オープニング
――とある会議室
皇神官僚A:
――以上が、ディーヴァプロジェクト中止によって出たグループ全体の損失ですか
皇神官僚B:
社運をかけた一大プロジェクト その損失も甚大、か… これは、どうしたものか…
皇神官僚C:
フン!だからワタシは言ったのだ!
あんな年端もいかない若造にプロジェクトをまかせるなどと…!
皇神官僚A:
まあまあ、今はそんなことを言っても仕方がないでしょう
それに、紫電くんの手腕は見事だったじゃないですか。 恨むなら、あのテロリスト――
皇神官僚C:
ガンヴォルト――フェザーか。クソッ! あのいまいましい羽虫どもめッ!
皇神官僚A:
紫電くんは、皇神に所属する第七波動能力者たちの多くから慕われていました
皇神官僚B:
今回の損失と、彼の逝去でグループ全体が混乱している今、海外に攻め込まれでもしたら…
皇神官僚C:
フンッ!最終国防結界"神代"…アレがあるだろう?
羽虫どもの時はぬかったが、今の神代は以前よりも何倍も強化されている
あの物理結界がある限り、海のムコウからの攻撃など…
(エマージェンシー)
皇神官僚C:
ぬわッ!!? なッ…なんだッ!?
皇神官僚B:
このアラート音は…まさかッ!!
(暗転)
?(
パンテーラ♂):
フフ、最終国防結界の解除 紫電亡き今、実に容易かったよ
ディーヴァプロジェクトはまだ終わっちゃいない
さあ! われら"エデン"の大いなる愛ッ! この国にあまねく広めようじゃないか!
最終更新:2017年06月15日 18:49