らぐな
第二文明圏より西方に現れた移転国家
グラ・バルカス帝国の首都。「
帝都ラグナ」とも呼ばれる。
書籍五巻では人口は何百万人に及んでいると記述されており、かなりの大都市と推察される。軍港が存在しているため、海に面していると思われる。
帝国が本土の存在を秘匿しているのと同じで、ラグナの情報も現地人には一切触れられない様に隠匿しており、
神聖ミリシアル帝国と会談した際も一切情報を与えていない。
しかし、
日本の
人工衛星で本土の位置は知られてしまっており、作成された地図には都市の位置や規模も記されていたため、ラグナの位置も見当を付けられている可能性が高い。ちなみにこの情報は神聖ミリシアル帝国にもリークされているが、グラ・バルカス側はまだ隠しおおせていると考えている模様。
都市部は無機質な建造物が立ち並び、街には自動車が溢れている様で、新世界の住民が見れば「機械文明を極めた都市」に見え、日本人が見れば「古き良き町並み」に見えるとの事で、第二次世界大戦以前の日本の大都市の様な外見をしているのかもしれない。
皇城であるニブルズ城は帝都の中心部に位置しており、中世に建てられた質実剛健な城を利用している。日本での首相官邸(公邸)に当たる帝王府もニブルズ城内に存在する。その周辺には無機質な建造物が軒を連ねている。
中心部には他にも各省庁の区画があり、外務省は帝王府の近い位置にあり、日本人の感覚ではバロック建築と思える外見とのこと。
周辺は工場地帯が建ち並び、市内は機関車や大型貨物自動車も大量に稼働しており、その代償として排気ガスで都市部一帯の空は淀んでおり、何ケ月もくすんだままとなっている。
公害の発生は避けられない状態だが、公害に関する意識はかなり乏しく、グラ・バルカス人はこの空を「
機械文明、豊かさの象徴」として誇ってしまっている。
また、
イシュタム出撃の場面からラグナ近海の海も汚染されている模様。
名前の由来は、北欧神話における世界最後の日「ラグナロク」からと思われる。
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〔最終更新日:2021年08月31日〕
最終更新:2021年08月31日 22:30