【インヴィディアの巨神獣】

インヴィディアの巨神獣 とは、【ゼノブレイド2】のキャラクター。

プロフィール

インヴィディアの巨神獣

他言語

種族

【巨神獣】

初登場

【ゼノブレイド2】

【サメ】?の姿の【巨神獣】。体内に人々が国家を築いている。
長きにわたる戦争で国が疲弊しており、人々は配給に頼って生活している。

作品別

【ゼノブレイド2】

巨神獣の体内に国家「 インヴィディア烈王国 」が築かれている。
世界樹に船で行こうとして失敗したレックス達だったが、この巨神獣に食べられることで図らずも内部に入ることとなった。

6つの大貴族によって統治されており、保有する軍隊も正式なものではなく、その貴族に雇われた傭兵から成り立っており、高度に機械化・組織化されたスペルビアの軍隊に比べると無駄が多いとのこと。
ただし国力そのものはスペルビア帝国を上回っており、停戦こそ結んでいるが正面切って戦えば勝利することは可能だという。

グーラを巡る領土問題だけでなく、 思想面でも対立 している。例えば小型巨神獣の運用手段1つを見ても、スペルビアがガチガチの軍事武装を施す一方で、インヴィディアは巨神獣の自然体をなるべく残すなど、 スペルビアが機械派であるのに対しインヴィディアは自然派 という具合。
この思想対立によりインヴィディア烈王国とスペルビア帝国は遥か昔から対立・戦争を続けており、長く続く戦争により2国の資源は枯渇。こうした経緯から、『黄金の国イーラ』より後に時代に2国は資源豊かなグーラを手にするため対立し、さらにスペルビアの巨神獣の寿命問題も発生しより一層グーラを求める戦いが激化する。『2』本編時点ではスペルビア帝国がグーラへ侵攻して現在のグーラ領とし「モーフ」を領主としていた。
本編時点ではそれでもインヴィディア烈王国とスペルビア帝国の思想対立は続いており、アーケディア法王庁による仲介で【テンペランティアの巨神獣】を境界とした停戦協定を敷かれている。(しかし秘密結社イーラのシンの策で再び戦いが勃発した)

なお、『2』本編でレックス達が率いることになるフレースヴェルグ村/傭兵団がある以外はシナリオ上の関与が薄い。そのせいで基本的に蚊帳の外の割に被害ばかり遭うかわいそうな国でもある。

ちなみにアルストの伝説のうえではかなり重要な場所で、500年前の聖杯大戦ではイーラの王子「アデル・オルドー」が、カラム劇場にて「ヒカリ」と同調し抵抗軍を結成した。それ故かパッケージにおいてもインヴィディアが採用されており、次作『ゼノブレイド3』でも巨神界の大剣と共に再びパッケージを飾った。

【ゼノブレイド3】

アイオニオンでは、世界の融合の影響で国家としても巨神獣としても存在しておらず、ペンテラス地方の「インヴィディア山脈」という変わった形状の山として認識されている。
他の巨神獣とは違いかなり原型を留めている方ではあるが、それでも腹部を消滅現象で大きく抉られ仰け反っているその姿はかなり痛々しい。

インヴィディア山脈は「インヴィディア坑道」「インヴィディア山道」の2マップで構成されている。
インヴィディア坑道エリアでは、フレースヴェルグの村の成れの果てである「フレヴェル坑道」、セーヴィント宮殿広場の成れの果て「セーヴの遺跡」、首都フォンスマイムの「マイムの門」など人の居住区であった場所が重点的に見られる。
一方のインヴィディア山道エリアでは、ベルザ水門が変わり果てた「ベルザ峠」、ロスカの大穴が変化した「ロスカ大地」「ロスカ洞窟」といった具合で、居住区以外のロケーションで構成されている。

『新たなる未来』ではレックスが思い出話として「昔、アレに食われて大変な目に遭った」と語っていたが、誰からも信じられず、実の娘であるカギロイからは 「ちょっと大丈夫?主に頭とか」 と毒を吐かれた。

国家としてのインヴィディアがどうなったのかについては言及されていないものの、『新たなる未来』でアイオニオン成立の経緯について「巨神界とアルストの二つの世界はそれぞれ独自に発展していく中で様々な障害が立ちふさがり、当初は決して平和な世界ではなかったが、未来を求める人々の世代を超えた努力によってようやく平穏が訪れた」と解説されており、上記の問題がどこまで解決されたかは不明だが、少なくとも『2』本編と比べて「平穏」と言えるような状況ではあるようだ。

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最終更新:2024年10月12日 11:24