たいさい
第二神座時代において、物質世界と
地獄が互いに干渉しやすくなる時を指す。
天帝の星である
木星が最も邪悪な位置に収まる事で、世界の法則が総てマイナス方向へ流れる。
異次元世界である
地獄へ干渉するに辺り、これほど適した時期は無いと
ネロス・サタナイルは語っている。
少なくとも本編の数千年前(第二神座中期)には僅か十数年の間に二度も大歳の刻が訪れているが、本来の周期は数百年単位との事。
この直近に二度も大歳が訪れた事に対してサタナイルは、これも
奴(
王冠の独裁者)の掌の上かと述べつつ、
お膳立てをしてくれるのなら乗らない手はないとしている。
一回目は
ロトの幼少期であり、サタナイルが
高次接続装置で偶発的に死病ベリアルを召喚して暴走させ、神聖国家ソドムの人口が一・二割ほど減少する大災厄(
ロト、
ジューダス、サタナイルの両親も死亡)を巻き起こした。
二回目はその14年後であり、ロトが
ジューダスに勝利した翌日、サタナイルが
熾天使の力を駆使しつつ、貧民地区ジュデッカとトロメアの数十万人以上の民衆を生贄とし、地獄の魔王の
魔刃ベリアルと
魔群ベルゼバブを召喚した。大震災による二次災害を含めれば犠牲者は数百万を超える。
この時サタナイルは
高次接続装置と
熾天使を連結して地獄から魔王の喚び出しており、サタナイルといえど地獄からシン、特にべリアルを意図的に召喚するのは至難と言っていいようだ。
本編時点では
万魔殿の設備による補助があったとはいえ、サタナイルは一人で
反天使を立て続けに召喚している。
関連項目
- 本当に、正田卿は後付がうますぎる… -- 名無しさん (2020-10-17 20:31:00)
- 全部最初から考えてたみたいに綺麗に繋がってるよね -- 名無しさん (2020-10-17 21:42:55)
最終更新:2024年01月07日 07:05