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経済

 宗教的観点から命を重んじる体制を敷いており、食料自給率は120%台をキープ、福利厚生や福祉関係、社会保障の体制の強化確立の徹底により、ホームレスや失業者、孤児といった社会的弱者は0.3%以下である。その社会的弱者に対しても弱者救済制度の「奴隷制度」により救済措置が取られ、実質社会的弱者は0%である。また、経済の循環を重視する商人主義でも知られ、物を売って得たその金で更に物を買い、それをまた売ってを繰り返し、経済を回している。しかし貯蓄がないわけではなく、「金ではなく物を」という考えのもと、何らかの理由で流通が麻痺したとしてもその国内だけで流通が完結できるような対策をとっている。例えば、輸出入するターミナルは人口が比較的多い場所に設置するなど。金より物の精神により国内の総貯蓄金額はは世界でもワースト10にある。

 交易をより有利に進めるため、他国(主に友好国や敗戦国)を交易相手に選ぶことが多い。特に敗戦国には交易品を高値で取引することが多く、またその交易品がその国にとって需要が高い物を敢えて取引の場に出しているため取引せざるを得ない状況に引き込んでいる。高値とはいっても国が破綻するレベルではなく、絶妙に「損するけど大損ではない」金額設定にしていたり、今後の相手国の経済成長を見越しての金額設定にしていることで貿易摩擦や国民の反乱・デモを未然に抑えている。友好国に対しては関税撤廃やセールなどを行い、ガイエンの知名度、好感度の上昇を狙った。これによって他国からも国交を持ちかけられるようになり、市場を広げていった。

 この交易体制によりガイエンは豊富な資源と伝手を手に入れ、大宇宙の物流経済を支える大きな柱となった。 またガイエンは軍事においても経済を重視しており、傭兵派遣や兵器の貸与・輸出を行い、更なる経済循環を目論んでいる。そのため兵器の開発・運用には多額の投資がなされており、巨大戦艦や超兵器を保持運用するに至った。

企業

ガイエンの企業は大宇宙全体の中では中小企業規模である。しかしその独創性や技術力を見込まれ、他国からのライセンス生産申請や工場の建設、共同開発が盛んに行われている。ガイエンないで比較的大きな企業は下記の三社である。

KAMATA自動車工業 DAIWA重工 クレイ商会

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最終更新:2020年07月07日 20:24