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Aグループ第六話『防衛』


今回予告

―エンジュ、陥落。ユウキたちの奮闘によりどうにかメビウスは救出することができたものの、その敗北は紛れもない事実だった。
どうにかキキョウにたどり着いたユウキたちはヴィータの旧友、ナビリアの要請を受け、ブースト軍の侵攻を食い止めるべく二手に分かれることとなる。
その中で、ヴィータは旧友と共にキキョウに残ったのであった―

ハンドアウト

コネクション:ナビリア 関係:友人
神のいたずらか、はたまた運命のなせる業か、君はバレー私塾時代の友、ナビリアとメビウスに再会した。
再会したことに喜ぶ二人と、それを祝福してくれる仲間たち。彼らのためにもキキョウを守り抜かねばならないだろう。

コネクション:ブースト 関係:敵
ナビリアの要請を受けたユウキ隊長はキキョウ側とヴィータ、ヒースのことを君に任せ、『いてまえ』を止めるべくチョウジへと向かった。
彼らとキキョウを守り抜くために、ブースト軍にはなんとしてでも勝つ必要がある。

コネクション:ヴィータ 関係:羨望
かつての友人たちと和気藹々と接するヴィータたちを見て、ヒースはただただ羨ましかった。自分の故郷はもうない。
そう思いながら城壁の上でたそがれていたヒースに、懐かしい人物からの手紙が届くのであった。

  • 新キャラ①用ハンドアウト
推奨クラス:ウォーリアorメイジ
コネクション:メビウス 関係:信頼
君はメビウスの補佐であり、メビウスが負傷してしまった現状ではメビウス軍を取り仕切るのは君の役目だった。
しかし、一人で取りまとめるのは難しいと感じた君は、ユウキ軍の副官に一つの提案を持ちかけることにした。
ガン・ガンジー

  • 新キャラ②用ハンドアウト
推奨クラス:メイジ
コネクション:サスガ 関係:親族
君はサスガ・ナ・タナカの親族で、現在はツーマイ将軍の側近として使えている。
サスガからユウキたちの活躍を聞いていた君は、ヒワダの現状をナビリアたちに伝える使者となってキキョウへと出向くことにした。
デルタ・ナ・タナカ

  • 新キャラ③用ハンドアウト
推奨クラス:アコライトorシーフ
コネクション:ブルータス 関係:師弟
君はコトブキから新しくユウキ軍に加わった一人で、副隊長のブルータスからの覚えもいい。
彼らがメビウスの救援に向かった後はバンリの指示を仰いでおり、その彼の命を受けキキョウに派遣されることになった。
リゼル・カーチェス

登場人物

PC


ヒロズ国

  • ナビリア・ショックトゥー(ヒューリン、女性、21歳)
人形のような美しさを持つヴィータの幼馴染。バレー門下の筆頭であり、バレー亡き現状では、第二のバレーと彼女に期待をかけるものも多い。
現在はキキョウの守備についており、ブースト軍の襲来に備えている。

バレーの後継の将軍で、現在はヒワダの守備についている。有能ではあるが、間近に天才を見続けている影響か自分を過小評価するきらいがある。
ブースト軍の侵攻にどう対応するか、ナビリアに意見を求める。

  • メビウス・ビッケンバイン(ヒューリン、男性、21歳)
ヴィータ、ナビリアと同じくバレー私塾の出。エンジュの守備についていたが、ブースト軍の攻撃を受けエンジュは陥落。
ユウキたちの助けもあってどうにか脱出に成功するが、自身は負傷してしまい今回は軍務から離れざるを得なくなる。

  • クレスト・ラグゴロウ(エルダナーン、男性、34歳)
ハーテンの乱以前からバレー、ツーマイと行動を共にしてきた武人。ナビリアの才能に感服しており、彼女と共にキキョウを守る。

  • バンリ・ノ・チョージョー(エルダナーン、男性、25歳)
ユウキと共にアキに将来を期待されている若手将校。現在、ジョウトの北岸に三千の兵と共に残っており、決して無視できない影響をブースト軍に与えている。

