「空の籠、水の色」(ダブルクロス、ccfolia卓)ログ

連絡スレ→https://open.open2ch.net/test/read.cgi/onjgame/1639664954/

[メイン] GM : 開始時間になりましたので点呼を取ります

[メイン] 甲府 衛 : はい

[メイン] 向日 葵 : はい

[メイン] 三井 賢太 : はい

[メイン] 幸谷 駿 : はい

[メイン] GM : では、ダブルクロス the 3rd edition「空の籠、水の色」始めていきたいと思います。よろしくお願いします。

[メイン] 向日 葵 : よろしくお願いします

[メイン] 甲府 衛 : オッスオッス

[メイン] 幸谷 駿 : よろしくお願いします

[メイン] 三井 賢太 : よろしくお願いします

[メイン] GM : オープニングに入る前に、何か確認しておきたい事はないかな?

[メイン] 甲府 衛 : 今のところはナシ!

[メイン] 幸谷 駿 : 多分大丈夫です

[メイン] 向日 葵 : とくに思い付かないから大丈夫

[メイン] 三井 賢太 : 大丈夫です

[メイン] GM : 大丈夫そうですね。では、最初はマスターシーンからです

[メイン] GM : うら寂しい神社に、年老いた女性と少女が佇んでいる。

[雑談] system : [ 甲府 衛 ] ロイス : 4 → 3

[メイン] GM : 老婆は社に手を合わせ、申し訳なさそうに呟く。

[メイン] おばあさん : 「島を離れる不信心、どうかお許しください。でもねぇ、島じゃやってけないって息子が言うもんだから、ねえ」

[メイン] 郁島 千夏 : ぶつぶつと呟く老婆をよそに、少女はぼーっと空を見ている。

[メイン] おばあさん : 「ほら、千夏ちゃんも神様にご挨拶して。私らが最後の二人なんだから」

[メイン] GM : 老婆がそういって少女の背をぽんと叩くと、慌てて少女が手を合わせる。

[メイン] GM : 二人は、そうしてしばらく無言で手を合わせていた。やがて、老婆が頭を上げると、少女もつられるようにして前を向いた。

[メイン] おばあさん : 「……じゃあ、名残惜しいけど行きましょうか。船が出ちゃうからねえ、行きましょ千夏ちゃん」

[メイン] 郁島 千夏 : 「うん」

[メイン] GM : 促されるまま、少女は社に背を向けて歩き始める。その時、一陣の強い風が、まるで少女をその場に留めるかのように前から強く吹いた。

[メイン] 郁島 千夏 : 「あっ!」

[メイン] GM : 風が少女の髪をくしけずり、小さな髪留めが空に舞い上がった。

[メイン] 郁島 千夏 : 「あっ、ちょっと、あーっ」

[メイン] GM : 少女は反射的に手を伸ばすが、間に合うはずもなく髪留めは空に吸い込まれていった。

[メイン] 郁島 千夏 : 「あーあ、気に入ってたやつだったのに……」
少女はがっくりと肩を落とす。

[メイン] GM : 「……ちなつちゃぁん?どうしたの、船が出ちゃうわよ」
先を歩いていた老婆が声を掛ける。

[メイン] GM : 少女は一度溜息をついたが、

[メイン] 郁島 千夏 : 「はーい、今行く!」

[メイン] GM : と返事をし、すぐに駆け出した。

[メイン] GM : ……。

[メイン] GM : ……やがて、船が島を出た。
この島にはもう誰もいない。船に乗っていた家族が、最期の住人だったのだ。

境内に、侘しい風が吹く。

[メイン] GM : 静寂の中「カラン」という乾いた音が響いた。
 

[メイン] GM : 屋根瓦の上から、小さな髪飾りが落ちる。

猫の顔を象ったそれは、水平線の向こうに消えゆく船を静かに見つめていた。

[メイン] GM : では、描写は以上です

[メイン] GM : 次はシーン1!登場PCは1番、駿くんです

[メイン] 幸谷 駿 : はい

[メイン] GM : 過去の回想に当たるシーンになるので、登場による侵蝕増加はしなくて大丈夫です

[メイン] GM : 今から2年ほど前。キミが中学に入学して、数ヶ月が経ち、夏休みが明けた頃の話です

[メイン] GM : 新学期が始まったキミのクラスには、一人の転校生が入ってきます

[メイン] 幸谷 駿 : (転校生かあ…)

[メイン] 郁島 千夏 : 名前は「郁島 千夏(いくしま ちなつ)」。何か親の仕事の都合で転校してきたのだとか、仲良くしてあげて欲しいといった話が担任から伝えられます

[メイン] 郁島 千夏 : 彼女の席は、たまたま空いていたキミの隣になりました

[メイン] 郁島 千夏 : 隣に座った彼女は、キミを一瞥するとおずおずと頭を下げます

[メイン] 郁島 千夏 : 「……あの、よろしく」

[メイン] 幸谷 駿 : 「郁島さんだっけ、よろしくね」こちらも軽く頭を下げて

[メイン] 幸谷 駿 : 「俺もそんなに長くこの学校にいるわけじゃないけど、分からないこととかあったら何でも聞くから」

[メイン] 郁島 千夏 : 「う、うん。その……そうだね、その時は、頼ろうかな」

[メイン] 郁島 千夏 : 彼女が少しぎこちなくはにかむと、いったん会話はそこで途切れます。

[メイン] 郁島 千夏 : その後、自由時間に入ったとたんに彼女はクラスの女子達にいろいろと質問攻めにされているようでした。

[メイン] 郁島 千夏 : 出身、趣味、今はどこから通っているのか……そんな他愛もない話に、どうにか付き合っているという様子。

[メイン] 郁島 千夏 : そんな調子で、数日が経過しましたが……どうやら、キミの目から見ても彼女は女子たちの中で少し「浮いている」という事がなんとなく分かってきます

[メイン] 幸谷 駿 : ふむふむ

[メイン] 郁島 千夏 : 千夏は、キミ達が住んでいる地域とかなり違う……ハッキリというなら相当な「田舎」の出身らしく、どうも女子と話の合わない所があるようです。

[メイン] 郁島 千夏 : 本人は朗らかな性格で、決して嫌われているわけではないものの……双方、感覚のズレに多少の気疲れを感じているような。そんな様子が、キミには見て取れたことでしょう

[メイン] 郁島 千夏 : そんなある日の事。キミの席の隣で、いつものように千夏とクラスメイトの女子が会話をしていたようでしたが

[メイン] 郁島 千夏 : 何か流行りものの話題に千夏がついていけなかったようで、少し会話が途切れ気味になった所でクラスメイトは別の友人の元に行きました

[メイン] 郁島 千夏 : 「……ふう」

[メイン] 郁島 千夏 : 千夏は小さく息を吐いて、宙を見つめています。

[メイン] 幸谷 駿 : 「大丈夫?疲れてそうだけど、まだこの学校に慣れない感じ?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あ……えっと、幸谷くん……だよね」

[メイン] 郁島 千夏 : ちなつは小さく首を振る。
「疲れてるって訳じゃないけど、なんていうのかな……」

[メイン] 郁島 千夏 : 「私、転校生だからさ。みんな色々、私の事を聞いてくるんだけど」

[メイン] 幸谷 駿 :

[メイン] 郁島 千夏 : 千夏は頬杖をついて、顔を傾けながらつぶやく。

[メイン] 郁島 千夏 : 「私、あんまり自分自身の事で話したい事、少ないなぁ、って。それで、うん、ちょっと会話が続かなかったり」

[メイン] 幸谷 駿 : 「なるほどね……向こうからしたら郁島さんのことが気になるんだろうけど……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「相手の方から話してくれるほうが話しやすいのはあるよね、やっぱり」

[メイン] 郁島 千夏 : 「ん……そうかも。私、自分の事より、他の人がどうしてるのかー、とか、何が好きなのかー、とかの話の方が気になるなぁ」

[メイン] 郁島 千夏 : 「……あのさ、幸谷くんは、」
ちなつは椅子に背中を深く預け、背を伸ばしながら続ける。

[メイン] 幸谷 駿 : 「なに?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あんまり、『がっつかない』っていうかさ。私にそこまで、色々聞いたりはしてこなかったよね」

[メイン] 幸谷 駿 : 「あー、興味が無いわけじゃないんだけど少し言いにくいことなのかなって、誰だってそういうのありそうだし」

[メイン] 郁島 千夏 : 「ふーん……」
ちなつは小さく、鼻を鳴らす。

[メイン] 郁島 千夏 : 「なんか、幸谷くんってちょっと、」
ちなつは何か続けようとして、それを飲み込んではにかむ。

[メイン] 郁島 千夏 : 「ちょっと、うちのおばあちゃんみたい」

[メイン] 幸谷 駿 : 「郁島さんのおばあちゃんに似てるって……?どう反応していいか分からないんだけど……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「まあ、それで親しみやすく思ってくれるならいいのかな?」

[メイン] 郁島 千夏 : ちなつはくつくつと笑う。
「だって、なんか中学生っぽくないもん。老成してる」

[メイン] 郁島 千夏 : ちなつは「そう、老成」ともう一度言うと、また笑う。

[メイン] 幸谷 駿 : 「まだ同い年だよ……もっといろいろ聞いたほうがいい?」笑いながら

[メイン] 郁島 千夏 : 「うん?あ、愚痴だったか、今の。ちょっとスッキリしちゃった」

[メイン] 郁島 千夏 : 「んー……うん、聞いてくれてありがと。でも、もう平気かな」

[メイン] 幸谷 駿 : 「そう?ならいいや、また愚痴でもそれ以外でも言いたくなったら聞くよ」

[メイン] 郁島 千夏 : 「んー、それよりさ」
千夏は椅子を少しだけ、キミに近づけるよう動かす。

[メイン] 幸谷 駿 : 「話したくなったら言ってね、俺に似てる?とかいうおばあちゃんも気になるし……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「ん?」寄りながら

[メイン] 郁島 千夏 : 「幸谷くんの事の方が、聞きたいな。どんな話でもいいけど……私さ、そっちの方が、好きだから」

[メイン] 幸谷 駿 : 「うーん、俺の話もそんなに面白くはないと思うけど、いろいろ普通だし、自慢できることも思い付かないし……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「まあリクエストには答えないとだよね、俺の名前は幸谷駿、中学一年で……後はなんだろ?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「なんだろ。趣味?特技!」

[メイン] 幸谷 駿 : 「趣味だと……身体を動かすのもゲームをするのもどっちも好きかな、勉強はちょっと苦手だけど」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あ~、なんか、急にオトコノコって感じだね。急に」

[メイン] 郁島 千夏 : ちなつは何がおかしいのか、また笑う。

[メイン] 幸谷 駿 : 「別におかしなことじゃないはずなのに……」笑いながら

[メイン] 幸谷 駿 : 「身体を動かすのは特技でもあるし……一番じゃないにせよ上のほうだと思ってるし」

[メイン] 幸谷 駿 : 「俺が答えたしこっちからも趣味とかについて聞いていい?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「いいよ。あ、でも……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「うん?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「『趣味のレベル』でやってること、無いかもしれない。あーっ、うーん。聞き返されて困る事最初に聞いちゃってた!」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あ、でもアクセなら……」

[メイン] GM : ……ともあれ。

[メイン] GM : それから、キミ達はこんな具合で、他愛ない会話を交わす仲になった。

[メイン] 幸谷 駿 : やったね

[メイン] GM : 彼女は自分でも言った通り、キミ自身の話を聞きたがったが……仲が深まるにつれて、ぽつりぽつりと自分の話もキミにした。

[メイン] GM : この街からとても遠い、島で育ったこと。
島には神社があって、自分はそこの娘だという事。

[メイン] GM : ピアスを付けてみたいと思っているけど、家族が猛反対している事。
小学校には、20人しか生徒がいなかった事。
ネコが好きな事。

[メイン] GM : そんな、本当に些細な……しかし、彼女にとってはとても重要な話だった。

[メイン] GM : ある日、彼女は前髪をいじりながら、キミにこんな話をした。

[メイン] 郁島 千夏 : 「島にいたころさ、お気に入りの髪留めがあって。ネコの顔のやつ」

[メイン] 郁島 千夏 : 「ちっちゃい頃から大事にしてたんだけどさ、引っ越してくる日に失くしちゃったんだよね」

[メイン] 幸谷 駿 : 「それは残念だね……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「どんな風に失くしたの?島で探せば見つかりそう?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「風にまきあげられて、ぴゅーっ、って。留めるところ、緩くなってたからなぁ」
千夏は指をくるくると回す。

