人生最高の一皿(クトゥルフ、ccfolia卓)ログPart6

[メイン] KP : TNK

[メイン] 高橋 純平 : へい

[メイン] 蛇原次郎 : ほいほい

[メイン] KP : 最終回にはならないかもしれんけど再開!

[メイン] KP : さてと

[メイン] 高橋 純平 : さあ、足掻くぞ

[メイン] KP : まずは蛇原さんの死に対して【1d2/1d6】のSANチェック

[メイン] 高橋 純平 : CCB<=23 Cthulhu : (1D100<=23) > 6 > 成功

[メイン] 高橋 純平 : 30鯖よんだけど成功

[メイン] 高橋 純平 : 1d2 Cthulhu : (1D2) > 1

[メイン] system : [ 高橋 純平 ] SAN : 53 → 52

[メイン] KP : バディの死は活力になったようですね

[メイン] KP : さて、御堂と千日前と3人取り残されていますが

[メイン] 高橋 純平 : オーナーの部屋行くか…

[メイン] KP : ではオーナーの部屋です

[メイン] オーナー : 「いらっしゃいませ。」オーナーはいつものように着席

[メイン] 高橋 純平 : 「…蛇原が、死んだ」

[メイン] 高橋 純平 : 「これで脱出の最低条件は揃ったんだろ?」

[メイン] オーナー : 「ええ、後はランチを完食していただければ、晴れて元の生活という訳です。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…それで、食材になった奴等の脳味噌はどうするつもりだ」

[メイン] オーナー : 「ご存知の通り取引先へとわたります。」

[メイン] 高橋 純平 : 「その取引先は何だ?」

[メイン] オーナー : 「私も深く理解している訳では御座いませんが、彼らは自らをユゴスよりの者と名乗りました。」

[メイン] オーナー : 「人間の脳を集めているらしいですね。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…そいつらはいつ来る」

[メイン] オーナー : 「知りません。その頃には私もどうせあの缶詰の中でしょうし。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…そうか」

[メイン] 高橋 純平 : 「話を変える、どうやってあの缶に脳を入れた?」

[メイン] オーナー : 「人間には不可能な事と聞いております。彼ら独自の技術だとか。」

[メイン] 高橋 純平 : 「ん?お前がその技術で入れてるんじゃないのか?」

[メイン] オーナー : 「いえ、食材を向こうに『送って』から彼らが処理をしているはずです。」

[メイン] 蛇原次郎 : オーナーが管理するのはあくまで魂
ワイらの見えないところで、現実の体をいじくりまわされて、血とか取ったり脳みそ取ったり…
…起きた瞬間目の前にアイツらが…?

[メイン] 高橋 純平 : 「…ということは、現実の世界に既に彼らがいるってことか?」

[メイン] オーナー : 「そのはずです。蛇原様以外はもう送りましたので。」

[メイン] 蛇原次郎 : ふむ、出荷か

[メイン] 高橋 純平 : 「…ということは、死んだ奴等の脳味噌を戻すことはお前には出来ないって事だな」

[メイン] オーナー : 「出来ませんね。断言致します。」

[メイン] 蛇原次郎 : あれだね、死体をキッチン持ってって調理してんのかと思ったけど
結局ミ=ゴまかせか

[メイン] 高橋 純平 : 「…クソ!期待した俺が馬鹿だった…!」

[メイン] KP : 調理はオーナーがしてるんだけどね。具現化した夢の身体だけど

[メイン] オーナー : 「私は料理人ですから。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…蛇原が見た契約書とやらはどこだ?」

[メイン] オーナー : 「その棚に。」オーナーは指差します

[メイン] 高橋 純平 : 見てみます

[メイン] KP : 内容に違いはありません。

[メイン] KP : ・この契約書はオーナーと■■■(読めない、ここだけ神話技能必要)の間で交わされたもの。
・オーナーの夢である究極の料理を実現できる場所を貸し出す。
・その対価は7人の脳。
・そのうち1つはオーナーの物とする。
・7つの脳が揃えば契約は満了。
[ここから筆跡が違う]
・招かれた客に何らかの脱出手段を用意させること。
・その脱出をオーナーは妨げてはいけない。
・料理に影響の無い場合、オーナーは客の行動を妨げてはいけない。

[メイン] 高橋 純平 : 読めないとこ神話技能振ります

[メイン] KP : どうぞ

[メイン] 高橋 純平 : 28で!

[メイン] 高橋 純平 : CCB<=28 Cthulhu : (1D100<=28) > 24 > 成功

[メイン] 蛇原次郎 : おお

[メイン] 高橋 純平 : や っ た ぜ

[メイン] 蛇原次郎 : 見えたぞ!見えてしまったぞ!

[メイン] KP : では「ユゴスよりの者」と読めます

[メイン] KP : そして

[メイン] KP : 後半の筆跡の違和感の正体にも気 付 い て し ま い ま す

[メイン] KP : vivi(知らない人は過去ログを読もう)の運転手を始め、過去何度か感じたおぞましいあの気配と同じものを感じました

[メイン] KP : 残念ですが【1/1+1d5のSANチェック】

[メイン] 高橋 純平 : CCB<=52 Cthulhu : (1D100<=52) > 79 > 失敗

[メイン] 高橋 純平 :

[メイン] 高橋 純平 : 1d5+1 Cthulhu : (1D5+1) > 5[5]+1 > 6

[メイン] 蛇原次郎 : あっ

[メイン] 高橋 純平 : は!?ここで最大値!?

[メイン] KP : 【アイデア】どうぞ

[メイン] 高橋 純平 : 60!

[メイン] 高橋 純平 : CCB<=60 Cthulhu : (1D100<=60) > 13 > 成功

[メイン] KP : では1d10を

[メイン] 高橋 純平 : あーもう!こういうときに限って!

