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長耳族

ダヌぞく


事象地平戦線アーディティヤ



現生人類の起源となった四種族の内の一種。かつて霊長として統べていた星はダヌワンタリ

外見に長耳という特徴(耳が普通より長く先が尖っている)を持ち、細身でやや脆弱な傾向の人類種。
他種族よりも「知能」に優れていたため、技術研究・思想哲学・学問全般において様々な礎を築いている。

長い時間をかけて他種族との混血化が進んだため、始祖の純血を継いでいる者はもういないが、祖の種族的特徴を濃く受け継ぎ外見に現れることは珍しくない。
中でも長耳族は気位が高いため、比較的濃い血を保つ家系が今の時代も幾つか残っている。

種族的特徴が外見に現れているのはサティーシャンキニーナーサティヤトリシュラチャンドラの五名。


Dies Entelecheia


Dies Entelecheiaの用語。

旧くはダヌワンタリの支配者だった種族だが、現在は偏見の目で見られる被差別民。単に「長耳(ダヌ)」とも呼ばれる。輪廻教アナンガ・ランガは「女神派」が主流。

ダヌは耳が長く、尖っており、やや細身という身体的特徴がある。また、アディティ族よりも知的水準が高い傾向にあり、スキル持ちが多い。反面、子孫を残す能力が低い。

医療、灌漑、天文など科学分野に強く、文明を進ませるような知見を示すことがあるが、殆ど異端扱いで潰されてしまう。そのため高度な知性を有する種族がありながら、ダヌワンタリの文明は遅々として進まない。

部族

ダヌ族にとって最後の国は800年前に存在していたアナンガ王国。
裕福な者もいるが、現在のダヌ族は国を持たない流浪の少数民族として厳しい毎日を送っている。集落は人の往来が少ない支配の空白地帯に代々隠れ住むため、人の目を避けるために集落は辺鄙なところにある。

交易都市レイデグ周辺には、湖の部族、山の部族、他にも森の部族や砂の部族がいる。
アナンガ王国の姫に連なる一族はラハスヤの苗字を持つが、現状勝手に名乗っている者らが多い。

近年は女子供の行方不明者が増加しており、それは東方のアウストラシア王国が原因であると推測される。

  • 湖の部族
ダンジョン傍のヴェレス塩湖に居を構える。長は最近代替わりしたクドラク
15年前に月紅の夜を経験以降も東方の王国アウストラシアに対しては憎しみを募らせており、近年の誘拐事件も合わさり報復のためにアウストラシアに戦争を仕掛けようとしている。
ダンジョンの隣の集落なんてものは他に例がなく、これは復讐の機会を待つためである。

  • 山の部族
グライス山の中腹に居を構える。アルフフレイヴェルグが所属している。

差別

当地に伝わる歴史、現在の主流宗教、発現するスキルの傾向、身体的な特性、などの理由からアディティ族から差別されている。
色々と理由はできているが元を辿れば、長耳族が悪しき旧支配者の末裔であることが差別の始まり。

発現するスキルは催眠術系に偏る。なので彼らと関わっただけでも信用を失くしてしまう。疑惑を晴らすためには殺しを伴うこともあるとか。
アナンガ・ランガの元ネタであるアナンガ王国の姫を殺したのが長耳族であることから悪役として嫌われてしまった。

ただし、この種族が長い歴史の中でここまで蔑まれ続けているのは、歴史や宗教なんかよりも根が深い種族的特徴に因がある。
ダヌは種族維持能力が低く、異人種と契った場合に子どもがダヌの特徴を引き継ぐことは稀。同族間の婚姻でも出生率はアディティに劣り、年々数を減らしている。
アディティ族の自分たちよりも優秀な種族への嫉妬心や劣等感、そして劣った部分に対する優越感。差別の根はそこにある。


備考

長耳というのはいわゆるエルフ耳。
ダヌはインド神話に登場する女性。ダーナヴァというアスラ神族の一派を生んだ。ダクシャの娘。


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最終更新:2026年04月19日 11:03
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