まうり・はんまん
カルアミーク王国の侯爵で、3大諸侯の一人。残忍で野心の強い人物。
配下の大
魔導師オルドが、
古の魔法帝国の
遺跡を解析することに成功。それにより
魔炎駆動式戦車や「魔獣や
火喰い鳥を使役する方法」を得たことで、危険な野心をいだいてしまう。
作中では有翼騎士団と魔炎駆動式戦車以外で人間の兵士が戦闘に参加している描写がなく兵力は魔獣頼みと思われる。
手始めにイワン公爵の領土ワイザーを攻めてこれを占領。討伐のために進軍してきた王国軍を自慢の魔獣軍団で返り討ちにした。そのままアルクールまで進軍し、有翼騎士団によって王城を攻撃、第一の門を打ち壊し、
国王まで討ち取ってしまう
しかし、あと一歩のところで想定外の事態が発生してしまうことに……
王位簒奪と外の世界への侵略、そして世界征服を夢見て謀叛を起こしたが、所詮は井の中の蛙でしかなく、その夢ははるか手前で潰えることになった。
遺跡の解析により、島の外にも世界があることを知るなど、先見の明はあったが、外の世界がどれほどの世界かまでは、読めていなかったようだ。また侵攻した土地の住民を皆殺しするなど後々の目的からすると考えなしな行動も目立つ。
なお、謀叛に失敗した後は語られていない。
仮に外の世界に進出していたら?
恐らく中規模以上の
文明圏外国には敗れていたと思われる。
理由としては火喰い鳥は既に外の世界では空戦兵器としては時代遅れであり、まとまった数の
ワイバーン相手だとすぐに全滅してしまうであろう。そして主力の一つである十二角獣もワイバーン相手には無力なのは判明しており蹴散らされる運命だと思われる。また魔獣軍団の物量も討伐軍を殲滅した時に約1500体と書かれており、魔王軍の魔獣2万体と比べると見劣りする程度の数しかない。
そうなると魔炎駆動式戦車も破壊はできなくても魔導師4人で漸く動く燃費の悪さなので孤立すれば魔力切れになって行動不能になる可能性が高い。
そもそもの問題として、中世レベルの技術力で島からどうやって出るつもりだったのかは不明。遺跡による底上げで島から出る方法と船の目途が立っても航海のノウハウがないので、どうやっても10年以上はかかるだろう。
またこれらの計画の為には、可能な限りの人員や設備は必要なのだが、上記の通り侵攻したワイザーの住民を皆殺しにしたり、王都でも有翼騎士団が積極的に住民を狙うなど考えなしに残虐な行為をしていた節がある。
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〔最終更新日:2025年06月10日〕
最終更新:2025年06月10日 13:37