プロパティ設定(メーター)

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ピークメーター
 ピークメーターは、その瞬間のピークレベルを表すことが出来るメーターです。
 FRUITYでは、14個のセグメントの点灯/消灯によってそのレベルを表します。(針式のピークメーターが追加されたので「セグメント式 ピークメーター」と呼ぶ事もありますが、単にピークメーターという場合はこのセグメント式ピークメーターを指します。)
 ピークメーターのレベル表示は、処理できる最大レベルを0dBとし、各レベルは0dBからの相対レベルとしています。-∞となっているところは、何らかの入力信号があれば必ず点灯します。
 縦型、横型の2つのスタイルがあり、幅(横型の場合。縦型の場合は高さ)はリサイズ可能です。

針式ピークメーター
 ピークメーターの針式版です。
 基本機能は全てセグメント式ピークメーターと同じで、針によるピークホールド機能も搭載しています。
 また、外観(フェイス)の任意変更が可能です。
 針式ピークメーターは単純にピークレベルを追いかけるのではなく、レベルが上昇するときは極めて短時間にそのレベルを指しますが、下降する場合は速度調整が行われます。
 要するに針の動きは、レベル上昇に対しては素早く、下降に対しては緩やかになります。(設定によりレベルの下降に対しても素早く動作させることも可能です。)

デジタルVUメーター
 VUメーターは、瞬間的なピークレベルは表せませんが、全体の音の大きさを測るのに適したメーターです。
 針式VUメーターと同じVUメーターですが、ピークメーターの様にセグメントの点灯/消灯によってVUレベルを表すメーターです。
 FRUITY上では針式のVUメーターと区別するために、便宜上デジタルVUと呼んでいます。
 また、外観(フェイス)の任意変更が可能です。
 VUレベルは針式と同じです。なお、0VU設定は針式、デジタル別々に行えます。

④針式VUメーター
 針式VUメーターは、針でVUレベルを表すメーターです。
 基本機能は全てデジタルVUと同じですが、デジタルVUメーターとは異なり無段階表示となります。
 また、外観(フェイス)の任意変更が可能です。
 VUレベルはRMS(実効値)で、初期状態では 0VU=-9dBfs として表示します。(例えば、0dBfsピークの1KHz正弦波を300ms(時間は感度の設定で変更可能)加えると-3dBfsを指し示します。ちなみにこの時、0VU=-9dBfsでは針が振り切れます。)

⑤スペクトラム・バー
 周波数毎のレベル表示をバーの形で表示するいわゆるスペアナ(スペクトラム・アナライザー)です。
 FRUITYでは、周波数成分の内最大20個をピックアップしそれぞれの周波数のレベルを表示します。(ピックアップする周波数、及び個数は任意設定可能です。)
 また、セグメント形状の任意変更が可能です。
 横幅はセグメントの形状とピックアップ周波数の個数で決定されますが、高さはリサイズ可能です。

スペクトログラム
 スペクトログラムとは、周波数振幅の強さ(以下レベルという)を色で表したものです。青色(暗い紫)ほどレベルが小さく、赤色になるほどレベルが大きいことを表します。
 画面上方が高域、画面下方が低域で、左から右に時間経過に伴ってスクロールします。(スクロール方向を変更することも可能です。)
 幅と高さはリサイズ可能です。

⑦ウェーブ・スコープ
 音の波形を表示するためのものです。
 極短時間のウェーブのスナップショットを表示するモード以外に、エンベロープを確認できるトレース、ロールといった動作モードがあります。
 幅と高さはリサイズ可能です。

⑧スペクトラム・スコープ
 その瞬間の周波数振幅の強さを表示するためのものです。機能的にはスペクトログラムと同じようなものですが、横軸に周波数、縦軸に振幅の強さを取ります。
 幅と高さはリサイズ可能です。

⑨X-Y・スコープ(リサージュ・スコープ)
 左右チャンネルの振幅を合成してリサージュ図形として表示します。
 (左チャンネルの振幅をY軸に、右チャンネルの振幅をX軸にとります。)
 意味を気にせず見て楽しむだけでも効果的なメーターですが、左右チャンネルの位相のずれや周波数の違いなどを比較的分かりやすく捉えることのできるメーターです。
 左右のチャンネルが同一位相・周波数・振幅の正弦波であれば、スコープの中心点が線の中央となる右上がりの直線が描かれます。
 また、位相が90度ずれた正弦波の場合、円が描かれます。
 幅と高さはリサイズ可能です。

ピアノロールグラフ
 主要な音を音階で表現するグラフです。
 スペクトログラムでの周波数軸が音階に変わったものですが、主要な音(レベルの高い音=閾値を超えた音)のみを抽出し表示するのがスペクトログラムと異なる点です。
 閾値は任意設定可能で、また抽出方法も4通り用意しています。
 また、「音階軸でのスペクトログラム」としても利用できるようにもなっています。

ピーク/VUメーターグラフ
 ピーク値とVU値をグラフ表示します。
 ピーク値、及びVU値の時間経過に伴う変化を確認することができます。
 幅と高さはリサイズ可能です。

カスタムメーター
 セグメント式ピークメーター、針式ピークメーター、デジタルVU、針式VU、スペクトラム・バー、再生時間表示など、お好みに応じて任意に組合せ、オリジナルデザインで表示できるフェイス専用のメーターです。
 フェイスは標準搭載していないので、使用するには必ず外部のフェイスファイルが必要になります。

歌詞表示
 メーターではありませんが、外部に用意された歌詞ファイルがあれば、再生中の曲に合わせて歌詞を表示することができます。
 (WMPの拡張タグエディタで設定できる、埋込歌詞も利用できます。ただし、埋込同期歌詞には対応していません。)
 [00:00] / [00:00:00] / [00:00.00] 形式のタイムタグ付き歌詞、及びタイムタグ無しの歌詞ファイルが利用可能で、カラオケタグにも対応します。


最終更新:2013年09月20日 00:29
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