[メイン] 郁島 千夏 : 「……あの島、もうだれも住んでないからねー。たぶん、またぴゅーって飛ばされて、海にでも落ちちゃったんじゃないかな」

[メイン] 幸谷 駿 : 「島に誰も住んでないなんてこと、あるんだね、でもそれなら仕方ないのかあ……」

[メイン] 郁島 千夏 : 「んー、そうだよね、仕方ないよね」

[メイン] 郁島 千夏 : 千夏は少し、窓の外を見る。
「んー……」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あのさ」
そして振り返り、キミの方を見る。
「新しいの、買うならさ。どういうの……似合うかな」

[メイン] 幸谷 駿 : 「……うーん、同じデザインのものは何か違うと思った?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「……それはさ~、なんか……違くて」

[メイン] 郁島 千夏 : 「ってか、そうじゃないじゃん。そういうコトじゃなくて、だから、」

[メイン] 郁島 千夏 : 「幸谷くんはさ、どういうのなら私に似合うと思うかって、聞いたんじゃん……です」

[メイン] 幸谷 駿 : 「俺はあんまりそういう知識も無いし……直接デザインとか見てみないと分からないかな……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「探すなら手伝いたいし、一緒に行っていい?」

[メイン] 郁島 千夏 : 「あっ……じゃ、じゃあっ、……。」

[メイン] 郁島 千夏 : ちなつは何か言いかけるが、その後の言葉が続かない。

[メイン] 郁島 千夏 : 「……明日。明日ね、一緒にいかない?」

[メイン] 幸谷 駿 : 「明日ね……いいよ、一緒に探しに行こう」

[メイン] 郁島 千夏 : 「……ん、明日ね」

[メイン] GM : ……そうは言ったが、その実、「明日」は来なかった。

[メイン] GM : キミが翌日登校すると、千夏の姿は無かった。
やがて、担任から短い説明があった。

[メイン] GM : 「郁島はまた転校することに……」
「急な話で……」
「それでも少し前には分かっていたが、本人が黙っていて欲しいと……」

[メイン] GM : 概ね、そんなような話だったと、キミは記憶している。

[メイン] 幸谷 駿 : (最後なら言って欲しかったかな……)

[メイン] GM : たった数ヶ月の付き合いだったが、キミの胸には独り取り残されたかのような寂寞の香りだけが残った。

[メイン] GM : 以来、彼女とは会っていない。そんな、少しほろ苦い思い出……キミがそんな彼女の事を思い起こしたのは、彼女が語ったある場所に、キミが足を運ぶことになったからだった。

[メイン] GM : ではシーン終了です!ちょっと……いやかなりやり過ぎた!

[メイン] GM : お待たせしてしまった他のPCの皆さま、次のシーンは全員登場ですよ!

[メイン] GM : ここは某県T市に存在する、UGN支部。その支部長室である。

[メイン] GM : キミ達は、ある共通の事件に対処するべく、ここの支部長によって招集されたオーヴァード達である。

[メイン] GM : では全員登場侵蝕をお願いします。

[メイン] 幸谷 駿 : 1d10 (1D10) > 10

[メイン] 向日 葵 : 1d10+36 (1D10+36) > 4[4]+36 > 40

[メイン] 甲府 衛 : 1d10+29 (1D10+29) > 5[5]+29 > 34

[メイン] system : [ 向日 葵 ] 浸食率 : 36 → 40

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] 侵蝕率 : 29 → 34

[メイン] system : [ 幸谷 駿 ] 侵蝕率 : 34 → 44

[メイン] 三井 賢太 : 1d10 (1D10) > 3

[メイン] system : [ 三井 賢太 ] 侵食率 : 35 → 38

[メイン] GM : 清潔感のあるシックな部屋に、キミ達は集まっていた。

[メイン] GM : 部屋は冷房が良く効いている。季節は夏も盛り、窓越しにはセミの声が聞こえる頃合いだ。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「……さて」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 椅子にかけるキミたちの前に、西洋人形の如き容姿の少女が立っていた。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 彼女はエルミナ・V・リラダン。T市支部の支部長を務めるオーヴァードであり、機械のレネゲイドビーイングでもある。

[メイン] 三井 賢太 : 空気椅子しながら偉そうに足組んで浮かんでていいですか…?

[メイン] 向日 葵 : 葵ちゃんはにこにこしながらエルミナちゃんに後ろから抱きついてます

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 君らさぁ

[メイン] 甲府 衛 : 一番下座でデカタオルで汗拭いまくってる

[メイン] 幸谷 駿 : 変な人たちだなあってポケットに手を突っ込んで眺めてます

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「ようこそT市へ。私が支部を預かる、エルミナ・リラダンです」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「急な招集に応じて頂き感謝します。お察しの通り、状況は比較的急を要する事態となっています」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「早速ですが、事件の概要について説明させて頂いてもよろしいでしょうか」

[メイン] 甲府 衛 : 「はい!お手数とは存じますが、お願い致します!」

[メイン] 幸谷 駿 : 「お願い」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エルミナは頷き、テーブルに設置してある端末に手を触れる。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : すると、端末から立体映像が宙空に展開される。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 映し出された映像は、どこか離島の地図のようだ。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「これは、隣県の湾内に存在する離島……『邦島(ほうじま)』の地図です」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「かつては人の住む島でしたが、数年前に居住者がいなくなった事で現在は無人島になっています」

[メイン] 甲府 衛 : 前のめりでもっさい手帳にメモメモ

[メイン] 三井 賢太 : 「ほう…『願いの社』か…奇遇な…」ボソリと呟きます

[メイン] 向日 葵 : 天使の絵の具使って立体映像に重ねるようにデカデカと「無人島」とテロップを流します

[メイン] 幸谷 駿 : 「ふーん……」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「そちらに送付した資料にあったように……現在、この島の周辺で船舶の連続失踪事件が発生しています」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 共通認識として先に説明しますが、この島の周りを通った船、あるいは低空を飛んでいた飛行機などが乗員ごと行方をくらましているそうです

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「我々が関与している時点ですでにお気づきかとは思われますが、一連の現象にはレネゲイドの関与がハッキリと観測されています」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エルミナが再び端末に手をかざすと、島の周囲が円で覆われる。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「おおよそこの程度の範囲に、オルクスシンドロームのそれに酷似したエフェクトの影響……“領域”が展開されている事が分かっています」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : オルクスは自身の周囲に“領域”と呼ばれる特殊な空間を展開し、その内部にある事象を操作することが可能なシンドロームです。しかし、島ごと覆う規模というのは、キミたちから見てもかなり異常な事態であるという事が分かります

[メイン] 三井 賢太 : 「島1つを飲み込む『領域(アビス)』…それほどの相手となるとそれ相応の実力者が必要というわけか…」

[メイン] 幸谷 駿 : 「誰かが入った形跡とかはあった?」

[メイン] 向日 葵 : 「島まるごとは普通じゃないねー」と言いつつ「オルクスの領域!?」というテロップを矢印付きで出す

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「領域内部の様子は、空撮などでもこれと言った変化が見られません。なんらかの欺瞞が施されているものと思われます。事態の発覚が遅れたのは、それも原因の一つです」

[メイン] 甲府 衛 : 「(支部長の説明途中に口を挟むのは感心しませんねえ。)」びんぼうゆすり

[メイン] 三井 賢太 : ゆっさゆっさ

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「およそ28時間前、海上保安庁から協力要請を受けたUGNは周辺の海上封鎖を行い、調査の為にエージェントを一名現地に派遣しました」

[メイン] 甲府 衛 : どっちかってとユスユスユスユスユス

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 椅子が壊れるからやめて!

[メイン] 甲府 衛 : こちとらもう自律神経ぶっこわれてんすよね

[メイン] 幸谷 駿 : 先に病院に行くべきでは……

[メイン] 向日 葵 : 「恵梨佳ちゃん…」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 映像に、今度は人物の写真が浮かび上がる。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「“アサルトプロミネンス”。彼女が先遣として邦島へ調査に向かい、現地情報をある程度入手次第帰還するという手筈でしたが……」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「例の領域付近で交信が途絶し、以後連絡がとれていません」

[メイン] 向日 葵 : 「無事だといいんだけど…」エルミナを抱き締める手に少し力が入る

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「……」
エルミナは黙って、その手に自分の手を重ねる。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「……事態を重く見たUGNは、案件の危機レベルを引き上げ調査チームの結成をこのT市支部に命じました。そうして招集していただいたのが、あなた達です」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「本件は、既に一般社会に多大な影響を及ぼしつつあります。皆様にはどうか早急な事件解決をお願いしたい」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「それを成し得るだけの実力をもったチームであると、私は考えています。どうか、よろしくお願いします」

[メイン] 甲府 衛 : 「はい!かしこまりました!すぐに取り掛かります!」

[メイン] 向日 葵 : 「うん、お姉ちゃんに任せて!いつも通り万事解決してきちゃうから!ね?エルミナちゃん」

[メイン] 幸谷 駿 : 「了解、いろいろ気になるし全力を尽くすよ」

[メイン] 三井 賢太 : 「『オロバス』が選んだ者なら、足を引っ張る心配無いだろう…ふっ、良かろう俺の力を使うがいい」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「ありがとうございます……僭越ですが、チームを組むにあたって自己紹介などしていただければ」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「現地で何が起こっているかについての情報がほぼ無い以上、密接な協力は不可欠と考えます。ある程度、互いについての情報把握は済ませて置いてください」

[メイン] 幸谷 駿 : 「俺は幸谷 駿、サラマンダーのピュアで主に攻撃専門かな」

[メイン] 幸谷 駿 : 「これくらいでいい?言いたいことがある人はもっとどうぞ……」

[メイン] 向日 葵 : 「じゃあ次は私ね」

[メイン] 向日 葵 : 「私は向日 葵。エンジェルハイロゥシンドロームよ」と言いつつ再び空中に「向日 葵」と「エンジェルハイロゥ」のテロップ

[メイン] 幸谷 駿 : 「おお、分かりやすい……」

[メイン] 向日 葵 : 「エルミナちゃんとはRB仲間でお友達なの。自我を持ってからは20年くらいかな。得意なことは調査と潜入、あとは射撃かな」と言って似つかわしくない禍々しいオーラの拳銃を見せます

[メイン] 向日 葵 : 「そんなところね。みんな、よろしくね」

[メイン] 三井 賢太 : 「さて、次は俺が名乗らせてもらおうか…」

[メイン] 三井 賢太 : 「『第三の邪眼に目覚めし夢幻の賢人』…あるいは、『三賢人(トリスメギストス)』…呼び名は様々だが…」
「ここは真名も名乗っておこう、三井 賢太だ」

[メイン] 三井 賢太 : 「トライ、バロールにソラリス、ノイマンだ。そこの支部長より1つ上…と言ったところか。」
得意げに浮いてる、100円玉くらいの『魔眼』がクルクル飛んでます

[メイン] 三井 賢太 : 「俺が付いたからには、この使命に失敗は無い…ククク」
よろしくね!!!

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「未だに希少な、トライブリードのオーヴァードという事だそうです。実力については、私から保証します」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エルミナは魔眼を見ながら、やや視線を躱し気味に口添えします。

[メイン] 甲府 衛 : 起立し深くも浅くもない一礼をする

[メイン] 甲府 衛 : 「僭越ながら自己紹介させていただきます!甲府 衛38歳!山梨の『甲府』に、土左衛門の『衛』でまもると読みます!」

[メイン] 甲府 衛 : 「名の通りエグザイル、サラマンダーの特性を活かした防御性能を中心にこのプロジェクトに貢献していこうと考えております!」

[メイン] 甲府 衛 : 「ちなみに『まもる』が『守護』のどちらの字でも無いのは姓名判断での字数がとても良い物であるためです!プロジェクトの間ではありますが、よろしくお願い致します!」

[メイン] 甲府 衛 : 同じ様に一礼してから着席

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「さて。」
エルミナは葵の手を掴んで、「そろそろ」という顔をする。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「改めて目標を明確にしておきます。第一に、現地で発生している怪現象の原因究明、および解決」

[メイン] 向日 葵 : ちょっとしょんぼりしながら自分の席に戻ってます

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「どのような存在かは不明なものの、あれほど強力なエフェクトが発生しているからには強大なオーヴァード、もしくはジャームに準ずる存在が居る事は明らかです」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「また先行したエージェントの連絡が途絶えたことからいって、事態の判断は現地に向かうチームで独自の判断をしなければいけない可能性が高い。無責任な言葉になってしまいますが、臨機応変な対処をお願いします」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「第二に、行方不明となった人々の救出。既に100名以上の人間が付近で失踪しています」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「これには“アサルトプロミネンス”も含まれます。可能なら、彼女の救出も行って頂きたい」

[メイン] 向日 葵 : 「もちろんだよ!絶対に見つけてくるからね!」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「とはいえ、単に連絡が取れないだけ、ひいては単独での脱出の手段が発見できないだけという可能性もあります。合流して事態の解決に望める場合は、ぜひそうしてください」

[メイン] 甲府 衛 : 「かしこまりました!仰せのままに!」

[メイン] 幸谷 駿 : 「了解、そのつもりでいるよ」

[メイン] 三井 賢太 : 「使える手駒は多い方が良いだろう…任せろ」

[メイン] GM : では、もう特に描写したい事がなければ場面を変えるけど、いいかな?