  • ガストジョナサン・サイゼリヤデニーズ(ドラゴネット(アンスロック)、男性、27歳)
チョウジの守備を任されている人物。彼の出番は次回である。

  • シン・アスカ(ヴァーナ(アウリラ)、男性、27歳)
フォール配下の武将。ハジツゲにいるカタスト軍がヒワダに軍を送ったと聞き、一万五千の軍を率いてヒワダに向かう。

ブースト軍

ブースト軍の総大将。バレーに奪われたエンジュを取り返し、現在は再びキキョウへと進軍する準備を整えているようだが……
超シスコン。

ブースト軍の参謀格。冷静な人物で、ブーストのシスコンっぷりには全く動じない。
エンジュを奪われ敗北した前回の出来事もあり、北方にいるバンリ軍の動きを警戒している。

ブースト軍きっての名将、コガネ太守。この度の戦ではヒワダを攻めようと動いているが、
エンジュを高速で落とした本隊とは異なり、未だにヒワダとの中間地点に留まっている。

ブーストの妹。ブースト軍の中核をなす騎乗部隊の一つ、竜騎兵によって構成された『かそく』を率いる。ブースト、アークと行動を共にしているが……

ブースト軍の騎乗部隊の一つで、空飛ぶ牛ことフライングバッファローに乗る『いてまえ』を率いる熱血漢。
猛牛部隊と共にチョウジに向かう姿が目撃されている。

ブースト軍の騎乗部隊の一つ、からくり制の馬車(と普通の馬)に乗る『らぴっどえくすぷれす』を率いる。北方の港を早くも落とし、勢いづく。

  • クレアピール(ヴァーナ(アウリラ)、女性、22歳)
『かそく』の一人でモエの補佐。モエがいない場合には代理の隊長を務める。

  • ナゲキ・レッド(ネヴァーフ、男性)
ゲキレンジャー赤色担当。ちょっとおちゃめな熱血漢

  • ダゲキ・ブルー(エルダナーン、男性)
ゲキレンジャー青色担当。割と冷静。

  • カゲキ・グリーン(ヒューリン、男性)
ゲキレンジャー緑色担当。大げさな身振りと口調を好む。

  • シゲキ・イエロー(ドラゴネット(メディオン)、女性)
ゲキレンジャー黄色担当。刺激的に生きたいと思っている。

  • ソゲキ・サーティーン(ドゥアン(オルニス)、男性)
ゲキレンジャーのまとめ役。寡黙なスナイパー。

  • カルロス(ドラゴン、多分男性)
クレッピーが騎乗する若いエアリアルドラゴン。

カタスト軍

カタスト配下の武将で、その武力はノームコプ随一と噂されている。現在はハジツゲをフォールから奪い、陣を構える。

  • ピーターディック・コバヤシ(ヒューリン、男性、23歳)
通称ピーディー。セキチクの名門、コバヤシ家の出身。セキチクで起きた反乱の折にコバヤシ家は滅亡してしまったが、
軍務についていたピーディーは幸い無事であった。乱がおきた原因はヒロズ国にあるとして、ヒロズ国と対決する道を選ぶ。

一見するとただの少女にしか見えないが、シュンに『軍師様』と呼ばれるだけの知識と洞察力を持っている。
胡散臭……ちょっと怪しげな口調がミステリアスな雰囲気を醸し出しているのデース。


