20mm機関砲

にじゅうみりきかんほう

ムーが開発、配備した新型機関砲で、バルチスタ沖大海戦で艦載用として実戦投入された。Web版でのみ陸軍でも使用されているような描写があるので、陸海共用の装備だと思われる。
肝心のスペックなのだが、それなりに出番があるのにも関わらず用語集での解説はなくスペックも製造しているメーカーも不明。作中ではシリウス型爆撃機を撃墜しているので相応の性能はあると推定できる。
現状マリンへの搭載は重量の問題なのか搭載されている描写はないが、爆撃機などには防空用として搭載可能と思われる。

余談だが、20mm機関砲が地球で普及しだしたのは、1930年代からでラ・カサミ級の主砲の性能を軸に考えると半世紀近く先取りしている兵器ということになる。地球でも20mm機関砲自体は第一次世界大戦でドイツ帝国がベッカー20mm機関砲を開発しているが、ムーの機関砲は第二次世界大戦クラスの機体にも一定の戦果をあげているので、エリコン20mm機関砲に近い性能だと思われる。
ただしムーの技術力は作中世界の国家の例に漏れずチグハグなので、地球の歴史では技術力を断定することはできないと思われる。

作中での活躍


バルチスタ沖大海戦で艦対空兵器として投入されグラ・バルカス帝国海軍航空隊相手に迎撃戦闘を繰り広げ、甚大な被害を受けつつ三機以上を撃墜した。
Web版ではアルー侵攻で口径が不明だが、機関砲が配備されておりハウンド中戦車相手に使用されたが、装甲に弾かれて通用しなかった。書籍版では6.5mm重機関銃に変更されており、機関砲は登場していない。変更された理由としては、機関砲だと弾頭や距離次第では、ハウンド中戦車を撃破可能なためだと考えられる。
関連項目
ムーラ・カサミ級戦艦6.5mm重機関銃

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〔最終更新日:2025年06月29日〕

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最終更新:2025年06月29日 02:41