[メイン] 向日 葵 : オッケーです

[メイン] 甲府 衛 : ロイス葵ちゃんに取っときます

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 甲府 衛 : 見知った顔なので○信頼-厭気で

[メイン] 甲府 衛 : 厭気は会議中の態度とかそういうの

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] ロイス : 3 → 4

[メイン] 三井 賢太 : テロップを出してくれるのに…

[メイン] 幸谷 駿 : 三井さんにロイス取ろうか、○連帯感ー不安で、連帯感は単純にチームとして、不安はまあ、うん

[メイン] GM : 中学生が不安になってますよ

[メイン] system : [ 幸谷 駿 ] ロイス : 3 → 4

[メイン] 三井 賢太 : ふっ、俺の『オーラ』にまだ対応出来ないか…若いな…

[メイン] 甲府 衛 : 三十路が中学三年生が通り過ぎた事やってりゃしゃあない

[メイン] GM : とりあえず描写は無さそうかな!ロイスはどんどん好きなタイミングで取っていいのでね!次行きます

[メイン] GM : あ、シーンは変わらないから侵蝕率は増えないです

[メイン] GM : キミ達は支度を済ませ、UGNの手配した高速クルーザーに揺られていた

[メイン] GM : 天気はあまり良いとは言えない。波はそう高くは無いが、船内でも時折波の高さを感じる揺れがある

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エルミナは指揮官として港湾に設置された捜査本部に待機し、キミ達をナビゲートしている。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エージェントである葵には、エルミナが通信に使う端末が手渡されている。エルミナとの連絡は、この人形を通してエフェクトで行っている。

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「……観測されている領域の範囲まで、あと4㎞ほどです。葵さん、まだこちらの声は聞こえていますか?」

[メイン] 向日 葵 : 「はーい、聞こえてるよー」ウサギの耳で通信機越しじゃなくても聞こえてるかも

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「恵梨佳さんが消息を絶った地点まではまだ距離がありますが……変わった様子などはないでしょうか」

[メイン] GM : 船外の景色は、少なくとも不自然なものは無いように感じますね。ただ……

[メイン] GM : 少し、霧が出て来ているのがわかります

[メイン] 向日 葵 : 「海がちょっと荒れぎみだね、そう酷くはないけど。あとは…霧が出てきたみたい」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : 「……?霧、ですか。おかしいですね、気象観測では、その海域で霧など……」

[メイン] エルミナ・V・リラダン : エルミナがそう述べた、ほぼ直後。
人形から一瞬ノイズが聴こえたかと思うと、糸が切れたように端末が動かなくなってしまいます。

[メイン] 甲府 衛 : 「既に、『侵入』してしまったのかもしれませんね。」

[メイン] 向日 葵 : 「あらら。そうね、領域の中に入っちゃったみたい」

[メイン] 幸谷 駿 : 「それで通信出来なくなっちゃったか……」

[メイン] 甲府 衛 : 「どちらにせよ、船を戻す選択は採りにくいですね。それで解決するなら行方不明の船もいくらかは発見されているでしょう。」

[メイン] 向日 葵 : 「とりあえず進むしか無いわねー」

[メイン] GM : その判断の是非を問うまでもなく、船はひとりでに、誘われるかのように島に向かっているようです。

[メイン] 幸谷 駿 : 「通信が途絶えただけなら向こうのエージェントと合流できる可能性はあるしね」

[メイン] 三井 賢太 : 「ふっ、俺を呼ぶ島の声が聞こえる…ククク、久しいな『願いの島』…」

[メイン] GM : では、三井さんがそう呟いたとき。キミの脳内に、何か見覚えのある映像が唐突にフラッシュバックします。

[メイン] GM : それは、かつてキミが心に傷を負った幼子だった頃。遠い夏の日を離島で過ごした時の映像です。

[メイン] 三井 賢太 : 急に来た!急に来た!

[メイン] GM : しかし、それは郷愁が呼び起こした、などという生易しいものではありません。まるでキミの思考を塗りつぶすかのような、ひどく暴力的なものです。

[メイン] GM : 同時に、会話をしていた他のPC達も、立ち込める霧、あるいは靄が船内にも漂い始めている事に気が付くでしょう。

[メイン] GM : それを認識すると間もなく、キミ達全員の脳内に「認識を侵蝕するような」強い負荷がかかります

[メイン] GM : それは、子供の頃の良い思い出、または嫌な思い出。あるいは、まったく見知らぬどこかの映像、音、匂い、光。

[メイン] GM : 頭蓋の割れるような痛みと共に、情報の洪水がキミ達を襲います。おおよそ人間的な知性を持つ生き物であるかぎり、誰であれそれに抵抗する事は困難でしょう

[メイン] GM : では、みなさん<RC>で判定を行ってください

[メイン] GM : 難易度は8。成否のみ申告してくれれば結構です

[メイン] 幸谷 駿 : rcは強いぞ

[メイン] 甲府 衛 : 1d10+1>=8 (1D10+1>=8) > 1[1]+1 > 2 > 失敗

[メイン] 幸谷 駿 : 5dx+10>=8 (5DX10+10>=8) > 8[2,3,4,7,8]+10 > 18 > 成功

[メイン] 甲府 衛 : 開幕ファンブルですねこれは

[メイン] 向日 葵 : 2dx>=8 (2DX10>=8) > 3[2,3] > 3 > 失敗

[メイン] 三井 賢太 : 5dx+3>=8 (5DX10+3>=8) > 6[1,1,3,3,6]+3 > 9 > 成功

[メイン] GM : 甲府さん!別に結果は変わらないけど構文間違えないようにね!nDXだからね!

[メイン] 甲府 衛 : 次から気いつけます

[メイン] GM : では、成功した方は2、失敗した方は4、侵蝕率を即座に増加させてください

[メイン] system : [ 幸谷 駿 ] 侵蝕率 : 44 → 46

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] 侵蝕率 : 34 → 38

[メイン] system : [ 向日 葵 ] 浸食率 : 40 → 44

[メイン] system : [ 三井 賢太 ] 侵食率 : 38 → 40

[メイン] GM : では、達成値の高かった幸谷さんはある程度その影響に抗えたものとして、キミの目線で描写します

[メイン] GM : 周りの人たちは、次々と意識を失い倒れていきます。キミは辛うじてまだ意識を保っているものの、同じように気絶するのは時間の問題です

[メイン] GM : 薄れゆく意識の中で、キミはこれがなんらかのエフェクトによる影響であり、それに対していわば抗体反応的に自分の身体のレネゲイドが反発しているという事を感じます

[メイン] 幸谷 駿 : (これも元凶の……)

[メイン] 幸谷 駿 : 同じように意識を失います

[メイン] GM : 脳内で目まぐるしく風景が錯綜し、やがてキミの意識も暗く落ち込んでいきます

[メイン] GM : キミは意識を完全に失う、そのほんのわずかな瞬間の中で……

[メイン] ??? : 「……」

[メイン] GM : 何故か、どこかで見た筈の顔が強く意識に焼き付いた、そんな感覚を抱きました

[メイン] 幸谷 駿 : (千夏……?)

[メイン] GM : そうして、全ての乗員が倒れたにもかかわらず、船は霧の奥へ奥へと進んで行き。

[メイン] GM : やがて、立ち上る白い衣に完全に飲み込まれ、姿を消したのでした

[メイン] GM : ではオープニングはここまで!今回はここまでにしたいと思います!

[メイン] 向日 葵 : 丁度いい時間やね

[メイン] GM : 次回ですが、本日12/22の21:00~でよろしいでしょうか?

[メイン] 甲府 衛 : おっけーでーす

[メイン] 幸谷 駿 : 了解です

[メイン] 向日 葵 : 大丈夫です

[メイン] 三井 賢太 : 大丈夫です

[メイン] GM : ではそのように!次回はミドルフェイズからです。たぶん判定とか出来るとこまで行けると思うので楽しみにしててくれよな

[メイン] GM : というわけでお疲れ様でした!待て次回!

[メイン] 向日 葵 : お疲れ様でしたー

[メイン] 甲府 衛 : オラ動悸がドキドキしてきたぞ

[メイン] 三井 賢太 : お疲れ様でしたー

[メイン] 幸谷 駿 : お疲れ様でしたー!

[メイン] GM : 点呼とりまぁす

[メイン] 甲府 衛 : はい

[メイン] 向日 葵 : はーい

[メイン] 三井 賢太 : ほい

[メイン] 幸谷 駿 : はい

[メイン] GM : ではでは再開していきます!よろしくお願いします!

[メイン] 向日 葵 : よろしくお願いしまーす

[メイン] 甲府 衛 : オナシャス!

[メイン] 幸谷 駿 : よろしくお願いします!

[メイン] 三井 賢太 : よろしくお願いします

[メイン] GM : 昨日は皆さん、霧の中で意識が混濁し、気を失った……といった場面でしたね

[メイン] GM : それからどれほどの時間が経ったのか……

[メイン] GM : キミ達の……そうですね。三井さんが最初に気付くこととしましょう

[メイン] GM : 意識を取り戻した三井さんは、どこかの海岸に自分が打ち上げられている事に気が付きます

[メイン] 三井 賢太 : 「…ん、ここは…例の島か…?」

[メイン] GM : キミは、この海岸の光景に強い既視感を覚える事でしょう。同時に、郷愁とも言うべき感情が胸に湧き上がってきます

[メイン] 三井 賢太 : 「船の上で受けた『幻影(ビジョン)』がまだ響いているのか…いや、そうかここは…」

[メイン] 三井 賢太 : この海岸にも来た事あるのかな…?島には一応1度来てるから

[メイン] GM : 昔ここに来たことがあったような……そんな思いがキミの脳内にじわりと蘇ってきます

[メイン] GM : 辺りを見回すと、キミと同じように他のPC達が倒れています

[メイン] GM : それと、キミたちが乗って来たクルーザーも近くにあるようです。しかし、完全に浜辺に乗り上げ、横転しています。おそらくそこからキミたちは投げだされたのでしょう

[メイン] 三井 賢太 : とりあえず起こしてあげようね…
イージーエフェクトで快楽の香気を…ミントの香りとかで起きないかな…?

[メイン] 三井 賢太 : 唐突な刺激

[メイン] 甲府 衛 : 幸せな顔して寝とこう
数か月ぶりの遠慮なしの睡眠だ

[メイン] 三井 賢太 : かわいそう…

[メイン] GM : では、三井さんがそうして他の仲間を起こそうと試みていた、その時の事です

[メイン] GM : 「……ぅ、ワン!」
三井さんの後ろから、犬の鳴き声が聞こえました。

[メイン] 三井 賢太 : えっ、えっ

[メイン] 三井 賢太 : 「犬…?」手を止めて振り返ります

[メイン] GM : では、振り返ったその先には

[メイン] 犬 : 一匹の柴犬が、舌を出して佇んでいました

[メイン] 犬 : 三井さんは、その姿に強い見覚えを感じる事でしょう

[メイン] 三井 賢太 : 「…」
「こ、コロ…ちゃん?」

[メイン] 犬 : 「ワンっ!」
その犬は、呼びかけに応えるようにもう一度鳴きました。

[メイン] 犬 : 人違い、あるいは犬違い……そういう事もあるでしょう。しかし、三井さんの記憶と直感はそれを否定しています

[メイン] 三井 賢太 : 「会いたかっ…い、いや…待て、待て!!」

[メイン] 三井 賢太 : 「コロちゃん…『冥府の番犬ケルベロス』…そうだ、奴はもう冥府の王と契約してこの世から…(コロちゃんはもう亡くなったはずじゃ…)」

[メイン] GM : 誰も聞いていないのにキャラを忘れない……『本物』だな

[メイン] 三井 賢太 : 「そして、上陸前の船での事を考えるに…『天使い(エンジェルハイロウ)』か『夢幻(ソラリス)』のエフェクトも考え…」

[メイン] 三井 賢太 : ぶつぶつ言いながらもしゃがんでおいでおいでってしてる

[メイン] コロちゃん : では、コロちゃんは素直にキミの足元に近づいてきます

[メイン] コロちゃん : 寄って見ると、キミの思いはいよいよ確信へと変わる事でしょう。この犬は、キミが20年以上前に死別した、あのかけがえのない友人と瓜二つです

[メイン] 三井 賢太 : 「よーしよーし…ハッ!いかん!鎮まれ、俺の右腕よ…!これは敵の罠だ…!」
撫でたくなっちゃう

[メイン] 三井 賢太 : ずっと撫でてたいけどいつまでも皆を寝かしてらんねんだわ…
コロちゃんを撫でたり抱いたりしつつ他も起こしてあげようね…

[メイン] コロちゃん : では、キミがそんな葛藤と闘いつつ他の人を解放している間も、コロちゃんはキミについて回っています

[メイン] GM : 他の人も順次意識を取り戻していいよ!