セッション内容

『いてまえ』を止めるべくチョウジへとユウキたちが向かうのを見届けた後、ヴィータとブルータスはナビリアたちと協力してエンジュの防衛をすべく、作戦を練り始める。時同じくして、メビウス配下のガン・ガンジーは負傷して指揮がとれなくなったメビウスに、ナビリアに協力するよう要請される。敵は三万近く。こちらは一万二千。辛い戦いになりそうだが、守りを得意とするガンにとっては臨むところだった。
ヴィータが幼馴染と楽しく話しているのをうらやましく思いながら、ヒースは一人城壁の上でたそがれていた。そんなヒースをせめて落ちても怪我しなくて済む場所にいてください、とスパイアーの右腕であるアイズは注意しながらも、ヒースに養母からの手紙を渡す。それを見たヒースは、自分が決して一人ではないと理解し、寒空に負けないほどの暖かい感情を抱くのであった。
一方、ヒワダでは論争が巻き起こっていた。ヒワダは二万の兵士が守っているのだが、攻めてくる敵も二万しかいない。最も余裕のあるこのヒワダから他の都市に援軍を出すべきではないか、もしくは早々に打って出てポケルを叩くべきではないか、という意見が出ていたのだ。ポケルを警戒しているツーマイは、他の場所の状況を正確に知るべく配下のデルタ・ナ・タナカをキキョウに派遣する。
更に、エンジュの救援に向かったはいいものの、エンジュが落ちたと聞いて立ち往生せざるを得なくなったバンリ率いるバンリ・ユウキ軍も、正確な情報と自軍がどうすべきかとの意見を求め、看護兵長のリゼル・カーチェスをキキョウに送る。
翌日、軍議の最中に到着したデルタとリゼルは、より正確な情報を手に入れるべくヴィータたちと協力して情報収集に当たるのであった。
特に立場上早急に方針を決めなければならないバンリ軍に向けての情報を集めた結果、バンリ軍を殲滅すべく港町を抑えた『らぴっどえくすぷれす』だけでなくエンジュからモエ本人が『かそく』の一部を引き連れていると知り、リゼルは大慌てで彼に危機を伝え、退却するよう要請するのであった。
エンジュにいるブースト軍本隊の様子を調べていたガンやデルタたちはブースト軍がエンジュから攻めてくる気配がほとんどないと知り、『かそく』の一部が南に向かったという情報もあってリゼルの帰還を待ってポケル軍の様子を調べ始める。
結果、ポケル軍がハジツゲのカタスト軍と協力してヒワダを落とそうとしていることが判明。ナビリアの頼みを受けたヴィータたちがデルタと共にヒワダに向かい、シン率いる援軍の到着する四日目まで城を守りきる助けを行うこととなった。
初日に、カタスト軍の軍師、アケチ・ミツヒデ率いる軍が虚を突き南側に出現。外側の門を破壊する。だが、南門を守る防衛の専門家、ガンジーと決意を新たに臨むヒース、彼らに率いられた魔法使いの部隊はアケチの攻城兵器を瞬時に破壊。逆に優位に立つ。西側、ポケル軍との戦いにおいてはヴィータの強大な守りが門を守り切る。
二日目、ポケル本人と『かそく』、南側にはピーディー率いるカタスト軍本隊が登場する。だが、直後にはデルタとヴィータの連携が西門前にいた騎士団は壊滅的な打撃を与え、ゲキレンジャーの一人、ナゲキの撃破に成功する。デルタの攻撃の範囲外から城門を攻撃しようとした『かそく』に対してはブルータスの斧が突き刺さり、門に近づくことを許さない。南門はリゼルが転倒を撒き散らして行動不能にし、味方に襲いかかる敵をガンが止め、ヒースと魔法使いたちが城門にやってくる敵を止めるという完璧な動きで優位を確固たるものにしていく。
三日目、南門ではゲキレンジャーの一人、ダゲキまでも討ち取っていたが、激戦を繰り広げる西門ではブルータスがシゲキを倒したもののポケルの大槌が門をついにこじ開け、カルロスを操るクレッピーを主に『かそく』率いる部隊が城内に入ってしまい、防衛は失敗となってしまう。更に、安全な位置から指揮を執っていたはずのツーマイにソゲキがどこからかともなく銃を撃ち、ツーマイが怪我を負う。守りに自信のあるガンがツーマイの救援に駆けつけるが、クレッピーの弓に撃たれたツーマイは瀕死の重傷となり、ヴィータたちは撤退を余儀なくされてしまう。
重傷を負いながらも城が落ちたのは自分の責任だと思いつめるツーマイに、デルタとガンはむしろ将軍のおかげでここまで戦えたと励まし、これからもツーマイやメビウスの指揮の下、戦うことを誓う。
一方、意気消沈しながらキキョウに戻ったヴィータたちに対し、ナビリアはユウキたちがチョウジの戦いで勝利する方法を見つけたと告げるであった。
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