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アリバイトリック分類

基本分類

  • 死亡推定時刻を誤認させる
    • 殺害後に体温を細工する
    • 犯行現場が異なる (死体を移動させる)
    • 消化物を細工する

有栖川有栖のアリバイ講義

分類 項目
1. 証人に悪意がある 証人がウソをついている 証人が共犯
証人にとって都合の悪い事実がある
2. 証人が錯覚している a. 時間を錯覚 時計を細工した
日にちを勘違いさせる
曜日を間違わせる
b. 場所を錯覚 犯人と一緒にいる場所を間違わせる
匂い、照明、場所を象徴するものを偽装して勘違いさせる
c. 人物を錯覚 替え玉
3. 犯行現場に錯誤がある 死体移動 死体移動トリックで犯行現場を移動させた
4. 証拠物件が偽造されている 写真 写真トリック (撮影時間を偽装)
5. 犯行推定時刻に錯誤がある a. 実際よりも早い 殺害した後、生存を偽装する
b. 実際よりも遅い 殺害を偽装した後、殺害する
A. 医学的トリック 死体を冷やす、熱する。ホットカーペットで死体を温めたなど
胃の消化物を加工する
B. 非医学的トリック 医学トリック以外による偽装
6. ルートに盲点がある 隠されたルート 意外なルートでショートカットした
高速移動の道具を利用 歩かずにパラシュートで移動
凍った湖をスケートシューズでショートカット
7. 遠隔殺人 a. 機械的トリック 時限装置で発射される拳銃
時限発火装置
b. 心理的トリック 催眠術で危険な行為をさせる
8. 誘導自殺 行動の操作 精神的なショックで自殺させる
酸欠で窓を開けたときに転落死
9. アリバイがあると読者に思い込ませる
最終更新:2024年09月29日 14:35