帝国諜報院
Giujkeew'as Vrskerphaugh
種別 専門機関
略称 GVP、ポーグ
活動開始 1630年から1635年ごろ?
本部 ヴァーン
活動目的 ハルゼイ帝国の国家安全保障に関するあらゆる情報の収集・分析
あらゆる反体制的な活動の取り締まり

 帝国諜報院(Giujkeew'as Vrskerphaugh、ギーウスキーヴァス・ヴルスキェルポーグ)はハルゼイ帝国の情報機関・秘密警察。通称、「ポーグ」と略される。世界中から国家安全保障に関する情報を収集分析し、あらゆる反体制的な活動を、時に大胆に取り締まることを任務としている。国外でも頻繁に活動しているとされているが、現在でも判明していることは多くない、謎に満ちた組織である。



以下に記す情報は確かなものでなく、推測が多く含まれていることに注意されたし。

概要

 皇帝直属の組織であり、扶政官とは公私ともに関わらない。長官は完全世襲制であり、ヴルゾートリーウ家が監督する。ヴルゾートリーウ家は建国当時からスキェヒーヌス1世に仕えていた家であり、当初は苗字も持っていなかったが、諜報院の設立とともに「死を与えるもの」を意味する「ヴルゾートリーウ」という名字を贈られている。扶政官が、貴族の中で優れたものや年長者が選ばれるのに対して、ヴルゾートリーウ家はそもそも貴族ではないとされている。
 職員の採用は、自国の中で優れたボルガード人のほか、奴隷や拉致してきた外国人など、極めて多岐に及ぶ。職員の安全は皇帝の名の下に保証されるため、奴隷からすると、非ボルガード人として成り上がることができるほぼ唯一の手段である。極めて厳しい肉体・思想的訓練があるとされており、旧ボルガード連合の遺産から、いわゆる超能力を扱う部署もあると考えられている。

歴史

 1630年から1635年ごろ、ハルゼイ帝国の成立前に設立されたとみられている。旧ボルガード領から脱出するための資材集めや情報の収集、混乱を行なったとされている。また、エルミアの科学者で、旧ボルガード領の惑星の一つの環境を破壊し、莫大な死者を生み出したエルラモ・デウモルトを暗殺したともいわれている。初代長官はツルヌス、後にツルヌス・ヴルゾートリーウ。

噂・陰謀

超能力部隊

 ポーグは、超能力部隊を備えているとされる。これは、リーエス連邦が、ボルガード連合から記憶処理技術を奪い、利用しているという噂に基づき、それならば、ボルガード連合の後継国家であるハルゼイ帝国も記憶処理を含む超能力を利用しているのではないか、という推測である。

動員説

 一部の強硬な反ボルガード主義者・陰謀論者には、世界中にディアスポラとして存在しているボルガード人を、ポーグは動員できるという噂がある。この説は、特に革命諸国の極右の政治家らによって支持されている。
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最終更新:2023年08月13日 18:26