銀行 > 融資 > [業種別審査][事業性評価] > 農業 > [書評]最新農業の動向としくみがよ~くわかる本



図解入門業界研究
最新農業の動向としくみがよ~くわかる本
2018年4月 秀和システム

第一章
1942年食糧管理法(食管法)

生産米価の引き上げ 米価の逆ザヤによる財政赤字

1969年 次週流通米

1981年 食管法改正
コメの配給制・米殻通帳廃止

1993年 コメ不足によるコメの緊急輸入
ミニマムアクセス

1995年食糧法制定

自主流通米→県単位→全農

減反政策の見直し (2013年まで)
10アール当たり15千円
米平年価格を下回った場合の差額支払
2018年減反政策廃止

飼料米の転作奨励~10アール当たり80千円→10アール当たり105千円

転作奨励金制度の制定

市場開放圧力~日欧EPA、TPP11

第二章
生産資材価格の引き下げ
農協~肥料8割、機械6割のシェア
組合員に高い資材を押し付けてた?
全農改革の必要性
中間流通の合理化→生産者有利へ
米卸売業の淘汰
六次化
ICT
直販
土壌診断
原産地表示の導入

収入保険制度~農業共済とは別、8割まで保険方式、9割までプラス積立金で補填

土地改良・農地集約(農地中間管理機構)




3章
小麦~北海道7割
麺用小麦~きたほなみ、きたもえ
パン用小麦~キタノカオリ、ゆめちから、春よ恋、はるきらり
大豆~(道)ユキホマレ
納豆用(道)ユキシズカ、スズマル
枝豆(道)=サッポロミドリ(雪印)、サヤムスメ(雪印)、ユキムスメ(雪印)中札内「そのままえだ豆」

第四章
2015年 農薬 20万トン 4000億円
農薬メーカー →全農(40%)  → JA → 生産者
       →商社系(60%) →小売 →

高いが下がらない、ジェネリック農薬作る

肥料メーカー 輸入に頼る
飼料メーカー JA全農が 1/3のシェア
共同飼料・日本配合飼料が合併しフィードワン
伊藤忠飼料・中部飼料→みらい飼料

農機メーカー
クボタ 46%
ヤンマー25%(ションディア(米国))
井関農機31%

シェアリングリース~大型農機を3~4軒の農家で使い、リース会社が利用料を受け取る。

種苗メーカー
サカタのタネ
カネコ種苗
タキイ種苗
雪印種苗

5章
六次化産業
例~自作物のレストランなど
事業計画での認定メリット
無利子融資、補助金、A-fiveによるサブファンド出資など

農商工連携の例
旭川~ペポカボチャと焼き菓子
青森~寒冷地用低アミロース米「ゆきのはな」を使った冷凍押し寿司

第六章
農業金融
2015年5.1兆円 民間15%
日本公庫~「経営ビジョンシート」による事業性評価融資
Haccp導入のための設備投資

第7章
スマート農業
Gps 自動運転田植機
営農支援ツール「アグリノート」
全国デジタル土壌図
ドローンなど

食品加工技術
レトルト
野菜ペースト
ドライフルーツ
フレーバー
ジュースの濃縮

第8章
Gap
BSEと牛肉トレーサビリティ

第9章
中山間地域 ~集落営農 →人口流出で困難に
グリーンツーリズム
都市と農村の交流事業

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年12月22日 13:44