アンチェインド - NIKKEぺでぃあ | ニケペディア

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アンチェインド Vapaus

「アンチェインドはニケの不滅を破壊する」

「ニケの脳にあるナノマシンを破壊し不滅という縛りから解放する」

• 概要

ニケの脳内に存在するナノマシンNIMPHの破壊、そしてヘレティックのナノマシンを破壊できる唯一の切り札。
NIMPHはニケの脳ニューロンに繋がり記憶の消去や上書きを行うが、アンチェインドはその繋がりを断ち切る事ができる。
繋がりを断ち切られたNIMPHはその能力を無効化され以後NIMPHによる脳のコントロールは出来ない。
ラプチャーが行う侵食はNIMPHを侵食コードで変化させ強制的な命令を脳に下す、しかしアンチェインドでNIMPHを無効化、破壊してしまえば侵食コードは脳に命令を出すことが出来ず侵食反応を止めることができる、そもそもMINPHが無ければ侵食は起こり得ない。
実際に侵食によって凍結されていたメティスはアンチェインドによりNIMPHを破壊、記憶も戦闘経験値も失うこと無く復活することが出来た。
アンチェインドによって侵食のおそれは無くなるがNIMPHが無ければニケの脳は普通の人間と変わりがない。
NIMPHが無くなれば記憶の保存による不死性は失われ、戦闘に対する恐怖心も抑制が効かなくなる、そしてNIMPHによって埋め込まれていた「人間を殺してはならない」という縛りすらなくなってしまう。
JohnDによる内部告発によってアンチェインドの情報が拡散された際にはNIMPHのないメティスの危険性を恐れた市民が大規模なデモを行うなど市民に大きな混乱をもたらした。

• 対ヘレティック

アンチェインドはヘレティックのナノマシンも破壊することができる。
ヘレティックのナノマシンの持つ自己修復機能は非常に強力で討伐を困難にしている原因でもある。
モダニア戦の時には被弾させることが出来なかったがニヒリスターにアンチェインドの弾丸が打ち込まれた際には自己修復機能が停止、カウンターズとインヘルトの攻撃によって討伐寸前まで追い詰められるほどの効果を発揮した。

• 製造方法

アンチェインドの原料は「Rh X型」の血液である。
この血液型を持つ人物は３名、ゴッデス部隊指揮官、アンダーソン副司令、そして指揮官（主人公）である。
スノーホワイトから譲り受けたアンチェインド弾はゴッデス指揮官の血液から生成されたもの。過去にゴッデス部隊がヘレティックと戦う中で偶然指揮官の血がヘレティックに大打撃を与えることが判明し初めてアンチェインド弾が作られることになった
。しかし当時の人類軍の方針は一体のヘレティックよりも多数のラプチャーの侵攻を抑える目的だったのと、指揮官が伝説となるほど有能な人物だったため血を抜き続けるのではなく指揮官として戦場に出ることが求められ弾丸も少数が作られるのみに留まった。またアンチェインド製造方法はごく一部の人間のみが知る機密とされた。

アンチェインド弾の弾丸部分も普通の金属ではなくラプチャーのコアによって作られる。
血液に含まれるアンチェインドの成分は金属と相性が悪く合成するとアンチェインドの成分が失われてしまう。しかし人間の細胞なら親和性は高く成分も失われないが今度は弾丸としての硬度が無く発射の衝撃にすら耐えられない。
第一次ラプチャー侵攻時のラプチャーコアは動力として人間の細胞とコアを結合したものを使用しておりアンチェインドの成分を失わず硬度を保つことができる。

カウンターズ部隊はニケに選択できる自由と未来を作るためにアンチェインドを求め最終的に主人公自身の血液を使いセシルの手により二発の弾丸の作成に成功、一発はヨハンに譲渡され、一発を持ち帰ることに成功する。
この二発の弾丸の材料が主人公の血液であることを知るのは主人公自身とセシルのみである。
主人公の血液を使って生成されたアンチェインド弾は過去にアンチェインド研究所で作られた物の１０倍以上の濃度があり弾頭は赤く宝石のように輝いている。

英語版ではUNCHAINDではなくVapausとなっている。
これはフィンランド語で自由を意味する。