凍結@GVテキスト

シャオ:
GV、大変だ! 近くの街が一つ、エデンの構成員にのっとられたみたいなんだ
街全体が、突然氷に覆われて都市機能がマヒしているらしい

GV:
街全体が氷に? ヤツ…テンジアンか!

シャオ:
どうやらその街を侵攻のための活動拠点にしているようだね…
氷は今も範囲を広げている。急がないと全てがエデンに支配されてしまうかも…
テンジアンは、豪華ホテルを基地にしているみたい。 GV…頼めるかな?

GV:
もちろんだ。 そのホテルに向かおう!

凍結(フローズンシティ)
戦士達を突き動かすのは絶対零度の復讐心
復讐は刹那の激情の慰めにしかならない
それは彼らと、かつての己へ送る雷撃(コトバ)



―[STRIKE]―

シャオ:
路面が凍結してるからすべりやすくなってるよ
いつも以上に慎重にね

シアン:
GV、気をつけて…

(最初の下り坂に差し掛かった地点)

この国有数の高級ホテル――それが今では氷の城と化している

シャオ
ここは、国内外の著名人や権力者の御用達のホテルでもあったみたいだね

この能力規模…以前戦った時はここまでじゃなかったのに…
奪われたシアンの力で強化されているのか

(コーティング剤発見)

GV:
これはいったい?

シャオ:
スキャンしたところ、中身はすべり止めのコーティング剤だね

GV:
すべり止めの…?なんでそんなものが?

シャオ:
よく判らないけれど…凍った路面は戦闘に不利だし、どうせなら使わせてもらおうよ
キミなら、避雷針(ダート)を打ち込んで電流を流せば、操作出来るはずだ

(コーティング剤使用)

GV:
これは助かるな…

シャオ:
すべり止めの効果は一定時間で切れるから注意してね
効果を持続させたかったら、もう一回塗布(とふ)する必要があるよ

(つらら地帯)

シアン:
空中に…つらら?

GV:
これも、ヤツの第七波動(セブンス)の影響か

うまくやれば、つららを足場にして上に登っていけそうだ

(次のつらら地帯)

シャオ:
GV、そこを登っていった先に、建物が一部破壊された痕跡がある
さっきのすべり止めといい、破壊の痕跡といい、もしかしたら…

GV:
ボク達以外に誰か来ている…ってことか

いったい誰が…?

(ゲートモノリス)

シャオ:
ゲートモノリスを破ってホテル内に進むんだ



シアン:
この気配は…GV、気をつけて!誰か居る!

(アキュラとの再会)

GV:
アキュラ!お前もここに来ていたのか

アキュラ:
それはこちらのセリフだ。ガンヴォルト…今日こそ息の根を止めてやる

GV:
皇神(スメラギ)でもエデンでもないキミと戦う理由はない…
シアンの一部…ミラーピースさえ返してくれれば、ボクはそれでいいんだ

アキュラ:
世迷言を。以前言ったはずだ。貴様ら能力者はオレたち人類を脅かす害獣…相容れないとな!

やはり彼とは戦うしかないのか…!

アキュラ:
全ての能力者は、オレが駆逐する…!

―[STRIKE]―

GV:
能力者とそうでない人…共存の道だってあるはずだ!
なぜその可能性を放棄するんだ!

アキュラ:
道中に散々目に焼き付けたはずだ…凍てついた都市を
ただ一人でこれを成す危険性、そんな連中と共存など出来るはずがあるまい
貴様は、銃を持った…いや、腕から銃を生やした者と、手を取り合えと言うのか?

GV:
それは…!

アキュラ:
皇神(スメラギ)の連中は制御可能な力だとのたまっているが…それが虚偽だということは
父の研究を継いだ、このオレが最も良く理解している
現に見ろ。国外から来た害獣どもの暴走によって
皇神(スメラギ)も成すすべなく、この国は今、危機に直面している
故に、オレはやらねばならん。貴様ら危険生物の駆除をな

GV:
それでもボクは、人の可能性を…希望を信じている!

アキュラ:
お花畑が…手遅れになる前に刈り散らしてくれる!