[メイン] 三井 賢太 : 「目覚めよ…我が眷属よ…おい、起きろって」
死ぬほど寝てる甲府さんの鼻と目にミントの香りを多量投薬…

[メイン] 向日 葵 : 「うーん……無事?着いたのかなー」

[メイン] 幸谷 駿 : 「うーん……」

[メイン] 甲府 衛 : ガッツリ寝てるぞ

[メイン] 三井 賢太 : き、きかねぇ!

[メイン] 幸谷 駿 : 「船の上でみんなが倒れていってから……流れ着いたのかな?」

[メイン] 三井 賢太 : 「馬鹿な…俺の『エフェクト』をもってしても起きないだと…!?」

[メイン] GM : では、甲府さんはまだ意識不明ですが……キミたちがまばらに起き始めた所で、どこからか人の声が聞こえてきます

[メイン] 幸谷 駿 : 「甲府さんまだ寝てるの……?」

[メイン] 農家のおじさん : 「……あっ、やっぱりここかぁ。おーい!あんたら、大丈夫かい!」

[メイン] 向日 葵 : 「あれ?人がいる?」

[メイン] 甲府 衛 : 「!?ハッ、支部長!!!???」すごい勢いで跳ね起きる

[メイン] 三井 賢太 : 社畜の本能怖い

[メイン] 農家のおじさん : 数人の男性が、キミ達の元へ歩み寄ってきます。年齢はさまざまですが、見た所一般人の様です

[メイン] 幸谷 駿 : 「多分大丈夫……おじさんたちは誰?」

[メイン] 甲府 衛 : 「農家……?海岸……?……!!」

[メイン] 農家のおじさん : 「いやぁ、『また』遭難かね。あんたらは……身体は無事みたいだなぁ」

[メイン] 甲府 衛 : 「(妙だな?無人島の調査では?)」

[メイン] 幸谷 駿 : 「他にも流れ着いて来た人がいるってこと?」

[メイン] 農家のおじさん : 「おじさん達はこの島のもんだよ。ここは、邦島って島でね。まあ、小さい島だからあんたらは知らないかも知れんが……」

[メイン] 農家のおじさん : 「島の近くにゃ、ちょっと地元のもんじゃないとわからん潮の流れがあってな、時々、沖を通った船が難破することがあんのよ」

[メイン] 杖をついたおじいさん : そう語るおじさんの後ろから、年老いた男性が歩み出てきます。

[メイン] 幸谷 駿 : 「そうなんだ、ありがとうございます(そんなことあるのか……?)」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「港から、こちらの浜辺に向かっているおかしな様子の船が一隻見えましてね。手の空いてるもんで様子を見に来てみれば、いやはや……無事で何よりですわい」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「しかし、みなさんそのご様子ですと……何ですか、旅行にでも行かれるところだったんでしょうか?」

[メイン] 甲府 衛 : 「いえ、『仕事』ですね。」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「お仕事……!そりゃあ、災難でしたな。ううむ……」
老人は困ったというように眉をしかめる。

[メイン] 甲府 衛 : じゃあこのタイミングで《ワーディング》張りましょうか

[メイン] GM : 構いませんよ。では、甲府さんはおもむろに《ワーディング》を展開します

[メイン] GM : しかし、周囲の様子に変わった所はありません。《ワーディング》による空気の変化もあまり感じられず、むしろこの一帯にはすでに《ワーディング》が張ってあったのではないか、と感じます

[メイン] 甲府 衛 : 「(なるほど……。)」

[メイン] GM : また、島民と思しき人たちも特にそれを意に解する様子はなく、展開自体に気付いていないようです

[メイン] 杖をついたおじいさん : 老人は、特に気にせず話を続けます。

[メイン] 甲府 衛 : 「災難でしたが、不幸中の幸いでした。私の仕事はこの島の調査でしてね。帰りの船はまた手配するとして、とりあえず調査は出来そうで良かったですよ。」

[メイン] 三井 賢太 : 無敵かな?つよい

[メイン] 幸谷 駿 : (ほえー……)

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「この島の調査……?ははあ、報道の方か何かでしょうか」

[メイン] 向日 葵 : じゃあこっちもー
イージーエフェクト三種使用で、視覚聴覚嗅覚の面で普通の人間と違いがないか確認したいです

[メイン] GM : ふむ、そうですねぇ……では、<知覚>で判定してください

[メイン] 甲府 衛 : 「いえ、地図を作る仕事でしてね。この島も含め。この海域の島をぐるりと回る予定でした。」

[メイン] 幸谷 駿 : こちらは熱感知知覚で体温あるか確認してみます

[メイン] GM : 難易度は5、ただし、達成値に-2の補正があるものとします

[メイン] GM : あ、体温はあります。普通の人間です

[メイン] 三井 賢太 : 犬を抱いて見守ってます

[メイン] 向日 葵 : オリジンプラントは、使う時間ないよね?

[メイン] GM : 使ってもいいけど侵蝕率は払ってね。ただ……このシナリオはけっこう『長丁場』です。よく考えてね

[メイン] 向日 葵 : 了解、ではそのまま振ります

[メイン] 向日 葵 : 6dx+1+1-2>=5 (6DX10>=5) > 9[1,3,6,7,8,9] > 9 > 成功

[メイン] GM : はい、では成功ですね

[メイン] GM : えー、聴覚、視覚、嗅覚、問題無し!『一般人』です。オーヴァードでは、無いと思います

[メイン] 向日 葵 : オーヴァードではない、でもワーディング下で活動してる、明らかに異常だねぇ

[メイン] 甲府 衛 : ゾンビ的な

[メイン] 杖をついたおじいさん : キミたちに色々スキャンされてる事も気づかず、おじいさんは表情を少し引き締めます

[メイン] 向日 葵 : (ただの一般人にしか感じられないけど、それがおかしいよね)

[メイン] 幸谷 駿 : こわいなあ

[メイン] 三井 賢太 : そういう日もあるのかな…

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ああ、公務員の方でしたか!こんな辺鄙なところまでご苦労様です……」
そういって、既に曲がり気味の腰をもう少し追って頭を下げます

[メイン] 甲府 衛 : 「いえ、お気遣いなく。地形や建築物の記録だけですので、一日作業……、の予定だったのですがねえ。」壊れた船を振り返る

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ええ、ええ。心中お察しいたします」
おじいさんは頷く。

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ここは本当に小さな島でしてねぇ、本州と人の行き来もほとんど無くて……定期的に連絡船は来ますが、あいにくそれもだいぶ先になってしまう日取りで」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「申し訳ありませんが、しばらくは島で過ごしていただくことになるかと……」

[メイン] 甲府 衛 : 「そうですか……。ちなみにこの島には携帯電話の基地局はありますか?不測の事態ですので、本土に連絡を取りたいのですが。」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「携帯……ですか。私にはちょっと……どうです、お持ちの物は使えそうですか?」

[メイン] GM : うすうす感づいてはいるかと思いますが、やはり、使えません。電波が通っていないようです。

[メイン] 甲府 衛 : 「いえ、近くの海域含め通じない事は確認しております。もし市外に通じる固定電話があれば、利用させていただけませんかね。もちろん通話料は負担致します。」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ああ、それは……向こうにある町に、無線があるんですがね。それがどうも調子が悪いようで」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「連絡船で物資が届けば、修理も出来ると思うんですがね、何しろ、人も物も今は無いもので……いやはや、折が悪い」

[メイン] 甲府 衛 : 「はあ……、戻ったら大事になってそうですね。」肩を竦める

[メイン] 甲府 衛 : 携帯電話を確認する

[メイン] 甲府 衛 : 「あ、海に落ちた時初期化されてる。」

[メイン] 三井 賢太 : 死

[メイン] 甲府 衛 : 「すみません、今日の日付と今の時間わかりますか?」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「え?ああ、ええと……」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「昭和46年、8月3日ですよ」

[メイン] 杖をついたおじいさん : おじいさんは、少し怪訝な顔をして答える

[メイン] 向日 葵 : うーん、バグってんねー

[メイン] GM : ちなみに、8月3日という日付については、キミ達の認識とズレは無いです。年代はおかしいですが

[メイン] 甲府 衛 : 「失敬失敬。日付だけで良かったんですが、ご丁寧にありがとうございます。で、時間の方はわかりますか?」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「あ、こりゃ失礼しました、時間は……11時を回った所ですか」

[メイン] 甲府 衛 : 「ありがとうございます。よし、これで時間だけでも合わせられる。助かりましたよ。どうも。」浅めの礼を

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「いえいえ、困った時はお互い様ですよ。しかし……」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「皆様怪我は無いようですが、お疲れの事でしょう。しばらくはこの島に居られることになりそうですし……よければ、腰を落ち着ける場所でもご用意させていただければ」

[メイン] 甲府 衛 : 「それはそれは。願っても無いありがたい事です。」

[メイン] 農家のおじさん : 「けんどなぁ、町長さん。島にゃあ宿も無いし、4人も泊められる家はあったっけか?」

[メイン] 甲府 衛 : 「失礼ですが、宿代は四人でいくら必要でしょうか?海に落ちた時財布も濡れてしまったので、あまり持ち合わせが……。」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ほれ、あの、なんとかってお嬢さんが使ってる空き家があったろう。あそこなら部屋も多いし……あ、いえいえお金なんて結構ですよ!」

[メイン] 杖をついたおじいさん : おじいさんは恐縮して手を振る。

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「この島はほとんど自給自足でしてねぇ、観光にくるようなもの好きもいないもんで、宿らしい宿もない有様でして……寝泊まりする所はご用意できますが、あまり御構いもできない、というのが本当の所なのですよ」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「ですから、お代なんてとてもとても……聞こえたかもしれませんが、使われてない空き家がありましてね。そこを好きに使って貰えれば、こちらも助かります」

[メイン] 甲府 衛 : 「それはそれは。本当に、ご厚意感謝致します。」

[メイン] 杖をついたおじいさん : 「いえいえ……さ、潮風に当たり過ぎると身体にも毒ですから、ゆきましょう」

[メイン] 杖をついたおじいさん : では、老人を含む島民たちは、キミたちについてくるように促します

[メイン] 幸谷 駿 : 「ん、ありがとう」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「ぼっちゃん、痛いトコは無いかい?背負(しょ)ってこうか?」
人の良さそうなおじさんが、幸谷くんに手を貸そうとします

[メイン] 幸谷 駿 : 「ううん、大丈夫、自分で歩けるよ」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「おっ、偉いねぇ。まあ、直に帰れるさ。それまではゆっくりしてけばいい」

[メイン] おっとりしたおじさん : おじさんは軽く幸谷くんの背中を叩くと、「さっ、あっちだ」といって歩いていきます

[メイン] 幸谷 駿 : 「うん、心配してくれてありがとう」ついていきます

[メイン] 三井 賢太 : 「…ふむ、あちらの話はついたようだな」
犬の腹に顔をうずめる事を止める

[メイン] 三井 賢太 : 「お前もついてくるがいい、20年ぶりに我が手中に帰ってきたんだ。そう簡単には手放さんぞ…。」
コロちゃんついてくる…?

[メイン] コロちゃん : 素直についてきますね

[メイン] 三井 賢太 : はぁー、かわよ…

[メイン] GM : 他にとくにやりたいことがなければ場面を移していいかな?