[メイン] 高橋 純平 : 1d10 Cthulhu : (1D10) > 5

[メイン] 蛇原次郎 : ここにきてかぁ、さあ何を引い…

[メイン] system : [ 高橋 純平 ] SAN : 52 → 46

[メイン] KP : ではその気配の正体を「具体的に」かつ「完全に」理解してしまった高橋さん。

[メイン] KP : 今回も彼の手の内で踊らされているような感覚に、その場に釘付けになってしまう程の恐怖を感じます。

[メイン] 高橋 純平 : 「…!」

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺー?どないしたん?」

[メイン] 高橋 純平 : 「…」その場を少しも動けません、顔も向けられない

[メイン] 千日前 : 「おーい?じゅんぺー。」

[メイン] 千日前 : ゆさゆさ

[メイン] 高橋 純平 : 「…お前ら」

[メイン] 千日前 : 「ん?」

[メイン] 高橋 純平 : 「ここから出たら一目散に逃げろ…」

[メイン] 千日前 : 「急にどうしたんよ?オーナーと取引先かなんかの契約書やろ、それ?」

[メイン] 高橋 純平 : 「その取引先がやべえ奴なんだよ!」

[メイン] 高橋 純平 : 「…頼む、死んでほしくねえんだ」

[メイン] 千日前 : 「うーん…、ようわからんけど。」

[メイン] 千日前 : ぎゅー

[メイン] 千日前 : 「また守ってくれるんやろ?」

[メイン] 高橋 純平 : 「…保証が出来ないから、逃げてほしいんだよ」

[メイン] 高橋 純平 : 「俺は…勝ち目の無い博打に挑む」

[メイン] 千日前 : 「逃げるなら一緒な。」

[メイン] 千日前 : 「博打打つなら漏れなくウチが着いてくるから。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…馬鹿野郎」

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺーに守られて死ぬなら納得できるけど。」

[メイン] 千日前 : 「一人で逃げて死んだら…。」

[メイン] 千日前 : 「死んでもずっと着いてかんかったこと後悔する。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…俺はお前が死んだら死ぬまで後悔するけどな」

[メイン] 千日前 : 「一緒に死んだら後悔は一瞬や。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…本当に馬鹿だなお前は」

[メイン] 高橋 純平 : 「御堂、お前はちゃんと逃げてくれよ…」

[メイン] 高橋 純平 : 「お前は…馬鹿じゃないだろ?」

[メイン] 御堂 : 「あのな。」

[メイン] 御堂 : 「居づらい。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…俺に言われても困る」

[メイン] 高橋 純平 : 「いやある意味お前が頼りなんだからな?」

[メイン] 高橋 純平 : 分かるだろ?って感じで目を見据えます

[メイン] 御堂 : 「俺は逃げるが。」

[メイン] 御堂 : 「お前は慕ってくれる女を逃がすことでしか責任が取れない男なのか?」

[メイン] 高橋 純平 : 「言っただろ?俺はクズなんだよ」

[メイン] 高橋 純平 : 「…まあ、死ぬ気はねえがな」

[メイン] 御堂 : 「死ぬ気がないなら。」

[メイン] 千日前 : 「責任取ってや!」

[メイン] 高橋 純平 : 「…けっ、面倒な奴に懐かれたな」

[メイン] 蛇原次郎 : いい仲間を持ったなぁ…

[メイン] 千日前 : 「ウチ、無事に帰れたらじゅんぺーと結婚するんや…。」

[メイン] 高橋 純平 : 「お前それ死亡フラグって言うんだぞ?」

[メイン] 蛇原次郎 : 叩き折って!やくめでしょ!

[メイン] 高橋 純平 : 「(そもそも俺と結婚とか…本当にやめとけとしか言いようがねえんだが)」

[メイン] 千日前 : 「あ、内容は否定せんかったんや!じゃあ死なんわ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…え?そういうこと?」

[メイン] 千日前 : 「♪~」はなうた

[メイン] 高橋 純平 : 「…もうほっとくか」

[メイン] 高橋 純平 : 「んでオーナーよ」

[メイン] オーナー : 「はい。」

[メイン] 高橋 純平 : 「昼飯食ったらどんな感じで戻れるんだ?」

[メイン] オーナー : 「デザートに血とあの薬を飲んでもらいます。」

[メイン] オーナー : 「意識を失い、気付けば元の世界ですね。」

[メイン] 高橋 純平 : 「目覚める場所は?」

[メイン] オーナー : 「現実世界のこの館の食堂ですね。」

[メイン] オーナー : 「外に車を用意しております。ナビ付きですのでご自由にお帰りください。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…その彼らが待ち構えてる可能性はあるのか?」

[メイン] オーナー : 「契約と言う形態を彼らが取っている以上、限りなく可能性は少ないかと。」

[メイン] オーナー : 「無論、皆様が害を与えると見なされれば話は別でしょうがね。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…彼らはどれくらい来るとか分かるか?」

[メイン] オーナー : 「いえ、見当もつきませんね。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…チッ、1人なら何とかなるかと思うが」

[メイン] 高橋 純平 : 「脳味噌を人体に戻す方法さえ分かれば…!」

[メイン] オーナー : 「彼らの目的に反する事なので限りなく難しいでしょうね。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…奴等も命が惜しいなら吐くかもな」

[メイン] 高橋 純平 : 「…俺は足掻くぞ」

[メイン] 高橋 純平 : 「それが…罪滅ぼしだ」

[メイン] オーナー : 「うーん。」

[メイン] オーナー : 「その契約書の条文を追加した『彼』の不興を買わねばいいのですが…。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…その彼は何者だ?」

