カルシオ

かるしお

ロウリア王国の防衛騎士団第3騎兵隊大隊長。キツネのような細い釣り目の容貌を持つ男。
「知将カルシオ」と呼ばれ、即応性の高い2000騎の配下を有する。
王国の拡大期に王国防衛騎士団将軍パタジンを支え、多大な功績を挙げてきた有能な人材といわれる。

コミカライズ版では肩書こそ同じだが、いかにも隠密といった見た目で、率いる部隊も馬を使用しない十数人~数十人ほどの軽装の隠密部隊に変更されている。

王都ジン・ハークに攻め寄せ、王都防衛隊に大打撃を与えた日本軍に一矢報いるため、彼は作戦会議で夜襲を提案した。
もっともそれは、「敵軍も昼間の大勝で気が緩み、今頃は宴でも開いているかもしれない」との、希望的観測のもとに立てられた作戦だったが……
とはいえ、他に成功の見込みがありそうな作戦は無く、彼の案が採用されることになる。

王都西側城門から出撃した彼の部隊は、夜闇に乗じて攻撃すべく息を潜めて敵の陣地へと向かい、敵軍まであと2kmに迫った。
しかし彼らの作戦は見破られており、その動きも、暗視ゴーグルを有する自衛隊には筒抜けだった。すぐに照明弾が打ち上げられ部隊は激しい防御砲火に晒される。
先頭にいたカルシオは撤退を命じた直後に絶命し、部隊は壊滅。辛うじて生き残った騎兵もバラバラに潰走し、作戦は失敗に終わった。
関連項目
登場人物ロウリア王国日本国

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過去のコメント
  • 「昼がダメなら夜戦えば良い」当然の作戦ですが、相手が悪すぎました。 - 名無しさん (2018-04-08 18:55:29)
  • あの状況で夜襲を仕掛けてくることくらい、まともな戦術指揮官なら予想出来ます。それでも夜襲しか無かったのが、彼らの不幸でした。 - 名無しさん (2018-04-08 19:21:18)
  • 大勝した日の夜に夜襲ってのは、日本の中世ですらよくあった(そしてよく見破られた)ことですから、警戒してないわけないですよね。 - 名無しさん (2018-07-22 09:07:41)

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〔最終更新日:2025年06月27日〕

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最終更新:2025年06月27日 08:55