まどうし
魔法を使える者、またはその一部を指す言葉。
序列があり、
『魔法学生』⇒『魔法助士』⇒『魔法士』⇒『魔術師』⇒『大魔術師』⇒『魔導師』⇒『大魔導師』 |
の順に高位になる。使える魔法の位階や魔力量に応じて昇格する。『魔法士』の中でも特に剣術に優れた者は『
魔法剣士』と呼ばれる特殊階級に昇格することもあるが、稀な存在。
この序列の中の『魔導師』は国の要職につけるほどの達人であり、『大魔導師』ともなると国に3人もいない大物(ただしこれは
文明圏外国での場合で、その他の地域では不明)。
どの国で階級認定を受けたかによっても位が変わるようで、
神聖ミリシアル帝国と
中央法王国における『大魔導師』が並んで世界最高位とされる。
階級認定の基準の一つに魔力量があるため、一見種族によって昇格に限界があるように見えるが、
アガルタ法国などでは
人間種でも
エルフらと遜色なく魔法が使えるらしい。
個人で扱える魔法には限界があるようで、
ロウリア王国の魔導師部隊が時速100km台のファイヤーボールを1分に二回しかうてなかったたり、
陸上自衛隊の
MLRSと
99式自走155mm榴弾砲での攻撃が
クワ・トイネ公国の魔導師に「
大魔導師6,000人でも作り出せない爆発」と評価されている。
また、対
魔王戦で
トーパ王国のエリート10人の全力攻撃は
カイザーゴーレムに一切ダメージを与えられていない。一方で中央法王国の
ファルタスは戦車砲並みの威力の魔法を一人で放っており、高度な教育と素質が合わされば強力な魔法も扱えるようになる模様。しかし
魔導兵器と比べると、詠唱の手間や威力などの点で大きく劣る。
神聖ミリシアル帝国などの魔導工学が発達した国々は、この弱点を
魔術回路によってカバーしている。
このように兵力としては心もとないが、医療要員としては活躍が見込めそうである。
余談だが、この世界の花火は魔導師が祭りの余興の一芸として披露した光魔法と音を使用したイリュージョンが起源らしい。
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〔最終更新日:2024年02月06日〕
最終更新:2024年02月06日 20:05