[メイン] 高橋 純平 : 「かつて俺が体験した最悪な予感を感じたが」

[メイン] オーナー : 「私より高橋様の方がお詳しいと存じ上げます。」

[メイン] オーナー : 「あの『神』に関しては。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…俺も全部はわかんねえよ」

[メイン] 高橋 純平 : 「分かる方がおかしいってんだ…たまに脈絡もなく湧き出てくる時はあるが」

[メイン] オーナー : 「きまぐれに過ぎないとは考えますが、彼は現に私の夢を叶えてくれました。」

[メイン] オーナー : 「私にとってはそれだけで十分なんですよ。

[メイン] 高橋 純平 : 「その夢のせいで俺達は苦労してるんだけどな…」

[メイン] オーナー : 「それも、あと少しですよ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…もう遅い」

[メイン] 高橋 純平 : 「これから俺達の心に、ずっと残るんだよ」

[メイン] 高橋 純平 : 「お前が願ったこの夢は」

[メイン] オーナー : 「味も、忘れないでください。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…けっ」

[メイン] 高橋 純平 : 他に聞くべきことあるのかな?

[メイン] 蛇原次郎 : うーん…まあ、帰るだけならこれでも十分よね

[メイン] 蛇原次郎 : 脳缶の方はどうにもならぬ

[メイン] 高橋 純平 : そうか…

[メイン] 高橋 純平 : 他に聞くべき事思い浮かばないな…

[メイン] KP : では

[メイン] KP : 蛇原ンチいきますか

[メイン] 高橋 純平 : うまいこといいよって!

[メイン] KP : では、食堂に集まりますか?

[メイン] 高橋 純平 : ゴーゴー

[メイン] 蛇原次郎 : 食われる!助けて!

[メイン] KP : ではついに4人になった食堂に

[メイン] オーナー : オーナーが気のせいか踏み締めるようにゆっくりと現れました。

[メイン] オーナー : 「皆様お揃いで。」

[メイン] オーナー : 「もうこれは必要ありませんね。」オーナーは手の中のダイスを握りしめ

[メイン] オーナー : 手を開くとそこにはダイスはもうありませんでした。

[メイン] オーナー : 「次の一皿が私の人生最後の一皿となります。」

[メイン] オーナー : 「蛇原様、最後を飾るにふさわしい一皿、ご準備致します。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…蛇原」

[メイン] オーナー : オーナーは会釈してキッチンへと退がりました。

[メイン] 千日前 : 「グラサン…。せめてもの供養や。精一杯食うたる。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…その意気だ」

[メイン] KP : ではお昼まで飛ばしますか?

[メイン] 高橋 純平 : 飛ばそ

[メイン] KP : では沈黙が続き

[メイン] KP : 時間になりオーナーが現れました

[メイン] オーナー : 「非常に、非常に素晴らしい。」

[メイン] オーナー : 「最後を飾るに相応しい。」

[メイン] オーナー : 「蛇原様は、既に人生最高の一皿を経験されていたのです。」

[メイン] オーナー : 「どうぞ、お召し上がり下さいませ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…」頂きます

[メイン] KP : オーナーが配膳したそれは

[メイン] KP : どう見てもおにぎりです

[メイン] KP : ただのおにぎりに、塩が盛ってある皿。

[メイン] KP : それだけでした。

[メイン] 高橋 純平 : 「…おにぎり?」

[メイン] オーナー : 「ええ。」

[メイン] オーナー : 「召し上がっていただければ、必ず、必ず納得して、感動していただけますよ。」

[メイン] 千日前 : ゴクリ

[メイン] オーナー : 「ささ、最高のコンディションのうちにどうぞ。」

[メイン] KP : そのおにぎりはオーナーの言葉とは裏腹に、少し冷めているように感じる。

[メイン] KP : 恐る恐る口に入れると、やはり血のような味がじわっと拡がり、映像が脳内に再生される。

[メイン] KP : ここは刑務所。あなた達は屈強な警察官に連れられ、ここに来たようだ。

[メイン] KP : 自由がないのはもちろん、劣悪な生活環境と人間関係。

[メイン] KP : 単調な仕事に僅かばかりの暇を潰すだけの単純な娯楽。

[メイン] KP : 心も身体も日に日に錆び付いているのがわかる。

[メイン] KP : 管理された生活のため、健康状態はいいものの、食べ物の味もしない生活だった。

[メイン] KP : いつしか、日を数えることも忘れかけた頃。所員から出所日を告げられる。

[メイン] KP : しかしながら、青春の貴重な多くの日々を喪った事実は変わらない。

[メイン] KP : 一生指を指され、日の当たるところを歩くこともないような人生を想像し、あなたたちは静かに絶望して行く。

[メイン] KP : (描写終わり)

[メイン] 千日前 : 「…グラサン…。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…」

[メイン] 高橋 純平 : 「そうか…お前はそんな人生を…」

[メイン] KP : 塩、かけますか?

[メイン] 高橋 純平 : かける

[メイン] KP : では少し粗めの塩を表面に軽くまぶし口に入れると

[メイン] KP : 再び映像が続きます。

[メイン] KP : ???「もうこんなとこには来るなよ。」

[メイン] KP : 守衛が蛇原さんを門の外に導き、久々に見る外の世界はとても広く、そして塀の中よりも寂しく感じます。

[メイン] KP : 世界に拒まれているようなそんな気がした、その時です。

[メイン] KP : ???「ようやく出てきたか、このバカ息子め。」遠くからから聞き覚えのある声がしました

[メイン] 蛇原母 : 「おい、私の顔忘れたんか?迎えにきたったぞ!」

[メイン] KP : 今は亡き、母の姿ですね

[メイン] 蛇原次郎 : 「…お袋、あんたなんで」

[メイン] 蛇原母 : 「あ?母親が刑務所から息子引き取りに来ておかしいか?」

[メイン] 蛇原母 : 「あんた大学も行かんかったからちょうどええ教育になったん違う?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…(ああ、そうか俺は…)」

