まどうし
魔法を使える者、またはその一部を指す言葉。
序列があり、
『魔法学生』⇒『魔法助士』⇒『魔法士』⇒『魔術師』⇒『大魔術師』⇒『魔導師』⇒『大魔導師』 |
の順に高位になる。使える魔法の位階や魔力量に応じて昇格する。『魔法士』の中でも特に剣術に優れた者は『
魔法剣士』と呼ばれる特殊階級に昇格することもあるが、稀な存在。
この序列の中の『魔導師』は国の要職につけるほどの達人であり、『大魔導師』ともなると国に3人もいない大物(ただしこれは
文明圏外国での場合で、その他の地域では不明)。
どの国で階級認定を受けたかによっても位が変わるようで、
神聖ミリシアル帝国と
中央法王国における『大魔導師』が並んで世界最高位とされる。
階級認定の基準の一つに魔力量があるため、一見種族によって昇格に限界があるように見えるが、
アガルタ法国などでは
人間種でも
エルフらと遜色なく魔法が使えるらしい。
同じ魔導師、大魔導師でも使える魔法の質はピンキリで時速140km程のファイアーボールを1分間に2発しか撃てない
魔導師も居れば、10人いれば嵐を起こせる
魔導師もいるため極端。
しかし
魔導兵器と比べると、詠唱の手間や威力などの点で大きく劣る。
神聖ミリシアル帝国などの魔導工学が発達した国々は、この弱点を
魔術回路によってカバーしている。
このように主力の戦力としては心もとないが、特殊部隊や医療や通信などの技能職としては活躍が見込めそうである。
余談だが、この世界の花火は魔導師が祭りの余興の一芸として披露した光魔法と音を使用したイリュージョンが起源である。
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〔最終更新日:2024年11月15日〕
最終更新:2024年11月15日 09:38