イリーナ・マーシルン(イリーナ・テシュオス)
登場作品:幻燐の姫将軍Ⅰ、戦女神Ⅱ、幻燐の姫将軍Ⅱ、戦女神VERITA、
冥色の隷姫(戦闘ユニットとしてのみ)、創刻のアテリアル(戦闘ユニットとしてのみ)
解説
カルッシャ王国の第三王女。
祖国と
メンフィル王国の友好関係を深める為の政略結婚で
メンフィル王子
カリアスの元に嫁ぐ事になったが、
王都ミルスへの道中、両国の同盟妨害と王家の血という手札を狙う
リウイに襲撃され攫われてしまった。
リウイによって純潔を散らされてしまい、最初は使用人の様な扱いに絶望して泣き喚く事もあったが、彼の境遇やその人となりを知る内に次第に心を許し、惹かれ合っていった。
メンフィルとの決戦時には王都へと進軍する
リウイを後方の
カウルーンで待っていたが、主力不在の隙をついた
ガーランドの襲撃を受けてしまい、
危うく囚われの身となりかけるも
プリゾアが命を賭して逃がした事で辛くも生き延びた。
死後その魂は
冥き途へと導かれるはずであったが、
姫神の力が弱まり封じられていた
魔神達が次々と復活した影響で大地が不安定となっていた為に魂が漂流してしまった。
更に
リウイ達に倒された
ブレアードが再生の為に力を掻き集めた事で不運にも彼の
神核に取り込まれてしまった。
ブレアードが再度
リウイ達に倒された結果、完全に取り込まれてしまうという最悪の展開こそ避けられたが、
その復活には
神核からの解放と魂の安定に
セリカと
エクリアの命、あるいは膨大な生贄が必要な状態となってしまった。
後に
アビルースが
ブレアードの
神核を食らった為、その魂は
アビルースの手に渡ってしまい、今度は
アラケールの
神核に生贄として捧げられた。
リウイは苦悩しつつも多大な犠牲を対価とした復活などイリーナは望まないと判断、
セリカ達と共に
アラケールを討伐する事を決意し、
最終的には
セリカが
アストライアの力を使う事で
アラケール神核から魂が引き剥がされ解放された。
その後、その魂は
冥き途には向かわずに
中原より更に南方の結界領域へと流されたようだが詳細は不明。
古神七魔神の復活時には
イオの力で一時的に蘇り、
エクリアの前に現れたが、姉に対して何かを告げる事なく消え去ってしまった。
雑感・考察
幻燐Ⅰでは
リウイに攫われなかった場合、
ケルヴァンの手に落ちた後に死亡する。
また
グレゴールの決戦において
ファーミシルスを倒さなかった場合も主の仇討ちの為に襲撃してきた彼女に殺害されてしまう。
さらには
ガーランドの襲撃で命を落とす展開もあり、幻燐Ⅰでは妙に死ぬ分岐が多いが、幻燐Ⅱの設定を考えると上記解説の様に生存する展開が正史となる。
戦女神Ⅱではパーティ分割時において
エクリアを
メルキア帝国側に向かわせた場合のみ登場する。
従って
エクリアと再会する事が正史となるのかは不明。
VERITA以降の設定では大陸南方に魂があるはずなので矛盾してしまうのかもしれない。
もっともその後に何かがあって南方から中原に移ってきてるとか
イオが
エクリアに会わせる為に連れてきたとか解釈できなくは無い。
幻燐Ⅱのロウルートでは上記解説とは異なって生存する展開となるが、戦女神VERITAの設定と矛盾する事からIF展開となる。
ゲーム上では王妃→聖王妃の順番にクラスチェンジ可能。
戦女神VERITAの光ルートではその魂を
フェミリンスを復活させる為の生贄とされてしまうが、
フェミリンスを倒した後に無事解放され、
パイモンと
ナベリウスの助力によって短い間とはいえ
リウイや
エクリアと言葉を交わす機会を得た。
リウイと
姉が和解した事に安堵しており、それを生前に果たせなかった未練が魂が彷徨った理由の一つでもあった様子。
闇ルートで
リウイが
セリカに勝利した場合は
エクリアの身体を器として復活を果たす。
ただし当然ながら
姉や多くの命を犠牲にしての復活を素直に喜んではいない様子。
ゲーム上では初期状態でメンフィル王妃の称号を獲得している。
またレベルアップする事で戦場の王妃、聖王妃、慈愛の聖王妃、神秘の聖王妃の称号を獲得可能。
冥色での登場は
リウイと夫婦セットの戦闘ユニットとしての登場。
最終更新:2021年01月01日 23:58