[メイン] 蛇原母 : 「おい、聞いてんの?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「え、あ、ああ。聞いてるよ、シャバが久々でつい…な」

[メイン] 蛇原母 : 「人生に絶望したような顔しやがってよ。」

[メイン] 蛇原母 : 「あと60年どうするんよ、そんなんじゃ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…はっ、もう道は外してんだ。今更どうにもならねえよ。」

[メイン] 蛇原母 : 「バーカ、そんなん言ったらガキの頃からどうにもならんわ。」

[メイン] 蛇原母 : 「そっからのうのうと10年も穀潰しやってんだから、あと60年くらい頑張れや。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「けっ、頑張れか…それをアンタの口から聞くの久々だな、もう何もかも懐かしいや」

[メイン] 蛇原母 : 「お前にはまだ帰る家があるんだからな。」

[メイン] 蛇原母 : 「もうちょい足掻いてからでも遅ないよ。」

[メイン] 蛇原母 : 「それでもう無理ってなったら。」

[メイン] 蛇原母 : 「いつでも帰ってきーや。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…なあ、おふくろ。こんな俺でも、いいのか?」

[メイン] 蛇原母 : 「堕ろさなかった時にな。」

[メイン] 蛇原母 : 「生きてる間は絶対お前の味方って決めたから。」

[メイン] 蛇原母 : 「そんな細かいこと気にすんなや。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…そうか。そういう人だったな。あんた」
「なら、帰るよ。いろいろと恋しいし、久々にな。」

[メイン] 蛇原母 : 「ほれ、これ。」

[メイン] 蛇原母 : 「塩入れすぎたけど、臭くない飯だぞ。」不器用な結びの小さな風呂敷を差し出します

[メイン] 蛇原次郎 : 「…へっ、あんたにしちゃ気が利く」
その場で包みを開け始めます

[メイン] 蛇原母 : 「いいから食えよ。もう冷めてるけど。」

[メイン] KP : そこには形の不揃いなおにぎりがところ狭しと詰められていました

[メイン] 蛇原次郎 : 「…いただきます」
一つ、震える手でつかんで口に運びます

[メイン] KP : とてもじゃないけれど、上手なおにぎりではありません。

[メイン] KP : 形はいびつだし、握り方は甘いし、塩は効きすぎている

[メイン] 蛇原次郎 : 「…こっちも変わんねえな、あの時と同じで、同じで…」

[メイン] 蛇原母 : 「バーカ、絶対今日のうまいって。」

[メイン] 蛇原母 : 「いい米、わざわざ買ったんよ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…はっ!どこがだよ!…しょっぱすぎて食えたもんじゃ…ねえよ…」

[メイン] 蛇原母 : 「食えよ。」

[メイン] 蛇原母 : 「1年ぶりの、手料理なんだからさ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…うっ、うう」

[メイン] 蛇原次郎 : 「(おふくろも…おにぎりの味も…俺も…変わってねえ。俺は、あの時もこうして…)」

[メイン] KP : しょっぱかったのは

[メイン] KP : きっと塩のせいだけじゃなかったんでしょうね

[メイン] KP : (描写終)

[メイン] 千日前 : シクシクシク

[メイン] 高橋 純平 : 「…お前は」

[メイン] 高橋 純平 : 「良い家族が…いたんだな」

[メイン] 千日前 : 「おいしいよー、このおにぎりー!うわーん。」

[メイン] 高橋 純平 : 「馬鹿、そんなに泣くなよ…」

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺーも、目頭。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…言うな」

[メイン] 高橋 純平 : 「(付き合いが割りとあった分…くるな、これは)」

[メイン] KP : さて、おにぎりは数えきれないほどあったように思えますが、またたく間に胃の中へと収まっていきます。

[メイン] KP : そして、最後の一口を口にしたとき

[メイン] KP : 皆さんの前に、人影。そう、蛇原さんが見えますね。

[メイン] 高橋 純平 : ファっ!?

[メイン] 蛇原次郎 : 「…とまあ、これが俺の夢の一つだ。人生最後に思い出したかった、人生最高の一皿。なかなか泣けただろ?」

[メイン] 千日前 : 「えっ!?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「ただな、もう一つ。俺には果たしたかった夢があった。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…気に食わない思いを全部吐き出すっていうな!」

[メイン] 高橋 純平 : 「…蛇原」

[メイン] 蛇原次郎 : 「思い返せば、ムカつく奴ばっかりだ。」

[メイン] 千日前 : 「あっ、やっぱグラサンや。…グラ…サン…や…。ううっ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「一番最初の今里、そもそも犠牲になるなら裏で首でも吊ってろ、自己満足の為にわざわざあんな場でやらせやがって…。おかげで周りは総スカンだ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「ナンパ男だの、人殺しの手下だの、グラサンだの…ふざけた呼び方しやがった…つるぺた女にスカスカ緑、アホピンク…」

