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クレデリア共和国 - (2017/06/29 (木) 13:05:55) のソース

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#divclass(countryNameJa){クレデリア共和国}
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|CENTER:&image(クレデリア国旗_100.png)&br()([[国旗]])|CENTER:([[国章]])|
|>|CENTER:国の標語:|
|>|CENTER:国歌:|
|>|地図的なもの|
|公用語|[[プロルド語]]、[[クレデリア語]]、[[神繋語]]|
|首都|[[ミティア]]|
|最大の都市|[[ミティア]]|
|政府||
|国家元首の称号||
|国家元首の名前||
|>|面積|
|総計||
|水面積率|--|
|>|人口|
|総計||
|人口密度||
|建国|[[プロルド暦]]2069年|
|国教|[[クレデリア教]]|
|通貨||
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''クレデリア共和国''(クレデリアきょうわこく、クレデリア語:Dlefe Credeile)、略称はクレデリア、クレデリ。[[虚体空間]]内天体ティクトのエスレード大陸南東の近海と、さらに南下したいくつかの諸島に加え、ティクト内に点々と飛び地と。プルトレア政府を始めとする保護国を含んだ共和国連邦。主要言語はプロルド語、クレデリア語、現代神繋語。首都は浮遊都市ミティア。[[協商連合]]加盟国。

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目次
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*国名
元々はエスレードの東南を走るエスレード運河で、盛んに貿易が行われていたクレデリア地方で設立された''クレデリア商会''が基礎となっている。クレデリアは「豊かな」「恵まれた」の文学的表現の単語である。
「クレデリア共和国」と正式に言う場合は、Dlefe Credeile(ドレーフェ クレデリエ)となるが、Credeila(クレデリア)と簡単に呼ぶことが多い。

*歴史
プロルド暦1865年に宗教国家''プロルド連邦''が崩壊し、その結果高い技術力と知識を独占していたプロルド人がティクト全体へと拡散していった。その中でも海を渡って東方に向かったプロルド人がエスレードに移住し、プロルド教をはじめとした様々な知識の伝承を行い、プロルド教会も多く建設された。
プロルド暦1884年にエスレード運河で商人が集まり大規模な商会を設立した。クレデリア地方には経済国家であるデルナ王国があり、それらとの交渉を行いながら発展していく。クレデリア商会は魔法技術への関心が深く様々な方法で収集も行っていた。結果、商会には多くの魔法に関する知識が蓄積され商会はより勢力を伸ばしていく。

プロルド暦2051年にはクレデリア商会は肥大化し、協力国であったデルナ王国政権を傀儡化させるに至った。この頃には外来の宗教であったプロルド教は民衆に根付いていた。ティクトの各宗教や神話などは、すべてゼラム神話からの派生や解釈などで分派していたために、異なる宗教でも融和性が高かったためである。クレデリア商会はプロルド教の教えに出てくる「神が住まう理想の永遠都市」を経済発展に使用できないかと考えた。「神が下りられる日までを献身に過ごし都市を導いてもらう」事を目的としたプロルド教から発想を得て、「理想の永遠都市を自ら作り神を招く」という順序を逆にした''クレデリア教''を開教させた。

プロルド暦2069年にクレデリア商会はデルナ王国を始めとする周囲傀儡国家を一つの国に編制し、''クレデリア共和国''が建国された、当時の首都はデルナ王国の首都だったサレティーヌである。建国と同時に「永遠都市計画」を発表し、全ティクトから注目される。永遠都市計画は現在の首都''ミティア''建造の事であり、完全を目指した完全計画性の都市として建築が進められる。

クレデリア歴81年に虚体空間外から初の帰還者が出る。虚体空間の外が存在することが明らかになり、境界線付近にステーションを建造して研究を開始するも、虚体技術が通用しない特殊空間に科学者達はみな匙を投げた。

クレデリア歴84年に上層生命体が現れ、クレデリアの虚体空間外進出に助力し、その道筋を付けた。これによる技術躍進はクレデリアの今後の技術発展を急速化させる要因として後世に語り継がれる。だが上層生命体が与えたのは空間間航行技術だけで、そのほかの技術は与えられなかった為に科学者の苦悩はしばらく続く。

クレデリア歴101年にセーラス虚体技術研究局は詩魔法サーバーの開発成功を大々的に発表し、同年から詩魔法サービス『ヒュムノリア』を運営する。これにより使用者が限られていた詩魔法が大衆化し、より多くの人が魔法の力を得られるようになった。しかし魔法への依存は虚体外空間への適応力減少の要因になると考えられ、賛否両論を得ることとなった。

