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Dグループ第四話『決着』


今回予告

―ホウエン南西部の奪還に成功したシアルたち、次なる目標は、ホウエン北西部に位置する大都市、カナズミだった。だが、カナズミ攻めを目前に、ボックスから進軍停止命令がかかる。代わりに、ゲン軍を攻めることになったのは将軍候補のデオッチーだった。ボックスを退けるため、密かにデオッチーと手を結んだシアルたちはホウエン東部の奪還を目指すことになる。それを止めに来るのは、ゲン軍最後の将軍、バルドゥイノ。ゲン軍との激闘の続くで、シアルたちはついにゲンとの戦いに直面する―

登場人物

※年齢は251年時点のものです

PC



シアル軍の関係者(前話より継続)

ヒロズ国の大将軍、バレーの娘。黒髪黒目で細身の女性。シアルとは相思相愛で、恋人同士。バレー譲りの知略の持ち主。武術も鍛錬を重ねている。
誰かの役に立ちたいが故に働きすぎてしまうところがあるが、恋人のシアルが彼女の暴走を抑えている。シアルたちの軍師とミシロの民政の統括を兼任。
何度か暗殺されかかったことがあり、暗殺を防ぐためユリアンヌとアニマからシアルまで巻き込んだある提案を受ける。

オーダマの一人娘。金髪を長く伸ばしている。魔術の才能があり、知的好奇心も強い。
一方で、仰々しい口調などやや常識離れしたところがあり、オーダマを悩ませていた。
ミシロの大地震で母と家を失い、今は母のファミリアであったブイと共にドレイクの家に居候している。

  • レヴィン(ドラゴネット(アンスロック)、男性、33歳)
リシアの友人。緑髪。知識に関して右に出るものはなく、かつて大将軍バレーに乞われシアルやユリアンヌたちに学問を教授したことがある。
半面、戦いの腕はからっきしであり、ポメロと死闘を演じるほど。ハジツゲでゲン軍に襲われ、危ういところをリシアに助けられた。
自らの知識を生かし、『天使の羽根』や古の魔獣について調査している。リシアとは友達以上恋人未満の関係だが、互いに好意を抱いている様子。

シアル、ユリアンヌと同じくバレー大将軍の部下であり、遊撃隊の隊長。
礫の達人。緑色が好きで、緑衣の外套を好んで身に付けている。遊撃隊の特性ゆえ、シアルたちと分かれて行動を行うことが多い。
歩兵隊の隊長であるモズメと互いに好意を抱くようになり、恋人となった。

  • キーナ(ドラゴネット(アンスロック)、女性、22歳)
ソレイユ、レテの幼馴染。金髪で非常に大柄。引っ込み思案な性格であり、いつもどこかおどおどしている。
人より馬が好きな性格であり、馬の扱いに長ける。レテがつけていたものと同じような紅白の布を両手剣につける。
ソレイユに密かな好意を抱き続けているが、本人は自分より相応しい人間がいると考え一歩引いてしまっている。

コトキ太守。元々は傭兵団の隊長を勤めており、ダニエルとはその頃からの知り合い。
頭を剃っており、毎朝丁寧に頭を磨いている。その光の反射は、武器だと考える人が出るほどに眩い。
その眩しさは『天使の羽根』すらも撃退するほど。

ミシロに住んでいる薬師。橙色の髪を持ち、フィルボルの血を引くため小柄。童顔でもあり、傍目からは少女に見える。
かつて死にかけていたアニマを助けたことがあり、その時の縁がもとで現在は同居している。
アニマからは友人として非常に大切にされているが、それを『天使の羽根』に逆手に取られ・・・

貧農の出身。多彩な才を持つが、特に石積みの才能に優れる。各地を渡り歩いている中でドレイクに出会い、彼と共に旅をしていた時期があった。
今のミシロには石積みの専門家が必要だと考え、ドレイクのもとを訪れる。その後、デムーラン城砦の防御網を担当。
デムーランの死に伴い、デムーラン城砦の軍師となる。軍師つながりで、ソレイユと仲がいい。

ドレイクの養子。ドレイクと共に暮らしている。

ユリアンヌとダンの息子。ミシロの救援に向かったユリアンヌと別れ、バレー大将軍のもとで過ごしている。
ユリアンヌがデムーラン城砦の守備に追われており、満足に会えていない。
ついに、バレーをじいじと慕い始める。