[メイン] 蛇原次郎 : 「卑怯者の四ツ橋、不意打ちしか出来ねえチキンが…結局撃ち殺されて、残った体もぶっ壊してやった。ざまあみろ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「ヒーロー気取りのコミュ障デカ男、ビクビク震えてダンマリ決め込まず、まともに情報出してりゃもっと早く済んだだろ。てかてめえが悠々と調査出来たのは代わりに俺らがお前以外を殺してやってたおかげだろ。偉そうにすんな。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「堺も堺だ、わざわざ時間を割いて説得して武器まで渡してやったのに…勝手に壊れやがって、いくじなしが。あいつがまともに出来たの服を脱ぐ事位じゃねえか…?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「だが無害なだけ谷町よりはマシだな、あいつは最後の最後まで食えねえ女だった。最初の食事の時から妙な奴とは思ってたが…ただの食い意地はってるだけの奴だなんて誰が思う?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「なーにが『もっと食事を楽しみたい』だ、美食家気取りか?お前がやってんのはただの覗きだよ覗き。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「あークソ、最後に一杯食わしてやりたかった…ま、あの人形でマヌケな面は拝めたし、良しとするか」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…マヌケ面と言えば…高橋も千日前も、ひでえ面してたな…ぎゃーぎゃー叫んで、ボロボロ泣いて…」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…てめえらが役に立たねえから死んだんだろ!ふざけんな!泣けば許されると思ってんなよオラァン!?」

[メイン] 蛇原次郎 : 「だいたいてめえら2人して甘いんだよ、甘々なんだよ!皆が皆震える子羊…な訳ねえだろ!どいつもこいつも敵だよ!ちょっとは疑え!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「そんなんだからグースカ1人で寝てる所を襲われるし、銃は取られて撃たれるし!利用されるんだよ!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「いいか、高橋ぃ!どうせ見てるんだろ!てめぇに協力したのも、アホピンクを助けたのも、堺に声をかけたのも、友情だの同情だの愛情だの…そんなもん1片足りともねえんだよ!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「俺はてめえら利用して生き残る算段だったんだよ!全部パアだけどな!こんな事ならアホピンクは見殺しにしときゃよかったわ!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「しかも伸びた寿命で何するかと思えば…2人してイチャイチャ、イチャイチャと…馬鹿か!なに気を抜いてんだ!てか素性も知らない女と添い寝とか正気か!寝首搔かれない方がおかしいわ!」

[メイン] 高橋 純平 : 「いやイチャイチャとかそんなつもり無いんだが…」

[メイン] 蛇原次郎 : 「ちくしょー!なんか思い出したら余計ムカムカしてきた、二度と顔も見たくねえ!もしこっちに来たら俺がもっぺんぶっ殺してやる!いいな!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「ああ、だが何よりもムカつくのは…コック気取りの自惚れ野郎だ!」

[メイン] 千日前 : 「おんなじとこ行かんわ。」

[メイン] 蛇原次郎 : 「こんなクソみたいな事の元凶、それだけでも理由は十分だが…」

[メイン] 蛇原次郎 : 「人生最高の一皿だ?はっ、てめぇにとっちゃそうかもな!そこまでしかたどり着けねえ、あんなもんで満足できる野郎には!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「俺にとっての人生最高の一皿ってのはこいつだった。どんな料理もこいつには敵わなかった。」
どこからかおにぎりを取り出し

[メイン] 蛇原次郎 : 「随分色々やってきたみたいだが…結局はその程度。お前じゃいつまでたっても届かない。それも気づかないで最高の一皿だの言うお前が何よりムカつく!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「どいつもこいつも自分勝手好き勝手!いい加減にしやがれー!!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「…あー、好き放題言った!これで出来損ないの妄想ともお別れだ!」

[メイン] 蛇原次郎 : 「あばよ、このーーー…」

[メイン] 蛇原次郎 : と好き放題言ったかとと思えば、そのまま影がうっすらと消えていきます

[メイン] KP : そして蛇原さんが消え行く寸前、蛇原さんも含めた皆さんに声が聞こえたような気がします

[メイン] 蛇原母 : 「やっと頑張れたじゃん。」

[メイン] KP : さてと

[メイン] KP : キリが良すぎるので中断しましょうか

[メイン] 蛇原次郎 : 「…」
サヨナラー!

[メイン] KP : 次回本日21:30でええかな?

[メイン] KP : たぶん最終回!

[メイン] 蛇原次郎 : 大丈夫です!

[メイン] 高橋 純平 : 大丈夫よー!

[メイン] KP : では蛇原さん、成仏してね。

[メイン] KP : では終わり!お疲れ!解散!

[メイン] 蛇原次郎 : お疲れさまでしたー!

[メイン] 高橋 純平 : お疲れ様でしたー!

[メイン] KP : TNK

[メイン] 蛇原次郎(故) : ほい

[メイン] 高橋 純平 : へい

[メイン] KP : 最終回!いこか!

[メイン] KP : では蛇原さんの生首が机にありますね。

[メイン] 御堂 : 動じず

[メイン] 谷町 : 苦笑い

[メイン] 千日前 : 悲しそうで笑ってそうな感じ

[メイン] オーナー : いつもの顔

[メイン] メイド : いつもの顔

[メイン] 高橋 純平 : 無表情で見据える

[メイン] KP : では

[メイン] KP : 【1d3/1+1d6のSANチェック】

[メイン] 高橋 純平 : もう46か…

[メイン] 高橋 純平 : CCB<=46 Cthulhu : (1D100<=46) > 35 > 成功

[メイン] 高橋 純平 : 1d3 Cthulhu : (1D3) > 2

[メイン] system : [ 高橋 純平 ] SAN : 46 → 44

[メイン] 蛇原次郎(故) : 耐えた、えらい

[メイン] 高橋 純平 : ゴリゴリ

[メイン] 千日前 : sCCB<=45 Cthulhu : (1D100<=45) > 6 > スペシャル

[メイン] 千日前 : s1d10 Cthulhu : (1D10) > 10

[メイン] 千日前 : s1d10 Cthulhu : (1D10) > 6

[メイン] 高橋 純平 : あ

[メイン] 蛇原次郎(故) : シークレットダイスが3回…妙だな…

[メイン] 千日前 : ブルブルブルブル

[メイン] 千日前 : ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : ブルブルブルブルブルブル

[メイン] 千日前 : 千日前は痙攣のように震え続けている

[メイン] 千日前 : 千日前は椅子の上で膝をかかえて三角座りのような感じになったが震えは止まらない

[メイン] 高橋 純平 : 「おい千日前…大丈夫か?」

[メイン] 千日前 : 千日前から返事はなく震えている

[メイン] 高橋 純平 : 「…限界だったか」

[メイン] 千日前 : ガクガクガクガクガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : 数分の痙攣の後