クレデリア暦218年にティクトの人口増加や資源の減少を見越した上層生命体は、同じ虚体空間の《地郷》内にティクトと同等の大きさを持った星を創造し、''プルトレア''と名づける。プルトレアの潤沢な領土や資源を各国が求めたが最も宇宙開発が進んでいたクレデリアが移動航路を確立し、独占状態を作る。

クレデリア歴215年に[[対ナロス大同盟]]の要請に応じ戦艦11隻、空母9隻、戦闘機165機を投入する。結果的に勝利するもののクレデリア軍は前線部隊の7割を損失することとなり最高戦果を挙げた戦闘機操縦士の女性一般兵を英雄と称え皇帝の称号を贈り大きく祭典を開くことで国民感情が低下しないように行動した。

クレデリア歴223年にクレデリアはプルトレアでの基盤を手に入れたことで各国に有料での航路解放を行い、星全体での優位性を強く示すこととなる。またプルトレア政府を配備し、クレデリア共和国の一部としてプルトレア共和国が建国する。

クレデリア歴239年に発狂皇帝リアが小型世界を収めた1k立方メートルの白い後宮、箱庭を作り閉じこもる、外部端末のクローンは存在するものの皇帝の発言力はほぼ失うこととなった。重鎮の一人である発狂皇帝の隠居にあたりそのカモフラージュとして外部端末をツーンカに送りアイドルとなって注意を引き付ける計画が実行された。 同年から皇帝アイドル リアが活動を始める。

クレデリア歴268年にクレデリア不死技術初の人体実験が行われる。被験者はクレデリア・トレスタン領地総統官、ガル・ウムリス。実験は成功し、ガル・ウムリスは人類のさらなる発展の証となる。

クレデリア歴274年にガル・ウムリスの使用した不死技術が赤子の生命力を精錬し行っていることが彼自身から告発された。世界は震撼しガル・ウムリスに多くの批評をするが彼は実力とカリスマ性を持ってトレスタン領地総統官の地位に就き続けた。このころからガル・ウムリスを赤子の血を啜る「吸血公」という二つ名が広がり始める。

クレデリア歴278年に[[シャグマ=ラゴン戦争]]に参戦。他の協商連合国と共にマフィアの支援を開始する。マフィアに食料、武器を提供したほか軍の一部も戦場に投入する。

クレデリア歴289年に空間移動虚体技術の発展により、従来虚体空間間を行きかう技術が四次元から対象位置に虚体空間を送りこんで移動することを可能にした。移動コストは低く、射程の短いクレデリア軍艦は短距離移動を利用して高速接近、回避の戦法が主体となる。推奨移動距離は2000kmから8000kmほどで、クレデリア従来艦にも搭載するために大規模改修が行われる。

クレデリア暦347年にクレデリア首都ミティアの結合解除、三層構造を展開、常時固定し浮遊都市となる。産業区画プレート、工業区画プレートを共に6構造増設し居住区画プレートを1つ新造する。この大規模な都市の拡張は目玉事業として大々的に報道され、国際宇宙中継も行われた。都市のマスコットキャラのミティア君がバラバラ空中浮遊するコラージュ画像もまた多く流れる。

クレデリア歴398年に《概念の渦》を利用した新技術開発として、上層生命体が所有する虚体空間法則へのアクセス権限の模倣を掲げた。共通意識や信仰は上層で力を持った渦を形成する、その渦の力を引き出して《魔法》を成そうとする試みは画期的であったものの、武具の形を取った概念武装は出力機の焼き付きを防止するためのクールタイムが存在し、また生産量も少数なことから、戦術を広げる以上の成果を出すことはできなかった。またそれとは別系統で概念術式も開発された。こちらはいくつかの企業が疑似的な上層生命体を降霊し、得たエネルギーを使用して発動させるもので、市民などに使用契約などを結び事業として大きく発展を見せる。こちらも使用制限があり、戦闘に使用できるほど強力なものは存在しないが、保有虚子を使用せずに契約金以外はノーコストで使用できるため多くの場所での補助として活用された。

クレデリア歴408年にクレデリアは高濃度虚体《神具》の精錬に成功する。テストタイプとして「人造一号神具・イサルナ」「人造二号神具・オリオノ」「人造三号神具・テルテフニ」「人造四号神具・メイノーザ」の4種を精錬完了する。この四種の神具は出力では正規の神具の10分の一程度で、使用価値は低いがクレデリアの粋を結集させた最新鋭の技術として、クレデリア四大トップがそれぞれ一つづつ所有することとなる。

*クレデリア保護国同盟
クレデリア共和国は大宇宙諸国の中でも小さく、発言力を持たない国を保護国に迎え、土地と人材を提供してもらう代わりに虚体などをはじめとした技術や軍備を与えていた。保護国は21国まで増加しているが、どれも小規模な国家で宇宙全体に散って点在することもあり、21国全てを足してもショアン王国と同等だと推測される。