イアン・アルス・ハイム



「——死に向かう思いを、覚悟とは言うまい」

イアン・アルス・ハイム


イラスト メインデータ
名前 イアン・アルス・ハイム
種族 人間種
分類 現地人
異名 陽光聖典班長
役職 陽光聖典班長
住居 エ・ランテル
サブデータ
性別 所属 陽光聖典
登場 オバマス 声優 小野坂昌也

概要


 イアン・アルス・ハイムとは、スレイン法国の特殊工作部隊「陽光聖典」の班長である。隊長のニグン・グリッド・ルーインにとっては右腕的存在。

強さ


 陽光聖典は第三位階の信仰系魔法を習得し、肉体能力と精神力に長けた者からなる集団である。*1よって現地においては天才的魔法詠唱者と言える。

 web版と設定が変わっていなければ、第四位階の魔法を習得している隊員もいるので、隊長の右腕という設定から考えるなら、第四位階魔法を使用できる可能性もある。*2しかし、現状では第三位階までの使用しか確認されていない。*3

 帝国四騎士として、強さで一目置かれているレイナースをして「なかなか侮れない強さ」*4とのことだが、両者の様子からどちらかと言えばレイナースの方が上のようだ。

作中の動向


 初出は第一部・第一章『混沌の世界』の7話。一般の隊員と同様にマスクを被った状態で登場した。自己紹介前の表示名は「屈強そうな男」であり、その名の通り「がははは!」と笑いながらユーモラスに接してくる。一方で主人公達の実力を把握する為に隊員と一芝居を打つなど強かな面を見せた。

 村人救出に対しては「少数のために人員を割く事はできない」と合理的判断を下した。後に一人しか村人を助けられなかった事に落ち込む漆黒の剣には「私の方針に従っていた場合は誰も助けられなかった」「一人でも救ったのだから誇るべき」と声をかけている。

 第一部・第二章『森の賢王』からはマスクを取って素顔を見せる。道中、珍獣のようにアウラ達を見る隊員とは異なり、法国的に亜人であるダークエルフと普通に会話し、言い辛いそうにしながらも法国の事情を語った。嫌々手を貸しているのでは? と聞かれた時も、はっきりと私は「人間を守るためなら他種族とも手を結ぶ」それが偽らざる本心と言い放った。

 第一部・第四章『城塞都市エ・ランテル』では1話目から厳しい口調でクレマンティーヌを皮肉った。法国を抜け王国に取り入った裏切り者に対しては複雑な思いがあるようだ。

 混沌の記憶/イアン・アルス・ハイムでは、これまでの陽光聖典の方針とは真逆の「王国を支援し亜人とも協力する」というニグンから指令に戸惑い苦悩する様子が描かれた。六大神信仰者として、教義に反するのではと不満を感じる隊員を慰撫し理解を諭す一方、内心で半妖精を下等扱いしたり、メインストーリーでは語られなかった法国人としての姿が垣間見える。

能力



  • 《アイアンハンマー・オブ・ライチャスネス/正義の鉄槌》
 魔法。位階不明。

  • 《ライト・ヒーリング/軽傷治癒》
 半森妖精の子供の傷を癒すのに使用した。

  • 疲労を癒す魔法
 マイページ会話で使用を提案している。

  • 《メッセージ/伝言》
 第一部・第十五章『罅割れゆく世界』九曜の出現と同時に使用を阻害された。

  • 《サモン・エンジェル・3rd/第3位階天使召喚》
 【陽光聖典班長】イアンの奥義として使用された。奥義名は第3位階天使召喚(サモン・エンジェル)、奥義では何故か振り仮名に3rdがない。

  • 「風よりも速く駆ける駿馬の天使」の召喚
 正式名称不明。第一部・第一章『混沌の世界』で召喚された。強力な天使を同時に複数体召喚はできないため、召喚されていた天使の何体か(イラスト上では炎の上位天使(アークエンジェル・フレイム)4体)が消滅した。騎乗したスライム子が風圧で潰れそうになるほどの速度を出せる。


その他


 未編集


マイページ会話/イアン・アルス・ハイム


 他のマイページ会話と同様に主人公とイアンの交流が描写される。ナザリックのことも全て知っているようで、本編とは異なる友好関係を築いている様子。

関連項目



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最終更新:2025年03月02日 20:27
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*1 書籍1巻-295

*2 オーバーロード:後編 学院—8(A面)

*3 第四章4話で第三位階の魔法しか使用していなかったとする主人公の台詞がある」

*4 レイナース3話