[メイン] 幸谷 駿 : こちらは大丈夫

[メイン] 甲府 衛 : おっけーです

[メイン] 三井 賢太 : 大丈夫です

[メイン] 向日 葵 : オッケーでーす

[メイン] GM : では、キミ達は島民たちの案内で移動します

[メイン] GM : 浜辺の近くに合った森の横を通り、キミ達は港町を進んでいきます

[メイン] GM : 人影はまばらですが、生きた人々の痕跡がしっかり感じられます。とても数年前から無人になっている島だとは思えません

[メイン] おっとりしたおじさん : 「こっちだよ」
町長と呼ばれていた老人とは町中で別れ、おじさんがキミたちを先導します

[メイン] おっとりしたおじさん : 町を通り過ぎ、キミ達は海から少し離れた場所へ向かいます

[メイン] GM : やがて、キミ達は大きな平屋に辿り着きました。

[メイン] おっとりしたおじさん : 「ここだよ。使われて無かった家なんで、ちょっと埃っぽいけど……部屋はいっぱいあるし、家具も大体そのままだから、何日か寝泊まりする分には問題ないんじゃないかな」

[メイン] 向日 葵 : 「誰か先客がいるんでしたっけ?」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「あ、そうそう。実はさ、数日前にちょうどキミたちと同じ感じでこの島に来ちゃった人がいてね」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「その人……女の子なんだけど、ここに住んでるんだ。すごくいい子だから、多分キミたちもここに住むって言っても嫌がらないと思うけど……まあ、家の鍵とかは彼女が持ってるからさ。話してみてよ」

[メイン] 向日 葵 : (もしかして…)

[メイン] 三井 賢太 : 誰だ…?

[メイン] 向日 葵 : 「わかりました。今中にいるのかな」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「う~ん……戸が開いてるから、多分家にいると思うけど。まあ、出かけてたら町にいるだろうから、そしたらぼくが事情を説明して呼んでくるよ」

[メイン] おっとりしたおじさん : 「じゃあ、ぼくは町に帰ろうかな。何か困ったことがあったら、何でも言ってね!」

[メイン] 向日 葵 : 「はーい、ありがとうございましたー」

[メイン] 甲府 衛 : 「本当に助かります。この恩は何らかの形で必ずお返し致しますので。」

[メイン] 幸谷 駿 : 「ありがと、おじさん」

[メイン] 向日 葵 : ウサギの耳使って屋内から何か音は聞こえないかな?

[メイン] おっとりしたおじさん : 「いいのいいの!困った時はお互い様だからね!それじゃ、まずはゆっくり休むんだよ」

[メイン] おっとりしたおじさん : おじさんは朗らかに笑って立ち去っていきます

[メイン] 三井 賢太 : 初手聞き耳は定番…

[メイン] 向日 葵 : 完全に目星聞き耳要因

[メイン] 幸谷 駿 : 五感が鋭いのは強い

[メイン] GM : では、葵さんが耳をそばだてると、室内から何か音が聞こえてきますね

[メイン] 向日 葵 : 「うん、先客の女の子も今中にいるみたいね」

[メイン] GM : 誰かが部屋を歩く音の様ですね。家の奥から、こちらへ向かっている様子です

[メイン] 幸谷 駿 : 「例の人かな…?」

[メイン] GM : でも、その足取りは少し不安定なようにも感じます

[メイン] 向日 葵 : 「こっちに来てるみたい。こんにちはー!」

[メイン] GM : では、葵さんが声をかけた室内から……

[メイン] 向日 葵 : 弱ってる…?

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「むむ……ぬぬぬ!」

[メイン] 幸谷 駿 : 「こんにちは、あなたはあの……」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 片手にバケツ、もう片方の手にたらいを持ち、そこに山のような洗濯物を積み上げて、ふらふらと縁側に歩いてくる女性の姿が、洗濯物の塔の向こうに辛うじて認められるでしょう

[メイン] 向日 葵 : 「恵梨佳ちゃん!?」

[メイン] 甲府 衛 : 「(まず一仕事、ですね。)」

[メイン] 向日 葵 : 抱き付きに行きます

[メイン] 三井 賢太 : いつの間にかすっかり庶民的に

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ま……慢心しましたわ!この程度の量なら問題ないと一度に洗ったのが不覚……っ!」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 前が見えていないせいか、洗濯物に集中しているせいか、恵梨佳は近づいてくる葵に気付いていないようです

[メイン] 向日 葵 : 盛大に洗濯物を崩してやろう

[メイン] 向日 葵 : 「恵梨佳ちゃーん!」と飛び付きます

[メイン] 三井 賢太 : 地面に落ちて洗い直しは可哀想だから洗濯物をちょっと浮かせてあげよう…

[メイン] 三井 賢太 : 崩すのは見守る

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「!?おわあ~っ!!!!」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 葵に抱き疲れた恵梨佳は盛大に姿勢を崩し、洗濯物をぶちまけます

[メイン] 向日 葵 : 一塊になって、ゴロゴロ転がる感じで

[メイン] 三井 賢太 : 「『魔眼』よ、『世界の理(じゅうりょく)』をねじ曲げろ…!」洗濯物ふわふわ

[メイン] 幸谷 駿 : 「あちゃー、大丈夫かな?」

[メイン] 向日 葵 : 「恵梨佳ちゃん!無事だったんだね!もーいつも猪突猛進なんだから。怪我とか無さそうで良かったよ~」と葵ちゃんが上で押し倒すような形で止まってから言います

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「一体どこの不届き……あ、葵さん!?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳は驚きの声を上げます

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「葵さん……葵さんじゃない!相変わらずお転婆なんだから!」

[メイン] 向日 葵 : 「私そんなにお転婆じゃないよ~。これはちょっと喜びが爆発しちゃっただけ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「どなたの目から見てもあなたはお転婆でしてよ」
恵梨佳は仰向けのまま畳に手をつくと、ハンドスプリングで一回転しながら立ち上がり葵を吹っ飛ばす。

[メイン] 向日 葵 : 「きゃ~」とは言いつつ危なげなく着地

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「さて……」
恵梨佳は服のホコリを払い、洗濯物が漂う縁側に立って軽く髪をかき上げる。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「貴方達、『援軍』だと思っていいのかしら?」

[メイン] 向日 葵 : 「そーゆーことよ。恵梨佳ちゃんが全然帰ってこなかったからね、私たち四人が派遣されたの。洗濯物も無事みたい。賢太くんかな、ありがとね~」

[メイン] 三井 賢太 : 「ふっ、俺の力の前では造作もない…」
小さい魔眼が洗濯物やコロちゃんの周りを得意げにビュンビュン飛んでます

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ふふ……そう。そういう事なら遠慮はいらないわね」
恵梨佳は得心したように頷きます。

[メイン] 幸谷 駿 : 「そうだね、いろいろ情報共有とかしたいけどどう?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「では!貴方達には『お掃除』を手つだってもらいます!」

[メイン] 向日 葵 : 「お掃除?何かの隠語?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「お!う!ち!の!お掃除ですわ!やってもやっても片付かないったりゃありゃしない!」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「まず洗濯物!あと押入れのお布団も!水場もまだまだ途中ですわ!」

[メイン] 幸谷 駿 : 「掃除ってそういう……まあここに住むなら手伝わないとか」

[メイン] 向日 葵 : 「ホントに掃除なのね。恵梨佳ちゃん掃除は超苦手だもんねー」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「苦手じゃなくってよ!やった事がほとんどないだけですわ!」

[メイン] 甲府 衛 : 「会話に横入り失礼致します。私、甲府と申します。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ああっ、っていうか4人も増えたなら食器と寝具が5倍必要じゃないの!あ~っ!」

[メイン] 甲府 衛 : 「大変失礼ですが、ミッションの達成を軸に考えた場合、この家屋の掃除は優先度が低いと考えますが?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「何!?そこの一番大きいお布団が必要そうなおじさまは!」

[メイン] 甲府 衛 : 「『援軍』の一員で御座います。他支部からの応援ですので、お初にお目にかかります。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ああ……コホン。失礼、ちょっと家事が捗らなくてキレそ……取り乱しましたわ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「確かに、まずは情報の共有を優先しましょうか。とりあえず、居間だけはなんとかお掃除してありますから、そこへどうぞ。玄関の鍵は開けてありますわ」

[メイン] 甲府 衛 : 「ご理解いただけて何よりで御座います。」

[メイン] 三井 賢太 : コロちゃんも上がらせようね…犬の毛を家中に巻き散らせっ!

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ただし!葵さん。貴方はそこの洗濯物を干してから来ること。仮に全部ブチまけ……散らかして洗い直しになっていたら、もっときついお叱りもついていた所でしてよ」

[メイン] コロちゃん : コロちゃんは分かっているのかいないのか、縁側の下にある日陰で寝転んでいます

[メイン] 向日 葵 : 「え~。恵梨佳ちゃんのいけずー。賢太くん、そのまま浮かしててくれる?て言うか一緒にやろ?」

[メイン] 甲府 衛 : 「それも優先順位はさほど高くないかと。情報の共有。速やかに全員でしてしまいましょう。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「いーえ。“ケジメ”は重要ですわ。わたくし達、きっとまだしばらくはここに住む事になるのですからね」

[メイン] 幸谷 駿 : 「少なくとも撒き散らした分くらいは片付けておかないとね」

[メイン] 甲府 衛 : 「しばらく?何か確証でも掴まれましたか?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「貴方達よりはほんの少しだけ、今この島で起きている状況を把握しているだけですわ。さ、葵さん。早く洗濯物を片付けないと、こちらの真面目なおじさまが痺れを切らしてしまいますわよ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳はそう言い残すと、優雅な足取りで屋内へ消えてゆきます

[メイン] 向日 葵 : 「恵梨佳ちゃんなかなか自分を曲げないからねー。前言撤回させるのは至難の技だよ」

[メイン] 三井 賢太 : 「…使われるのは癪だが…まあいい、貴様の背負った『業(カルマ)』をさっさと精算させてやろう、こなさなければ事態が進まないからな…」
手伝ってあげる!

[メイン] 幸谷 駿 : 「まあ、さっさと片付けよ?少しは手伝うから」

[メイン] 向日 葵 : 「賢太くんありがとー。キミの魔眼、頼りになるね。駿くんもありがと」

[メイン] 向日 葵 : 「衛さんは先に行っててね。炎天下キツいでしょ」

[メイン] 甲府 衛 : 「いや、こういう時の為の力ですから。」

[メイン] 甲府 衛 : 日陰から《伸縮腕》を

[メイン] GM : かしこい

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] 侵蝕率 : 38 → 40

[メイン] 向日 葵 : 「そんなことも出来たっけ。じゃあさっさと終わらせちゃおー。みんな、ありがと!」

[メイン] 幸谷 駿 : 快適室温で多少は快適にしておこう

[メイン] GM : サポート充実

[メイン] 三井 賢太 : 実生活に活かせる異能力

[メイン] GM : では、キミ達は全員で協力して首尾よく洗濯物を干しました。今日の気温なら、あっという間に乾く事でしょう

[メイン] GM : 洗濯物を干し終わったキミたちは改めて家に入り、居間に向かいます

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「はい、お疲れ様」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳は人数分のコップをちゃぶ台に並べ、ステンレスのポットからよく冷えた麦茶を注ぎます

[メイン] 幸谷 駿 : 「ありがとう、もう慣れてる感じ?」

[メイン] 向日 葵 : 「冷えた飲み物はいいね。じゃー情報共有しよっか」

[メイン] 甲府 衛 : 「頂戴します。」一気グビー

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「正直、てんやわんやですわ。色々と不便で仕方なくって……でも、だからといって暮らしから優雅さを失うのはだらしないもの」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「さて、そうね。まずは、私の自己紹介からさせて頂きましょう」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「私は“アサルトプロミネンス”、新樫 恵梨佳(あらかし えりか)。UGNの敏腕エージェントでしてよ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「知っているかとは思いますが、ここ、邦島で起きている怪現象の調査の為に派遣されて来ました。でも……」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「島の“領域”に取り込まれたのでしょうね。気づけば、島に流れ着いて連絡も取れなくなっていた。それで、脱出手段を探しながら調査も行っていた、という所」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : そして、恵梨佳は葵と友人であるという事も話し、他のPC達からも自己紹介を受けます。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「エージェント2名と、イリーガル2名ね」
恵梨佳は全員を一瞥して、話を続ける。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「貴方達は、この島で起きている異常について、どの程度把握しているの?」

[メイン] 幸谷 駿 : 「昭和46年らしいこととか」

[メイン] 向日 葵 : 「とりあえず無人島のはずなのに人がいて、その人たちはここを昔の邦島だと思ってる、くらいかな」

[メイン] 幸谷 駿 : 「ここにいる人は一般人っぽいけどよく分からないよね」

[メイン] 向日 葵 : 「一般人と変わらないように感じたんだけど、ワーディング下でもなんともなかったんだよね」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「そうですわね。この島の人は普通とは少し違う」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳は部屋の隅に置いてあった鞄から数枚の資料をとりだし、ちゃぶ台に置く

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「これ、念のために持って来たアナログのデータなのだけど」
それは、人物の顔写真と名前や職業などが記載された、個人情報のようです

[メイン] 向日 葵 : 見た資料を拡大して、空中投影します

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「邦島付近で失踪した人たちの情報よ。貴方達、ここに見覚えのある顔がないかしら」

[メイン] GM : そう言われた上で注意深く観察した場合、キミ達はある事に気が付くでしょう

[メイン] GM : ここに流れ着いてからキミたちが遭遇した島民の顔と酷似した人物が、この資料に数名載っています

[メイン] 幸谷 駿 : なんと

[メイン] 甲府 衛 : まあせやろな

[メイン] 三井 賢太 : 立派な島民になってる!

