まどうでんじれーだー
古の魔法帝国が開発した対物理探知用レーダー。魔導電式変換波動反射探知レーダー、魔力変換式電波反射機ともいう。
魔力を電気エネルギーに変換し、電波を発することで魔力を帯びていない物体を探知する。つまり、原動力が魔力という点以外は科学文明が使うレーダーと同じ仕組みである。一方で工業力が近世並みと思われるクルセイリースが実物を再現して配備しているので、地球よりも製造するための技術ハードルが低いと考えられる。
現時点で本家の魔帝の他、ミ帝、ア皇、ク聖の計4ヶ国が保有・運用している。
これまでのイラストには描写が無く、一昔前の網目模様な回転式なのか、イージス艦の様な固定式なのかは不明。少なくともパル・キマイラには外見上それらしい構造物が無い為、固定式と思われる。
尚、日本のECMでパル・キマイラのレーダーが無効化された描写から対電子戦能力に乏しい可能性が高い。これは日本との戦闘で誘導兵器が悉く無力化されることを意味し、魔帝は満足な抵抗が出来なくなることを示唆している。精密誘導兵器全盛の現代では電子戦能力の低さは致命的な弱点となる。
魔力が微弱な
グラ・バルカス帝国軍の兵器が
魔信探知機で探知しづらいことが問題となっており、目下実用化に向けて魔導電磁レーダーの研究が加速している。しかしプログラム部分の複雑さが障害となって実現には至っていない。おそらく科学文明的な要素で行き詰っているのだろう。
日本や魔帝と同様に武器システムとリンクさせて運用している。艦隊の旗艦に搭載している物は
魔信探知機と併用して現代地球と同等の索敵・追尾能力を持つ。しかしセキトメイ攻撃の際は、
SSM1-B改を探知できなったため、旗艦以外の艦と地上用に配備されている物の性能は低いと思われる。
しかし肝心の兵器の性能がこれらに追い付いておらず、海自の対空ミサイルを迎撃することは叶わなかった。
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〔最終更新日:2024年02月05日〕
最終更新:2024年02月05日 22:39