・████、ボルガード・████、ラフィル・████と呼ばれている。大宇宙の領域にある恒星は110万以上存在し、その9割以上が惑星を持ち、惑星の総数は300万以上存在する。このうち大宇宙の種族が保守的に居住可能な惑星は██個あるとされるが、より厳密な意味で居住可能な惑星は少なく、惑星に新規に入植するコストが高くつくため居住可能惑星の数に比較して各国が入植していない手つかずの惑星がそのほとんどを占めている。多くの星系で生命体が確認されており、およそ██億種が存在している。また、このうち知的文明を持つものはおよそ██種である。
 隣接する領域として、████の方向にある████暗黒星雲、スカリア星団共和国の方向にあるスカリア散開星団ロフィルナ連邦共同体の方向にある████星雲、████の方向にある████や████などがある。

宙圏

 大宇宙は政治・文化的に7つの宙圏に分けられ、現在はそれぞれラヴェルト、レーウス、ゲルデン、タシュトヘム、スラーン、スカリア、デスペア宙圏と呼ばれている。これら宙圏の概念は政治・文化的な区分であることから、その時期ごとに分類されている国家が異なる場合がある。以前には類似語である「宙域」と「宙圏」が混同されていたが、大宇宙連合会議の創設、また連合会議法典の策定に伴い宙域と宙圏は異なるものであるということが明確になり、Sint.18世紀中にはこれらの混同は消滅している。
 歴史的には、ラヴェルト宙圏とレーウス宙圏が最初に設置され、この当時の構造は「エルミア的東西」と呼ばれていた。その後エルミア帝国が革命によって崩壊したのち、ゲルデン諸国の独立を受けてゲルデン宙圏が設置された。またこの時に大宇宙連合会議が創設されこの「宙圏」が正確に規定された。その後タシュトヘム諸国が発見されタシュトヘム宙圏が設置された。その後連合会議に加盟した国は一旦はラヴェルト宙圏やレーウス宙圏に分類されたが、Sint.1730年代に惑星スラーン諸国が発見されスラーン宙圏が創設され、さらにSint.1762年にはスカリア散開星団から加盟国が増加したため、スカリア宙圏を新規に創設し6宙圏体制となった。Sint.19世紀初頭になってさらなる新規国家が発見されたことによりデスペア宙圏が創設され、今日の7宙圏体制になる。
 現在でもこの宙圏の概念は定期的に見直しが要求されるなど、稀に議論を呼ぶこともある。具体的な例としては、アポラ星系国際連盟は加盟直後はラヴェルト宙圏、その後スラーン宙圏に移管されたが、さらにその後にラヴェルト宙圏に差し戻しされている。

ラヴェルト宙圏

 歴史的には最初期に成立した2つの宙圏の一つ。Sint.17世紀以前はエルミア的東西の片翼でありラヴェルト宙域とも呼ばれていた。エルミア、リーエス、マーカスなどの技術力に秀でた国家が多く、宙圏全体を通して合理主義の基盤を持つ特色が見られる。大宇宙銀河文明にとって重要な発明もこの宙圏が発祥の場合がよく見られる。

レーウス宙圏

 歴史的には最初期に成立した2つの宙圏の一つ。Sint.17世紀以前はエルミア的東西の片翼でありレーウス宙域とも呼ばれていた。中でも惑星レーウスのヴァルエルク、エルトリア、サーヴァリア、ジエールの4カ国はレーウス四大国とも呼ばれており、これらの国は大宇宙の歴史に多くの大きな影響を残している。

ゲルデン宙圏

 エルミア帝国がエルミア革命で崩壊したのちに独立した惑星ゲルデンの諸国を中心に創設された3番目の宙圏。大宇宙連合会議の設立に当時のレーウス宙圏諸国とともに重要な役割を果たした。それゆえ、大宇宙加盟が設立当初からの国家が多く、古参宙圏の一つと言える。

タシュトヘム宙圏

 シ=ギーラム事変を発端に発見されたニーネン=シャプチを最初に、アクースやロフィルナなどが発見されたことによって創設された4番目の宙圏。独特の政治体制を持つ国家が多く、なぜか妙にヴァルエルクを宿敵視する国家が多いのもこの宙圏の特徴の一つである。

スラーン宙圏

 Sint.1730年代に発見された惑星スラーン諸国を中心に創設された5番目の宙圏。他の宙圏と比較すると飛びぬけた大国が少なくどの国家も将来的な大国になる可能性を秘めている、いわば戦国時代的宙圏という特色を持つ。一時期はスラーン宙圏は加盟国数ではどの宙圏よりも多い時期もあった。

スカリア宙圏

 Sint.1760年代にスカリア散開星団を中心に発見されたスカリア星団諸国を中心に創設された6番目の宙圏。惑星オーリスには多数の国家が存在し、ヴァルエルクの保護下に加わったりするなど、それまでの大宇宙の国際情勢のバランスを覆すような多大な影響を及ぼした。また、Sint.1800年現在でも大宇宙に加盟していない国家が多数存在していることが確認されており、今後の動向次第ではさらに大宇宙に強力な影響を及ぼす可能性がある。

デスペア宙圏

 Sint.1800年代以降ラヴィタルチアやハバーブなどが発見されたため、インテグラシオンを中心に創設された7番目の宙圏。オーバーテクノロジー国家が見つかっており、今後の大宇宙を大きく変えてしまうリスクもある宙圏として注目されている。

関連項目

最終更新:2020年11月28日 03:23