[メイン] 千日前 : 千日前が動きを見せます

[メイン] 千日前 : ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺ…震え…とまらん…。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…何て言えばいいか」

[メイン] 高橋 純平 : 「お前の心が、限界迎えたんだよ」

[メイン] 千日前 : 「そっ…かあ…。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…すまん、俺には止めることが出来ん」

[メイン] 千日前 : 「助けて…。こわい…。」ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : 「うう…。」ブルブルブルブル

[メイン] 高橋 純平 : 「…ったく」

[メイン] 高橋 純平 : 手でも握ってみるかね

[メイン] 高橋 純平 : 「これで少しはマシになるか?」

[メイン] 千日前 : 「…。」ブルブルブルブル

[メイン] 千日前 : しっかり握り返しています

[メイン] 高橋 純平 : 「…俺はここにいる」

[メイン] 高橋 純平 : 「大丈夫だ、もう帰れる」

[メイン] 千日前 : 「うん…。」ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : 「…………のに。」ブルブルブルブル

[メイン] 高橋 純平 : 「ん?」

[メイン] 千日前 : 「…あれだけ…。」プルプルプルプル

[メイン] 千日前 : 「死にたかったのに…。」ガクガクガクガク

[メイン] 高橋 純平 : 「…お前」

[メイン] 千日前 : 「こわい…。死ぬの…。」ガクガクガクガク

[メイン] 高橋 純平 : 「…それが分かっただけ儲けもんだろ」

[メイン] 高橋 純平 : 「生きろ」

[メイン] 千日前 : 「…うん。」プルプルプルプル

[メイン] 千日前 : 「震え…てるけど。」ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : 「立てそう。」膝プルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「その意気だ」

[メイン] 高橋 純平 : 「オーナー、これで俺達は現実に帰れるんだろ?」

[メイン] オーナー : 「もちろんでございます。」

[メイン] オーナー : 「最高の一皿の再現。貴重な機会でした。」

[メイン] オーナー : 「ではデザートは帰りの切符となりますね。」

[メイン] オーナー : オーナーは全員にグラスに入った赤黒い泡立つ液体を配膳します

[メイン] オーナー : 「これを飲み干せば、皆様の世界へと戻れます。」

[メイン] オーナー : 「残念ながらお見送りすることはできませんが、最後までお付き合いいただき感謝の言葉も御座いません。」

[メイン] オーナー : 「二度と会うこともないでしょうが、私の料理の味を時々でいいので思い出して下さればこれに勝る喜びは御座いません。」

[メイン] オーナー : 「それでは、失礼致します。何かあればメイドにお申し付けを。」オーナーは蛇原さんの首を乗せた盆を手にキッチンへと去ろうとします。

[メイン] 高橋 純平 : 「ああ…クソッタレな悪夢だった」

[メイン] 高橋 純平 : 見送るか

[メイン] 千日前 : 「ありがとな…。」ガクガクガクガク

[メイン] 千日前 : オーナーの背中を見てます

[メイン] KP : ではオーナーが退室し、皆さんの前には人数分のグラスが

[メイン] KP : やり残しはないかい?

[メイン] 蛇原次郎(故) : 夢の世界もこれで終わりか…

[メイン] 高橋 純平 : ない!現実で最終決戦じゃ!

[メイン] KP : 千日前が震えて飲みにくそうだなー。どうやったらいいんだろなー。

[メイン] 千日前 : グラスを掴めずプルプルプルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「…掴めねえか」千日前のグラスを持ちます

[メイン] 千日前 : 「あっ…あ…。」プルプルプルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「ほら、口開けろ」

[メイン] 千日前 : 「あ…。」プルプルプルプル

[メイン] 御堂 : 「おい大丈夫か?溢すと取り返しつかなそうだぞ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「流石にこの状態ならいける…よな?」

[メイン] 千日前 : フルフル

[メイン] 千日前 : 首を横にふります

[メイン] 高橋 純平 : 「…え、無理?」

[メイン] 高橋 純平 : 「………」

[メイン] 高橋 純平 : 「(待て待て待て!相手嫁入り前(推定)の女だぞ!?)」

[メイン] 高橋 純平 : 「(いやでも…それしかねえなら…)」

[メイン] 千日前 : 何かを促すように目を瞑りますプルプルプルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「…はあ、しゃあねえな」

[メイン] 千日前 : その震えには少しだけ感情によるものもあるかもしれませんね

[メイン] 高橋 純平 : 千日前のグラスに入ってる液体を口の中に入れ

[メイン] 高橋 純平 : 口移しします

[メイン] 千日前 : 幸せそうな顔で一瞬震えが止まり

[メイン] 千日前 : 液体をのみほすことができました。

[メイン] KP : 次の瞬間です。

[メイン] 千日前 : 千日前の身体から煙のような物が出て来て

[メイン] 千日前 : 千日前の身体がその煙に溶けるように消えていきます

[メイン] 千日前 : 「待ってるで。」スゥー

[メイン] 高橋 純平 : 「…慣れねえ事はするもんじゃねえな」

[メイン] KP : 5秒程度で千日前の姿は完全に消滅し

[メイン] KP : 3人が残されました。

[メイン] 高橋 純平 : 「よし、俺達もさっさと帰るぞ」グビー

[メイン] 御堂 : 少しだけ崩れた表情でグビー

[メイン] 谷町 : …。

[メイン] 谷町 : 高橋さんが最後に見た光景ですが、一人残された谷町はグラスを床に叩きつけました

[メイン] 高橋 純平 : 「…は!?」

[メイン] 谷町 : 谷町はいい顔で中指立てて高橋さんを見送ります

[メイン] 高橋 純平 : 「てめえ何を考えて…!」

[メイン] KP : 言葉が届く前に高橋さんの視界は真っ白になりました

[メイン] KP : そして

[メイン] 千日前 : プルプルプルプル

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺー。」プルプルプルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「おう、待たせたな」

