<プロパティの設定方法>
プロパティ設定を行うには、メディアプレイヤーのオプションダイアログから、「
視覚エフェクト」ページの「フルーティ」を選択して「プロパティ」ボタンを押し、「FRUITY プロパティ設定」画面を表示させます。
画面左側の項目を選択すると、画面右側にその内容が表示されます。
表示された設定内容(行に区切られている各項目)をクリックし設定を変更します。
<
プリセット>および<メーター>の項目はツリーになっています。
ツリーの親項目を選択すると、その下位全てを選択したこととなります。
選択されたものにはチェックマークが付きます。
複数の設定をまとめて変更することも可能です。
プロパティの設定が終われば、「OK」か「適用」ボタンを押し、設定を保存します。
「OK」の場合は、設定を保存して画面を閉じます。
「適用」の場合は、設定を保存するのみで画面は閉じません。
「キャンセル」は、設定した内容を破棄して画面を閉じます。
「OK」も「適用」も、設定した内容は即座に表示に反映されます。
プロパティ項目(名称の列、値の列)をクリックすると、設定用のコントロールが表示されます。
プロパティ項目名の列をダブルクリックすると、フォーカスが移った状態で設定用コントロールが表示されます。
ホイール付きマウスの場合、ダブルクリック&ホイールをスクロールで値の変更ができます。
「F2」を押すことでも、設定用コントロールへフォーカスを移動させることができます。
通常では、使用頻度(変更頻度)の低いと思われるプロパティ項目は非表示になっています。
全てのプロパティ項目を表示させるには、画面の左下の「全て表示」ボタンを押して選択状態にします。
「複数選択(M)」チェックボックスを選択すると、複数選択モードになります。
単選択モードでは普通にツリー項目を選択すれば良かったのですが、複数選択モードではツリー項目のチェックボックスのクリックまたはスペースキーで選択/非選択を切り替えることになります。
選択されると、ツリー項目のチェックボックスにチェックマークが付きます。
複数の項目を選択した場合、編集できるプロパティ項目は選択した複数の設定で共通に存在する項目に限られます。
もし共通する項目が存在しない場合、空白のページが表示され何も編集できません。
共通に存在するプロパティ項目は、単選択時と同様に画面右側に同じように表示されますが、それぞれの設定で値が異なっている場合は空で表示されます。
値が空の状態でも、入っている状態でも、いずれにせよ値を入力すると、選択している項目(左側のツリー項目)全てに入力した値が設定されます。
異なるメーター間でも同一のプロパティ項目を一斉に設定することができます。
選択する範囲は制限がないので、メーターとプリセットの同時設定を行うこともできます。
プロパティの項目名が見掛け上同じでも、内部的に同じものでない場合は共通項目としては処理されません。
プロパティ値が同一でも空表示になることがあります。
現時点では
カスタムメーターの色に限定されますが、(Default) という値は同じだけどそれが指し示す色が異なる場合、空表示(正確には色の枠だけ表示)となります。
変更不可になっているプロパティ項目が含まれる場合、そのプロパティ項目は変更できません。
例えば、「枠の表示」項目の変更を禁止している
フェイスを持つ設定と、そうでない設定を複数選択した場合、「枠の表示」項目は変更できなくなります。
その他、特殊な動作となるプロパティ項目も存在します。
各メーターには、必ず「(default)」という名称の設定が存在します。
この設定は削除できません。
メーターに複数の設定を設ける場合は、「新規作成」を行います。
ツリーのメーター名を選択して「新規作成」を行うと、選択しているメーターに新しい設定を作成します。
メーター名ではなく設定名を選択した場合は、新規作成ボタンが「コピー」に変化します。
「コピー」を行うと、選択している設定のコピーが作成されます。
いずれも設定名は任意に変更可能で、また同一名称が複数存在しても構いません。
(ただし、「(default)」には出来ません)
設定を削除したい場合は、設定を選択して [削除] を行います。
設定を削除しても、最終的に「OK」か「適用」ボタンを押して設定を保存しなければ、削除は完了しません。
誤って設定を削除した場合、「キャンセル」すれば何もなかったことになります。
(新規作成・コピーも同様です)
1つのメーターに作成できる設定は、最大30個です。
画面右側の下部に、設定のプレビューが表示されます。
(主にはメーターのプレビュー)
メーター設定の場合、1つのみを選択している状態であればプレビューが表示されます。
プレビューがない設定やメーターを複数選択している場合は、プレビューが空表示やロゴ表示になります。
プレビューは、適当なデータを元に実動作した結果が表示されます。
基本的に再生状態でのプレビューとなりますが、停止させることもできます。
プレビュー領域内にマウスカーソルを置くと、中央に再生ボタンが表示され、クリックする毎に再生と停止を切り替えます。
プレビューは実動作ですが、「実際のサウンドデータではない」、「処理レートも異なる」ため、実際の表示と同じではありません。
最終更新:2013年09月20日 00:08