[メイン] 向日 葵 : 取り込まれてるのか

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「……気づいたかしら?そう。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「失踪した人々は、『昭和46年の邦島にいた住民として、振舞っている』」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「おそらく、エフェクトによる強烈な暗示の類……洗脳のようなものだと思うわ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「貴方達も、この島に近づいたときに意識を冒されるような感覚に襲われなかった?」

[メイン] 甲府 衛 : 「確かに私も明確な干渉を感じましたね。」

[メイン] 向日 葵 : 「そうね。感じたわ」

[メイン] 幸谷 駿 : 「あの時のあれか…」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳は頷く。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「私もそう。それで、気が付いたらこの島に辿り着いていたの」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「でも、私達は記憶も認識も干渉を受けていない。きっとそれは、私達がオーヴァードだからでしょうね」

[メイン] 三井 賢太 : 「そこまで影響が及ぶ前に、自衛能力が及んだか…」

[メイン] 幸谷 駿 : 「なるほどね、取り込まれてるのは一般人でよかったのか」

[メイン] 向日 葵 : 「死んでないのは良かったわ。とにかく今回の元凶は、当時の邦島を再現したがってるってわけね」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「理由は不明ですけれどね。それに、この島が本当に当時の様子のままなのかどうかもわたくしにはわからない」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「でも、何らかの強い目的意識があってこんなことをしているのは明白ですわ。なんせ島中に常時働きかけるような恐ろしく強力なエフェクトですもの」

[メイン] 向日 葵 : 「かなり強力な存在なのは間違いないね。この家も年季入ってるくらいに見えてるけど、ほんとは廃屋で崩れかけだったりして?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「分からないわね……少なくとも、生活しているうえではとても廃屋とは思えないのだけれど」

[メイン] 幸谷 駿 : 「数年前には人がいなくなってたのに、どうなってるんだろうね」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「とにかく、脱出するにしても解決するにしても原因を突き止めなくては、と『数日間』調査をしていたのだけれど……結局、まだ大きな成果は無し。独力の調査に限界を感じ始めていた頃に、貴方達が駆け付けてくれた……と、いう訳」

[メイン] GM : さて、記憶力のいいPCはこの恵梨佳の言葉にどこかひっかかりを覚える事でしょう。

[メイン] 甲府 衛 : 28時間やな

[メイン] 甲府 衛 : 気を失ってる時間がどれくらいかにもよるけど、時間の流れも違うと考えてええやろ

[メイン] GM : キミたちが邦島へ向かったのは、恵梨佳が連絡を絶ってから約1日程度のハズ。甲府さんが考えるように、何かのズレがある……ようですね。

[メイン] 甲府 衛 : 気絶した時間がわからないのでひとまず黙っときます

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「正直、手詰まりを感じていたの。でも、貴方達が来てくれたことで、もしかしたら道が開けるかもしれない」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「幸いにも、今のところは命の危険も無いようですし……事態が深刻にならない内に、協力して解決に向かいますわよ!」

[メイン] GM : といったところで、ちょっと中途半端だけど中断しようかな!

[メイン] 幸谷 駿 : お疲れ様でした

[メイン] 甲府 衛 : おつー

[メイン] 三井 賢太 : はーい、お疲れ様です

[メイン] GM : さて、次回の日程ですが……、えっと、予定表を見る限りでは24日なのですが……いいんでしょうか

[メイン] 甲府 衛 : 何が言いたいんですかねえ

[メイン] 甲府 衛 : ふつうに大丈夫やで

[メイン] 幸谷 駿 : GMが用事あるならいいですよ!

[メイン] 甲府 衛 : 草

[メイン] 向日 葵 : 金曜日ですね!金曜日は休みなので大丈夫です!他に用事もないですし!

[メイン] GM : 改めて問題なさそうなら、24日の21:00~としますがよろしいでしょうか?

[メイン] 甲府 衛 : おっけーです

[メイン] 幸谷 駿 : はーい、了解です

[メイン] 向日 葵 : オッケーでーす

[メイン] 三井 賢太 : 大丈夫です!いやー楽しいクリ…平日になりそうやな!

[メイン] GM : ではそのように!ミドルはいれなかった!ごめんね!お疲れ様でした!

[メイン] 甲府 衛 : おつやでー

[メイン] 向日 葵 : お疲れ様でしたー

[メイン] 三井 賢太 : お疲れ様でしたー

[メイン] GM : 点呼とります

[メイン] 三井 賢太 : ほい

[メイン] 向日 葵 : はい

[メイン] 甲府 衛 : はい

[メイン] 幸谷 駿 : はい

[メイン] GM : では再開します。よろしくお願いします

[メイン] 甲府 衛 : オッスオッス

[メイン] 幸谷 駿 : よろしくお願いいたします

[メイン] 三井 賢太 : よろしくお願いします

[メイン] 向日 葵 : よろしくお願いします

[メイン] GM : さて、前回は情報共有の途中でしたね。先に島で調査をしていた恵梨佳が色々自分の考えを述べた所でした

[メイン] GM : PC側からも何か、見解について言っておきたいことがある人もいるかな?

[メイン] 甲府 衛 : この島の最盛期とか転換期が昭和46年頃とかはわからない感じ?

[メイン] GM : 事前情報ではそれほどはっきりしたことは分かりませんが、昭和期に栄えていたのは間違いないようですね

[メイン] 甲府 衛 : じゃあちょっとだけ

[メイン] 甲府 衛 : 「現状、エフェクトの使用者は昭和46年の邦島を再現しようとしているように思えます。」

[メイン] 甲府 衛 : 「なぜ再現しようとしているかの理由を突き詰める事で、私達の取る行動は大きく変わると考えます。」

[メイン] 甲府 衛 : 「仮説は大きく2つです。①当時の再現そのものが術者の目標である場合、②昭和46年にこの島の転換期があり術者が別の選択を取りたい場合。」

[メイン] 甲府 衛 : 「①の場合は術者の打倒は必須でしょう。しかし、②の場合、ただ術者を討つのが得策とは言えないかもしれません。」

[メイン] 甲府 衛 : 「いずれにしてもまだまだ情報を集める必要はあるでしょうね。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ただ居る分には、本当に平和な所なのですけれどね」
恵梨佳は窓から空を流れる雲を眺める。

[メイン] 三井 賢太 : ワイもええかな…?

[メイン] GM : いつでもどうぞ!

[メイン] 三井 賢太 : 「ふむ…俺から一つ、情報を与えよう。」

[メイン] 三井 賢太 : 「来たれ…『冥府の番犬ケルベロス』!(おいで、コロちゃん!)」

[メイン] コロちゃん : ではその声に応えるかのように、一匹の犬が縁側の下から庭に出てくると軽く伸びをします

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「あら。可愛らしい柴犬ね」

[メイン] 三井 賢太 : 抱っこしてみんなの前までつれてくよ…

[メイン] 幸谷 駿 : 「……誰の犬?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「お家で飼うんですの?掃除が終わったら、足を洗う場所を作らないといけないわね」

[メイン] 三井 賢太 : 「こいつは『居城を護りし四天王の一角』であり、『冥界の番犬ケルベロス』の名を持つ…真名はコロちゃんという」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「……?」

[メイン] 三井 賢太 : 「俺が島で目を覚ました直後に現れたんだが…妙な点がある」

[メイン] 三井 賢太 : 「まず、この犬は…20年以上前に他界している。」

[メイン] 三井 賢太 : 「要は現在から巻き込まれたわけでも、昭和46年に存在したわけでもない。『特異点(イレギュラー)』だ。」

[メイン] 三井 賢太 : 「もちろん邦島に実際に訪れたこともない、島の再現とやらの仮説に当てはまらない。」

[メイン] 三井 賢太 : 「…さて、なぜこの犬がここに現れたと思う?いくつかの可能性は考えられるが…」

[メイン] 三井 賢太 : 「例えば、俺たちの記憶を参照し、親しいものを具現化させ、島の侵入者の監視や妨害に使う…トラップともとれる。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「……ちょ、ちょっとお話に不明瞭な箇所があったので確認しておきたいのですけれど」

[メイン] 三井 賢太 : 「…なんだ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「その、『居城を護りし四天王の一角』であり、『冥界の番犬ケルベロス』……というのはつまり、ええと……?」

[メイン] 三井 賢太 : 「貴様にもコードネームがあるだろう、『アサルトプロミネンス』」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「えっ、ええ。エージェントの慣例ですものね」

[メイン] 三井 賢太 : 「同じようなものだ…ただこいつには数多くの異名がある…というだけだ。」コロちゃんをなでなで

[メイン] 幸谷 駿 : 「まだ分からないことが多いね……」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「えっと……昔お家で飼っていたペットの犬が、その姿で現れた……という事でよろしくて?」

[メイン] 三井 賢太 : 「そういう事だ。言っておくが思い込みや勘違い、という線は無い。なぜなら俺は『賢人(ノイマン)』…いや、そもそも長年連れ添った家族を忘れるような奴はいないだろう。」

[メイン] 甲府 衛 : 「となると、何らかのルールを見出すヒントになりそうですね。」

[メイン] 向日 葵 : 「うーん…流石にまだ仕組みは見えてこないね」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ルール、ねえ……そうは言っても、20年も前に亡くなったペットが現れるというのも唐突ですわ」

[メイン] 甲府 衛 : 「その『コロちゃん』とこの邦島を結ぶ線。きっと何かあるはずです。」

[メイン] 甲府 衛 : 「例えば三井さん?あなた自身はこの島に何かご縁をお持ちではありませんか?」

[メイン] 三井 賢太 : 「ああ、それについても今から話す。」

[メイン] 三井 賢太 : 「この犬が現れた要因だが…俺はこの島の『願いの社』に原因があると考えた。」
「俺は20年以上前…今の力に『覚醒(めざめる)』前の事だ。『冥府の王と契約した』(亡くなった)こいつと…再び会うために、この島を訪れた」

[メイン] 三井 賢太 : 「『邦島(ほうじま)という島には、本当に願いの叶う神社がある』…いつだったかに聞いた、おとぎ話を信じてな。」

[メイン] 甲府 衛 : 「……大変申し上げにくいのですが、翻訳が必要なワードは、説明の際には現代の日本語にしていただくと助かるのですが……。」

[メイン] 三井 賢太 : RPする側も頭をかかえてます

[メイン] 向日 葵 : じゃあ、葵ちゃんが賢太くんの頭の上に翻訳文を空中投影します

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ま、まあ、大意は理解できますわ。今でも時々、そんな噂を聞くこともありますわね。どこそこの神社は恋愛成就率100%!とか……」

[メイン] 幸谷 駿 : 「まあなんとなくは分かる……」

[メイン] 向日 葵 : 「私は大体分かったよー。こういうことでしょ?」と、さっきの台詞の翻訳文を表示します

[メイン] 三井 賢太 : 「ふん、良く理解しているじゃないか。クク、そうか素質がお前にも…。」
「ただ、手を煩わせるのも俺の本意ではない…少しレベルを落とすか…。」

[メイン] 甲府 衛 : 「ありがとうございます。助かります。」

[メイン] 向日 葵 : ちゃんと翻訳するということにするので存分にRPしてもろて…

[メイン] 三井 賢太 : ああ逃げられない!

