概要
プルスティアは元々放射線や粘膜接触による伝達物質の伝達によって意思疎通をしていた。しかしながら、
大宇宙連合会議への参加に伴ってこれら二つの伝達手段は問題となった。放射線意思伝達は周囲に居る他の大宇宙のヒューマノイドなどに対して、被爆をさせ最悪死亡させることがあった。また、人型のプルスティアが人前で粘膜接触による意思疎通を計った場合、多くの人々に忌避されるようになった。このためにプルスティアの疑似個体の一部によって言語の習得と採用が試みられることになった。これらが擬似個体を通して、全体に広がってプルスティアの全ての擬似個体はこれを話すことが出来るようになった。プルスティアは言語習得を火急の事情と見做したために語彙に自らの独自性を求めようとはしなかった。このためにプルスティア語族の中には変質した多数の
大宇宙連合会議加盟国言語の単語が混ざっている。
プルスティアにとって
プルスティア語は疑似個体同士の信号にしか過ぎない。つまり、我々人間が腕や足を目で見てそれを確認するような程度であり、疑似個体それらにとって
プルスティア語の利用はその文脈が非常に限定されるために普通の人間にとってはコンテキストの高い会話をする場合が多い。
系統性
プルスティア語族は語族とはいうものの、言語系統論的な意味での語族を表さない。
プルスティア語族に属する言語は一定の
プルスティア的言語特徴と語根を共有しているものの、言語的基盤に基づく系統性を共有しない。共有する特徴と語根が由来するのは器質的なものに由来するのであり、ここでの語族はこれに由来する。
言語 |
「プルスティア」を表す同根形態素 |
プルスティア語 |
prstìa |
エープリースタ語 |
√prst |
ルリスティア語 |
hrusta |
語族に属する言語
最終更新:2021年02月17日 03:11