[メイン] KP : 高橋さんが目を開けると千日前が顔を覗き込んでいました

[メイン] 千日前 : 「おかえり。」プルプルプルプル

[メイン] KP : さて、周囲はパッと見変わらぬ食堂ですね。

[メイン] 高橋 純平 : 「思ったより変化ねえな…本当に帰れたのか?」

[メイン] 千日前 : 「ちょっとだけ…震えマシ。」プルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「そうか…歩けるか?」

[メイン] 千日前 : 「だっこかおんぶ。」プルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「…はあ、何か来たら逃げ切れねえかもしれねえぞ」

[メイン] 高橋 純平 : おんぶしようか

[メイン] 千日前 : 「にへっ。」震えながらおぶられます

[メイン] KP : さて、どうしましょうか?オーナーは外に車を用意してあるとか。

[メイン] 高橋 純平 : その前に…宝物庫は現実にもあるのかなと

[メイン] KP : ではトイレの用具入れを開けると

[メイン] KP : 前とは違い特徴的な鍵のない扉がありますね。

[メイン] 高橋 純平 : 開けてみます

[メイン] KP : では開けると

[メイン] KP : 部屋の中央に棺桶があります。

[メイン] 高橋 純平 : 「…これはもしかして」

[メイン] 高橋 純平 : 開けてみます

[メイン] オーナー? : 「…。」

[メイン] オーナー? : 棺桶の中には副葬物もなくオーナーらしき人間が横たわるだけです

[メイン] 高橋 純平 : 「…生きてるのか?こいつ」

[メイン] 高橋 純平 : ペシペシ

[メイン] オーナー? : 「はい?」

[メイン] オーナー? : 「あー、よく寝た。」

[メイン] オーナー? : 「結局最後までいたんですね。だらしのない。」

[メイン] オーナー? : 「さて、帰りましょうか、つかの間の日常に。」

[メイン] オーナー? : 当たり前のようにオーナーらしき人物は起き上がって伸びをしています。

[メイン] 高橋 純平 : 「あーと…お前は俺達が知ってるオーナーか?」

[メイン] オーナー? : 「その内思い出すよ。さ、帰り支度だ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「あ?喋り方も変わってねえかお前」

[メイン] 高橋 純平 : そういや脳缶ある?

[メイン] KP : ないです。

[メイン] 高橋 純平 : 「…既に持ってかれた後か?これは」

[メイン] オーナー? : 「帰りたくないなら、問答を続けるが?」

[メイン] 高橋 純平 : 「…ここにあった脳味噌入った入れ物はどうした?」

[メイン] オーナー? : 「ユゴスの奴らが持って帰った後だな。」

[メイン] オーナー? : 「どうにもできないことがあるのはお前が良く知ってるだろ?」

[メイン] オーナー? : 「さあ、外に出るんだ。今ゴネて帰れなくなっても文句は言わさんからな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…外に出ながらで良い、もう一ついいか」

[メイン] オーナー? : 「ん?」

[メイン] 高橋 純平 : 取り敢えず外に向かって歩こう

[メイン] 高橋 純平 : 「…お前は何者だ?」

[メイン] オーナー? : 「背中の彼女が取り返しのつかないことになっていいなら、答えるが?」

[メイン] 高橋 純平 : 「あー…なら答えなくて良い」

[メイン] オーナー? : 「なに、お前は思い出すさ。言わずともな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…けっ」

[メイン] KP : では屋敷の外に出ると

[メイン] KP : マイクロバスです。

[メイン] 高橋 純平 : 「…車は車だな、うん」

[メイン] オーナー? : 「運転はしてやる。行きに乗ったところまでは送ってやるぞ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「え?お前が運転するの?」

[メイン] 高橋 純平 : 「不安しかねえんだが…事故らないでくれよ…」

[メイン] オーナー? : 「乗れ。どのみち選択肢はない。」

[メイン] 高橋 純平 : 「へいへい…」乗ります

[メイン] KP : ではオーナー?と生き残り3人を乗せて

[メイン] KP : バスは走り出します

[メイン] オーナー? : 「~♪」

[メイン] オーナー? : オーナー?は行きとうって変わって口笛を吹きながら軽快にバスを走らせますね

[メイン] 高橋 純平 : 「(運転の時点で別人なのが丸分かりだな)」

[メイン] オーナー? : 「なあ高橋。」

[メイン] 高橋 純平 : 「あ?」

[メイン] オーナー? : 「まだ思い出さないか?」

[メイン] 高橋 純平 : 「…まだだ」

[メイン] オーナー? : 「あの時は黙ってたから無理もないか。」

[メイン] オーナー? : 「バスもこんなマイクロじゃなかったからな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…ふきのとうは旨かった」

[メイン] 高橋 純平 : 「てめえか…!」

[メイン] オーナー? : 「バスはいいぞ。」

[メイン] オーナー? : 「多くの命をこの手に乗せることができ、それに乗客はなんの疑問も抱かない。」

[メイン] 高橋 純平 : 「何を企んでやがる!また前みたいに別の場所に連れてくつもりか!」

[メイン] オーナー? : 「なに、そんな野暮なことはしないさ。」

[メイン] オーナー? : 「弱りきったお前じゃ楽しめないからな。」

[メイン] オーナー? : 「今回、この姿の男はとても楽しませてくれた。」

[メイン] オーナー? : 「誘惑するにはつまらんが、とても優秀な舞台装置になってくれたよ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「これはてめえの差し金か…!」