[メイン] 幸谷 駿 : 「意図せずやってるのか意図してやってるのかどっちなんだろう…」

[メイン] 三井 賢太 : 「【亡くなった家族に会いたかった。でも叶わなかった。】」
「【20年ぶりにここに来て、コロちゃん出現→島の神社に何か細工が施された?調べよう!】」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「神社……?」
恵梨佳は人差し指を顎に当て、小首をかしげる。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「おかしいですわね、島の人たちに邦島について聞いて回ったけど、神社があるという話は初耳でしてよ」

[メイン] 幸谷 駿 : 「今は無くても昔はあったんじゃない?と、それも少し変か」

[メイン] 三井 賢太 : 「昭和46年には存在しなかったか、洗脳した島民は寄らないようにしているか。例えば【島の奥は危険】だという記憶を刷り込めば…。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「そうね……単に聞き込みが足りないのかもしれませんし」

[メイン] 幸谷 駿 : 「昔……2年くらい前に俺も多分ここの神社の娘、みたいに言ってたはずの子と話したから、20年前からそれくらいの時期には存在してたんだろうね」

[メイン] 三井 賢太 : 「詳細についてはこれからの調査次第だろう。後は…。」

[メイン] 三井 賢太 : 「この犬…コロちゃんが『聖なる贈り物(サプライズ)』か、『パンドラの箱(敵の罠)』か、わからない以上下手に処理はできない。現状は俺の手元に置いておこう。」
【ペット可愛いから見逃してくだち】

[メイン] 三井 賢太 : 「最後に、俺のように見知った相手が島で出てくる場合がある…。最悪戦闘もあり得る。覚悟はしておけ。」

[メイン] 三井 賢太 : コロちゃんを抱く力が少しつよくなる

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「(覚悟ねぇ……)」

[メイン] 幸谷 駿 : 「……そうだね」

[メイン] 甲府 衛 : 「いずれにせよ、その神社が大きな手掛かりである可能性はそれなりにありそうです。」

[メイン] 甲府 衛 : 「この昭和46年の島が誰かの『願い』だとすれば、本当の元凶は『願い』を具現化する触媒の様な物かもしれませんしね。」

[メイン] 向日 葵 : 「それはあり得そうね。その可能性も頭に入れときましょ」

[メイン] 幸谷 駿 : 「確かに神社には何かありそうだよね、あるかも分からないけど調べてみないと」

[メイン] 甲府 衛 : 「それと新樫さん、物理的な島の探索は何割くらい進んでいますか?」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ああ、それなら」
恵梨佳はそう言って、カバンから手書きの白地図を取り出す。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「まだ探索は済んでないけど、自分が分かる範囲でまとめたのがこれ。」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「まず、わたくし達が今いる拠点がここ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳は島の南部を指さす。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「それと、港がここ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「次が街。それと、私が流れ着いた海岸が……ここ」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「あとはほどんど、森ですわ。ちょっと一人では回り切れていませんけど」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「探索という事だと、ううん……3割くらいかしら。森はほぼ手付かずですし、街の建物もまだしっかりとは見ていませんわ」

[メイン] 甲府 衛 : 「いえ、お一人で数日間の成果としては上々でしょう。」

[メイン] 甲府 衛 : 「それに前情報がこれだけあれば、この人数ならば速やかに調査も進みそうですよ。」

[メイン] 幸谷 駿 : 「まだこっちは何も見てないから、いろいろ見ていきたいね」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「ありがとう。では、人数も増えた事ですし……張り切って、調査を進めていきましょう!」

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 「あ、もちろん家事も分担してやっていくので、よろしくお願いしますわ」

[メイン] 三井 賢太 : どうして…

[メイン] GM : では、特にこれ以上なければいよいよミドルに入るけどいいかな!

[メイン] 甲府 衛 : おっけー

[メイン] 幸谷 駿 : 何かあったらそのときまた合流しよう

[メイン] 向日 葵 : オッケー

[メイン] 三井 賢太 : ついに侵食値が上がってしまう…
イクゾー

[メイン] GM : ではミドルに入っていくぞう!

[メイン] 幸谷 駿 : イクゾー

[メイン] GM : さて、ここからはミドルフェイズ、情報収集シーンになりますが、本シナリオ独自の進行で進めていくので説明をします

[メイン] GM : まず、シーンの進行は「日数単位」で行われます。1日1シーン。

[メイン] GM : PCはそれぞれ、1日に一回ずつ行動可能です。侵蝕率の増加は、1日の開始時に全員が一律で行います。しかし……

[メイン] GM : この時、追加で「3ポイント」、さらに侵蝕率が増加します

[メイン] GM : また、一日が終了し、就寝する時には「1ポイント」侵蝕率が減少します

[メイン] GM : さて、一日の行動でPCがとれる選択肢を以下に列挙します!

[メイン] GM : ・調査
マップ上のポイントから一か所を選択し、そこで調査を行う。
状況に応じたイベントが発生し、特定の技能による判定が要求される場合がある。
この時、PCは状況を解決する方法とそれに使用する技能・エフェクトを自ら提案しても良い。

[メイン] GM : ・拠点のお掃除
拠点のお掃除やお片付けを行い、過ごしやすい環境を整える。
<【肉体】系技能>11、もしくは<【感覚】系技能>10の判定に成功する事で、一日の終了時とお休み時に減少する侵蝕率の数値を増加させる事が出来る。
この効果は3回まで重複する(最大-4)。

[メイン] GM : あ、この効果は永続ね

[メイン] GM : ・お手伝い
他のPCに同行し、調査を手伝う。同行したPCが行う判定の達成値に+2する。

[メイン] GM : ・お休み
拠点でだらだらしたり近所で遊んだりする。
侵蝕率が1減少する。

[メイン] GM : 以上です。後でまとめるから、暗記しなくても大丈夫だよ

[メイン] 新樫 恵梨佳 : 恵梨佳はPCの誰かひとりに同行させる事が出来ます(お手伝い要員)。

[メイン] 新樫 恵梨佳 : ではこんな所かな!という訳で……

[メイン] GM : 「1日目」の開始です!皆さま侵蝕率を増加させてください

[メイン] 幸谷 駿 : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] 甲府 衛 : 1d10+40 侵蝕 (1D10+40) > 10[10]+40 > 50

[メイン] system : [ 幸谷 駿 ] 侵蝕率 : 46 → 51

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] 侵蝕率 : 40 → 50

[メイン] 向日 葵 : 1d10+3+44 (1D10+3+44) > 2[2]+3+44 > 49

[メイン] system : [ 向日 葵 ] 浸食率 : 44 → 49

[メイン] system : [ 幸谷 駿 ] 侵蝕率 : 51 → 54

[メイン] 三井 賢太 : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] 三井 賢太 : これにプラス3?かな

[メイン] GM : ですね!一律でどうぞ

[メイン] system : [ 三井 賢太 ] 侵食率 : 40 → 44

[メイン] system : [ 甲府 衛 ] 侵蝕率 : 50 → 53

[メイン] 向日 葵 : 感覚系技能って射撃でもいいの?

[メイン] 三井 賢太 : 射撃で掃除って…?

[メイン] 甲府 衛 : ゴキ撃破とか

[メイン] GM : まあ、なんかこう、説明できそうなら大体OKとします

[メイン] GM : さて、それでは各々行動宣言をどうぞ。必要なら相談もどんどんしてください

[メイン] 甲府 衛 : PC PC NPCで掃除3回分の効果って得られます?

[メイン] GM : NPCは原則として行動の権利を持ちません。他PCのお手伝いが出来るだけです(単独行動できるとシーン処理がメンドウになるから)

[メイン] 三井 賢太 : 最大効果までもっていくなら3人割かないといけないと

[メイン] GM : すぐにやるならそうですね

[メイン] 甲府 衛 : となると 掃除 掃除 掃除(NPC補助アリ) 探索がベスト?

[メイン] 幸谷 駿 : 残り二人は壊滅的なので別のこと(それか手伝い)がいいと思います

[メイン] GM : 家事出来ないボーイズ

[メイン] 向日 葵 : 難しそうなら二日に分けても全然いいと思うけどね

[メイン] 幸谷 駿 : 手伝い込みなら届くか…?

[メイン] 三井 賢太 : お手伝いを掃除に回して保険とか…

[メイン] 三井 賢太 : あっ、でもお手伝いって調査限定…?

[メイン] 幸谷 駿 : 手伝い×2ならいけるはず?だけどそこまでするかって感じですね

[メイン] GM : あ、掃除のお手伝いももちろんいいですよ

[メイン] 甲府 衛 : 期待値考えたらワイと葵ちゃんはソロで掃除ほぼ確定かな

[メイン] 幸谷 駿 : あとは外部でいいかなと

[メイン] 三井 賢太 : 調査の場合、4か所のうちどれがいいんでしょうか…最終的には全部回る気もしますが

[メイン] 甲府 衛 : 危険性の少ない場所、具体的に言えば拠点、港、海岸辺りじゃないかな

[メイン] GM : あ、拠点は調査対象に含みません。言い忘れてました

[メイン] 甲府 衛 : 少なくとも森はフルメンバーでいきたいよね

[メイン] 幸谷 駿 : (調査に回っていいなら)ワイは海岸に行くつもりです

[メイン] GM : 他の方はどうします?

[メイン] 甲府 衛 : 掃除かな

[メイン] 向日 葵 : 掃除だね

[メイン] 三井 賢太 : 掃除できない、調査
新樫さんはどうしましょ、誰に回すか

[メイン] 甲府 衛 : 三井君どこ調査するん?

[メイン] 幸谷 駿 : 二回目以降なら難しい所に回せば良いけど一度目はよく分からないしどこでもいいかな……?

[メイン] 向日 葵 : 調査組のどっちかだね

[メイン] 三井 賢太 : 港で、町や森よりかは…

[メイン] 甲府 衛 : 調査組のどっちかよね

[メイン] 幸谷 駿 : ダイスで決めますか?(思考放棄)

[メイン] GM : 恵梨佳の判断に任せることも出来ますが、最終手段で

[メイン] 幸谷 駿 : choice[海岸,港] (choice[海岸,港]) > 海岸

[メイン] 幸谷 駿 : 海岸に1票

[メイン] 向日 葵 : じゃあ海岸に行ってもろて

[メイン] 甲府 衛 : 海岸の方が直接何かの力が働いてそうやしな

[メイン] GM : では、決まったかな?

[メイン] 幸谷 駿 : かな

[メイン] GM : 駿→海岸
葵→掃除
賢太→港
衛→掃除
恵梨佳→駿の手伝い

[メイン] GM : ではこのように

[メイン] GM : では、そうですねぇ。拠点のシーンから処理しますね

[メイン] GM : 葵さんと衛さんは、調査に向かった他の仲間を待ちながら家屋の掃除をすることにしました

[メイン] GM : 五人と一匹で生活するには十分な広さの家ですが、随分使われていないのか、かなりのホコリや汚れが積もっている部屋が多いです

[メイン] GM : 最低限、手洗いや浴室、台所と言った水回りの掃除はしたほうがよいでしょう

[メイン] GM : では、お二人はどうするかな?

[メイン] 甲府 衛 : 力仕事寄りの単純作業やるかな

[メイン] 甲府 衛 : イージー《十徳指》でボーナスとかもらえませんかね

[メイン] GM : 《十徳指》ですか。ちょっと待ってね

[メイン] 甲府 衛 : はーい

[メイン] GM : 指先を工具の様に変化させる……ふーむ、では壊れかけの照明周りなどの点検に使えそうという事で、達成値に1点のボーナスを差し上げましょう

[メイン] GM : あと、やらないかもしれないけど<知識:機械工学>で代用判定しても良いとするよ

[メイン] 三井 賢太 : トイレのトラブルでも安心して任せられる、便利な指ねぇ

[メイン] 甲府 衛 : 代用なしで《白兵》で、家具の配置やゴミ捨て、破損個所の補修辺りでやりましょうか

[メイン] 向日 葵 : こっちは射撃を使いたいので、浴槽とか、シンクなどの木製じゃなさそうな所にある埃・汚れを太陽光レーザーで焼き払います

[メイン] GM : 無茶するなぁ!いいでしょう。では、衛さんから判定どうぞ

[メイン] 甲府 衛 : 8dx+5+1>=11 白兵+ボーナス1 (8DX10+6>=11) > 9[1,2,3,3,3,3,4,9]+6 > 15 > 成功

[メイン] GM : では、衛さんは屋内にあった家具を適宜動かしたり、不要なものをよけたり、使えそうなものを修理したり……

[メイン] GM : そうこうして、いくらか生活に適した空間がつくられました。なんとなく、人が住んでいる雰囲気も出てきた気がしますね

[メイン] GM : では葵さんは水回りだったかな?判定どうぞ!

