グランマ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

『バーバ・ヤーガ（魔女）』と呼ばれ、世の中を一変させる魔法のような発明を次々成し遂げた先々代イルディリム設計局長。スイープトウショウの祖母。未登場。
核開発は勿論、核技術を獲得するために旧ウマエト連邦に提供した農業技術の研究で活躍した。（テレグラフより）
同世代のサクラバクシンオーと共にウマムスタン国家要塞計画（24.5-122）を進め、国家継続機構『ヒュドラシステム』を作り上げ（21-78,132-193）、電磁気加速装置の研究で大きな役割を果たした（80-121,149-43）。

第六代カガンと側近の失踪に纏わるアーティファクトの存在から、極秘にサイコトロニクス技術の開発に着手し、アーティファクトと同様の機能を持つ遺物や遺跡の捜索のため、イルディリム設計局パカンダ支部を設立した（39-36）。
最終的に冷戦中、サイコトロニクス技術の開発に成功（63-10）。その中で歴代カガンの特異性に気づき「異能生存体」と定義した（29-95）。

主な身分

• イルディリム設計局　局長（第七代カガン期-第八代カガン期）

作中の動向

...

自分を尊敬する孫の口から過去の業績について語られる場面で過去の人物として初登場(19-167)。
以降、『ヒュドラシステム』や覚醒者に関する基礎研究について語られる場面で度々名前が登場した。

（132-193）で冷戦中の『ヒュドラシステム』開発秘話の中で僅かな出番ながら本人として初登場。
どうやら孫と似た口調の人物のようである。

業績

...

• 後の黒土再生計画に繋がる数々の農業分野での研究（19-174）。（細菌などの分子生物学分野（1-129））
• 核兵器開発計画再開後にウマエトから提供された技術（インプロージョン形式）をもとに1968年に核兵器開発に成功（チャックマク設計局との共同研究）（19-174,21-78）。
  • 高濃縮ウランを用いたガンバレル型原爆の試作は1965年以前に行っていた模様（60-11）。
• サイコトロニクス技術の研究・開発（39-31~36,44-44,50-86~89,63-10）。
• 歴代カガンの特異体質に着目した『異能生存体』の提唱（29-95）。
• ウマムスタン企業がそれぞれ独自に行っていた災害時のリスク分散システムを統合整備し、国家継続機構『ヒュドラシステム』を構築。（サクラバクシンオー、ナリタブライアンとの共同事業）（21-78,132-193）
• イルディリム設計局パカンダ支部を設立（39-36）
• 電磁気加速装置に関する研究に参加（おそらくは研究中に死亡？）（80-121,149-43）

作中人物との関係

スイープトウショウ

孫。
幼いころに数々の『魔法』を彼女に披露したらしい（19-174）。

サクラバクシンオー

同世代の国防大臣。チャックマク設計局長でもあった。
核兵器の開発や『ヒュドラシステム』の構築など、共同で多くのことを成した（21-78）。

ライスシャワー

新ウマエトの農学者。
自らの研究成果を再評価して黒土再生計画を立案・主導した（19-174）。

カレンチャン

イルディリム設計局パカンダ支部長
パカンダ支部長赴任の際に、支部設立の裏事情を知った（39-31~36）。

ダンスインザダーク

第九代カガン。
『異能生存体』の特異性を利用し、国内マフィアを壊滅させた（29-80~98）。