「……。」
至高の樹
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
至高の樹 エネミーとしての名前は大汚染樹 |
種族 |
トレント エネミーとしては精霊種 |
分類 |
モンスター |
異名 |
至高の樹 伝説の樹 |
活動域 |
トブの大森林 |
サブデータ |
登場 |
オバマス |
声優 |
- |
概要
至高の樹とは、
至高の花見で登場したナザリックのNPC達が選ぶ、モモンガに相応しい「至高の花」を咲かせる樹である。ナザリックにより便宜上名付けられた名前なので、正確な種族名は不明。
作中の動向
至高の花見で登場。モモンガに相応しい「至高の花」を咲かせる樹を探す
主人公達により、冒険者への聞き込みの末に存在が発覚。トブの大森林での探索の中で、支配下に置いたゾンビトレントと共に
主人公達を苦戦させるも、アウラが囮となり、ゾンビトレントと本体を引き離し、その隙にコキュートスによる上空からの強襲攻撃を受けて討伐された。
伝説
曰く、トブの大森林の奥で「この世のものとは思えぬ美しい花を咲かせている」と言い伝えられている。その樹の近くには万病に効く薬草が生えているとか、樹皮や葉が魔力を秘めていて、売り払えば莫大な富を築けるとか。噂を聞いた冒険者たちが、これまで何度か探索に向かったが、森の深部がそもそも危険に満ちていて、また、その樹自体恐るべき力を持っていたため、確かめにいった者は、皆行方知れずになったらしい。
この噂をエ・ランテルで聞いた
主人公達が探索した結果、発見された樹が至高の樹である。しかし、後に
忠義の司令塔で樹齢数十年程の個体だったことが明言された。「至高の樹」の噂はそれ以前から存在するため、至高の樹の親樹である
防衛樹が『伝説の樹』と思われるが、いずれも禍々しい外見で「万病に効く薬草」などは確認されておらず、実態といくつかの相違がある。
外見
モモンガからは大きくて禍々しく、おぞましいと評価されている。
強さ
アルベドはモモンガに相応しい花を咲かせる樹とは『太く、大きく、たくましく、それでいて優美かつ鮮麗なる大輪の花を咲かせ、外敵などものともしない強さを誇り』『守護者並みとまでは言わないけれど、プレアデスくらいの強さは備えていてほしい』と希望を出していた。
主人公達が至高の樹を相応しいと判断したのは、戦闘を始める前のため、実際の選定基準とは異なるが、作中ではアウラ、コキュートスが策を考えて対応しないと、時間のかかる相手だと判断している。
大鬼(オーガ)の勇者に種子を植え付けて樹となった個体は、花の咲いていない個体であったが、ハムスケから『なかなか強い樹』、『大鬼たちが敗れるのも道理』だと評価されている。
能力
基本的に同種である強化トレント、
防衛樹と同じ能力を持つ。
噂話によると「自らの枝を自在に操り、迅速かつ強烈な攻撃を加えてくる」とのこと。
エネミーとしても通常攻撃で枝による物理攻撃を行ってくる。子供に当たる強化トレントは、枝を突き刺して体液を吸い出すなどしている。
種子は植え付けられた動物の感覚を奪い、行動を操るための神経毒が含まれている。対象の養分を吸い取って発芽、樹となり繁殖する。
防衛樹は種子を投げつけるなどしてきたが、至高の樹はして来なかった。
周囲の草木の養分を吸収する力。成長するほど力が増すのか「至高の樹」の場合は見渡す限りの木々が枯れさせていた。種として強力な養分吸収能力を持ち、生物から養分を吸う事を好むようで、「至高の樹」の種子から育った強化トレントは、人間の養分を吸い取って成長する様子を見せた。
養分吸収し尽くしたトレントをゾンビトレントとして親樹の支配下に置ける。さながら植物専門のネクロマンサーとでも呼ぶべき力。アウラによると、親樹の頭が良くないのか、もしくは別の理由か、たくさん操れるとは言っても、意のままにってわけにはいかず、基本的には単調な攻撃ばかりとのことで、親樹の指示がないと動かない。
視覚で判断しているわけではなく、別の感覚器官で判断しているため通じないと考えた方がいいとの会話があった。
至高の花見では伝説に残っているような樹が、今になって森での活動を活発化させたり理由として、樹が
罅の
瘴気による汚染を受けて狂暴化したのではと考えられていた。それに伴ってか、汚染樹と呼ばれたり、
エネミーとしての名前が大汚染樹だったのだが、あとの調査の結果、汚染の影響はなかったことが明言されている。
司令塔となる樹の力によって連結する数が増える。至高の樹の種子から培養された強化トレントでは三体程度。
エネミーとしてのスキル。全体に赤黒い吐息を吹きかける。
その他
種子に寄生されて発芽した樹を見たアウラが『トレント……とは違うみたい』との台詞があるが、後に強化トレントとして樹が登場しているため、トレントで良いと思われる。
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年06月24日 23:54