アニマの弟。アニマと共に『ブラックジャック』の研究材料として監禁されていた。
アニマの力添えを受け、『ブラックジャック』のもとから脱出。ユリアンヌの紹介で士官学校に入学した。
アニマとは異なり、真面目でやや堅い性格。

カタスト将軍の副官。御三家の一つ、ラーデン家の直系に当たり、ドレイクとは遠縁。シアルとも士官学校時代の友人である。
卓越した指揮能力を持ち、カタストのもとで更に磨きをかけてきた。セキエイに召喚されたカタストに代わり、シアル軍に加わる。
シーキンセツの総隊長として、軍師であるソレイユと行動を共にしている。

シアル、ユリアンヌ、セインと共にバレー大将軍の部下で、歩兵隊の隊長。他の三人に比べると天賦の才こそないが、堅実な戦いを得意とする。
切っ先での戦いがひと段落したことから、バレーに派遣されデムーラン城砦へと向かう。
トウカ方面の守りを担当。

モミジが拾った孤児。孤児だが、アニマやモミジの愛情を受けて育っているため、その出自を気にしてはいない。
剣術に興味があり、折を見てはアニマから習っている。

義勇軍としてシアル軍に参加。本人は気付いていないが、軍人として天賦の才を持つ。
新兵の時にアニマに見いだされ、将校としてシアルたちに協力。アニマ隊の副官として三千の兵を指揮している。
セインに好意を抱いており、恋人となった。

義勇軍としてシアル軍に参加。高いところが好きで、竜に乗る。
自らが隊長となって、騎竜中心の部隊、飛龍軍を作ろうと画策している。
愛竜はブラックギャラクシー。

義勇軍としてシアル軍に参加。ユリアンヌの副官となる。
騎銃隊を率いており、その人員を増やすべく新兵の調練にも積極的に顔を出している。
陽気で快活な性格。人の噂話も好きで、ユリアンヌに様々な話を持ち込んでいる。

  • ラディ(ヴァーナ(アウリル)、男性、22歳)
義勇軍としてシアル軍に参加。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、コトキの防衛を担当した。
ボルテック・フジワラが影の軍を創立するに際し、その実力を見込まれ隊長となる。
雪夜軍との暗闘が激化する中、拡大する影の軍をアニマとまとめている。

カタストの部下で、水軍の隊長。フォールの連絡を受けてシアル軍に加わった。
現在はムロで水軍の整備を行っている。大酒飲みで、ソレイユと気が合う。

白い外套をまとった青年。医者であり、可能な限り全ての人を助けたいと考えている。
医者としてシアルたちに強力している。

  • モリナガ(ドラゴネット(メディオン)、男性、52歳)
ミシロの文官。仕事はしっかりこなすが、小心で常識にとらわれがちなところがある。
現在は、セキエイで折衝にあたっていることが多い。

ヒイの弟。家族が賊徒に襲われた際、たまたま街に出ていたことから難を逃れる。
ヒイのような商人になりたがっている。ヒイの死後、リシア財団に参加。
リシア、レヴィンと共に兵站を担っている。

  • ミディア(ドラゴネット(アンスロック)、女性、33歳)
バレー軍の若手将校の一人。バレーの指示により、途中からシアルたちに合流する。
数千の兵を指揮できる人間として重宝されており、シアルたちが不在の際はミシロやデムーラン城砦の防衛を任されている。

義勇軍としてシアル軍に加わった元傭兵。オドリックのもとで将校となっている。
スタンダールを部下に持ち、彼の甘さを危惧している。

シアル軍の関係者(新規)

キョウコの友人。栗毛で髪を二つに結んでいる。
短剣や体術に優れる他、爆破術と呼ばれる特殊な魔術の使い手。
ムーンの護衛を探しているシアルたちのもとに、キョウコの紹介でやってくる。

火に焼けた色黒の肌を持つ。ライデンのもとで小隊長を務めている。
優れた身体能力を持ち、影の軍の新たな隊長として期待されるが、優しすぎることを指摘されていた。
元は傭兵であり、ゲン軍にいるマリスは昔馴染み。

シアル軍の関係者(戦病没者、没順)