[メイン] 向日 葵 : 6dx+7>=10 (6DX10+7>=10) > 9[1,2,4,4,8,9]+7 > 16 > 成功

[メイン] GM : 成功ですね!

[メイン] GM : では、葵さんは水回りの汚れを中心に、清潔が保たれるよう掃除をしました

[メイン] GM : お風呂も!

[メイン] GM : あと、台所も

[メイン] GM : お二人が熱心に掃除をしていると、いつの間にか日が傾いていますね

[メイン] GM : 調査を終えて帰って来た皆も、幾分リラックスして休める事でしょう。と、いうことで

[メイン] GM : 拠点レベルが1から3に上昇しました。これで、就寝時とお休み時に減少する侵蝕率は「3ポイント」になりました!

[メイン] 幸谷 駿 : これで1日あたり1d10か

[メイン] 向日 葵 : やったね

[メイン] 幸谷 駿 : やったぁ

[メイン] 三井 賢太 : おそうじ組に負けないくらいの成果を持ち帰らねば

[メイン] 甲府 衛 : 「適材適所とは言え、任務中に掃除で1日潰す事になるとは思いませんでしたね。」

[メイン] 甲府 衛 : 「もう日が傾いてきました。調査組も成果があるといいのですが……。」

[メイン] 向日 葵 : 「私もお掃除頑張ったよー。水回りキレイになったから、これで安心して生活出来るね」

[メイン] 向日 葵 : こっちはこれで終わりかな

[メイン] 甲府 衛 : せやな

[メイン] GM : では次は港のシーンとします

[メイン] GM : 三井さんは、港へ調査に来ています。ところで、コロちゃんはいっしょかな?

[メイン] 三井 賢太 : 船だ船だ(キャッキャッ)

[メイン] 三井 賢太 : どこでもいっしょ!
人に世話任せちゃいかんかなって…

[メイン] コロちゃん : では、コロちゃんも三井さんに着いてきています

[メイン] 三井 賢太 : 「この島の本来の玄関口といったところか。利用するかはともかく、把握くらいはしておくか…。」

[メイン] 三井 賢太 : 様子はどんなものでしょ、連絡船はしばらくないとのことでしたが

[メイン] GM : 港は、人の姿はあまり見えませんね。海鳥がぼんやりと護岸を歩いているばかりです

[メイン] 三井 賢太 : 今日の夕飯来たな…

[メイン] 三井 賢太 : 「自給自足という話だが…ふむ、既に漁にでているのか?人も船も見当たらん。せいぜい鳥がいる程度か。」

[メイン] 愛想いいおばさん : では、三井さんが辺りの様子をうかがっていると、一人の女性が近づいてきます

[メイン] 愛想いいおばさん : 「あらあなた、どうしたの?何かお困り?」

[メイン] 三井 賢太 : 見た目からしておかしいのによく来るな!うーん、これはいい人!

[メイン] 三井 賢太 : 「実にちょうどいい、情報を引き出せる人間を探していてな。貴様の知っていることを話して見せろ。」
イージーエフェクト!ドクタードリトルでこう…翻訳します!丁寧な言葉に!

[メイン] GM : 本当は翻訳いらないのに悲しい……

[メイン] 三井 賢太 : 態度がね…

[メイン] 愛想いいおばさん : 「あらぁ、調べもの?そうよね、あなた、浜辺に打ち上げられてた人たちの一人でしょう?色々気になる事もあるわよねぇ」

[メイン] 愛想いいおばさん : 「でも、そうねぇ……ここの事なら、ダンナ達の方が詳しいけど……今はいないのよ」

[メイン] 愛想いいおばさん : 「みんな朝から漁に出ちゃっててねぇ。水揚げが1時だから、お昼までは帰ってこないわねぇ」

[メイン] 三井 賢太 : 「(船自体は動くと…いや、それも『領域』の範囲内までだろう。こいつらが逃げ出さず、生活を維持できる程度の…)」

[メイン] 三井 賢太 : 「ならば戻るまで待たせてもらおうか…情報源はあればあるほどいい。どうせ今戻ろうが俺の居場所はないだろうしな…(おうちの掃除めんどくさそう)」

[メイン] 愛想いいおばさん : 「そうねぇ、それがいいと思うわ……ワンちゃんもそう思うわよね?」

[メイン] 愛想いいおばさん : そういって、おばさんはしゃがんでコロちゃんを撫でます

[メイン] 三井 賢太 : 記憶の干渉ってどんなもんなんやろ…旦那云々もお互いほんとは見知らぬ人だったり…

[メイン] GM : 分かりませんね……見てる分には非常に自然ですが……

[メイン] コロちゃん : コロちゃんはおとなしくおばさんに撫でられています

[メイン] 愛想いいおばさん : 「かわいいわねぇ、この子。とってもおとなしいし……気立てがいいのね」

[メイン] 三井 賢太 : 「ふっ、当然だ…何せこいつは俺と長年連れ添ったまさに右腕とも呼べる存在…」

[メイン] 三井 賢太 : 「そう、かけがえのない…」
既に亡くなっているという事実にちょっと悲しくなる

[メイン] 愛想いいおばさん : 「アラ、嫌だわあたしったら、断りもなく触っちゃってごめんなさいね」

[メイン] 愛想いいおばさん : 「でも……この子、ちょっと暑いみたいね、このお天気じゃ無理も無いけど」

[メイン] GM : 気温は30℃ほどはあるでしょうか。まさに真夏です

[メイン] 三井 賢太 : 「ふむ、『氷炎(フレイザード)』の小僧もつれて来るべきだったか…。ともかく、そういう事なら場所を移すか。」

[メイン] 愛想いいおばさん : 「あっ、それなら!」
おばさんはぽんと手を打ち、三井さんの袖を引っ張ります。

[メイン] 愛想いいおばさん : 「ウチで涼んでいきなさいよ、すぐ近くだから。ダンナ達を待つんでしょう?遠慮しなくていいのよ」

[メイン] 三井 賢太 : 「『ケルベロス』の為に居城を明け渡すか…ククク、いい心がけだ…。」
助かります!ありがとうございます!

[メイン] おっとりしたおじさん :

[メイン] 愛想いいおばさん : 「いいのよぉ、私も素敵な話し相手が出来て退屈しないし。でもダンナに怒られちゃうわねぇ、仕事中に男の方を連れ込むなんて、オホホ……」

[メイン] GM : では、三井さんはおばさん特有の勢いに押し切られるように家に案内され……

[メイン] GM : あれよあれよという間に話が進み、気が付けばお昼ご飯をご馳走になっていました

[メイン] 三井 賢太 : えっえっ

[メイン] 愛想いいおばさん : 「ウチ、ちょっとした食堂みたいなこともやっててねぇ、といっても食べに来るのはみんな近所の知り合いだけど。はい、召し上がれ」

[メイン] 愛想いいおばさん : されるがままでテーブルにつかされた三井さんのまえに、沢山のお皿が並びます

[メイン] 三井 賢太 : 「【こんなに御世話になってすいません、島民の方には本当何から何まで…】」
変換で乗り切ろ…

[メイン] 愛想いいおばさん : 「いいのよぉこれくらい!それよりどう、美味しい?ダンナったら私の料理なんてもう飽きるほど食べてるから、うまいともマズいとも言わないし作り甲斐が無いったら」

[メイン] 三井 賢太 : 食べて大丈夫なんか…?

[メイン] GM : 深読みさせる意味もないので言っておきますが、その辺は大丈夫です

[メイン] 三井 賢太 : 任務で来てるとはいえご好意は断り切れない
パクパクですわ!

[メイン] GM : いかにも家庭の味、という感じですね。かつて親戚や、祖父母の家で食べたような懐かしさを覚える事でしょう。十分においしいです。

[メイン] GM : 特に魚介の鮮度がいいのか、自分が普段食べているそれよりもずっと美味しく感じます

[メイン] 三井 賢太 : 「【とても美味しいです、港町だから特に魚が…。都会のとは質が全然違いますね!】」

[メイン] 三井 賢太 : 「【今度は仲間も一緒につれて来て食べたいな…なんて!】」
情報聞いたらもう来ない気がするけど

[メイン] 愛想いいおばさん : 「あらまぁ、嬉しいわねぇ!おかわりもあるからどんどんどうぞ!」

[メイン] 愛想いいおばさん : そうして、三井さんは勧められるがままにごはんをたっぷり堪能しました

[メイン] 三井 賢太 : ここまで成果、無し!

[メイン] 愛想いいおばさん : では、三井さんが食事を終え、デザートに果物も頂き、まったりとしていると……港の方が騒がしくなってきました

[メイン] 愛想いいおばさん : 「あら、もうそんな時間かしら?ダンナ達、帰って来たみたいよ」

[メイン] 三井 賢太 : 何を聞こうかいまいち考えてないけど、なるようになれっ

[メイン] 愛想いいおばさん : では、三井さんは「またいつでも来てね」と暖かい言葉で送り出され、港に向かいました

[メイン] GM : 港には漁船が何艘か帰ってきており、午前中とは打って変わって非常に活気づいています

[メイン] GM : 船から網や籠が取り出され、獲れたての魚が陸に揚げられています

[メイン] 三井 賢太 : 「大した賑わいだ。まるでここが無人島ではないかのような…ふん、どういう『偽装(トリック)』か暴いてやろうではないか…。『夢幻(ソラリス)』の俺と騙し合いで勝てると思うなよ…。」

[メイン] 漁師のおじさん : では、三井さんが思案しながら様子を見ていると、忙しそうに水揚げの指示を出していた男性が気付いてこちらに近づいてきます

[メイン] 漁師のおじさん : 「おう!どうした兄ちゃん!なんか用かい!」

[メイン] 三井 賢太 : 「【こんにちは、私はこの島の調査できたものですか…この辺のことに詳しい人を探していた所、漁師の方に聞くといいとご婦人に勧められて…】」

[メイン] 漁師のおじさん : 「なるほど、調べもんかい!いいぜ、何でも聞いてくれ……と、言いたいとこだけどなァ」

[メイン] 漁師のおじさん : おじさんは水揚げを続けている他の漁師さん達の方を見ます

[メイン] 漁師のおじさん : 「見ての通り、今ァ忙しいのよ。早く片付けば話も出来ンだけど……」

[メイン] 三井 賢太 : 「【そういうことなら…もしよければ自分にお手伝いさせてもらえませんか?実際に船や作業に触れてみることで得られるものがありそうですし…】」
たぶん力があーだこーだ言ってる

[メイン] 漁師のおじさん : 「おっ、そりゃ願ってもねェや!そんじゃ、悪ィけどちっと手伝ってくんな!」

[メイン] GM : という訳で、情報収集のために魚の水揚げを手伝う事になります!

[メイン] 三井 賢太 : 肉体判定は嫌だ…!肉体判定は嫌だ…!!

[メイン] GM : これがこのシーンの判定になる訳ですが……要求技能は!

[メイン] GM : <【肉体】系技能>6です!

[メイン] 三井 賢太 : ハイ負け

[メイン] 甲府 衛 : まあまあいけそうやん

[メイン] GM : ただし!ただしですよ

[メイン] 幸谷 駿 : 諦めないで

[メイン] GM : PLが提案する技能が妥当だとGMが判断すれば、代用も可能です!

[メイン] GM : という訳で、三井さんは次のセッションまでによく考えておいてください!

[メイン] 三井 賢太 : はい…

[メイン] GM : では、時間も押してるので今日はこの辺で!次回は……27日かな?衛さんと葵さん、当日のご都合はどういった感じでしょうか

[メイン] 向日 葵 : 月曜日かな、だとすると22:30以降でオナシャス

[メイン] 甲府 衛 : こっちは22:00以降でおっけー

[メイン] 向日 葵 : 伝助△は全部22:30~可能と思っていただければ…

[メイン] GM : では、次回は12/27、22:30~という事で!皆さまお疲れ様でした!

[メイン] 幸谷 駿 : お疲れ様でした!

[メイン] 甲府 衛 : おつやでー

[メイン] 三井 賢太 : お疲れさまでした

[メイン] 向日 葵 : お疲れ様でしたー

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最終更新:2022年01月26日 19:02