[メイン] 高橋 純平 : 「あの契約書もお前が書いたのか!?」

[メイン] オーナー? : 「正確には書き足しただけだがな。」

[メイン] オーナー? : 「さて、そろそろ着くぞ。次はもっと楽しませてくれ。なあ、高橋。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…チッ、俺はお前の楽しみの為に生きてんじゃねえんだぞ」

[メイン] オーナー? : 「そうだな。我『ら』のために生きてくれ、なるべくながーくな。」

[メイン] オーナー? : 「どうにもできんのだよ。」

[メイン] オーナー? : 「人間風情にはな。」

[メイン] KP : そしてバスは速度を緩め

[メイン] 高橋 純平 : 「…クソが」

[メイン] KP : 行きの待ち合わせ場所へとつきました

[メイン] 御堂 : 「お前らが生かすと言うなら。」

[メイン] 御堂 : 「死ぬまで抗って見せるさ。」

[メイン] 御堂 : 「そうだろ?高橋。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…ああ」

[メイン] 高橋 純平 : 「足掻いて、足掻いて」

[メイン] 高橋 純平 : 「…足掻き続ける」

[メイン] 千日前 : 震えながらも肯定するように手をぎゅっとします

[メイン] 高橋 純平 : 「…」握り返す

[メイン] オーナー? : 「さ、降りろ。」

[メイン] オーナー? : 「こっちの気が変わらんうちにな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「ああ…ここまで送ってくれた事だけは礼を言う」

[メイン] KP : では3人が降りると

[メイン] KP : バスは猛スピードで去っていきました

[メイン] 御堂 : 「じゃあな。今は整理が着かん。またどこかで会えば何か言うこともあるかもしれん。」

[メイン] 高橋 純平 : 「ああ、気をつけてな」

[メイン] 御堂 : 御堂は力のない足取りで去りました

[メイン] 高橋 純平 : あ、名刺渡すの忘れてたわ

[メイン] 千日前 : 「おつかれ。」プルプルプルプルプルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「お前まだ震えてるのか…重症だな」

[メイン] 高橋 純平 : 「…お疲れさん」

[メイン] 高橋 純平 : 「取り敢えず…一旦家まで送るか」

[メイン] 千日前 : 「なおんのかなあ…。うち。」プルプル

[メイン] 千日前 : 「市役所。」

[メイン] 高橋 純平 : 「いつかは治るだろ…って市役所?お前そこら辺に住んでるのか?」

[メイン] 千日前 : 「婚姻届。」

[メイン] 千日前 : 「無事帰ったからな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「………」

[メイン] 高橋 純平 : 「はあああああああああああ!!!!!!??????」

[メイン] 高橋 純平 : 「待て待て!あれ本気だったのか!?」

[メイン] 千日前 : 「『嫁入り前の娘』に手を出してポイ。」

[メイン] 千日前 : 「じゅんぺーはそんなやつなんやな。」

[メイン] 千日前 : 「いいよ、明日からまた死に場所探すし。」

[メイン] 高橋 純平 : 「おいおい…」

[メイン] 高橋 純平 : 「…何で俺なんだよ」

[メイン] 千日前 : 「とりあえず。」

[メイン] 千日前 : 「震えが治るまで毎日お見舞い来てくれたら教えたげる。」プルプル

[メイン] 高橋 純平 : 「…ああ、行ってやるよ」

[メイン] 千日前 : 「震えが治ってウチの気が変わらんかったら。」

[メイン] 高橋 純平 : 「こちとら貧乏探偵だからな、暇は腐るほどある」

[メイン] 千日前 : 「責任取ってな!」

[メイン] 高橋 純平 : 「多分気変わるんじゃねえか?」

[メイン] 千日前 : 「はい言質。」

[メイン] 高橋 純平 : 「俺は甲斐性なんざねえからな…」

[メイン] 千日前 : 「そんなんさ。」

[メイン] 千日前 : 「ウチの命ここまで持って帰ってくれただけで。」

[メイン] 千日前 : 「あんた以外考えられへんよ。」

[メイン] 高橋 純平 : 「…ったく」

[メイン] 高橋 純平 : 「(眩しすぎんだよ…本当に)」

[メイン] 千日前 : 「あ、せや。」

[メイン] 千日前 : 「ウチほんまにバージンやしな。」

[メイン] 高橋 純平 : 「いやそれは別にどっちでも良いんだが」

[メイン] 千日前 : 「どっちでもええかー。」

[メイン] 千日前 : 「つまりウチがええってことやね。」

[メイン] 千日前 : 「じゃ、市役所までGOー。」

[メイン] 高橋 純平 : 「だから気がはええって!」

[メイン] KP : 喪った人は多かった

[メイン] KP : しかし、何かを得て帰ることが出来た

[メイン] KP : そんな三日間だった

[メイン] KP : というわけでね

[メイン] KP : 【C End】完食ありがとうございました。

[メイン] KP : これにて「人生最高の一皿」終わり!

[メイン] KP : おつかれ!

[メイン] 蛇原次郎(故) : お疲れさまでしたー!

[メイン] 高橋 純平 : お疲れ様でしたあああああああ!!!!

[メイン] 高橋 純平 : 食いきった、皆の分まで

[メイン] 蛇原次郎(故) : いやぁ…長い戦いだった…

[メイン] KP : ほんまおつかれ。

[メイン] KP : スレいこかー

[メイン] 蛇原次郎(故) : はいよー!

[メイン] 高橋 純平 : ういー!

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最終更新:2020年10月18日 01:21