ミシロに住む魔獣研究家。赤茶色の長髪を一つに束ねている。ドレイクとは古くからの友人。
ウサギのようなファミリアがおり、ブイと名付けている。アニマ、レヴィンとも友人。
ミシロを大地震が襲った際、赤い珠を狙っていた人物からの襲撃を受け殺される。

ソレイユの妹。茶色の短髪で、軍人らしくきびきびした性格。紅白の布をそれぞれ柄に付けた二本の長剣を使う。
シアルの騎馬隊の副官でもあり、故郷のミシロに帰った際にゲン軍の反乱に巻き込まれる。
ミシロで大地震が起きた際、太守のテセウスと共に殺される。

ミシロの太守。義に厚く公正で、人々からの評判も高い。
ゲンの反乱は道理にもとるとして、ゲン軍の侵攻を止めるために立ち上がった。
ミシロで大地震が起きた際、レテと共に殺される。

臙脂色の髪を持つ大柄な男。義勇軍として加わっていたが、アニマの訓練に文句を唱え、軽く捻られた過去を持つ。
その後、奇襲・攪乱・潜入などを専門とする影の軍の創立を訴え、アニマのもとを訪れた。
ハジツゲでの戦いで、アニマを庇おうとしてギセラに殺される。

ユリアンヌの古い友人で、コトキに住む神官。地声が非常に大きい。先見の明があり、ミシロとコトキ防衛のため新しい砦の建設を訴える。
その結果、砦の軍師に任命され隊長格のユリアンヌと防衛にあたることに。
砦の防衛中に、『開眼』バルドゥイノに狙撃され命を落とす。

  • ヒイ(フィルボル、男性、享年28)
やや小太りの商人。物資調達の達人。十人兄弟の長男だが、弟一人以外の家族は他界している。
ミシロで物資が不足すると考え、商人として金儲けを目指すべくシアルたちに協力を申し出る。
病に効くを探し求め、山中に赴いたところ、ゲン軍に襲撃され死亡。

義勇軍として加わった傭兵の一人。将校として、コトキの守備を担当している。
闘球と呼ばれる、球を利用した独特の訓練を行う。
雪夜軍によるコトキ襲撃の際、アルゥーンダを庇う形でギセラに殺される。

カナシダ山脈に集う賊徒の頭領。ただ、民から物を奪うことはせず、ゲン軍の兵士を相手にしていた。
ダニエルの説得を受け、シアル軍に合流。オドリックからは将来を期待されていた。
ゲン軍との戦いの中で、サコンの騎竜と相打ちする形で殺される。

シアル軍以外のヒロズ国関係者(前話より継続)

ヒロズ国の第13代国王。前国王ロア二世の四番目の子であり、王になれる可能性は低いと考えられていた。
そのため、政治に関する興味は低く宰相であるボックスに任せている。

ヒロズ国の大将軍でシアル、ユリアンヌ、セインたちを率いている。娘はムーン・ボール。息子もいる。
ゲン軍の反乱に対処するため、シアルたちをミシロに派遣。自身は同時期に活発な動きを見せる妖魔との戦いに乗り出す。
ユリアンヌから息子のレイを預けられており、非常に良好な関係を築いている。

ヒロズ国の将軍。優れた将軍として慕うものも多い。ボックスに何度も直言を呈しており、ボックスからは疎まれている。
ゲン軍の反乱が起きた際は弱兵一万と共にミナモの守備についており、その兵でゲン軍の侵攻を何度も食い止めていた。
王都セキエイの守備を危険視したボックスにより、王都周辺の守備を任されることになる。

ヒロズ国の宰相。紫色の髪を持ち、ややゆっくりとした口調で話す。宝石や華美な装飾品に目のない人物で、大きな宝石をいくつも身に付けている。
シアルから譲り受けた青い珠を、ハジツゲの宝物庫に飾っていた。ハジツゲの陥落に伴い、宝物庫にある宝石と共にセキエイに移る。
シアル軍に進軍停止命令を出し、ホウエン東部にデオッチー軍を派遣することでデオッチーを次期将軍にしようと画策する。

シアル軍以外のヒロズ国関係者(新規)