(アキュラ撃破)

GV:
さあアキュラ、ミラーピースを渡すんだ

アキュラ:
アレはオレにとっても必要な物だ。渡すわけにはいかん…

(アキュラ逃走)

GV:
くっ…逃げられたか…!

この街のこともあるし、今は先を急ぐしかなさそうだな…



アキュラ…
彼とはまた、いずれどこかで会うかもしれない…
そんな予感がする――

(テンジアンの歓迎)

?(テンジアン):
やはり来たか、ガンヴォルト。これは餞別だ

(凍結発生地点から少し先へ)

GV:
ヤツの第七波動(セブンス)…!

(二度目の凍結)

シアン:
また凍った!

脅しのつもりかもしれないが…
こんなイリュージョンでボクを止められるものか…!

(ザコラッシュ)

GV:
連中の警備システムか…!

シアン:
負けないで、GV!

(ザコラッシュ突破後)

シャオ:
凍結の第七波動(セブンス)…初めてGVが戦った時はここまで強力じゃなかったはずなのに…

GV:
向こうも確実に力をつけてきている。それも、シアンから奪った力で…

シアン:
GV…

絶対に取り戻す…シアンの力…!

(スリリングな道をふさぐブロック)

このブロック…壊せそうにないな
つららの足場を登っていくしかなさそうだ

(つらら地帯突破後)

シアン:
こんなにキレイな氷を…どうして悪いことに使うんだろう…
昔、テレビで見た氷の彫刻はとてもキレイだと思ったけど
この凍ったホテルは…なんだか怖い

GV:
…そうだね

(ゲートモノリス)

ゲートモノリス…この奥にテンジアンがいるはずだ…!



シアン:
GV! いるよ、その先に…!

(テンジアン登場)

テンジアン:
さすが海内無双の蒼き雷霆(アームドブルー)
ここまで乗り込んでくるとは恐れ入ったよ

GV:
今回は邪魔は入らない…今度こそお前を倒す
そしてミラーピース(シアンのチカラ)は返してもらう!

テンジアン:
一毛不抜。その執着…僕の剣で断ち切ろう

(テンジアン変身)

テンジアン:
捲土重来。前回と同じだとは思わないことだ
ゆくぞッ!

―[STRIKE]―

テンジアン:
その力があれば無能力者の排除も容易いというのに、キミはなぜ
フェザーを抜け、能力者に牙剥くようなことをしているんだ?

GV:
第七波動(セブンス)なんて関係ない! 同じ人間だ! お前こそ、なぜ区別する!

テンジアン:
僕の故郷では、能力者は迫害の対象…無告之民だった
親には捨てられ、住む場所もなく、道を歩けば石を投げられた
やがて僕は空腹のあまり倒れた…その時は お優しい無能力者が食べ物を分けてくれた

GV:
ならばどうして!

テンジアン:
その食べ物は毒が仕込んであったんだ。まさに…九死一生
さすがに悟ったよ。不倶戴天。能力者と無能力者は手を取り合えない

GV:
違う…第七波動(のうりょく)を持たない人全てがそんな心無い人じゃない
ボクは知っている。オウカを…偏見を持たず接してくれる人を!

テンジアン:
それこそ一部の人間じゃないか? 僕はキミほど無能力者を信じることは出来ない…
人は、自分と違う者を受け入れることは出来ない…それは人類(せんそう)の歴史が証明している
弱肉強食。これは、僕ら能力者(しんじんるい)による旧人類の淘汰なんだ

GV:
アキュラもお前も、どうしてそんなに頑ななんだ!
迸れ! 蒼き雷霆よ(アームドブルー)!! 憎しみに凍てつき魂を溶かしつくせ!

(テンジアン撃破)

GV:
ミッション完了…

シャオ:
GV…ボクは信じてるよ。第七波動(セブンス)を持たない人と、持つ人全てが
いつか、キミとオウカみたいに手を取り合って笑いあえる日がくることを…

GV:
ありがとう…シャオ

シアン:
……

―[CLEAR]―


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最終更新:2017年07月27日 17:12