  • セレネ(ドゥアン(オルニス)、女性、20代)
ボックスの護衛。黒髪で素顔は覆面をつけているため不明。どこかムーンに似た目を持つ。
オルニスにしては華奢で小柄な体格。知恵袋のような役割も持ち、ボックスに度々助言している。

前将軍マケ・ルーの副官。マケの死後はマケの軍を率いる。
斧槍と呼ばれる武器の使い手。マケの死後、空位となった将軍位に付くべくボックスと協力する。
実は、将軍となってボックスの影響を取り除くため、ボックスに協力したふりをしていた。

デオッチー軍の将校。堅実な性格。ユアン=モヘナを護衛にしている。
デオッチー軍の使者として、リシアやソレイユと密かに交渉する。

デイビスの護衛。銀髪の美人。デイビスに同行し、ソレイユと出会う。
ソレイユに一目ぼれしたのか、ソレイユをじっと見つめていることが多い。

  • マリス(ドラゴネット(アンスロック)、女性、27歳)
デオッチー軍に新たに加わった将校。前髪が目にかからないよう、赤い鉢巻をつけている。
その判断力や指揮能力は下級将校とは思えないほど。
スタンダールとは昔馴染みであり、共に傭兵をしていた。

デオッチー軍の兵站担当。もとは師匠のもとで斧を習っていたようだが、武術の際はなく伸び悩んでいた。
師匠に諭されたことで兵站を担当し始める。
まだ若いが、既に頭の毛は薄い。

ゲン軍

ヒロズ国国王ウー二世の甥で、前国王ロア二世の最初の子であるソツ・ロンの息子。
ウー二世の王位継承に問題があったとして反乱を起こす。公正で華のある人物であり、人々の支持も高かった。
類い稀な指揮能力と武術の持ち主でもあり、竜騎隊を指揮する。愛竜は白竜のウィレム。

ゲンの護衛で体術の達人。感情の変化が激しく、そのことが『阿修羅』の由来となっている。

ゲンが軍にいた時からの部下であり、ゲンが軍を辞めてからもゲンに付き従い続ける武人。ゲンが反乱を起こしてからはゲン軍の大将軍となる。
『大刀』との二つ名が示すとおり、自らの背丈の倍近い両手剣を使う。
シアルとの戦いの中で、アニマに倒される。

ゲン軍の将軍。ゲンの古くからの友人であり、狙撃の名手と呼ばれた男。右目を失った現在は槍を片手に戦っている。
ブルーナから魔術眼を譲られており、いざとなればそれを利用した射撃を行うこともできる。
槍は専用のものであり、変形させて銃として扱うこともできる。

ゲン軍の将軍。ゲン軍が三方に分かれてホウエンを進軍する際、ホウエン中央を進軍することになる。
シアルたちとの戦いで奥義の分身を披露するも、ドレイクとアニマにそれぞれ倒され死亡。

燃えているのかと錯覚するような赤い髪と翼の持ち主。眼の奥に常に怒りを抱えている。ジェナーラの遠縁。
炎を操る魔術師で、強大な魔術を持つ。ゲンに影の軍と同様の軍を創設するよう進言した。

赤い髪、白い翼を持つオルニス。商人であり、その二つ名が示すとおり黄金の装飾品をいくつも身に付けている。
ボックスお抱えの商人として、シアルの家に代々伝わる青い珠に興味を示していた。
ゲン軍のハジツゲ侵攻に合わせ、青い珠を奪おうとするが失敗。ボックスのもとから姿を消していた。

青みがかった黒髪に、白い翼を持つオルニス。研究者としてゲン軍に魔術を付与した武具を渡していた。
アクローマの推薦を受け、雪夜軍と名付けた影の軍を率いることとなる。ギセラとは姉妹関係。

『天使の羽根』

『天使の羽根』の裏の指導者。燃えているのかと錯覚するような赤い髪と翼の持ち主。
アクローマと同一人物。

『天使の羽根』の一員。青みがかった黒髪と白い翼の持ち主。
暗殺者を育てるために人体実験を行っていた過去があり、その過程でアニマに様々な改造を施した。
ブルーナと同一人物。

『天使の羽根』の一員。ギセラと同一人物。

『天使の羽根』の連絡役。感情の変化が激しい。

『天使の羽根』の一員。黒髪に黒い翼の持ち主。
参謀役として新たに加わった。常に覆面をしている。

セッション内容

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